30坪・4LDKで総二階の間取りはどんな家になる?|愛知の工務店がおすすめ間取りを解説

総二階の家の外観事例

総二階の家は、1階と2階の形・面積が同じでコストを抑えやすい家の形です。

実際に家を建てるとき、総二階の家はどんな間取りになるのか気になる人も多いと思います。

今回は、総二階の家の間取りの特徴とメリットや、30坪~40坪で総二階の家の間取りシミュレーションを紹介します。ブルーハウスで建てた総二階の間取り・外観事例も紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。

 

目次

■総二階の間取りは難しい?間取りの特徴とメリット
■坪数別・4LDK総二階の家の間取りシミュレーション
 ・30坪・4LDKの総二階の間取り
 ・35坪・4LDKの総二階の間取り
 ・40坪・4LDKの総二階の間取り
■総二階の家のデザインバリエーション
■総二階の家の間取り・外観実例【建築家とつくる家】
■まとめ

 

■総二階の間取りは難しい?間取りの特徴とメリット

初めに、総二階の間取りの特徴とメリットを簡単にまとめてみます。

・上下階のバランスが良く、構造が安定しやすい

総二階の家は、上下階が同じ形なので上下で壁、柱の位置を合わせやすくなります。そのため家の構造が安定しやすく地震や台風に強くしやすくなります。

 

・コストダウンや工期短縮につながりやすい

総二階でシンプルな四角形(凹凸が少ない)の形なら、外壁や屋根の材料費が少なく済むのでコストダウンになります。また、シンプルな構造であるほど工期も短縮しやすく、結果的に総工事費用もその分抑えられます。

 

・土地費用を抑えられる

総二階の家は同じ延べ床面積の部分2階建ての家と比べると1階の面積が少ないので、土地面積も少なく済み、土地購入費用を抑えられるメリットもあります。ただし、土地の斜線制限などの法規制によっては希望の大きさの総二階が建てられない場合もあるので、事前に土地条件は必ずチェックしましょう。

 

・外壁からの熱の出入りが少なくなる

箱型の総二階の家は、同じ延べ床面積の部分2階建ての家よりも外壁面積が少なくなります。断熱・気密施工をしっかり行うことが前提ですが、外気に触れる部分が少ないほど室内に暑さ、寒さが伝わりにくくなり、冷暖房効率も良くなります。

 

・上下分離型の二世帯住宅にも適している

各世帯の人数にもよりますが、完全分離や一部共有型の二世帯住宅を建てる場合は、両世帯にキッチン・水回りなどの設備がそれぞれ必要なので、総二階で上下分離型にするとバランスが取りやすくなります。アパートやマンションの上下階の関係がそのまま家になったイメージです。

玄関のみ共有にしたり、1階に共有の中庭やデッキスペースを配置するなどで1階と2階の居住スペースの比率を調整することもできます。

 

■坪数別・4LDK総二階の家の間取りシミュレーション

 

・30坪・4LDKの総二階の間取り

30坪で4LDKの総二階の家を建てる場合、1階と2階はそれぞれ約30畳の広さになります。

基本的なおすすめの間取りは

1階:LDK(約18~20畳)と水回り+玄関+収納(2~4畳)+階段

2階:4.5畳~8畳の個室が4部屋+収納(4畳)+階段

というイメージになります。30坪は4人家族である程度余裕を持って住める標準的な面積なので、間取りも必要最低限の設備がちょうど収まるようなイメージになります。LDKが20畳取れれば、リビングの一角にワークスペースを設けたりパントリーやリビングクローセットを入れる余裕もあります。立地によっては1階と2階の間取りをひっくり返して2階リビングにする間取りも可能です。

 

