家族が快適に暮らせる広い玄関の施工事例を紹介|間取りや収納のポイントも解説
玄関は家の顔とも呼ばれ、来客の印象を決定づける空間です。
広い玄関は、開放的ですっきりとした雰囲気になりますし、家族の趣味の道具置き場、来客スペースなど様々なシーンで重宝します。
今回は、広い玄関の施工事例と間取りや収納のポイントについても紹介します。
<このコラムのポイント>
・広い玄関の施工事例を紹介します。
・限られた土地面積でも広い玄関をつくることはできます。広い玄関の間取りのポイントを解説します。
・広い玄関のメリット・デメリットを紹介します。メリット・デメリットを事前に把握しておきましょう。
広い玄関の施工事例を紹介
住宅の間取りをご検討中の方は、広い玄関があると、どのようなイメージになるのか気になるところでしょう。
そこで、まずは広い玄関の施工事例を見ることで、広い玄関の間取りの参考になります。
ここでは、広い玄関の施工事例を紹介します。
広い玄関の施工事例|開放感がある玄関
こちらは、開放感がある広い玄関の施工事例です。
広めの土間玄関と白で統一された壁が、開放感のある空間をつくっています。
入口には、靴の収納スペースを設けることで全体としてすっきりとしていて、生活感がない玄関になります。
広い玄関の施工事例|ウォークイン型の土間収納
こちらは、玄関にウォークイン型の土間収納を設けた広い玄関の施工事例です。
このように、玄関に収納スペースを設けることで利便性の高い玄関を実現しました。
広い玄関の施工事例|ベビーカーも十分置けるスペースを確保
こちらは、お子様の自転車やベビーカーも十分置けるスペースを確保した広い玄関の施工事例です。
玄関正面にクローゼット型のシューズクロークを配置することで、いつでも整理されている印象を与えます。
広い玄関の施工事例|玄関の壁に木材を採用
こちらは、玄関の壁にアクセントとして木材を使用した広い玄関の施工事例です。
白色に統一されたシンプルなデザインに木材を採り入れることで、温かみのある玄関を実現しました。
ウォークイン型のシューズクローゼットに靴や家族の趣味道具などを収納することができるので、玄関は広く開放的な印象を与えます。
ここまで、広い玄関の施工事例を紹介しました。
ブルーハウスには、今回紹介しきれなかった広い玄関の施工事例がたくさんありますので、下記からぜひごらんください。
広い玄関の家をつくるには?|間取りのポイントを解説
広い玄関と聞くと、広い土地が必要な印象がありますが、土地の面積は限られています。
また、家づくりには間取りのバランスが重要で、玄関のスペースを広くすると居室など他の間取りを圧迫することもあります。
そこで、ここでは下記の通り、限られた土地面積でも広い玄関を実現できる間取りのポイントを解説します。
- ・横長の間取りにする
- ・吹き抜けを設けて開放感を
- ・2WAY玄関で来客動線の良い間取りに
- ・採光を採り入れ明るい玄関にする
- ・シューズクローゼットを設ける
横長の間取りにする
同じ面積であれば、縦長よりも横長の玄関にした方が視覚的に玄関が広く見えます。
また、ベビーカーなどを置くスペースも横幅が広い方が確保しやすいですし、大人数の来客があった時も横幅が広い玄関の方が使い勝手が良いです。
したがって、可能であれば、玄関の間取りは縦長よりも横長にした方が開放的で利便性が高い玄関になります。
吹き抜けを設けて開放感を
玄関の間取りスペースがとれない場合は、吹き抜けの玄関を検討してみてはいかがでしょうか。
玄関に吹き抜けを設けることで採光性が高まり、明るい玄関になります。
そして、玄関の明るさは、開放感につながるので玄関が広く見せることができます。
また、縦の空間が広くなるので、全体として広い玄関という印象を与える玄関になります。
このように、玄関に吹き抜けを設けることで開放感がある玄関の間取りをつくることができます。
吹き抜けの玄関のメリット・デメリットについては、下記の記事でも紹介していますので、参考にしてください。
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2WAY玄関で来客動線の良い間取りに
