ダイニング照明の種類・選び方とおしゃれな実例を紹介

ダイニング照明の種類と選び方をおしゃれな実例付きで解説

ダイニングは家族が食事を楽しみ、コミュニケーションの中心となることもある、大切な場所ですよね。

その空間を彩る「照明」は、単に明るさを確保するだけでなく、料理をおいしく見せたり、LDK全体をおしゃれに見せたりする、重要な役割を担っています。

ブルーハウスの家づくりでは、建築家の視点からLDK全体のバランスを考えた照明計画をご提案しています。

このコラムでは、おしゃれで過ごしやすいダイニングを作るための、照明の種類や選び方のポイントについて、実例付きで詳しく解説します。

<コラムのポイント>

  • ・ダイニングに適した照明はペンダントライトや間接照明などがあり、料理を美味しく見せたり、LDK全体をおしゃれにしたりする重要な役割を担います。
  • ・照明選びでは、テーブルサイズや天井高、必要な明るさに加え、リラックス効果や料理の見え方などを考えて光の色味を選ぶのがポイントです。
  • ・シーンに合わせた演出を楽しめる照明テクニックや、適切な設置高さ、メンテナンス性などの注意点も解説しています。

    目次

    ダイニング照明の種類

    ダイニング照明の種類

    ダイニングの雰囲気を左右する照明には、主に6つの種類があります。

    • ・ペンダントライト
    • ・シーリングライト
    • ・ダウンライト
    • ・スポットライト
    • ・シャンデリア
    • ・間接照明

    それぞれの特徴をチェックして、演出したい雰囲気などに応じた最適なタイプを選びましょう。

    ペンダントライト

    ペンダントライトをダイニングに設置した実例

    ダイニング照明の定番とも言える、天井から吊り下げるペンダントライトは、光がテーブル面に近くなるため、料理にスポットが当たってよりおいしそうに演出できるのが魅力です。

    視界に入りやすいため、インテリアのアクセントにもなるのもメリットで、お気に入りのデザイナーズ照明を1灯だけ吊るしたり、小ぶりなものを複数吊りしたりなど、好みや演出したい雰囲気に応じてさまざまなデザインを選べます。

    シーリングライト

    シーリングライトをダイニングに設置したイメージ画像

    天井に直接取り付けるシーリングライトは、空間全体を均一に照らすのに適した照明です。

    ダイニングを勉強や作業スペースとしても活用する場合、十分な明るさを確保できるため重宝します。

    最近では薄型で目立ちにくいデザインや、木枠をあしらったおしゃれなタイプも増えていて、圧迫感が少ないため、天井が低い場合や、空間をすっきり見せたいミニマルなインテリアに最適です。

    調光・調色機能付きを選べば、シーンに合わせた使い分けもできます。

    ダウンライト

    ダイニングにダウンライトを設置した実例

    天井に埋め込むダウンライトは、器具が目立たず天井面をフラットに見せ、空間を広く開放的に感じさせる効果があります。

    他の照明(間接照明など)と組み合わせやすく、空間の広がりを邪魔しないのもメリットです。

    ダイニングテーブルの真上に複数配置することで、必要な明るさを確保しつつ、スタイリッシュな印象を与えられます。

    ダウンライトは光が一点に集まり陰影を作る「集光タイプ」と、柔らかく広がる「拡散タイプ」があり、集光タイプを選べば、テーブルの上だけをドラマチックに照らすこともできます。