・35坪・4LDKの総二階の間取り

35坪の場合はLDKをより広めにとったり収納を増やせます。ファミリークローゼットやシューズクローク、土間収納など大きめの収納スペースが欲しい人におすすめです。

おすすめの間取りのイメージは

1階:LDK(約20~23畳)と水回り+玄関+収納(2~6畳)+階段

2階:4.5畳~8畳の個室が4部屋+収納(6~8畳)+階段

になります。

 

・40坪・4LDKの総二階の間取り

吹き抜けのある総二階の家の間取り

延べ床面積が40坪あれば、リビングの一角に畳コーナーを設けたり、LDKの一部を吹き抜けにして開放的で明るいリビングをつくるなど、さらに間取りのバリエーションが広がります。

4つの個室のうち1階に1部屋、2階に3部屋+吹き抜けや共有スペースなどアレンジもしやすい広さです。

 

■総二階の家のデザインバリエーション

おしゃれな外観の総二階の家

総二階の家のデザインは、長方形・正方形以外にL字型やコの字型、かぎ形などバリエーションがたくさんあります。「総二階の家はダサい」というイメージがある人もいるかもしれませんが、デザインの工夫次第でおしゃれな外観は実現できます。

1階と2階が同じ形であれば様々な形のアレンジも可能ということも覚えておいてくださいね。

 

■総二階の家の間取り・外観実例【建築家とつくる家】

・デザイン性の高い総二階のガレージハウス

ファザードはガレージと壁のみで極限までにシンプルな外観で建てられた総二階の家の実例です。総二階の家はインナーガレージもスッキリと収めることができます。

土地の特徴を考慮して、日中に光が差し込む面にLDKと大きな窓を設けました。LDKからはガラス張りでガレージの様子も見られます。車好きのお施主様におすすめの間取りです。

1階と2階をつなぐ吹き抜け。2階吹き抜け部分の窓から家中に光が差し込んで明るい空間を生み出しています。

・階段や窓の配置が楽しい遊び心のある総二階の家

大小の窓の配置がリズムを生み出す楽しさのある総二階の家の外観事例です。ポップでありながらクールな素材使いでモダンな印象に仕上がっています。

オープン階段で下の階まで吹き抜けの光が届きます。窓の配置は内部の間取りとともに計算されています。

・リビング階段で上下階がつながる白い総二階の家

真っ白な外壁と三角屋根が印象的な総二階の外観事例です。左右に袖壁を出し、玄関を奥に引っ込ませることで総二階でもメリハリのある外観に仕上がっています。木調の袖壁と軒天がアクセントになっています。

おしゃれな外観の総二階の家

間取りはリビング階段を採用。リビングはキッチンよりも天井を高くしてハイサイドライト(高窓)を配置し、より多く光を取り込めるようになっています。

工事例:三角屋根の白いハコ

 

■まとめ

今回は総二階の家の間取りのポイントを開設しました。総二階の家は建築コストの面でもメリットが大きいので、総二階は間取りが難しいと思っている方も、今回の30坪・4LDKのシミュレーションを参考にして住みやすいLDKや部屋の配置をぜひ検討してみてくださいね。

ブルーハウスのYouTubeチャンネルで、LDKを広く見せる間取りや壁紙クロスなどの素材の色選びのコツも解説しています!こちらも参考にしてみてください。


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愛知エリアに密着した工務店であることを活かして、土地選びや資金計画などから家づくりのあらゆる工程に関わることで、住む場所や予算、その後の人生にとって最適な、世界にひとつのお客様一人ひとりにベストな家を提供することを最も大切にしています。

また、家のデザイン、プランニングには暮らし方への高い提案力を持ち、地域風土や敷地の条件に合わせた柔軟な工事ができる建築家による意匠工事を提供しています。

デザインと性能、そして暮らしやすい間取りを両立した家を求めやすい価格で提供することで、地域の皆様の幸せに貢献します。

家づくりのリサーチを始めたばかりの方、まず何から始めたら良いか分からない方は、ブルーハウスの家づくりセミナーにぜひご参加ください。

著者情報

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