土間のある家の間取りのメリット|20~30坪でおしゃれで便利な土間空間のある家を建てるコツ

土間のある家の間取り実例

近頃、新築住宅で「土間のある家」の間取りが増えています。

ブルーハウスで家を建てた方の中でも、「土間があることで、驚く程家事や子育てなど生活が便利になった!」という声を多くいただきます。

今回は、20坪~30坪前後の土間のある家の建築事例を紹介しながら、注文住宅で土間を間取りに取り入れるメリット・デメリットや、土間のある家の間取りにはどんなパターンがあるのかについて解説します。また、土間をつくるときの工事費用の相場についても簡単にまとめています。

土間を活用して暮らしやすい自分だけの間取りを作りたい方はぜひ参考にしてくださいね。

 

目次

■土間のある家のメリット
 ・収納スペースとして便利
 ・子育て・ペットと暮らす家にもお役立ち
 ・趣味を楽しむ場所として
■土間を取り入れた間取りの種類
■土間のある家のデメリットと対策
 ・床材や工法で費用に差が出る
 ・土間以外のスペースが小さくなる
 ・冬場は足元や空間が冷えやすい
 ・土間ならではのメンテナンスが必要
■ 20~30坪前後の土間のある家の間取り実例
■まとめ

 

■土間のある家のメリット

土間は、現代の住宅で言うと「土足や水濡れOKのスペース」になります。靴を脱ぎ履きする玄関のスペースとは別に、収納や作業のためなど様々な役割を持つ部分を「土間スペース」と呼びます。土間のある家のメリットを簡単にまとめてみます。

 

・収納スペースとして便利

家の中に1つ土間スペースがあると、家の外で使うものを収納する場所としてとても重宝します。

 

  • ・ガレージとして車やバイク、自転車を停めておく場所
  • ・ベビーカーやペットの散歩用品など日常的に外出直前に準備するもの
  • ・キャンプやバーベキュー用品、園芸用品などを収納する場所

 

水に濡れたり土や泥が付くものを家の中に入れるには、事前にしっかりとすすいだり拭いたりする必要があり手間ですよね。土間スペースがあれば、これらの物をまとめて収納できます。

 

・子育て・ペットと暮らす家にもお役立ち

土間リビングの間取り実例

土間スペースは子どもたちやペットの遊び場としても便利で、汚れを気にせずのびのび遊べること、汚れを落としやすいことがメリットです。

 

・趣味を楽しむ場所として

壁面収納と作業台のある土間仕上げの部屋

最近は家具やインテリアをDIYで製作するのが趣味という人も多いですよね。でも、家でDIYをするのは、木のクズなど細かいゴミが出たり、ペンキやスプレーで室内が汚れたりするのが気になる…という人は、作業用スペースとして土間を作るのがおすすめです。

 

■土間を取り入れた間取りの種類

実際に一戸建てで土間空間を間取りに入れる際のパターンをいくつか紹介します。

 

・玄関の下足エリアを広げたタイプ

玄関の脇の土間収納

玄関の隣に土間収納を付ける間取りのパターンです。玄関を拡張して、玄関にクローゼット(シューズクローク)をつくるとイメージすると分かりやすいです。

玄関の土間収納が必要かどうかを見極めるポイントは、まず今の家にある物を分類してみるとです。

注文住宅で新築するなら、ふさわしい場所にちょうど良い大きさの収納をつくりたいですよね。分類すると意外に外関係のものがたくさんあったという人も多く、その場合は玄関に土間収納をつければより効率よく暮らせるようになるでしょう。このように、家の収納の数や広さ、入っているものの種類を一度分類してみるのも理想の間取りのヒントになります。

 

・インナーガレージタイプ

土間仕上げのバイクガレージ内部

バイクガレージのある家

車1台あたり4~6坪程のガレージを家に組み込むインナーガレージも土間空間の1つです。車やバイクを停めておく以外にも、広めの空間を活かしてデスクや収納棚を設置して、ちょっとしたワークスペースのように仕上げるのもおすすめ。