    スポットライト

    スポットライトを設置したダイニングの実例

    特定の場所を強調して照らすスポットライトは、空間にメリハリを作りたい時に有効です。

    ダクトレールに取り付ければ、テーブルの向きや位置に合わせて光の方向を自由に変えられます。

    壁に飾ったアートや観葉植物を照らしたり、天井に向けて光をバウンドさせたりすることで、カフェのような奥行きのある空間を演出できます。

    インダストリアルやヴィンテージスタイルのインテリアとも相性が良く、内装のアクセントにもなる照明です。

    シャンデリア

    シャンデリアをダイニングに設置した事例

    ダイニングをしっかり照らす機能性に加えて、華やかさと高級感を演出したいなら、シャンデリアがおすすめです。

    装飾性の高いデザインが多いため、点灯時はもちろん、消灯時もオブジェとして部屋全体のインテリアを格上げしてくれる、主役級の照明と言えます。

    最近ではクリスタルを多用したクラシックなものだけでなく、モダンで幾何学的なデザインも人気があります。

    特に、吹き抜けのあるダイニングや、天井高のある空間に設置すると存在感が際立ちますよ。

    間接照明

    間接照明を取り入れたダイニングキッチン

    間接照明は壁や天井に反射させることで、空間を優しく柔らかな光で包み込むように照らせるのが特徴です。

    直接光源が目に入らないため、リラックスしたいディナータイムに最適です。

    間接照明はダイニング単体で考えるよりも、LDK全体の雰囲気をイメージして配置することで、リビング、キッチンとの一体感が生まれ、より高級感のある、ホテルのようにリラックスして過ごせる空間になります。

    ダイニングをおしゃれに見せる照明実例

    ブルーハウスが手がけた、注文住宅のダイニングの照明デザインをご紹介します。

    ペンダントライトやダウンライト、間接照明など、それぞれの特徴を活かし、LDKのインテリアにマッチしたデザインにも注目してみてくださいね。

    北欧スタイルのインテリアに合わせたペンダントライト

    北欧スタイルのインテリアに合わせたペンダントライト

    北欧テイストで統一されたLDKのインテリアになじむよう、ダイニングとキッチンにはそれぞれお客さまこだわりのペンダントライトを選びました。

    シンプルな形状ながら個性的でナチュラル感のあるデザインが、インテリアのポイントになっていますね。

    光の色は電球色をセレクトし、リラックスして食事の時間を楽しめます。

    〈施工事例〉自然素材と北欧デザインが織りなす 心地よい平屋

     

    ダクトレール&2灯吊りでアレンジ自在なダイニング照明

    ダクトレール&2灯吊りでアレンジ自在なダイニング照明

    2灯のペンダント照明をダクトレールで左右で高さを変えて吊り下げたダイニング照明の実例です。

    シンプルなデザインですが、高さを変えることでリズムが生まれ、空間のアクセントになっています。

    ダクトレールで位置を移動できるので、模様替えにも対応しやすく便利です。

    〈施工事例〉街並みに凛と佇む、現代の和モダン平屋

     

    主役のグレーキッチンを引き立てるシンプルなダウンライト

    主役のグレーキッチンを引き立てるシンプルなダウンライト

    キッチン本体からダイニングテーブル、壁面収納まで同じ「グラフテクト」シリーズで統一された空間は、主役のキッチンを最大限に引き立てるため、照明はシンプルなダウンライトを選択しました。

    装飾は最低限にしたことで、天井も高く見えて、まるで美術館のような重厚感のあるダイニングキッチンに仕上がっていますね。

    〈施工事例〉完全プライベートの中庭を囲む平屋

     

    間接照明でラグジュアリーなディナータイムを演出

    ダイニング部分の天井には照明を付けず、キッチン側の下がり天井部分に設置した間接照明でやさしく照らすようにした実例です。

    直接目に光が入らないので、リラックス感が高まり、ゆっくりと食事を楽しめそうですね。

    〈施工事例〉和モダンな平屋

    ダイニングの照明の選び方

    ダイニングの照明の選び方

    機能性とデザイン性を考慮した、最適なダイニングの照明選びのポイントを紹介します。

    テーブルのサイズに合わせて選ぶ

    照明の数やサイズは、ダイニングテーブルの大きさを基準に決めましょう。

    例えば、一般的な4人掛け(幅120cm〜150cm程度)なら、大きめのペンダントライト1灯、または小ぶりなものを2灯並べるとバランスが良くなります。

    6人掛け以上の大きなテーブルなら3灯吊りにすることで、端まで光が届き、見た目の安定感も生まれます。

    テーブルの形状(円形か長方形か)によっても適した配置が異なるため、家具のレイアウトを想定して計画するのがおすすめです。

    部屋の広さや天井高を確認する

    空間全体のボリュームに対して照明が大きすぎると圧迫感が出てしまい、小さすぎると寂しい印象になってしまうため、広さや天井高に合わせた最適なサイズを選ぶこともポイントです。

