【2022年最新】人気の間取り10選|愛知の住宅会社が実例を元に紹介

開放的なLDK

 

建物の坪数や家族構成が同じでも、時代によって人気な間取りは大きく変わります。

特にここ数年は、マイホームで過ごす時間や人々の暮らし方にも大きな変化が訪れましたよね。

そのため、2022年はおうち時間を有効的かつ楽しんで過ごせるような間取りが多く採用されています。

いま人気のある間取りについて、愛知の住宅会社のリアルな声と実例を元にお届けします。

 

<コラムのポイント>

  • ・2022年に人気な間取りを紹介します。
  • ・実例や使い勝手を確認しながら自分にとって必要な間取りを考えてみましょう。


【2022年】人気のある間取り10選を実例と合わせて紹介

2022年に多く採用されている間取り10選を、施工事例と合わせて紹介します。

 

①回遊動線が魅力的な「フラット対面キッチン」

ステンレスのアイランドキッチン

 

天板がフラットな対面キッチンが人気です。

家族とのコミュニケーションが取りやすく、開放感のある空間にできる点が、人気の理由として挙げられます。

また、キッチンの両サイドからアクセスできる、アイランド型も人気が高いです。

さまざまな空間からキッチンへ行き来できるため、家事を効率的に行うことができます。

 

こちらの事例のように、アイランドキッチンとダイニングを横並びにする方も多いです。

アイランドキッチン

 

キッチン・ダイニングが横並びの間取りは配膳が楽という理由で、数年前から根強い人気があります。

上の画像のアイランドキッチンなら、リビング側からもキッチンに行けるため、動線の良いLDKを作ることが可能です。

 

 

②「大きな窓」と「吹き抜け」で縦方向に広がる空間

大きな吹き抜けがある家

 

家に明るさや開放感を出すために、吹き抜けと大きな窓の組み合わせる間取りも大変人気があります。

上の画像では、LDKの上全体を吹き抜けにして、2階の高さに大きな窓を採用しました。

高い位置の窓は、明るい日差しを取り込むだけでなく、外からの目線も気になりにくい空間が作れるためおすすめです。

 

玄関に吹き抜けを採用したいという声も多くありました。

玄関の吹き抜け

 

玄関に窓が取れない場合でも、吹き抜けを作って大きな窓をつけることで、明るい玄関にすることが可能です。

また、コンパクトな玄関でも、大きな窓や吹き抜けがあると畳数以上の広さを感じます。

玄関は帰宅時して最初に目に入りますし、来客も必ず見る空間のため、開放的かつ高級感ある空間に仕上げましょう。

 

 

③生活感が隠せる広々とした「パントリー」

大容量のパントリー

生活感が隠せる扉付きのパントリーも人気です。

上の画像のようにパントリー内に造作の棚をつけることで、後から収納棚を買い足す必要がありません。

棚の高さを自由に変えられる可動棚を選べば、収納するものに合わせてカスタマイズできます。

 

パントリーを付けるなら、配置にもこだわることが大切です。

キッチンダイニングと横並びのパントリー

買い出しから帰宅したときに食品をすぐにしまえる位置や、ダイニング・キッチンの近くに配置すると便利です。

こちらの事例では頻繁に使う食材用に、キッチンのカップボード横にもミニパントリーを採用しました。

白い扉を付けているため圧迫感がなく、生活感を隠すこともできます。

 

生活スタイルに合わせて広さや位置を決めながら、最適なパントリーを作りましょう。

 

 

 

④独立した「洗面所・脱衣所・ランドリールーム」

独立した洗面台

洗面所・脱衣所・ランドリールームをそれぞれ独立させた間取りも人気があります。

上の画像は、玄関のすぐ近くに造作洗面台を採用した事例です。

朝の準備だけでなく、帰宅時にもすぐに手洗いができるようにしています。

廊下やホールの一部に洗面台を付ければ窮屈感もなく、坪数の削減にもつながるためおすすめです。

 