趣味の作業やテレワークなど様々な用途に使えて、家時間を有効に使えます。

 

・納戸のような収納・作業専用部屋

キャンプ用品専用の土間収納

玄関とは別に土間仕上げの部屋を設けるパターンです。キャンプ用品をはじめとしたアウトドアグッズや季節ごとに使う大きな物を収納するのにも最適です。

 

・キッチン・パントリーや勝手口まわり

キッチンは汚れやすい場所なので、土間仕上げにすることでお掃除が楽になります。また、最近ではパントリー~勝手口のエリアを土間仕上げにするパターンも増えています。

野菜など床に汚れが付くものを保存する場所として最適で、買い物から帰って勝手口から入ってそのままパントリーで収納まで終えられるため時短の効果も高いです。ゴミ出しの前のゴミ袋の一時置きや分別ゴミ箱の置き場所としても活用でき、キッチン側の土間はあると便利と感じる人が多いです。

 

・土間リビングは今注目の間取り

リビングやLDKの一部・または全体を土間仕上げにする間取りも今注目されています。WEBや雑誌の住宅事例特集でもよく見かけるようになりましたよね。「リビングが土間だと疲れない?」と思う方もいるかもしれませんが、リビングでの過ごし方によっては、土間が最適というパターンもあります。

例えば、趣味のDIYを汚れを気にせずできるスペースが欲しいけど、そのためだけの部屋を確保するのが難しいなら、リビングの一角を土間にして作業スペースにするというアイデアもありますね。

また、リビングの窓から庭に出ることが多い場合も、外と家の中の「つなぎ」的に窓辺を土間仕上げにすると便利です。

間取り作りをするときは、ライフスタイルによっては土間を居室内に入れる選択肢もある、ということをぜひ思い出してみてください。

 

■土間のある家のデメリットと対策

次に、土間を間取りに取り入れる場合に気をつけたい点について解説します。

 

・床材や工法で費用に差が出る

1口に土間空間といっても、床材に選ぶ素材など仕上げは様々で、場合によっては工事費用が予想以上に高額になってしまうこともあります。

一般的な土間はコンクリートやモルタル、タイル、天然石仕上げがあります。

それぞれのグレードによっても違いはありますが、一般的に材料費は、

天然石>タイル>コンクリート>モルタルの順でモルタルが最も安価です。

面積が広くなるほど、天然石やタイルは材料費でコストアップの割合が多い点は覚えておきましょう。

土間の床材の主な種類

・コンクリート・モルタル

コンクリート仕上げは現在新築住宅もよく見られる仕上げです。セメントに砂と砂利(骨材)、水を混ぜて練り上げた素材で、ガレージやカーポートの床も土間コンクリートが使われます。

モルタルはコンクリートと似ていますが骨材の内砂利が入っていないものをモルタルと呼びます。

コンクリートやモルタルは無機質な印象をデザインとして好む人におすすめで、費用が比較的安価なので取り入れやすいこともメリットです。

コンクリートやモルタルの表面仕上げは骨材を表面に出して独特の質感を出す「洗い出し」や表面をツルツルに仕上げる「金鏝(きんごて)仕上げ」などいくつか種類があります。また、骨材の種類も豊富で豆砂利を骨材にした土間コンクリートは和モダンな雰囲気に仕上がります。

コンクリートをタイルのように加工した「コンクリート平板」もあります。

コンクリートやモルタルはややひび割れが起きやすいこと、施工者によって仕上がりにばらつきがあることがデメリットです。

・タイル仕上げ

タイルは色柄が豊富で内装・外装デザインに合わせて選べるメリットがあります。大判でモノトーンやダークグレー、大理石調のタイルならモダンで高級感のある仕上がりに、レンガのような色合いなら温かみのある南欧風など、家のテイストに合わせたデザインを取り入れられます。