2WAY玄関とは、玄関にシューズクロークや土間収納を配置し、通常のホールへの出入り口の他に出入口を設ける間取りのことを指します。
玄関に広いスペースをとれるのであれば、メインの玄関には収納を設けずに、土間収納等に収納することで玄関を広く見せることができます。
そして、広い玄関になるだけではなく、ホールへの出入り口を来客用と家族用に分けることもできるのはもちろん、用事によって出入口を使い分けることもできるので、来客動線や生活動線が良い間取りになります。
採光を採り入れ明るい玄関にする
明るい玄関は広く見えます。
そして、明るい玄関にするために最も効果的な方法が、玄関に窓を設けることです。
玄関に窓を設けることで、自然光が入るので明るい玄関になります。
その他にも、玄関を明るくすることで、下記のようなメリットがあります。
- ・カビの発生を抑制する
- ・換気がしやすくなる
このように、玄関に採光性を確保することで健康的にも快適に住みやすい家となります。
シューズクローゼットを設ける
玄関にご家族の靴などが散乱していると、玄関が狭くなります。
広い玄関にするためには、シューズクローゼットを設けるなどの間取りアイデアが効果的です。
玄関をすっきりとさせたいのであれば、扉で靴を隠せるクローゼット型の収納が適しています。
スペースに余裕があれば、玄関の横に、ウォークイン型やウォークスルー型の土間収納を設けるなどの間取りアイデアで玄関を広くできます。
下記の記事では、玄関に土間収納がある間取りの施工事例などを紹介していますので、あわせてごらんください。
広い玄関間取りのメリット・デメリットは?対策はある?
広い玄関間取りには、メリットとデメリットがあります。
メリット・デメリットを事前に把握しておくことで、後悔しない広い玄関をつくることができます。
ここでは、広い玄関間取りのメリット・デメリットについて解説します。
広い玄関間取りのメリット
広い玄関間取りにすることで下記のようなメリットがあります。
- ・家族の趣味の道具などを収納できる
- ・開放感があり明るい印象になる
- ・多目的なスペースとして利用できる
家族の趣味の道具などを収納できる
広い玄関間取りにすることで家族の趣味の道具などを収納できます。
例えば、自転車やサーフボード、DIYの道具などアウトドアで使うものを家の中に入れるのは少し抵抗があります。
しかしながら、外に置いておくと盗難のおそれもありますから、難しいところです。
広い玄関間取りにすることで、ご家族の趣味の道具を置いておくことができるので便利です。
開放感があり明るい印象になる
広い玄関間取りにすることで、デザイン性も高まりますし、開放感がある明るい玄関になります。
明るい玄関は、お客様にも良い印象を与えるでしょう。
玄関は家の印象を決定づける場所であるとも言われていますから、広い玄関にすることで大きなアドバンテージを得ることができます。
多目的なスペースとして利用できる
広い玄関は、ハンドメイドやDIYなど趣味のスペースとして利用できます。
また、玄関にスペースがあれば、来客用のいすやテーブルを置くことで、来客対応を玄関で完結することもできるでしょう。
このように、広い玄関間取りにすることで、多目的なスペースとして利用できるので便利です。
広い玄関間取りのデメリット
広い玄関間取りにすることで下記のようなデメリットが発生することもありますので、注意しましょう。
- ・他の居住スペースを圧迫する
- ・建築コストが高くなる
- ・物置化するおそれがある
他の居住スペースを圧迫する
土地が決定した後に、玄関の間取りを広くしようとすると、土地面積は限られていますから他の居住スペースを圧迫します。
当然ながら、家づくりは玄関だけではないので、それぞれのスペースのバランスをとって間取りを考える必要があります。
もちろん、限られた土地面積でも玄関を広く見せるアイデアや他の居住スペースを圧迫しないように廊下をなくすなどの間取りの工夫もあります。
