2,000万円台の注文住宅を建てる間取り6つのポイント|愛知の2,000万円・3,000万円・5,000万円台の施工事例も紹介
人生を最高に楽しみたい!愛知で建築家とおしゃれな注文住宅を2,000万円台で建てたい!と考えたとき、どこにどんな家を建てるのか?間取りはどんな感じになるかな?と思う方も多いでしょう。
もちろん、家の広さや、住宅性能、大手ハウスメーカーか地域の工務店かによっても建てられる家の形は変わってきます。デザイン、住宅の性能、コストパフォーマンス、どれも妥協をしたくない!と思うとき、どんなポイントを踏まえて考えればよいのでしょうか。
そこで今回は注文住宅を2,000万円台で建てるためのポイントについて解説します。
また、愛知の工務店・ブルーハウスが手がけた本体価格2,000万円・3,000万円・5,000万円台の注文住宅実例もご紹介します。
愛知で家を建てる際には、補助金制度や住宅会社の優遇制度もあるので、ぜひ今後の家づくりの参考にしてくださいね。
<コラムのポイント>
・愛知県の注文住宅建築費用・延べ床面積の相場が分かります。
・愛知で建てた本体価格2,000万円・3,000万円・5,000万円台の注文住宅の実例が見られます。
・2,000万円台で注文住宅を建てる場合の間取りのポイントが分かります。
目次
愛知の注文住宅の相場
独立行政法人住宅金融支援機構「フラット35利用者調査(2020年度)」の統計によると、愛知で建てる注文住宅は、建設費で3707.5万円が相場です。
その内訳は、愛知で注文住宅を建てた方の建築費は、
- 1,000万円台の方が全体の4%
- 2,000万円台の方が22%
- 3,000万円台の方が41%
- 4,000万円台の方が20%
- 5,000万円台の方が8%
- 6000万円以上の方が4%
となりました。つまり、約4人に1人の方は、2,000万円台以内で注文住宅を建てていることになります。
次に、住宅面積をみてみましょう。
- 30坪以下の注文住宅を建てた方が全体の16%
- 30~35坪の方が21%
- 35坪~40坪の方は25%
- 40坪~50坪の方は25%
となっています。愛知県で注文住宅を建てる場合は35坪~40坪、40坪~50坪が平均的な住宅の広さと言えるでしょう。
ちなみに、年齢構成は、20歳代が11%、30歳代が35%、40歳代が25%、50歳代が16%、60歳代以降が13%となっています。30歳代が全体の4割近くを占めています。
出典:独立行政法人住宅金融支援機構「フラット35利用者調査(2020年度)」に基づき弊社で集計
愛知で快適に暮らせる注文住宅の広さはどれくらい?
国土交通省「住生活基本計画における居住面積水準」によれば、郊外の一戸建ての場合、家族3人(もしくは子供が6歳以下の場合)は30坪、家族4人の場合は38坪の戸建てが余裕をもって暮らせる家の広さとされています。愛知は家族3~4人で快適に暮らせる住環境になっていると言えそうですね。
住生活基本計画における「居住面積水準」~郊外の一戸建て住宅の場合~
単身世帯 |
2人世帯 |
3人世帯 |
4人世帯 |
55㎡ |
75㎡ |
100㎡ |
125㎡ |
*75㎡ |
*87.5㎡ |
*112.5㎡ |
出典:国土交通省「住生活基本計画における居住面積水準」
下段の*は、3~5歳児が1名いる場合
愛知の2,000万・3,000万・5,000万円台の注文住宅建築実例
本体価格1,960万円 ペットと暮らす平屋
豊橋市でお子さま・ペットのワンちゃんと暮らすご夫婦が建てた平屋の実例です。
玄関とリビングが直結したコンパクトな間取りで、帰ってすぐに手洗いができる玄関の手洗い場やスムーズな家事動線にもこだわりました。
本体価格2,000万円以内で、Ua値:0.46、C値:0.2、性能:HEAT20 G2を達成した高気密高断熱仕様。ブルーハウスの家づくりノウハウの集大成となった平屋の住まいです。
本体価格2,500万円 吹き抜けでヒカリをかんじる家
ガルバリウム外壁と片流れ屋根がクールな、総二階の注文住宅実例です。吹き抜けになっているリビング階段を中心に、家中に光が入りとても明るい家になっています。
約40坪の敷地に、ゆとりある3LDKの間取りを実現。パントリーやファミリークローゼットなどの収納も豊富で、家事効率の良い間取りにこだわりました。
本体価格5,000万円 平屋コートハウス
長期優良住宅・耐震等級3・HEAT20 G2グレードを達成した、快適で長く安心して住める4LDKの平屋コートハウスの実例です。
奥行きのある細長い敷地を生かして、玄関から⇒BBQもできる中庭、リビング、ダイニングキッチン、水回り、個室と、奥に行くにつれてプライベートな空間になる暮らしやすい間取りをつくりました。
リビング上部には居住スペースや収納に使えるロフトを設置。リゾートホテルにいるかのような開放感ある高天井と、高級感のある内装がおしゃれな平屋になりました。
愛知で家を建てるならどこ?
