一戸建て住宅の害虫対策を解説!
一戸建て住宅において気にしなければいけないのが害虫対策です。新築の一戸建て住宅であっても、害虫はさまざまな場所から家の中に侵入してしまいます。
今回は一戸建て住宅を持つ方に向けて、害虫の侵入を防ぐ方法や害虫を見つけたときの対策、害虫が侵入しにくい家選びのポイントまで詳しく説明します。
害虫のトラブルに悩みたくない方は、この記事を参考にしてください。
目次
害虫の侵入を防ぐ方法
害虫が入ってくる場所
家に入ってくる害虫の特徴
家で害虫を見たときの対策
周囲環境もチェックする
まとめ
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害虫の侵入を防ぐ方法
害虫の侵入を防ぐためには、害虫が集まる環境を作らないことが重要になります。まずは家の中でできる害虫対策しっかりおこないましょう。
ゴミを溜めない
害虫はゴミのある場所に集まる傾向があります。ゴミを家の中に溜めないようにして、ゴミ出しの日に定期的に処分するようにしてください。
よくあるのが、ダンボールや新聞などを長期間放置しておくケースです。燃えるゴミと違って月に2回程度しかゴミ出しの日がないため、捨てるのを忘れがちですが、ダンボールの隙間には害虫がついていることがけっこうあるのです。
ベランダにゴミを放置する人もいますが、ベランダに害虫が集まることで家の中に侵入する危険性が高くなります。室内はもちろんですが、家の外周りも清潔な状態を保つことを心がけてください。
虫除けグッズを設置する
虫除けグッズを設置することで、害虫が家の中に近づけないようにします。玄関や窓の近くなど、害虫が入ってきやすいような場所に設置するようにしましょう。
害虫の嫌いな植物としてミントやラベンダー、ゼラニウム、ローズマリーなどがあげられます。ホームセンターや花屋などで100円〜500円程度で購入できるため、家に置いておきましょう。
湿気を防ぐ
害虫は日当たりが悪くて湿気のある場所を好みます。エアコンや空気清浄機などを使って、部屋の湿度が上がらないように注意しましょう。
また家に除湿機が無い場合は、除湿剤でも代用が可能です。コンビニやスーパー、100円ショップなどで簡単に購入できます。
照明をLEDに変更する
害虫は光を発している部分に集まる特性があります。そのため紫外線を発している照明器具には害虫が集まってしまうのです。
LED照明に変更することで、害虫が集まりにくくなります。LEDは害虫以外にも色を変えたり光の強さを細かく調整できるため、家の電気をLEDにするのはおすすめです。
忌避グッズを利用する
忌避グッズとは、害虫の嫌いな匂いや超音波を出すグッズです。コンセントに差し込んで家の中に置いておくだけで、周囲数メートルは害虫が寄り付かなくなります。
ただ超音波はプラズマクラスターやマイナスイオンであるため、目に見える効果がわからないというのが現状です。
侵入経路をなくす
害虫が入ってきそうな場所の侵入経路を塞ぎましょう。次の見出しで詳しく解説します。
害虫が入ってくる場所
害虫は小さな隙間から家の中に侵入してしまいます。害虫が入りやすい場所の対策をしっかりおこなってください。
窓や網戸の隙間
窓や網戸には少しですが隙間があいています。とくに網戸の穴は小さな害虫が入るのには十分な隙間です。
隙間の小さい網戸に変更したり、害虫対策用のテープなどを使用したりして、できるだけ隙間を減らすようにしましょう。
換気扇
トイレやキッチンなどにある換気扇の隙間からも害虫は侵入してしまいますす。市販で売られている換気扇専用のフィルターなどを張って、害虫の侵入を防ぐようにしましょう。
室外機のホース
あまり意識しない場所ですが、家の中と外をつないでいる室外機のホースなども害虫の侵入経路となります。ホースにキャップなどをして、害虫が入らないようにしてください。
外に干した洗濯物
