【平屋が人気!9つの理由を解説】平屋にすればよかった…。と二階建てで後悔する瞬間も紹介
令和5年、平屋が人気を博しています。
本記事では注文住宅を建築する人が平屋を希望する理由を解説します。
合わせて、2階建て住宅を建築した人が「平屋にしておけばよかった」と思う瞬間を紹介します。
人気の理由を改めて把握して、平屋のよさを確認してみましょう。
<コラムのポイント>
- ・平屋が人気。「9つの理由」がわかる。
- ・二階建てを建築した後に「平屋にすればよかった…。」と思う瞬間がわかる。
平屋が人気!9つの理由とは?
平屋が人気を博している理由は、次の9つに大別されます。
それぞれ詳しく解説していきます。
- ・上下方向の移動がないので、日常の家事が楽
- ・低く抑えられた外観は重厚感があって魅力的
- ・室内の体積が少ないので冷暖房効率に優れる
- ・リビングを中心に各部屋がつながるので家族間のコミュニケーションが促進される
- ・階段が無いので転倒リスクがなく、子ども・高齢者が安全
- ・耐震性・耐風性に優れているので安心して暮らせる
- ・無駄なスペースである階段がいらなくなる
- ・バリアフリー性能に優れていて、子どもから大人まで移動が楽
- ・はしごがあれば外壁・屋根に手が届くのでメンテナンスが楽
上下方向の移動がないので、日常の家事が楽
1つ目の理由は「階段がないことから、日常生活に上下動がなく、家事が楽」であること。
平屋にはロフトを設けない限り階段がなく、上下方向の移動がありません。
各種家事や移動が楽になり、体力的に余裕が生まれます。
▶関連コラム:家事動線の良い家の間取りアイデア集|30坪で家事楽な注文住宅を建てるコツ
低く抑えられた外観は重厚感があって魅力的
2つ目の理由は「重厚感のある外観を得られること」です。
平屋は建物の高さが低く、重厚感・高級感のある外観を実現しやすいもの。
特に外構・植栽をしっかり整備した平屋は、非常に優れた外観デザインになるので、平屋を立てる場合は外構費用もしっかり計上することをおすすめします。
室内の体積が少ないので冷暖房効率に優れる
3つ目は「二階建てと比べたときに室内の体積が小さく、冷暖房効率が高いこと」です。
平屋と二階建て住宅、建物全体を冷暖房するため必要なエネルギー量は単純に2倍です。平屋は体積が少ないので、より少ないエネルギー・電気代で冷暖房できるでしょう。
リビングを中心に各部屋がつながるので家族間のコミュニケーションが促進される
4つ目は「リビングを中心に各部屋にアクセスするため、家族間のコミュニーケーションが促進されること」です。
二階建て住宅で玄関を入ってすぐに階段があると、子どもが二階に上がってしまいコミュニケーションが取れないのはよく聞かれることです。
しかし平屋であれば階段もないので、リビング・ダイニングを通って子ども室に向かうこととなり、自然と家族間のコミュニケーションが促進されます。
▶関連コラム:平屋のメリット・デメリットとは?二階建てとの比較・デメリット対策も
階段が無いので転倒リスクがなく、子ども・高齢者が安全
5つ目は「階段がないことで転倒リスクがなく、特に子ども・高齢者にとって安心できる生活」を送れることです。
階段がある限り、段を踏み外して転倒・落下するリスクはなくなりません。
子ども・高齢者にとっては、頭部の打撲や腕・足の骨折するリスクは消えず、常に不安を抱えることになります。
平屋であれば階段がないので、子どもや高齢者本人だけでなく、一緒に生活する親・子の安心感にもつながります。
耐震性・耐風性に優れているので安心して暮らせる
6つ目は「耐震性・耐風性能に優れた住まいになること」です。
地震が発生したとき、建物の階数が高いほど、屋根が振られて被害が大きくなります。当然二階建てよりも平屋の方が被害は少なくなります。
さらに被害を抑えられるのは、台風のときも同様です。
高さを抑えた住宅の方が風の影響を受けづらいので、平屋は台風時期の被害を抑えられる仕様といえるでしょう。
無駄なスペースである階段がいらなくなる