ちなみに、愛知で注文住宅で家を建てるならどこに建てたい!と思いますか?実家の建て替えや隣地に家を建てるなら新たに土地の取得は必要ないという方もいらっしゃるでしょう。
一方で、これから土地を探すという方には、名古屋市近郊の閑静な住宅街、自然豊かな三河エリア、サーフィンやアウトドアライフが満喫できる豊橋・田原などなど、あるいはどこで家を建てるかはアフターコロナの時代は非常に重要な選択になります。
愛知なら、名古屋、豊田、岡崎、豊橋などの中核都市を拠点に職住接近も可能です。田原・豊橋などの東三河でデュアルライフ(二拠点居住)という選択もあるでしょう。
リクルート住まいカンパニーが実施した「愛知県民が選ぶ住みたい街ランキング2020」では、第1位は、やっぱり名古屋。2位金山、3位豊橋の順になっています。4位以降は、星が丘、覚王山、藤が丘、栄の順で地下鉄東山線沿線が人気です。なかでも注目は豊橋。前回調査の5位から3位へとジャンプアップし、穴場だと思うという注目度ランキングでは1位となった注目のエリアです。
愛知県民が選ぶ住みたい街(駅)ランキング2020も第1位はやっぱり名古屋!
1位(1位) 名古屋(JR東海道新幹線)
2位(2位) 金山(JR東海道本線)
3位(5位) 豊橋(JR東海道本線)
4位(3位) 星ヶ丘(地下鉄東山線)
5位(4位) 覚王山(地下鉄東山線)
6位(5位) 藤が丘(地下鉄東山線)
7位(10位) 栄(地下鉄東山線)
8位(8位) 尾張一宮(JR東海道本線)
9位(9位) 刈谷(JR東海道本線)
10位(7位) 本山(地下鉄東山線)出典:SUUMO「住みたい街ランキング2020 愛知県版/名古屋市版」
※カッコ内は2018年の順位
「愛知で穴場だと思う街(駅)ランキング2020年版」では、なんと豊橋が第1位!
1位(2位) 豊橋(JR東海道本線)
2位(5位) 名古屋(東海道新幹線)
3位(6位) 金山(名鉄名古屋本線)
3位(1位) 尾張一宮(JR東海道本線)
5位(*)稲沢(JR東海道本線)
5位(*)上小田井(名鉄犬山線)
※カッコ内は2018年の順位
出典:SUUMO「住みたい街ランキング2020 愛知県版/名古屋市版」
豊橋が1位になった理由は、アンケート回答者の口コミ情報によれば、
住みたい街ランキング豊橋編(2020年)アンケート回答者コメント
◆都会すぎず、海も山も近い。冬は雪があまり降らない。高いビルが少なくて景観が良い。(30代女性)◆新幹線の停車駅で、名古屋鉄道の始発駅でもあり鉄道の利便性が良い。高速道路やバイパスも近く、車利便がよく住みやすいと思う。(40代男性)◆名古屋市以外の愛知県の市町村の中では大きな市なので、大きなショッピングモールもあって買い物で困ることがない。あと新幹線が停車するので東京方面に行くのも便利。(30代男性)
住みたい街ランキング豊橋編(2018年)アンケート回答者コメント
◆交通の便が良く、駅前から少し離れるとのどかな地域もあり環境が良い。(女性36歳)◆気候が温暖で、飲食店も多く、住むのには最適です。(男性45歳)◆自然が多く農業がさかんなので、新鮮な野菜を作ってスローライフを送りたい。(女性36歳) ◆海ではサーフィンも楽しめて、街中は市電もあってお買い物にも便利です(女性30代)
出典:SUUMO「住みたい街ランキング2018 愛知県版/名古屋市版」
というコメントからは、名古屋の人気、東山線沿線の住環境の良さははもちろんのこと。豊橋の豊かな自然の「ほどよく都会、ほどよく田舎」の住みやすさ、交通の利便性も愛知県民に評価されているようですね!