脱衣所とランドリールームは横並びに配置すると便利です。

脱衣所とランドリールーム

こちらの事例では、ランドリールームに洗濯機を配置し、洗濯後にすぐ干せるようにしました。

アイロンをかけたり服を畳んだりするためのカウンターや、良く着る服を収納できるように棚をつけています。

 

家族が洗面台や浴室を使うタイミング、洗濯物を干す場所などを考えながら適した配置・広さを考えてみてくださいね。

 

 

 

⑤家族の洋服をまとめてしまえる「ファミリークローゼット」

ファミリークローゼット

 

家族の洋服をまとめて収納できるファミリークローゼットも人気が高いです。

それぞれの部屋に洋服をしまったり、子供の服を選びに行く手間が省けるため、家事の時短になる間取りと言えるでしょう。

上の画像のように引き出しや棚などの収納ユニットを作り込むことで、後から収納ケースを買い足す手間を省くことができます。

逆に、家族の成長に合わせて収納を変えたいなら、パイプだけを施工して収納棚は購入した方が使い勝手が良いです。

 

洗濯物を外干しするなら、ファミリークローゼットから外へ出入りできるようにすると動線を短くできます。

勝手口のあるファミリークローゼット

 

取り込んだ洗濯物をそのままファミリークローゼットにしまうことができて便利です。

室内干しをする家庭なら、ランドリールームと横並びでファミリークローゼットを配置することをおすすめします。

 

 

⑥テレワークに集中できる「ワークスペース」

個室の書斎

 

2022年は「テレワーク」が定着してきたため、ワークスペースを自宅に取り入れる方も多いです。

週のほとんどがテレワークの方やweb会議が多い方などは、ゆとりある広さの個室タイプをおすすめします。

扉がついていれば集中して仕事を進められますし、子供やペットに仕事道具をいたずらされる心配もありません。

上の画像のように手元に窓をつけることで、日中は電気を点けずに仕事をすることができます。

 

テレワークの頻度が少ないなら、オープンスタイルもおすすめです。

階段下のワークスペース

 

LDKの一部にワークスペースを取り入れれば、子供の勉強スペースとしても活用することができます。

また、仕事をしながら子供の様子がわかるため、小さなお子様がいる家庭にも向いている間取りでしょう。

上の画像は、階段下スペースと廊下の一部を使い、省スペースにワークスペースを取り入れた事例です。

 

他の空間の広さとの優先順位を考えながら、仕事がしやすい広さ・配置のワークスペースを取り入れてくださいね。

コンセントや明るい照明など、仕事に必要な設備も忘れずに採用しましょう。

 

 

⑦お家時間を楽しめる「趣味スペース」や「アウトドアリビング」

趣味スペース

 

家で過ごすことが増えた現在は、おうち時間を楽しめるような空間を作る家庭も多いです。

上の画像は、趣味の楽器スペースを作った事例です。

家族で共通の趣味があるなら、広めの空間を採用しても良いでしょう。

 

こちらの家ではキッチンカウンターを採用し、夜の晩酌を楽しめるようにしました。

バーカウンターのようなキッチン

 

ステンレスの天板やデザイン性の高い照明を採用し、バーカウンターのような雰囲気に仕上げました。

お酒を楽しみながらゆっくりとくつろげる大人な空間です。

 

土間に趣味スペースを作る方もいます。

土間の趣味スペース

 

土間はアウトドア用品などの床が汚れやすい物も置いておけますし、DIYなどもしやすいです。

車やバイクが好きならビルトインガレージを作って、家の中で手入れができる環境を作っても良いでしょう。

 

キャンプやバーベキューなど、屋外でおうち時間を楽しみたいなら、アウトドアリビングがおすすめです。

アウトドアリビング

 

リビング横にバルコニーやデッキを配置することで、広々とした「第二のリビング」が完成します。

キッチンとの距離も近づけることで食材の配膳なども楽になるため、間取りづくりの際は意識してみてくださいね。

 

 

⑧開放感あふれる「ハイドア」と「ハイサッシ」があるLDK

ハイドアとハイサッシのリビング

 