7つ目は「階段という無駄なスペースを排除できる」ことです。
階段は機能的には単なる通路で、貴重な床面積を消費してしまう不要なものです。
平屋は階段を作らずに済むので、限られた床面積を有効活用できる間取りといえるでしょう。
バリアフリー性能に優れていて、子どもから大人まで移動が楽
8つ目は「バリアフリー性能に優れること」です。
階段がなく、上下動がないことで、高齢になって足腰が弱くなった明愛、さらに車イスを利用することになった場合も、生活する上で不便を感じることは少ないでしょう。
また、バリアフリー性能が発揮されるのは高齢者だけでなく、幼児についても同様です。
段差がないので動きを妨げず、転倒・落下のリスクを低減できます。
子どもから高齢者まで、バリアフリー性能の優れた平屋は幅広い年齢の人にとって嬉しい住まいといえます。
▶関連コラム:『平屋でバリアフリー』7つのコツと4つの注意点を紹介
はしごがあれば外壁・屋根に手が届くのでメンテナンスが楽
9つ目は「メンテナンスの容易さ」です。
二階建て住宅の場合は、屋根や外壁のメンテナンスを行う際、足場を組んで施工します。
しかし平屋は建物の高さを抑えられているので、大きめのはしごがあれば、外壁・屋根いずれにも簡単にアクセスできます。
日常的に外壁の汚れに気づいたときも、掃除しやすい点もメリットです。
二階建てで後悔する瞬間5選
平屋が人気である理由に続いて、二階建て住宅として建築した場合に後悔する瞬間を紹介します。
どちらが優れている、という訳ではありませんが、建築後に後悔を抱えることのないように、後悔しやすいポイントを把握しておきましょう。
掃除機や洗濯物を持って上り下りするとき
1つ目は「掃除機や洗濯物といった重量物を持って階段を上り下りするとき」です。
家具の搬入など、一度行うと長い間行わずに済むことは後悔しづらいもの。
一方で掃除や洗濯など、毎日、あるいは週に一度など定期的に行う事柄について後悔を感じやすいようです。
1階リビングから2階の寝室・子ども室に向かうときに寒さを感じた
2つ目は「夏、または冬に1階リビングから、2階の個室に向かうとき」です。
暑いとき寒いとき、リビングでは冷暖房を効かせて快適な温度・湿度を保ちます。
団らんのときが終わり就寝のとき、空調を効かせていない2階の個室は夏は暑く、冬は寒く感じるでしょう。
リビングを中心に各部屋がつながっている平屋は、自然とリビングの暖気が個室にも向かうので、二階建てほど温度差を感じずに暮らせます。
▶関連コラム:吹き抜けの家で後悔しない間取りづくり|メリット・デメリットと対策方法
階段で転倒・落下したとき
「階段で転倒・落下したとき」も「階段がなければ」「平屋であれば」と後悔を感じてしまいます。
特に骨折など大きな怪我を負ったときは、階段を恨めしく思ってしまいます。
年齢を重ねたときに階段の上下動が辛い
年齢を重ねて「高齢者になったとき」も、平屋にしなかったことに後悔を感じるでしょう。
20代、30代の若い頃は、階段があっても問題なく生活できます。
しかし年齢を重ねて60代、70代になったとき、階段の上下動が段々辛くなり「平屋にしておけばよかった」と感じてしまいます。
高齢になったとき二階が物置になってしまう
前項と同様に高齢になったとき、または子どもが巣立って夫婦2人だけになったとき「2階に行くことがなくなり物置になってしまう」ことに不満・後悔を感じます。
20代、30代の子どもがいるときに加えて、子どもが巣立ってからの住まいの使い方も想像してみましょう。
まとめ│人気の平屋。理由を知って検討を始めよう。
近年、人気の高まりを見せている「平屋」。
本記事では、平屋が人気になっている9つの理由を解説するとともに、二階建て住宅にした人が「平屋にすればよかったかな」と感じる瞬間を紹介しました。
平屋は非常に住み心地がよく、デザインにも優れた住まいです。
注文住宅の建築を検討しているなら、平屋も検討項目に加えてみましょう。
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