平屋こそランドリールームを作るべき「5つの理由」│平屋のランドリールームの施工事例も紹介

平屋こそランドリールームを作るべき「5つの理由」│平屋のランドリールームの施工事例も紹介

▶施工事例:和モダンな28坪の平屋

平屋の建築を計画しているなら「ランドリールーム」を導入することをおすすめします。

ランドリールームは洗濯、および洗濯物の収納に特化した部屋ですが、どうして平屋こそランドリールームを作るべきなのでしょうか。

本記事では、5つの理由として解説します。

さらに、平屋にランドリールームを設ける場合のコツや注意点も紹介するので、合わせて参考にしてください、

豊橋平屋モデルハウス(中庭のある家)

<コラムのポイント>

  • ・平屋にランドリールームを作るべき「5つの理由」がわかる
  • ・平屋にランドリールームを設ける場合の「コツと注意点」がわかる


平屋こそランドリールームを作るべき「5つの理由」

平屋こそランドリールームを作るべき「5つの理由」

▶施工事例:床延32坪なのにLDK27帖!?和モダンな平屋

平屋にランドリールームを作るべき5つの理由は、次の5つです。

  • ・プライバシーを守りながら乾燥できる
  • ・大きなランドリールームならシーツ類も干せる
  • ・ランドリールームに収納すれば動線が最短に
  • ・居室側のクローゼットをコンパクトにできる
  • ・居室側が乱雑にならずにすむ

▶関連コラム:ランドリールーム・サンルームのある間取り|新築注文住宅実例|家事動線の良い家で快適に室内干し

プライバシーを守りながら乾燥できる

1つ目の理由は「プライバシーに配慮しながら洗濯物を干せること」です。

洗濯物の中には、下着を中心に外で干したくないものがあります。また、空き巣は洗濯物の量や種類から家族構成を把握するとも言われることから、防犯のことを考えると洗濯物は中で干した方が安心できるでしょう。

ランドリールームがあれば、こうした心配をせずに洗濯物を干せます。

大きなランドリールームならシーツ類も干せる

一定度の寸法のランドリールームを作れば「シーツ類など大型の洗濯物も自宅で干せる」点もメリットです。

2階建てであれば、ベランダの手すりなどに布団を干せますが、平屋の場合ベランダ自体がないので、大物を干す場所に困ってしまう場合があります。

大型のランドリールームに専用の物干し場を設ければ、大型の洗濯物もランドリールームで乾燥できます。

ランドリールームに収納すれば動線が最短に

ランドリールームに収納すれば動線が最短に

▶施工事例:地に寄りそう平屋

ただ乾燥のために利用するのでなく、収納を設けることで「最短の洗濯動線」を手に入れられます。

一般的に洗濯は、洗濯カゴを持って洗濯機に向かい、洗濯機から干し場に行く、さらに干し場から収納に向かう、こうした動線を持ちます。

しかしランドリールームに洗濯機があり、乾燥機能があり、収納まで設けていれば、ランドリールームだけで洗濯に関係する作業が完了します。

最短の動線を手に入れられるので、日々の家事の労力を抑えられます。

LDKが洗濯物で散らからなくなる

洗濯物をベランダや軒下で干す場合、取り込んだあとは一時的にLDKなど居室のいずれかに積みあげてから、畳んで収納することになります。

一方でランドリールーム内で洗濯から収納までを済ませてしまえばLDKが洗濯物で乱雑になることなく、綺麗な状態を保てる」でしょう。

黄砂や砂の影響を受けづらい

平屋は地面との距離が近い建築様式です。強い風の日には、地面から立ち上る砂・ホコリが洗濯物に付着することも。

しかし、ランドリールームがあれば「外が強風でも強雨でも問題なく洗濯物を干せます」

花粉が大量に飛散している時も、気にせずに洗濯できるのも強みです。

平屋にランドリールーム。作るときのコツと注意点は?

平屋にランドリールーム。作るときのコツと注意点は?

▶施工事例:こだわりの詰まった平屋

続いて、平屋にランドリールームを作る場合に、知っておきたいコツと注意点を紹介します。

コツ:干す物の量を想定して広さを決める

1つ目は「洗濯物を干す量の想定」です。

ランドリールームを作るとき「とりあえず物干し用の器具1本分の広さがあれば」と、物干し用の器具の長さを基準にして広さを決めると、住み始めてから広さが不足することに気づきます。