盲点なのですが、洗濯物を外に干していると、害虫がついていても気づかずに家の中にいれてしまうことがあります。洗濯物を家の中に入れるときは、害虫がついていないかを確認するようにしましょう。とくに白い洗濯物は害虫がよってきやすいので注意が必要です。
家に入ってくる害虫の特徴
家に入ってくる害虫の特徴は大きく3種類に分けられます。
衛生面に悪影響を及ぼす害虫(ゴギブリなど)
ゴギブリなどの害虫によって食べ物に雑菌がつくことで、食中毒の原因になることがあります。キッチン付近でゴギブリを発見したときは、食材は火を通すなどして、生では食べないようにしましょう。
人体に悪影響を及ぼす害虫(ダニ・ムカデなど)
ダニは目に見えませんが、人に噛み付いてアレルギー症状などを引き起こします。ダニが発生しやすい枕や布団は、最低でも1週間に1回は洗濯をするようにしてください。
またダニは人だけでなく、犬や猫などの皮膚炎の原因にもなります。ペットを買っている家庭は、常日頃から部屋をきれいに保つことを心がけましょう。
そしてムカデも刺されるとアレルギー症状を引き起こす可能性があります。見つけてもむやみに素手で触れないようにしてください。
住宅に被害を及ぼす害虫(シロアリなど)
シロアリが住宅に住み着いてしまうと、家の木造部分などを食い荒らします。住宅内で巣を作り、家電製品の中までアリが侵入した事例もあります。シロアリが家の中に巣を作ってしまうと自己処理が難しいため、早急に業者に頼むようにしてください。
家で害虫を見たときの対策
どれだけ害虫の侵入対策をしていても、家の中に害虫が入ってきてしまうことがあります。害虫を見つけたときの対処方法も頭に入れておきましょう。
自分で処理する場合
外から侵入したハチやクモ程度の害虫であれば、自分で害虫を処理しましょう。市販で売られている殺虫スプレーであれば、かけるだけで簡単に撃退できます。
ただ殺虫スプレーをかけると害虫が暴れて毒を受けたりする危険性があるため、ある程度距離を保ってスプレーをかけるようにしてください。
業者に頼む場合
シロアリが家の中に巣を使ったり、壁の中でゴギブリに卵を生まれたりしてしまうと、自己処理では対応できないこともあります。その場合は害虫の駆除業者に依頼するようにしてください。
ただ業者の中には悪徳業者も少なからずあるため、以下の4項目をチェックするようにしてください。
・上限金額の料金が設定されている
・見積もり費用が無料である
・見積もり費用が他の業者と比べても高額でない
・駆除後のアフターフォローがある
駆除業者の技術力も会社によってばらつきがあるため、今までの施工実績なども確認することが重要です。
業者に頼んだ場合の費用
業者に頼んだ場合にかかる費用は害虫の種類と駆除範囲で変わってきます。
以下、料金の目安になります。
害虫駆除の相場料金(50m2の場合)
・ゴキブリ:10,000円〜35,000円
・シロアリ:3,000円〜15,000円
業者に頼む場合は、必ず最初に見積もり費用を確認してください。
周囲環境もチェックする
一戸建て住宅を建てる前であれば、周囲の環境も判断材料として入れてください。
飲食店などは、害虫だけでなくハエやネズミなどが住みやすい場所です。また大きな森や森林が近くにあると、ムカデやハチ、クモなどが出やすくなります。
そして新築の場合、建築中に出た木屑などのゴミから害虫が発生する場合があります。家の周りを掃除して、余計なゴミが落ちていないかチェックするようにしてください。
まとめ
住み始めたばかりなのに、害虫のトラブルに悩まされて数ヶ月で引っ越しした事例もあります。業者に頼むことで害虫問題は解決しますが、定期的に依頼が必要になると余計なお金がかかってしまいます。まずは自分でできる害虫対策をおこなって、害虫を家に侵入させないようにしましょう。
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