コンパクトな空間や吹き抜けのない部屋でも、ハイサッシやハイドアを採用することで、開放感を出すことができます。

上の画像ような、白いハイドアは壁とも馴染むスタイリッシュなデザインのため圧迫感が出ません。

また、天井高に合わせて大きなサッシを付ければ、多くの光を取り込むことができるため明るい空間になります。

天井高が変えられないときは、高さのあるサッシやドアを採用して、縦方向に目線が広がる工夫をしてみてくださいね。

 

天井高が変えられるなら、折り上げ天井とハイサッシを組み合わせる方法もおすすめです。

ハイサッシ

 

折り上げ天井と通常の天井高の間に間接照明を取り入れることで、おしゃれなデザインに仕上がります。

開放感を出したいなら、床から天井までの高さがある掃き出し窓のハイサッシを取り入れましょう。

ポイントは、床とウッドデッキをフラットにつなげて、家の中と外の境界を曖昧に見せることです。

こちらの事例では、木目天井も室内外で統一させているため、より外とのつながりのある空間に仕上がっています。

 

 

⑨外からの視線を感じずに過ごせる「中庭」や「コの字型の家」

中庭がある家

 

開放的な家にすると気になるのが外からの目線ですよね。

家で充実した時間を過ごしたいという要望が増えた現在は、庭や室内を目隠しできる間取りに人気が集まっています。

上の画像は建物の2階を「ロの字」にして、中庭を採用した事例です。

中庭で遊んでいても、外からの目線は全く気になりませんよね。

窓にカーテンをつけなくても良いため、開放的な気分でゆったりとくつろぐことができます。

 

こちらは、建物の形状を「コの字」にして、デッキや家の中が見えにくいような間取りにした事例です。

壁で囲まれた家

デッキの正面に壁を立たせて、目隠しをしています。

コの字型の家

外から見ると、大きな掃き出し窓とデッキの約半分を隠すことができています。

日差しを取り込みつつ、外からの目線が気にならないように工夫した間取りです。

 

 

 

⑩「コンパクトな平屋」または「平屋のような暮らしができる2階建て」

三角形のLDK

 

ワンフロアで生活できる平屋は、引き続き人気のある間取りですが、2022年ではコンパクトな平屋にも注目が集まっています。

50~60坪の土地にも建てられる平屋を検討する方や、住宅の価格高騰により坪数を抑えた平屋を希望される方もいます。

家の画像は、変形地に合わせて平屋を建てて三角形のようなLDKを取り入れた事例です。

玄関とリビングの仕切りを壁掛けテレビ用の壁で作り、空間を無駄なく活用した間取りも魅力的です。

 

また、子供部屋だけを2階に配置するなどして、平屋のような生活を送れる「平屋風二階建て」に間取りも人気があります。

1階が広い家

 

1階の床面積が大きい2階建てのため建築費用は割高ですが、家事効率や長い目で見た暮らしを考えるとメリットが多いです。

ワンフロアで家事が完結できたり、階段を上り下りせずに寝室に行けるのは魅力的ですよね。

老後は夫婦で平屋暮らしがしたいという方におすすめの間取りでしょう。

 

 

おわりに

生活に変化に合わせた間取りは、数年前から継続して2022年も人気があります。

テレワークスペースやおうち時間を楽しめる間取りは、象徴的と言えるでしょう。

加えて、住宅の価格高騰により「コンパクトだけど広く感じる家」や「コンパクトな平屋」などの要望も増えています。

自分に合っていると思う間取りは、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

ブルーハウスでは人気の間取りの提案はもちろん、あえて流行りに乗らない間取りのご提案も致します。

なぜなら、人気の間取りがすべてのお客様にマッチした間取りとは限らないからです。

多くの人が採用している間取りよりも、自分の暮らしに合った間取りを取り入れることが、居心地の良いマイホームを作るために大切なことです。

 

ぜひ皆様の生活スタイルや、理想の暮らしをお聞かせください。

お客様一人ひとりに合った間取りをご提案させていただきます。

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