    特に勾配天井や吹き抜けがある場合は、通常の天井高よりも高い位置に設置するため、光の広がり方やコードの長さも考慮しなければなりません。

    逆に、下がり天井を取り入れている場合は、天井との距離が近くなるため、器具の厚みを抑えるなどの工夫が必要です。

    必要な明るさ(ルーメン)を算出する

    ダイニングでの過ごし方に合わせて、必要な明るさ(lm:ルーメン)を検討しましょう。

    一般的に、食事を楽しむ空間に必要な明るさは1畳あたり300〜400lmが目安とされています。

    これを基準に、落ち着いた雰囲気を重視するなら少し暗めに、お子さまの宿題やリモートワークなどで手元をしっかり照らしたい場合は、より明るいものを選ぶか、デスクライトなど別の照明を用意して調整するのがおすすめです。

    LDK全体で考えた場合、メイン照明だけでなく、ブラケットライトやスタンドライトなどを補助として組み合わせる「一室多灯」の考え方を取り入れると、生活シーンに合わせた適切な照度を確保しやすくなります。

    光の色味(電球色・温白色)を考慮する

    照明による光の色味(色温度)も、空間の雰囲気を決める重要な要素です。

    食事をおいしく見せ、リラックス効果を高めるなら、温かみのある「電球色」がおすすめです。

    一方、自然な明るさでリラックスと作業性を両立したい場合は「温白色」を、読み書きや作業で手元をはっきり照らしたい場合は太陽光に近いスッキリとした白さの「昼白色」を選ぶと、目が疲れにくく集中しやすくなります。

    最近では、一台で色味を切り替えられる調色機能付きのLEDも普及しています。

    ブルーハウスでは、フローリングや家具の木目の色合いに合わせて、最も美しく見える光の色をご提案しています。

    インテリアのスタイルに統一感を持たせる

    照明は「光る家具」とも言われるほど、インテリアのスタイルを決定づける要素です。

    ナチュラルな空間なら木製やガラス製のシェード、モダンならスチールやマットな質感のものなど、お部屋のコンセプトに合わせたデザインを選ぶのがおすすめです。

    ブルーハウスでは、建築家が家全体の世界観をトータルコーディネートすることで、照明だけが浮いてしまうことなく、空間に溶け込む美しいデザインが実現します。

    ダイニングを照明でおしゃれに見せるポイント

    ダイニングを照明でおしゃれに見せるポイント

    ダイニングをより魅力的な空間へ演出する、おしゃれな照明使いのテクニックを解説します。

    複数使い(多灯吊り)を行う

    同じデザインのペンダントライトを2~3個並べる「多灯吊り」は、リズム感が生まれ、カフェのようなおしゃれな雰囲気を演出できます。

    また、あえて異なる形状や色のライトを組み合わせれば、個性的な空間になります。

    多灯吊りの際は、器具同士の間隔を均等にするのが基本ですが、それぞれ高さを変えて段差をつけることで、空間に動きと奥行きを出すこともできます。

    視線が自然とダイニングに集まるため、お家のフォーカルポイント(見せ場)になりますよ。

    ダクトレールを活用して配置に柔軟性を持たせる

    天井にダクトレール(配線ダクト)を設置すると、照明の取り付け位置を自由に変更できるようになります。

    将来的にテーブルの向きを変えたり、買い替えたりした場合でも、レールの範囲内なら簡単に光の位置を調整できるのが大きなメリットです。

    レールの空いたスペースにスポットライトを追加したり、専用のフックで観葉植物を吊るしたりなどのアレンジも楽しめる、機能性とデザイン性を兼ね備えた手法です。

    調光・調色機能でシーンに合わせて演出する

    一つの空間で「食べる・くつろぐ・作業する」など多目的に過ごすダイニングでは、照明に調光・調色機能があるととても便利です。

    食事や読書など多目的に使う日中は、文字が見やすい「昼白色」などのスッキリとした白い光に、夕食時は暖色系の「電球色」で明るさを落としレストランのようなムードを作るなど、時間帯や気分に合わせて雰囲気を変えられます。

