おしゃれな平屋はどうつくる?8つのポイントと後悔しないためにできること
注文住宅で平屋を建てるなら、理想の暮らしができて、おしゃれで長く住み続けられる平屋に住みたいですよね。家族構成やライフスタイルの変化、年齢を重ねても、家族が健康で快適に気持ちよく安心して住める暮らしやすい家こそ、本当の価値のある家ではないでしょうか。
そんなデザインと機能性を兼ね備えた平屋を注文住宅で新築するには、おさえておきたい5つのポイントがあります。今回は『おしゃれな平屋にするポイント』を解説します。後悔しないためにできることも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
<コラムのポイント>
・ポイントをおさえて平屋の間取り計画を進めていくことで、住み心地の良いおしゃれな平屋を建てることができます。
・おしゃれな平屋を建てることができたら、毎日の暮らしもより楽しく充実したものになります。新しい暮らしを楽しめるような、理想の平屋づくりを進めていきましょう。
おしゃれな平屋に欠かせない8つのポイント
それではさっそく、おしゃれな平屋を建てるためには欠かせない8つのポイントをご紹介します。
ポイント① 外観の色や素材にこだわる
おしゃれな平屋は、外観の色や質感が印象を大きく左右します。例えば、白はシンプルでクリーンな印象になります。
黒やグレーは落ち着きと同時にシャープな印象を与えます。質感の場合、漆喰やレンガ、木製サイディングなどの自然素材は温かみを感じさせますし、ガルバリウム鋼板等の金属系のサイディングであればシャープでスタイリッシュな印象になります。
参考記事:平屋でビルトインガレージをつくるポイント|間取り・2台収納時の坪数について紹介
ポイント② 屋根のデザインにこだわる
屋根も外壁と一体となり、その家の印象を決めます。平屋で採用されることが多いのは、「片流れ屋根」や「陸屋根(ろくやね)」です。片流れ屋根は、傾斜の角度によって家の奥行など空間の変化を演出することができます。天井が高ければ、ロフトやスキップフロアを設けることも可能になります。
陸屋根(平屋根)は、傾斜のない平面的な屋根です。シンプルな平屋の多くが陸屋根を採用しています。
屋根と外壁は平屋のイメージに与える重要な要素ですので、外壁と屋根のバランスを重視して検討しましょう。素材感と色合いの合わせ方がポイントです。
参考記事:平屋のデザインを高めるコツの解説|内装・外観がおしゃれな事例画像を紹介
ポイント③ ドアと窓の選定にこだわる
次に平屋のデザインの印象に大きな影響を与えるのが、ドアや窓です。平屋は、外壁面積が2階建て住宅より少なく見えるため、開口部となるドアや窓がアクセントとして目につきやすくなります。外壁とドア、窓の個性がぶつかり合うとちぐはぐな印象を与えますので、外壁や屋根との相性のよい組み合わせで検討しましょう。
また、窓越に見えるカーテンやブランインドなどの雰囲気も外観の一部です。家のイメージにあった色や質感のものを選定するとよいでしょう。
ポイント④ テラスやウッドデッキを活用する
第2のリビングともいえるテラスやウッドデッキは、平屋のライフスタイルを印象づける要素です。天気のいい日はウッドデッキで家族がくつろぎ、友人たちとバーベキューを楽しむ暮らしが実現できます。
ひさしが雨風をしのぎやすくしてくれれば、テラスも土間のように、家の中でもなく外でもない境界線が曖昧な自然と一体になりやすい空間になります。野鳥や虫が多い場合は手入れが大変になる場合もあるため、事前に周囲の自然環境をチェックして、家全体との調和やメンテナンスも考慮する必要があります。
ポイント⑤ 動線をシンプルにする
平屋の間取りは、動きやすさが一番です。生活や家事動線がシンプルになれば、年齢を重ねても暮らしやすく、長く住み続けられる家になります。
玄関からリビングなどへと移動する生活動線や、キッチンから洗面所などへの家事動線などリビングを中心にシンプルな動線を考えておくことで、家事も生活も楽にシンプルになります。平屋の魅力を、実感し続けることができるでしょう。
ポイント⑥ 縦の空間を積極的に活用する
平屋の空間は基本的に横方向に広がりますが、縦方向の立体感も活用することができます。
たとえば、吹き抜けのような開放感が欲しい場合、片流れの屋根にすることで天井付近の空間を活かした空間を生み出すことができます。また、寝室や書斎などのプライベート空間には、天井に近い位置に横スリットの窓を配置して視線が抜けるようにするだけでも空気の対流や循環を誘導しますし、落ち着きと開放感が同時に得られる効果があります。
ポイント⑦ 自然素材の風合いを活かす
たとえば木の柱や梁をむき出しにすることで、古民家のような内観デザインにすることができますし、リビングに木の質感のある素材を採用するだけでも落ち着いたリラックスできる空間にできます。
床材や壁紙、棚など部屋の印象を左右する部分に自然素材を積極的に使用することで、自然の温かな風合いを活かしつつもおしゃれな平屋にすることができます。
ポイント⑧ 広めの土地を確保する
平屋で快適に生活するには、テラスやウッドデッキなどとつながる庭を確保するためにも、広い土地を確保しておく必要があります。
広めの土地にどっしりと佇む平屋なら、かなりおしゃれになりますし、ゆとりのある生活空間を確保することもできます。
参考記事:【愛知県・豊橋】平屋は暑いのか?原因や対策について
平屋の間取りを後悔しないためにできること
平屋を建てて後悔しないためにも、間取りを考える段階で以下のポイントはチェックしておきましょう。
採光のために周囲の建物を考慮する
平屋は、周囲に高い建物が建つと太陽光を取り込みにくくなってしまいます。近隣にマンションなどが建つ計画がないか、事前に確認しておきましょう。後々マンションなどが建ってしまうと対策が難しいので、天窓の設置を検討しておくこともひとつの手段です。
プライベート空間を確保できるようにしておく
平屋は室内が見えやすくなっているため、プライバシー確保のための工夫が必要です。植栽を植えて室内が見えないようにする、高めの外構を設置する、中庭を設置して外からの視線をシャットアウトする、といった対策を検討しましょう。
防犯対策をしっかりする
平屋は出入りがしやすいゆえに、防犯対策が必要です。ペアガラスや防犯ガラスの設置、センサーライトの設置、防犯用の砂利を家の周りに敷き詰める、などの様々な防犯対策が必要です。外からの視線を遮断しすぎると、不審者がむしろ身を潜めやすくなってしまうので注意しましょう。
風通しを綿密に計算しておく
平屋は、部屋が横に連続しています。そのため、部屋を区切る壁が多いと風通しがよくない家になってしまいます。平屋では空気の流れをつくりづらいので、季節の風の入り具合にあわせて窓の位置に変化をつけるなどの工夫をしましょう。壁の高いところに高窓を設置するなどして空気を逃がし、壁の低位置に設置する地窓から低温の空気を取り入れる方法がおすすめです。風通しが良くないと、湿気がこもり、カビやダニを繁殖させやすいので綿密な工事が必要です。
おしゃれな平屋で理想の暮らしを始めよう
おしゃれな平屋を建てることができたら、毎日の暮らしもより楽しく充実したものになりますよね。新しい暮らしを楽しめるような、理想の平屋を一緒に建ててみませんか?
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