愛知県の一戸建て住宅の相場と家づくりの総費用を詳しく解説

愛知県の一戸建て外観

皆さまは、家づくりにかかるお金の内訳を考えたことはありますか?

トータルで2000万円以下、3000万円以下などの漠然とした予算は決定していても、その内訳が何で構成されているかは意外と知らない、という方も多いのではないでしょうか。

住宅会社や工務店による見積書を見て初めて、「この工事にこんなにお金がかかるの?」「この名目にはどんな費用が含まれているのだろう」と、頭の中が「?」でいっぱいになってしまうという人も多いです。

あまりに複雑な記載、逆に項目をまとめすぎて詳細が分からない見積書だと、質問のやりとりに疲れてしまい「おまかせで」と言ってしまいたくなるかもしれません。

ですが、大切な土地購入契約や工事請負契約で曖昧な点を残したまま契約してしまうと、思っていた内容と違う対応や工事が行われて後々トラブルになる可能性も。

知り合いに家を新築した人がいても、詳しいお金の話は中々聞きづらいという人も多いですよね。今回は、愛知県の主要都市の新築一戸建て購入価格の相場と、家づくりにかかるお金の詳細や見積書の見方について解説します。愛知圏内で一戸建てを検討中の人はぜひ参考にしてください。

<コラムのポイント>

・名古屋市・豊橋市など愛知県の主要都市の一戸建て価格相場・平均土地坪単価が分かります。

・注文住宅の総費用の仕組みと、本体工事費・付帯工事費・諸費用の内訳が分かります。

・家づくりの予算の決め方や無理のないローン計画の立て方、愛知県で建てる注文住宅の資金計画セミナーの情報が分かります。

 

 

愛知県主要都市の一戸建て購入価格相場

愛知県主要都市の新築(築1年未満)一戸建ての購入価格相場

初めに、現在の愛知県内の一戸建て新築で人気の都市の、建売、分譲住宅の販売価格の調査結果を紹介します。予算決めなどの参考にしてください。

表1:愛知県の主要都市の新築一戸建て(建売、分譲住宅)購入価格相場(2022年3月31日現在)

都市名 新築一戸建ての購入金額相場 価格帯(最安値~最高値)
名古屋市 3,839.73万円 1,980~16,980万円
豊橋市 2,934.54万円 2,180~4,780万円
岡崎市 3,438.8万円 2,690~6,640万円
一宮市 2,804.3万円 2,040~5,790万円
瀬戸市 2,801.51万円 2,190~4,180万円
春日井市 3,240.53万円 2,390~5,990万円
豊川市 2,680.4万円 2,090~4,598万円
豊田市 3,706.6万円 2,480万円~8,690万円
日進市 4,018.58万円 3,480~7,480万円
長久手市 4,675.63万円 3,890~6,480万円

参照:愛知県の一戸建て価格相場(アットホーム、2022年3月31日現在)

主要市町村の宅地価格

今紹介した新築一戸建ての購入価格は、「土地+建物」の費用の合計です。

建売、分譲住宅の場合は、家がすでに建築済みまたは建築進行中のため、土地と建物の購入契約を同時に行いますが、自分で土地を用意して建築会社を選んで家を建てる注文住宅の場合は、土地の販売者との購入契約と、施工業者との工事請負契約を別々に結びます。

 

そのため、土地なしの状態から注文住宅を建てるなら、まずは希望するエリアでの土地選びが非常に重要になってきます。

愛知県の主要都市の土地価格の相場を紹介します。住宅用の土地を購入する際の参考にしてください。

表2:愛知県の主要都市の土地価格相場(2022年3月31日現在)

都市名 平均土地価格
名古屋市 77.1万円/坪
豊橋市 27.8
岡崎市 38.5
一宮市 24.5
瀬戸市 19.9
春日井市 36.1
豊川市 24.1
豊田市 40.7
日進市 40.3
長久手市 61.2

参照:愛知県の土地価格相場情報(スーモ:2022年3月31日現在)

※住居専用の用途地域(商業地域や工業地域など)も含めた土地価格を元にした情報です。

 

一戸建ての費用は「本体価格」で比較検討してもよい?

眺望のよい立地の平屋

ところで、各種住宅系ポータルサイトなどに掲載されている新築住宅の価格は、注文住宅の場合は、商品に対して「参考価格」として坪単価の予想範囲、または実際に建てた事例で、建築にかかった「本体価格」などが記載されています。

注文住宅の会社を費用で比較する際、この「参考価格」「本体価格」だけで比較するのはあまり現実的ではありません。

土地を用意して好きな建築会社で建てる注文住宅の場合は、参考坪単価や本体価格として記載されている建物の建築費(本体工事費)の他に、「土地にかかる費用(貸借費用や購入費用)」と「設計料」「別途工事費」「諸経費」も必要だからです。

同じ仕様でも、本体価格に含まれる範囲が会社によって異なる場合もあるので、注文住宅の場合は、住宅会社とプランの話し合いを進め、積算見積もりが出て初めて費用の比較ができます

建売住宅の場合は、土地と建物の金額の合計が「販売価格」として記載されています。既に工事が終わっているので工事費ではなく土地と建物の価格ということになりますが、手付金や印紙税、登録免許税、ローンに関連する費用など、様々な「諸費用」が必要になります。

家づくりの費用は、本体価格や販売価格だけでなく、付帯工事費や諸費用も含めた金額が「総費用」になることに注意しましょう。次の項目で、それぞれの費用について詳しく解説します。

 

 

