夫婦でテレワークができる間取りづくりのポイント【共働き・二人暮らし向け】ワークスペースのある家実例

防音性の高い書斎

2020年以降、日本ではコロナ禍の影響で自宅でテレワークをする人が増えました。2022年現在も流れは続いており、テレワーク期間が長期化するにつれ、新築ではテレワークスペースや書斎のある家の需要が増え続けています。

共働きのご夫婦なら、現在、夫婦2人とも自宅でテレワークをしている、という方も多いと思います。そこで今回は、「夫婦がそろってテレワークをする」ライフスタイルに着目して、快適な家づくりや間取りのポイントについて、実例を交えながらアイデアをご紹介します。

夫婦がそれぞれストレスなくテレワークができる間取りづくりのポイントや、テレワーク以外にも多用途に使える、無駄のないワークスペースの作り方を紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

<コラムのポイント>

・夫婦がそろってテレワークをするライフスタイルにあった家や間取りづくりのポイントが分かります。

・共働き・二人暮らしで快適にテレワークができる家の建築実例が見られます。

 

 

 

今、夫婦そろって自宅でテレワークする人が増えています

テレワーク用書斎

2021年にリフォーム会社が実施した、20〜30代の既婚男女1,000人を対象にした「夫婦揃ってのテレワークの不満」に関するアンケート調査によると、

  • 夫婦揃ってテレワークをする日がある:303人
  • 夫婦揃ってテレワークをする日がない:607人

と、約3割の方が自宅で夫婦一緒にテレワークをする日があると答えています。

さらに、夫婦揃ってテレワークをする日がある人のうち、約60%が「不満あり」と回答しています。

不満の要因は「環境に不満がある」が35.43%、「相手に不満がある」が25.50%、「不満はない」が39.07%でした。

出典:ゼロリノベ「夫婦揃ってのテレワークの不満」に関するアンケート調査

テレワークに対応した家づくりは、配線の収め方やネットワーク環境の整備など、細かい技術的なポイントも大切ですが、それ以上に、

  • ・みんなが快適な環境になっているか?
  • ・相手にストレスになったりや我慢をさせたりする家になっていないか?

という大きな視点で間取りを考えていくことが大切だと考えさせられる結果です。

 

夫婦でのテレワーク、環境・相手それぞれの不満と有効な対策は?

このように、夫婦で一緒にテレワークをしなければならないケースが増えるにつれ、今のテレワーク環境やお互いに対する不満を感じることも増えていくと予想されます。夫婦そろってのテレワーク中心の生活によって、お互いに何かしらの我慢や辛さを感じたり、関係が悪くなってしまったりするケースもあるようです。

先ほどと同様のアンケート調査で、

・「環境に対する不満」の具体的要因は

「個室がない」「狭い」など、間取りに対する不満の声が圧倒的に多い

・「相手に対する不満」の具体的要因は

「お互いに仕事をしているのに主人が家事をしない」「子どもの面倒を見てくれない」など、家事・育児に関するものが多い

ということが分かりました。

これからの住まいには、単にワークスペースや書斎がある家から一歩進んで、「2人(夫婦)が同時に、ストレスなくテレワークができる家づくりや間取りの工夫」も求められていると考えます。

次に、具体的にできる家づくり・間取りの工夫やアイデアをご紹介します。

 

夫婦でのテレワークが快適になる家づくり・間取りのアイデア

・夫婦それぞれのワークスペースを作る

寝室兼書斎

寝室兼書斎

夫婦そろってのテレワークの不満で多かった「個室が欲しい」「スペースが狭い」という点を解消するためには、夫婦それぞれに専用のテレワーク用個室があるのがベストです。

また、専用部屋を2つ作るとスペースが足りないという場合は、引き戸やふすまで仕切るなどの工夫で、一人一つの専用ワークスペースを作れます。

さらに、片方のワークスペースを寝室や家事室、ユーティリティスペース、ファミリークローゼットなどと兼ねるのもおすすめ。家事の合間にテレワークにすぐに移るなど、ライフスタイルに合わせた使い方ができる間取りにするのがポイントです。