家族の人数や洗濯物の量は引っ越す前と後で変わることはありません。現在の洗濯物の量と干す場所を参考にしながら、ランドリールームの広さを決めましょう。

▶関連コラム:【実例あり】使いやすいランドリールームは何畳?使い方に合わせた広さを解説

コツ:水回りをまとめることで動線をさらに短く

2つ目のコツは「水回りをまとめて、さらに動線を短くすること」です。

ランドリールームに加えて、キッチンや浴室といった水回りを集めることで、水回りに関連する家事動線をさらに短くできます。

また、浴室に乾燥機能付きの換気扇を設けておけば、ランドリールームで干しきれなかった洗濯物を浴室で干すことが可能になります。

注意点:2畳、できれば3畳以上の広さを確保する

注意点:2畳、できれば3畳以上の広さを確保する

▶施工事例:憧れのガレージハウス

ランドリールームは「2畳以上の広さ」を確保するようにしましょう。

LDKとは異なり、常時人がいる部屋ではないので、つい最小限の広さにしてしまいがちです。

しかし、洗濯物を干すとき、乾燥が終わって取り込むとき、洗濯物を畳むときや収納するときなど、各場面で人が動くスペースが必要です。

干す場所、動く場所、収納する場所を想定すると、可能であれば3畳を超える広めのスペースを確保することが望ましいといえます。

注意点:ランドリールームで居室が狭くならないように

一方で「ランドリールームを広くしたことで、居室が狭くならないように」注意が必要です。

敷地や予算が限られている場合は、LDKなどの居室とランドリールームの広さ、どちらか選択を迫られるかもしれません。

建具で仕切ることのできる和室に収納式の物干し場を設けるなど、LDKもランドリールームも十分な広さを取れるよう工夫を重ねましょう。

注意点:脱衣所・洗面所と兼ねる場合は不便がないか確認

ランドリールームを広く取ろうとすると、脱衣所や洗面所、トイレといった他の間取りとの一体化が対策として浮かびます。

しかし「他の間取りと一体化させた結果、使い勝手が悪くなってしまう」ケースもあるので注意が必要です。

たとえば洗面所と一体化した場合、来客があったときに、来客が洗面所を使いづらくなってしまいます。

空間をつなげて広さを確保する工夫は効果的ですが、他の機能が制限されることがないか確認が必要です。

注意点:コンセントの数と位置は多めにしておく

「コンセントの数・位置の確認」も必要です。

ランドリールームを設ける場合、洗濯物を乾燥させるための除湿機やサーキュレーターが活躍します。もしもコンセントの位置・数が不十分であれば、ランドリールームの床面を電源コードが這うことになります。

見た目も使い勝手も悪くなるので、コンセントの数は多めを意識しましょう。

▶関連コラム:【新築】採用すべきコンセントの位置10選|忘れがちな場所やおすすめの位置を解説​

平屋に作ったランドリールーム「3つの事例」

記事の終わりに、愛知県で実現した「平屋に作ったランドリールーム」3つの事例を紹介します。

それぞれの住まいで異なる、収納方法やインテリアの考え方に注目です。

広々・明るいランドリールーム

広々・明るいランドリールーム

▶施工事例:絶景を楽しむ暮らし

広々とした空間、収納用の棚や畳み作業用の台など、ランドリールームとしての理想形のひとつとも言える間取りです。

ランドリールームは基本的には除湿機や乾燥機を利用しますが、風通しも確保しておいた方が汎用性が高く、清潔さも感じられる部屋になります。

乾燥機と収納式物干しの併用ができるランドリールーム

乾燥機と収納式物干しの併用ができるランドリールーム

▶施工事例:アウトドアが楽しめる平屋コートハウス

本事例では、ドラム式洗濯乾燥機・乾燥機・収納式の物干し金物と、複数の方法を利用できます。

晴天時・雨天時・花粉時・洗濯物の量が多いときなど、様々な場面に対応できるのが強みです。

アイアンのしっかりした造りの物干し付きランドリールーム

アイアンのしっかりした造りの物干し付きランドリールーム

▶施工事例:贅沢なアウトドアリビングの平屋

こちらはタテ型の洗濯機にガス乾燥機が付属しているランドリールームです。

洗濯物を畳むための台や収納、アイアン製のしっかりした物干し金物を設けていて、効率的に洗濯から収納まで完了できる効率的なランドリールームです。

▶関連コラム:ランドリールームで家事ラクに〜メリット・デメリットや新築間取り例を紹介

まとめ│平屋 + ランドリールームで快適な生活を実現

まとめ│平屋 + ランドリールームで快適な生活を実現

▶施工事例:おおらかに暮らせる家

平屋にランドリールームを作るべき理由と、作る場合に知っておきたいコツ・注意点を解説しました。

平屋は一階と二階を行き来する必要がなく、元来動線に優れた間取りです。

しかし広めのランドリールームを作ることで、プライバシーを気にせず、雨の日も花粉が飛ぶ日も関係なく洗濯物を乾かせる優れた住環境の住まいを手に入れられます。

ただし、間取りの作り方を失敗してしまうと、LDKが狭くなってしまったり、洗濯・乾燥しづらい中途半端な広さになることも。

こうした失敗を避けて、後悔のない満足いくランドリールームのある平屋を建てるには、平屋の設計経験が豊富な会社に依頼することをおすすめします。

豊橋市で注文住宅を手がけるブルーハウスからのメッセージ

ブルーハウスは、豊橋市で100%オーダーメイド・完全自由工事の注文住宅の工事施工、建築家デザインと快適性、住みやすさを両立した家づくりをしています。

  • ・デザインも性能も叶えて、長く快適に経済負担の少なく住める家をつくっています。
  • ・ブルーハウスは、高気密高断熱住宅にこだわっています。(現在HEAT20G2グレードを中心に建築。全棟気密測定(C値測定)を実施)
  • ・無垢材や塗り壁など、自然の素材を使った家づくりが得意です。
  • ・土地探しからも始められて、建てたい家や住みたい地域、住みたい環境から適した土地をお探しします。

愛知に住む人、豊橋に住む人を家づくりで幸せにする。「人生を最高に楽しむ家」をつくることを目指して家づくりをしています。

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ブルーハウスは2021年、豊橋市に平屋コートハウスをオープンしました。ブルーハウスの家づくりをもっと知りたい方、住み心地を体感したい方、デザインを詳しく見てみたい方は、ぜひお気軽にご来場ください。

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