<参考コラム>
住みたい街ランキング2020注目度No.1「豊橋」の魅力~なぜ愛知・豊橋は子育てしやすく住民満足度が高い?
<合わせて読みたい>
30坪~40坪の4LDKの注文住宅を2,000万円台で建てる6つのポイント
愛知で注文住宅を2,000万円台の予算を建てるには、先ほどの住宅金融支援機構の調査結果にもあるように、愛知の注文住宅の相場は、3707.5万円。家族3~4人が快適に暮らせる家の大きさは30坪~38坪となっているため、このサイズの4LDKを2,000万円台で建てる際は、メリハリをつけた予算配分を検討する必要があります。
では、実際にどのような視点で家づくりを検討していけばよいのか考えてみましょう。
ポイント1:構造をシンプルに
第1は、家の構造をできるだけシンプルにすることです。フルオーダーの家づくりは、こだわりの家づくりができるのが魅力です。一方で、デザインや性能を重視しながら、予算に応じて家の形や構造をシンプルにする必要があります。
もし全体予算が大幅にオーバーするようであれば、まずは家の形を四角形、長方形などのスクエアな形にしたり、屋根の形をシンプルな切妻屋根か、片流れの屋根にするなども検討するとよいでしょう。
家の形が、凹凸が多いと、外壁の表面積がふくらみ、下地、仕上材が増加し、また、基礎や屋根の形も複雑になるため、相応の建材代と施工費がかかります。
また、水回りが分散すると、家事動線や生活動線に影響するため、水回りもできるだけ1か所にまとめると設備費と施工代が抑えやすくなります。
このような構造面の見直しが予算的にはインパクトが大きくなります。なお、水回りがシンプルな構造になれば、家事がより楽になるシンプルな動線にもしやすくなります。
ポイント2:コンセプトを統一する
第2は、家づくりのコンセプトを統一することがポイントです。フルオーダーができる注文住宅の家づくりは、完全自由工事ですので、工事上の方針から素材やパーツの1つひとつまで自由に選択ができます。
一方で、予算を最適に配分するための判断も自分たち自身で行わなければなりません。建築費をできるだけ予算内に抑えながら、デザインも重視して、性能も妥協しない家づくりをしたいからこそ、建築家や工事士に相談し、デザインの統一性を重視して、それにみあった建材や素材を厳選する必要があります。
例えば、家づくりやデザインコンセプト上、吹き抜けのリビングを採用する場合、気密・断熱性能の高い断熱材や空調性能は必須となります。高気密にするなら調湿効果のある壁材やフローリングなどの居住空間の素材は自然素材を採用するといった考え方になります。
このような考えで建材や素材を選んでいく際に、色や質感に統一感がないと、せっかくのおしゃれな空間がちぐはぐな印象になってしまいます。有名メーカーの製品でなくても、機能性とデザイン性を兼ねそなえた良質な建材がリーズナブルに入手できることもあります。そのような建材を施工会社などのプロのアドバイスを受けながら、予算を最適化していくとよいでしょう。
ポイント3:水回りを集中、設備や仕様を厳選する
注文住宅で予算を2,000万円台に収めたいとき、構造をシンプルにして、デザインコンセプトに沿った工事、間取り、素材選びなどで全体の予算感が見えてきたら、設備面で妥協できる点がないか検討して、メリハリをつけることになります。水回りの設備の位置や、家の耐震性・耐火性の必要な構造材や、防犯対策などは新築時に手当てをしておく必要がありますが、次に検討すべきは、設備になります。
例えば、後々リフォームしやすく、性能も格段に向上する可能性がある、水回りの浴室、洗面、トイレ、キッチンなどは、新築時は将来的なリフォームを前提にスタンダードな設備にしておくという考え方もあります。
また、新築時には家具も新たに購入する機会も多くなり、相応に予算も確保しておく必要があります。そういった本体工事以外の予算も含めて総合的に最適な予算配分を検討するなら、家具をゼロから探すよりも、大工工事の際に造り付け家具にしたほうがデザインも一体感があり、動線がスムーズになるなど、新たな選択肢もみえてきます。