したがって、限られた土地面積の中で広い玄関を検討している方は、早い段階で間取りの自由度が高く、提案力がある建築会社を選ぶことが重要です。
限られた間取りの中で、玄関を広くしたいとお考えの方は、下記の記事で玄関とリビングが直結の間取りのメリット・デメリットを紹介していますので、ぜひごらんください。
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建築コストが高くなる
広い玄関間取りは、当然ながらそれに応じた土地面積も必要になりますし、家の延床面積も広くなるので建築コストが増加する傾向があります。
物置化するおそれがある
広い玄関スペースは、使い勝手が良いのでどうしても物を置きたくなります。
ご家族が、それぞれの趣味の道具などを玄関スペースに置くことで、乱雑になり、広いスペースなのに狭い玄関となるおそれがあります。
広い玄関が便利であるが故のデメリットですが、土間収納を設けて玄関スペースと収納スペースを分けるなどの間取りの工夫をすることでこのようなデメリットを解消できます。
このように、広い玄関間取りについては、メリット・デメリットがありますので、ライフスタイルの優先順位にあわせて間取りを検討しましょう。
広い玄関の魅力については、下記の記事でも紹介していますので、ぜひごらんください。
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広い玄関にするには、どれくらいの面積が必要?
広い玄関にするには、どの程度の面積が必要なのかという点については、事前に確認しておきましょう。
玄関の間取りに必要な面積について一般的には、奥行き1.2m以上横幅1.35m以上は必要だと言われており、スペースとしては3畳が平均的であると言われています。
ただし、住宅の大きさや家族構成により玄関に必要な広さは変わってきますので注意が必要です。
3畳の配分としては、土間と玄関ホール、収納スペースが1:1:1が一般的ですが、ご家族が2人であれば2畳あれば十分ですし、家族が3人以上いるのであれば、やはり3畳はほしいところです。
住宅と玄関の間取りのバランスとしては、25坪~35坪の住宅の玄関の広さは2畳~3畳必要で、40坪以上なら4畳以上が一般的な広さです。
このように、広い玄関の基準は、住宅の大きさや家族構成によって変わってきますが、3畳を広さの基準とすると4畳あれば十分に広い玄関となると言えるでしょう。
まとめ
広い玄関の施工事例や間取りのポイントを紹介しました。
家全体のバランスを考えながら、広い玄関間取りにすることで開放感がある玄関を実現できます。
また、広い玄関は、作業スペースなどに利用できるので、利便性も高いです。
今回ご紹介したように、限られた土地でも間取りのアイデアによって広い玄関を実現できますので、早い段階で専門家に相談することでご家族が快適に暮らすことができる広い玄関の家をつくることができるでしょう。
本記事が、広い玄関がある間取りの家づくりをご検討されている方の一助になれば幸いです。
愛知で注文住宅の施工実績がブルーハウスでは、広い玄関の家の間取りアイデアを提案することができます。
豊橋市で注文住宅を手がけるブルーハウスからのメッセージ
ブルーハウスは、豊橋市でオーダーメイドのデザインと快適性、住みやすさを両立した家づくりをしています。
- ・デザインも性能も叶えて、長く快適に経済負担の少なく住める家をつくっています。
- ・ブルーハウスは、高気密高断熱住宅にこだわっています。(現在HEAT20G2グレードを中心に建築。全棟気密測定(C値測定)を実施)
- ・無垢材や塗り壁など、自然の素材を使った家づくりが得意です。
- ・土地探しからも始められて、建てたい家や住みたい地域、住みたい環境から適した土地をお探しします。
愛知に住む人、豊橋に住む人を家づくりで幸せにする。「人生を最高に楽しむ家」をつくることを目指して家づくりをしています。
豊橋で暮らしを楽しむ!平屋コートハウスで体感ください
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