・ワークスペース同士の距離を取る

片方は1階、片方は2階など、ワークスペースを物理的に離した間取りにすると、テレワークに集中しやすくなります。

吹き抜け

1階のリビングが見える階段途中のワークスペース

2か所とも個室にこだわらなくても、片方はリビングの一角や2階の吹き抜けホールなど、それぞれが快適な環境と感じられる場所にするのがおすすめです。

・ワークスペースを防音室・防音仕様にする

防音性の高い書斎

夫婦そろってのテレワークは、お互いの会議や電話の話し声やキーボード音など、ささいな音が気になって集中できないという悩みがある方もいるかもしれません。

・夫婦のライフスタイルや希望を話し合う

アンケートでは「共働きのテレワークなのに、どちらかだけが家事や育児の負担が多い」という不満も多かったですよね。

家づくりは、生活で感じている不満や希望を改めて話し合う良い機会でもあります。テレワークをしながら、家事や育児をどう分担するのか。そのためにできる家づくりの工夫は何か。

不満だから相手を責めるのではなく、問題を解決できる方法がないかを考えれば、お互いにとって今以上に暮らしやすい家づくりができるでしょう。夫婦だけで解決法が分からなければ、住宅会社の担当者や設計士に相談してみましょう。第三者に相談することで、双方の希望を叶えられるような提案が受けられるかもしれません。

・テレワーク以外の使い方も想定しておく

今は夫婦でテレワークをする生活でも、いずれはお互い、またはどちらかが会社勤務に戻る可能性もあります。その時に、ワークスペースが無駄なスペースになってしまうのはもったいないですよね。

例えば、今の仕事のためだけに書類・事務用品が収まるカウンターやパソコン、プリンタなど周辺機器などの収納を緻密に造作するのはとても便利ですが、「それ以外に使えない場所」があると将来、生活が変化したときに使いづらくなることもあります。

クローゼットにも、ワークスペースにも使える部屋

クローゼットにも、ワークスペースにも使える部屋

ワークスペースに設置する壁面収納やカウンター周りは、可能な限り大まかな仕切りや可動式の棚板など、ジャンルを問わずに使えるつくりにしておくと、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できますよ。

ブルーハウスでは、このような時代の変化、夫婦のライフスタイルの変化にも対応した家づくりや間取りを提案・デザインしています。

夫婦でテレワークができる家・間取り実例【注文住宅】

夫婦それぞれが便利に使える隠れ家的ワークスペース

部分共用の二世帯住宅

奥様用のキッチン脇書斎スペース

キッチンの脇には奥様の家事室兼ワークスペースを、リビングの脇には旦那様用の書斎スペースをつくりました。

リビング脇の書斎スペース

旦那様用のリビング脇書斎スペース

それぞれ、視線がぶつからず距離が離れているので、集中してテレワークができます。また、奥様のワークスペースはキッチンと外干し場の間にあり、家事に移りやすい動線上にあります。

子どもを見守る夫婦

それぞれのワークスペースがリビングや和室と隣接しているので、お子さまの見守りもお互いにしやすく、家事や育児の負担が偏るのも防げそうです。

テレワークにもリビング学習にも使える幅広カウンター

夫婦でテレワーク

夫婦二人でも、親子でも一緒に使える幅の広いリビングのデスクコーナーです。正面には光がたっぷり取り込める窓もあり、日中のテレワークも快適です。

たっぷり背面収納のキッチン

ワークスペースはキッチンから直線で移動できます。テレワークと家事や育児を両立しやすい間取りの工夫がされています。

 

まとめ

今回は、家づくりで「夫婦そろってテレワークをする」ライフスタイルに対応する間取りやデザインのポイントについて解説しました。

この数年で働き方が大きく変わったというご夫婦も多いかもしれません。これから家づくりをする方は、テレワークに対応する家づくりの工夫とともに、家族みんなが快適に暮らせる家、将来の変化にも対応できる家を意識すると、良い間取りが作れると思います。

今回ご紹介した間取りの工夫も、ぜひ理想の家づくりにお役立てくださいね。

 

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