新築リビングで「失敗しない窓選び」|掃き出し窓のメリットデメリットとおしゃれに仕上げる方法

リビングの座れる出窓

現在、一戸建ての新築プランニング中の方は、リビングの間取りやレイアウトデザインがなかなかまとまらないとお悩みの方もいるのではないでしょうか。

ブルーハウスの家づくりコラムでも、何度かリビングの間取りについて取り上げてきましたが、今回は「リビングの窓選び」をテーマにして詳しく解説します。

リビングの窓をおしゃれに仕上げるコツや、リビングの掃き出し窓のメリットデメリットなどをまとめていますので、家づくりの参考にしてくださいね。

<コラムのポイント>

・新築リビングの間取りで重要な「窓の種類と選び方のポイント」が分かります。
・リビングの定番「掃き出し窓」のメリットとデメリットが分かります。

 

リビングの窓の主な種類と標準的な大きさ

はじめに、リビングによく使われる窓の種類と、標準的なサイズについて解説します。

・掃き出し窓

フルハイトの掃き出し窓

天井まであるフルハイトの掃き出し窓

リビングの窓といえば、床から壁の高い位置まで高さのある「掃き出し窓」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

掃き出し窓は、2枚の引き違いタイプで幅1700~1800mm×高さ1800~2200mm程のサイズが標準です。横幅が2枚で1間(1800mm)×高さ2000mmが最も標準ですが、標準よりも幅や高さが大きく、より窓ガラスを綺麗に見せられる掃き出し窓もあります。

両側のガラスがスライドできる「引き違い窓」や、片側が固定されている「片引き窓」など、開き方によっても分類があります。

室内から外への出入りができることと、面積が大きいので光や風をより多く取り込めるメリットがあります。

 

・腰窓

腰窓は、名前のとおり腰くらいから上の高さに設置する窓です。幅は掃き出し窓と同じ規格が多いですが、高さは350~1700mm前後とバリエーションが多いのが特徴です。

採光、通気のために最も使いやすくポピュラーなタイプです。リビングはもちろん、寝室や和室などあらゆる場所に合う使い勝手の良い窓です。

リビングの座れる出窓

座れる出窓(腰窓)

腰窓は、出窓にしてディスプレイを楽しんだり、やや低めに配置して座れるようにしたりとアレンジ方法も多いので、工夫次第でいろいろな楽しみ方ができます。

・高窓

洗面脱衣所の高窓

高窓は「ハイサイドライト」とも呼ばれ、壁の高い位置、天井付近に配置する窓を指します。
高い位置でより多くの採光を確保する目的や、道路に近いリビングなどで、外からの視線を入れずに光を室内に入れたい時に使います。その目的から、形状は横長の長方形(スリット窓)や、正方形に近い形が多くなります。

サイズも豊富で、リビングだけでなく、トイレや洗面脱衣所、キッチン、浴室など比較的狭い空間にも使えます。

窓の開閉タイプは、開け閉めできる(横滑り出しなど)タイプとはめ殺し(FIX窓)タイプのどちらかになることが多いです。

 

・スリット窓

横スリット窓

スリット窓は、窓の形状を指す分類で、縦長や横長の窓を指します。開閉方法は滑り出しや上げ下げ、FIX窓が主流です。

室内が外から見えにくいのでプライバシーを守りやすく、防犯性が高いのがメリットです。

高窓のように横スリット窓を高い位置で使う他、地窓(床に近い位置の窓)に使うケースもあります。
最近は、周辺環境やプライバシーに配慮して縦スリット窓をリビングに使うケースも増えています。スリット窓は外観もシンプルですっきりとして見えるのも特徴です。

新築時によく使う窓の種類や選び方は、過去のコラムも参考にしてください。

 

リビングをおしゃれで快適に仕上げる窓選びのコツ

・動線や家具の計画とセットで決める

リビングの窓レイアウト実例

リビングの窓選びでよくある失敗は、家具の配置と噛み合わず、窓と家具が重なってしまうなど、レイアウトや動線の不都合が起きることです。

平面図では窓の幅は分かりますが、種類や開き方、高さは専門家でないと読み取りにくいので「なんとなくでOK」としてしまうと後で困る可能性があります。

間取りは平面図だけでなく、3Dパースなど立体図面や模型などを見て、必ず窓の位置と大きさ、開閉方法が適切かどうかをチェックしましょう。3D図面上ではソファやテレビボード、ダイニングセット、収納家具などをできるだけ実際に使うものと同じサイズで配置して窓からの日当りとともに動線もシミュレーションすることがポイントです。

 

・窓の外の状況に注意する

リビングの窓は室内のレイアウトとともに、窓の外の状況にも注意して決定しましょう。

具体的には、

  • ・道路や隣家からの見え方
  • ・季節ごとの太陽高度の違いによる日射角度の違い(夏と冬で日当たりがどう変わるか)

の2つが大きなチェックポイントになります。

南道路の土地の場合、南側にLDKを配置して掃き出し窓にすれば明るいリビングになりますが、あまりにも周囲から丸見えで結局、日中はカーテンを閉めっぱなし、という家もよく見かけます。

フェンスでリビング前を目隠し

リラックスできるプライベートな空間であるリビングは、周囲の状況に配慮して窓の高さや位置を調整することがとても重要です。

また、窓に目隠しフィルムを加工する、外構にフェンス設置植栽を植えるなどの工夫で、周囲からの視線を気にせず大きな窓を使えます。

 

リビングに掃き出し窓は必要?メリットとデメリット

掃き出し窓のある2階リビング

掃き出し窓のある2階リビング

掃き出し窓は、光や風をより多く取り込めるのが最大のメリットです。リビングに大きな窓を配置することで明るく気持ち良い空間がつくれます。

また、掃き出し窓は外に出入りできる引き戸としての役割も果たします。庭やウッドデッキ、ベランダに直接出られ、窓を開放すればリビングと屋外が一体的な広がりのある空間になります。
庭やデッキ、テラスで洗濯物を干す場合も、リビングからの動線があると便利です。

 

・掃き出し窓のデメリット⇒断熱性能や日射遮蔽に注意

掃き出し窓のデメリットは、面積が大きい分、熱の出入りも多くなりやすい点です。

断熱性能が低いサッシや窓ガラスを選択すると、夏は暑く冬は寒い、快適性を損なう場合があります。窓の断熱性能が低いと、部屋が温まりにくく冷えにくい、光熱費のアップにもつながりやすくなるので、サッシや窓ガラスは樹脂サッシペアガラストリプルガラスなど断熱性能が高いものを選びましょう。

 

太陽の熱と、西日などのまぶしさを軽減するには、窓の外側にすだれやターフを設置するのも有効です。外付けのルーバーシャッターのように、雨戸と外付けブラインドの両方を兼ねた設備もおすすめです。

 

まとめ

今回は、リビングの快適性に大きく関わる窓の選び方について解説しました。

リビング=掃き出し窓と考えていた方もいるかもしれませんが、本当に暮らしやすくおしゃれなリビングにするためには、敷地条件や周囲の状況、ライフスタイルなどによって柔軟に窓を選択することが大切です。

掃き出し窓をはじめとする、それぞれの窓のメリット、デメリットをあらかじめ知っておくと、リビングの間取り作りに役立ちます。今回の記事も参考にして、快適なリビングを実現してくださいね。

 

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