家づくりにかかる総費用の仕組み:建築工事費と諸経費とは

明るい二階リビング

つまり、一戸建てを建てる、購入する際は、ホームページやカタログに載っている価格だけでは足りないということになります。

土地費用を除いた家の本体工事費と設計料・別途工事費を合わせて建築工事費」、それ以外にかかる費用を「諸経費」と大まかに分けられます。

土地購入費を除いて、建物の費用だけで考えると、注文住宅の場合の本体工事費は家づくりの総費用の75%程度と言われています。残りの25%程は「設計料」「別途工事費」「諸費用」です。

表3:本体工事以外の別途工事費の主な内容(一例)

外構工事費 建物の外まわりの工事。隣地境のフェンスや門扉、植栽などの費用全般。
地盤改良工事費 軟弱地盤の強度を高める工事費。
杭工事費 地中に建物の支えとなる杭を打ち込む工事費
照明器具工事費 各部屋のシーリングライト、ペンダントライトなど照明器具の工事費用。トイレ、浴室の照明は本体工事費に含まれる場合もあるが、会社によって異なる。
カーテン工事費 各部屋のカーテン、ブラインドなどの工事費。カーテンレールやレールボックスなどの費用も含まれる。
空調工事・特殊設備工事費 エアコンなどの冷暖房機器の配管・取り付け工事や床暖房、24H換気システム、太陽光や蓄電システムの設備工事などの費用。
屋外電気工事費・屋外給排水衛生工事費 敷地内の建物外部の門やアプローチ、庭、屋外駐車場などに使用する照明、水道などの設備工事。
引き込み工事費 上下水道や電話、CATV、通信回線などの引き込み工事費。
既存建物の解体費 建て替えの場合に発生。1㎡あたり1~2万円前後が相場。
設計料 建築家、設計士が建物を設計し、図面に表す作業に対して発生する費用。

本体工事費に含まれる範囲は会社ごとに異なる

別途工事費は、住宅メーカーや工務店によっては、この中の一部が本体工事費に含まれていたり、逆にここにない項目が別途工事費に計上されていたりする場合もあります。

自分が依頼するメーカーや工務店の見積もりを見るときは、本体工事の内容と、別途工事に含まれる内容をしっかりと確認することが重要です。

坪単価・本体価格の読み取り方

住宅系のサイトや広告などで、「坪単価」という言葉をよく目にします。

坪単価とは、家を建てる時の1坪(約3.3㎡)あたりの建築費のことで、坪単価に坪数を掛けると家の本体価格(本体工事費)になります

坪単価は

本体価格 ÷ 延べ床面積(建物の床面積の合計=坪数) = 坪単価

で計算できます。

坪単価の算出方法(延べ床面積か施工面積か)によって本体価格は変わる

ところで、先ほどの計算式で使った延べ床面積ですが、ハウスメーカーによっては「施工面積」で割って坪単価を出している場合があります。

施工面積は延べ床面積に似ていますが、玄関ポーチやベランダ、地下室、インナーガレージ、吹き抜けなど、建築基準法で延べ床面積に含まれない部分も含めた面積のことです。

施工面積で本体価格を割ると、延べ床面積で割った時よりも坪単価は安くなります。

つまり、同じ坪単価だと全て同じ本体価格と思いますが、計算に延べ床面積を使うか施工面積を使うかによって、実際の本体価格は変わってくるということです。

 

自分が建てられる家の金額を見極める方法

ガレージのある平屋

現在の収入や家計の支出、貯蓄などから、自分がどれくらいの家を買えるか知りたいという人におすすめなのは、「計画的に貯蓄している、できる金額」から考えることです。

ローンを選ぶ際は主に年収から審査が行われます。しかし、同じ年収の世帯でも家計の支出内訳は大きく違いがあるのではないでしょうか?

住宅は大きな買い物です。ローンの頭金や毎月の返済以外にも、固定資産税や火災保険、地震保険、適宜修理やメンテナンス費などの費用も継続的に必要です。

年収から家計の支出、ローン返済を引いて、それ以外に毎年いくら位貯蓄できるかをシミュレーションすることが大切です。貯蓄を続けられるローン返済額に設定することで家計や暮らしを圧迫せずに余裕を持った返済計画が立てられます。

様々な費用の支払いタイミングを把握しておく

着工前や建築中にもお金は必要

住宅ローンの融資開始日は原則として、建物の引渡し日です。土地を購入して建築家に設計を依頼し、工務店と建物の工事請負契約を結ぶ注文住宅なら、土地の売買契約時の手付金、建築家へ設計申し込み時の着手金、工事中間金、地鎮祭・上棟式の費用など、ローンの融資実行前にも支払いが必要な場面がいくつもあります。

住宅資金は、ローンの頭金と、これらの引き渡し前に必要な諸費用のために自己資金を用意することが必須となります。自己資金の割合は一般的に、少なくとも総費用の20~30%程度を用意することが家計にとって望ましいと言われています。

工事中間金の金額は、工事請負金額の1/4程度が相場ですが、金額によっては自己資金でまかないきれないケースもあります。一部の金融機関では、中間金のための融資(つなぎ融資)を行っているところもありますので、金利や手数料をよく考慮した上で利用するのも手です。

 

まとめ

今回は愛知県の主要な都市の新築一戸建ての価格相場や土地相場をご紹介しました。

これらの相場は常に変動していますので、自分のライフプランや市場の状況を考慮して、ここぞというタイミングで上手に家を建てたいですね。

また、一戸建ての新築や購入には表示されている本体工事以外にも別途工事費や諸経費がかかることは必ず頭に入れておきましょう。詳細な見積もりが出たときに、思わぬ高額でプランが狂ってしまうかもしれません。

いずれにしても、家づくりの打ち合わせでは、遠慮などから不明な点をそのままにしておくと、後々自分が困ることになります。家を建てるハウスメーカーや工務店、設計を行う建築家に、疑問や不安点はすぐに確認するようにしましょう。

 

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