また、表面が滑りにくい、汚れが落としやすい、汚れがつきにくいなど機能のバリエーションも様々で、施工にばらつきが少ないのもメリットです。

ほかの素材と比べると割れやすい点と目地部分にゴミやホコリがたまりやすいことがデメリットです。

・天然石

天然石は高級感のある仕上がりと割れにくい耐久性の高さがメリットです。タイルと同様に目地ができるのでその分のお手入れの手間がかかることと材料費を含めてコストが高くなりやすいことがデメリットです。

 

・土間以外のスペースが小さくなる

土間スペースを取り入れる分、他の場所に割くスペースは小さくなります。間取りは他の場所が狭くなりすぎていないかバランスを見るのも大切です。

 

・冬場は足元や空間が冷えやすい

土間リビングや土間キッチンなど玄関以外の居住スペースを土間仕上げにする場合、

床面がコンクリートやタイルなので足元や空間が寒くなるのでは?

暖房費が高くなる?

という疑問を持つ方もいるかもしれません。

確かに、コンクリートやタイルはフローリングよりも断熱性が低いため、冬場は冷たくなります。そのため、土間の下はもちろん、家全体を高気密高断熱仕様にして冬場に家の中の温度が下がり過ぎないように保ち、土間部分が冷える要因をなくすことがとても重要です。

広い土間空間や日常的に過ごす部屋に土間を取り入れる場合は、家を建てる地域の気候や立地条件的に、土間部分が季節に応じてどんな温熱環境(快適さ)になるのか、土間でも快適に過ごせるのかをあらかじめ把握しておきましょう。

 

・土間ならではのメンテナンスが必要

土間は普段のお手入れは、土や泥が乾いた砂、ホコリなどを定期的にほうきや掃除機で取り除くだけでOKです。汚れが固まって黒ずみになっている場合は、水とブラシや固く絞った雑巾などで落とせます。洗剤を使う場合はあらかじめ素材に適しているかをチェックしてから使いましょう。

 

■ 20~30坪前後の土間のある家の間取り実例

ブルーハウスで建てた住宅の建築事例の中から、土間を活用した間取り事例を紹介します。 

事例①:2階建て・家事動線が良くなる土間収納

下の写真は、キッチン左側の勝手口を開けると土間収納につながっている間取り事例です。食品のまとめ買いをしたときにも車→土間収納→キッチンとスムーズな動線でラクラク。

土間収納へ続く勝手口のあるキッチン

キッチンの勝手口とガレージをつなぐ土間収納

施工事例:大好きなものを詰め込んだ、楽しむ暮らしを実現したおうち

 

事例②:2階建て・土間空間がリビングと庭をつなぐ家

植栽やウッドデッキ、芝生などワンちゃんにとって快適なお庭と土間リビングのつながりが特徴の間取りです。ワンちゃんは家の中でも外でも自由に過ごすことができそうです。

家の中でも外の空気を感じることができる開放感のある間取りは真似したくなりますね。

建築家とつくる憧れの暮らし

土間リビングの間取り実例

土間のある家の間取り実例

インナーガレージのある家

施工事例:建築家とつくる憧れの暮らし

事例③:平屋・凹凸を活かした広い玄関土間

ちょっと変わった形の平屋は玄関から入るとすぐの土間空間が特徴です。様々な使い方が出来て遊び心もあり、プライバシーに配慮した角度や窓使いもポイントです。

施工事例:楽を感じる白い家

 

■まとめ

今回は土間のある家の間取りのメリット・デメリットと約20~30坪の建築実例を紹介しました。土間空間は、狭小地など庭が小さくなりやすい家の間取りにもおすすめです。室内と外部の中間の領域があることで、暮らしの中の様々なシーンで便利に使うことができます。これから注文住宅の新築で間取りを検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。

 


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