ポイント4:予算に応じた完全自由工事が得意な工務店に相談する
理想の家づくりを予算に応じて実現してくれる建築会社を探すには、住宅の建坪(延べ床面積)に応じて、予算感にみあった施工会社を選択することになります。注文住宅の場合、建坪×坪単価でおおよその建築費を見積もることができます。
例えば、予算2,500万円で35坪の家を建てるなら坪単価71万円程度の施工会社、といった概算になります。
なお、複数のハウスメーカーや工務店に見積もりを依頼する際には、依頼する側で同一の条件で見積もりを依頼しても、必ずしも同一の仕様でなかったり、自由工事と言いながらセミオーダーしかできないハウスメーカーが多いのが実際です。プランによってオプション扱いになっていたりすることがほとんどですので、フルオーダーが可能な注文住宅会社かどうかはこの段階で予め確認しておく必要があります。このように見積もりは単純に比較ができるわけではない点には十分留意する必要があります。
ポイント5:建築費以外を含めて総費用を見積もる
注文住宅を2,000万円台の予算で建てようと考えたとき、建築費以外の費用がかかる点にも留意が必要です。たとえば、以下のような「別途工事費」「諸費用」などの費用があります。
・外構工事費
・屋外給排水工事費
・不動産登記費用
・家財購入費
・引越し費用、等
一般的に「別途工事費」「諸費用」は建築費20%相当が目安です。従って、総予算は建築費+別途工事費+諸費用で建築費×120%ほど見ておく必要があります。具体的には、総予算2,500万円で家を建てたい場合は、建築費は2,100万円程度。総予算2,900万円で家を建てたい場合は、建築費で2,400万円程度が目安となります。
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ポイント7:施工会社の選定は、アフターフォロー体制もチェック
同一の条件で見積もりをとっても、ハウスメーカーや施工会社ごとにアフターフォロー体制が異なります。
家づくりは長丁場です。また、施主様にとっては、家を建ててからがこれからの人生での家づくりのはじまりです。家族が安心して暮らせる家を守るために、引き渡し後のメンテナンスや点検、保証やアフターフォロー体制もチェックすることが重要です。
<合わせて読みたい>
参考)補助金制度や住宅会社の優遇制度も有効活用しよう
なお、愛知で家を建てるなら、様々な補助金や住宅会社の優遇制度あがありますので有効活用することをおすすめします。
<合わせて読みたい>
・省エネ住宅・補助金「こどもみらい住宅支援事業」とは|最大で100万円の受け取りも
まとめ
独立行政法人住宅金融支援機構「フラット35利用者調査(2020年度)」の統計によると、愛知で建てる注文住宅は、建設費で3707.5万円が相場です。国土交通省「住生活基本計画における居住面積水準」によれば、郊外の一戸建ての場合、家族3人(もしくは子供が6歳以下の場合)は30坪、家族4人の場合は38坪の戸建てが余裕をもって暮らせる家の広さとされています。ちなみに「愛知県民が選ぶ住みたい街ランキング2020」によれば、第1位は、やっぱり名古屋。2位金山、3位豊橋の順で、豊橋が現在注目度No.1の人気です。愛知は都会と自然が絶妙の距離感の理想の家づくりが実現しやすいのが魅力です。
そんな愛知で、理想の住まいを2,000万円台で建てるには、構造をシンプルにして、デザインコンセプトを決めて、それに応じた素材を選び、設備を厳選してメリハリをつける必要があります。このような予算に応じてこれからの理想の暮らしを形にするフルオーダーの家づくりができるのは、建築家のクリエイティブと愛知を知り尽くした地域の工務店のコラボレーションによる家づくりです。愛知で世界に1つだけの理想の住まいを建築家とつくってみませんか?
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