    壁スイッチだけでなく、スマートフォンやリモコンで操作できるタイプを選べば、座ったまま最適なライティングに調整できるので、暮らしの質がさらに向上しますよ。

    演色性の高い電球で料理をおいしく見せる

    「演色性(Ra)」とは、光が当たった時の色の見え方を表す指標です。

    この数値が100に近いほど太陽光の下での見え方に近くなります。ダイニングには、Ra90以上の高演色タイプの電球を選ぶのがおすすめです。

    赤色が鮮やかに見えるため、お肉料理やサラダの彩りが際立ち、毎日の食卓がより華やかになります。

    照明選びの際、ついつい器具のデザインだけに目が向きがちですが、電球の性能にこだわることも、豊かな暮らしを作る大切なポイントです。

    家具やアートとのバランスを意識して配置する

    照明は単体で考えるのではなく、ダイニングテーブルや椅子、壁面のアートなどとのバランスが重要です。

    例えば、線の細い繊細な家具には軽やかなデザインの照明を合わせると、空間に統一感が生まれます。

    また、テーブルのセンターから照明がずれてしまうと違和感が生まれるため、設計段階で家具の配置を厳密にシミュレーションしておくことが大切です。

    ダイニング照明選びで失敗しないための注意点

    ダイニング照明選びで失敗しないための注意点

    ダイニングを照明でおしゃれで快適な空間に演出するために知っておきたい、器具の選び方・使い方の注意点を解説します。

    住み始めてからの後悔を防ぐために、実用面でのチェックポイントも押さえておきましょう。

    明るすぎ・暗すぎにならないよう注意する

    おしゃれさを重視するあまり、明るさが不足して不便を感じたり、逆にまぶしすぎて落ち着かなかったりすることがないように注意しましょう。

    特に、ガラスシェードや電球が露出するデザインの照明は、光源が直接目に入ってまぶしく感じることがあります。

    適切なワット数やルーメン数を確認するとともに、複数の光源(ダウンライトとペンダントライトなど)を併用して、シーンに合わせて全体の明るさを調整できるように計画するのがおすすめです。

    頭をぶつけない適切な高さに設置する

    ペンダントライトを設置する高さの一般的な目安は、ダイニングテーブルの天板から照明の下端まで60〜80cm程度とされています。

    これより低いと食事の邪魔になったり、立ち上がる際に頭をぶつけたりする危険があり、高すぎると手元が暗くなり、デザインの魅力も半減してしまいます。

    照明を取り付ける際は、身長や家具のサイズに合っているか、実際に確認しながら微調整を行うことで失敗を防げます。

    掃除や電球交換などメンテナンス性を考慮する

    ダイニングは意外と油はねやホコリがたまりやすい場所です。

    デコラティブすぎるシェードや、手の届かない位置にある照明は、お手入れが負担になることがあります。

    特にペンダントライトは視界に入るため、汚れが目立ちやすいものです。

    拭き掃除がしやすい素材か、電球交換が自分で行えるかなど、日常のメンテナンス性も考慮して選びましょう。

    LED一体型の器具の場合は、寿命が来た際の交換方法についても事前に確認しておくと安心です。

    既存のスイッチや配線器具との互換性を確認する

    賃貸住宅や既存の住宅に照明を取り付ける際は、まず天井の配線器具(引掛シーリングなど)の種類を確認しましょう。

    種類によっては、取り付けられる照明器具の重さや形状に制限がある場合があります。

    また、壁のスイッチで明るさを調節したい場合は、スイッチと照明器具(または電球)の両方が調光に対応している必要があります。

    対応していない組み合わせだと、ちらつきや故障の原因になることがあるため注意が必要です。

    海外製のデザイナーズ照明などは、日本の電圧や配線規格に適合しないケースもあるため注意が必要です。

    ブルーハウスでは、設計段階からご希望の照明を伺い、確実に取り付けができるよう電気配線計画を綿密に立てています。

     

    まとめ

    ダイニングの照明は、家族の時間を彩り、日々の暮らしに豊かさを添えるエッセンスです。

    種類ごとの特性を理解し、テーブルのサイズや生活スタイルに合わせて計画することで、機能的かつおしゃれな空間が完成します。

    ブルーハウスでは、建築家とともに「光の質」にもこだわった家づくりを行っています。実例を参考にしながら、あなたにとって最高のダイニング照明を見つけてみませんか?

    住まいの照明計画でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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