平屋1LDKのおすすめ間取りと暮らし方|価格相場とメリット・デメリット
コンパクトな1LDKの間取りに1~2人暮らしのこだわりを詰め込んだ「平屋」の価値ある暮らし。
階段のないLDKを中心とした住まいで、子育てを終えたご夫婦や別荘のような暮らしに憧れる方におすすめの家づくりプランです。
今回は、平屋1LDKの広さや価格相場、シンプルな間取りのメリット・デメリットと対策方法を解説します。
すっきりとした平屋の間取りを活かした、他にはないアイデアや工夫を詰め込んだ実例も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<コラムのポイント>
- ・1LDK平屋の広さやちょうどいい暮らしのイメージを掴んでみましょう。
- ・「平屋」コンパクト間取りのメリット・デメリットを解説します。
- ・コンパクト住宅の価格相場や「平屋」ならではの注意ポイントも押さえておきましょう。
平屋1LDKの広さと暮らしのイメージ
さっそく、平屋1LDKの広さと間取りの特徴を解説します。
贅沢な1人暮らしや夫婦2人暮らしの老後も安心して暮らせる家づくりを検討してみましょう。
平屋1LDKの広さと間取り
地域別注文住宅の平均住宅面積を1つの参考にしてみましょう。
全国 | 首都圏 | 近畿圏 | 東海圏 | |
住宅面積 | 37.5坪 | 37.5坪 | 38.5坪 | 37.4坪 |
住宅面積(土地付) | 33.7坪 | 32.4坪 | 34.1坪 | 34.6坪 |
参考:独立行政法人住宅金融支援機構 2021年度フラット35利用者調査「注文住宅融資利用者の主要指標」
30~40坪の家で3~4人家族向けの平均的な間取りが3~4LDKなので、1LDK間取りの平屋なら、これよりもコンパクトな坪数で1~2人暮らしにちょうどいい広さの住まいが手に入るでしょう。
平屋1LDKがおすすめな人
1LDK平屋は、
・1人暮らしや2人暮らしを考えている。
・家事にかかる移動や作業に時間をかけたくない。
・マンションやホテルのような間取りが好き。
・老後まで安心して暮らせるバリアフリーな家がほしい。
といった方々におすすめです。
世代を超えて、安心して暮らせる資産価値の高い家をお求めの方は、こちらをご覧になってみてください。
家族構成・暮らしイメージ
1人暮らしと2人暮らしの間取りや暮らしのイメージを見てみましょう。
【1人暮らしの例】
- ・LDK・一角にワークスペース+主寝室
- ・LDK・間仕切りのある寝室+書斎・趣味室
【2人暮らしの例】
- ・LDK+主寝室
- ・LDK・開閉可能な間仕切りのある寝室+書斎・趣味室
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コンパクト平屋のメリット・デメリット
コンパクトな平屋のメリット・デメリット、それらの対策方法も押さえておきましょう。
1LDK平屋のメリット
・動線が短いので、移動や掃除が楽になる
・必要最低限な設備・家具で暮らせる
・家族との距離感が近く、コミュニケーションが取りやすい
・リーズナブルなコストで憧れの平屋が手に入る
・屋根や外壁のメンテナンス費用を抑えることができる
・バリアフリーで老後の生活にも安心
1LDK平屋のデメリット
・家族が増えると窮屈になる
・在宅ワークなど1人の時間がほしい時に困る
・立地によっては満足な日当たりや風通しが得られない
・プライバシーの確保や防犯対策が必要
もともと平屋は、構造的にも安定しているので、採光や通風のために大きな窓をつくるのもいいでしょう。
近隣の建物からの影響を受けにくい「天窓」や「ハイサイドライト」「勾配天井の吹き抜け」などを採用して、明るく開放的な空間を演出するのもおしゃれです。
また、収納やちょっとした作業に必要な空間が足りないという場合は、ロフトやリビング脇のデッドスペースを活用するのも有効な方法です。
ぜひ、家づくりのプロの知識やアイデアも借りて、デメリットをカバーできる間取りづくりを楽しみましょう。
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【ライフスタイル別】1LDK平屋のおすすめ間取り実例
家族構成やライフスタイルに合わせた、1LDK平屋におすすめのデザインの実例をご案内します。
自分らしさを大切にしたい「1人暮らし」
生活スタイルやクセを知り尽くした自分だからこそ分かる、便利な動線や快適なレイアウトを実現できる贅沢な1人暮らしの平屋。
実例のように、日当たりや風通しは遮らず玄関からの視界をおしゃれにシャットアウトする方法で、無駄な廊下や個室が不要になり、ゆとりある回遊動線がつくれます。
効率的な動線がいい「2人暮らし」
広めのリビングと主寝室を確保する、2人暮らしの平屋を建てるなら、水回り動線の集約化で床面積の無駄をなくす工夫がポイントになります。
実例は、玄関すぐのリビング横に配置された洗面室の間取りで、玄関やリビングからは中の様子が見えない向きになっています。
お互いの気配を感じながらも、プライバシーは守られる、ちょうどいいスタイルに仕上がっています。
子育て中・老後も安心「バリアフリーな暮らし」
まだお子様が小さいご家庭や老後のことも考えているご夫婦の住まいなら、土間空間も楽しめるバリアフリーな平屋がおすすめです。
あえて段差をつくらず、エリアを分けることで安全で使い勝手のいいデザインに仕上げることができます。
近年需要が高まっている、土間玄関で通り抜け可能な収納スペースをつくってみるのはいかがでしょうか。
中庭のあるリビングが優雅「ホテルライクな暮らし」
敷地に余裕がある場合、ワイドにとったLDK続きに中庭を設けるスタイルもおしゃれです。
実例のような、天井から床までの大きな連続窓とウッドデッキのある外まで伸びる羽目板天井が、高級感のある視界を楽しませてくれます。
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価格相場と「平屋」購入の注意ポイント
最後に、1LDK平屋の価格相場と平屋を建てる際に知っておきたい注意点をご紹介します。
1LDK平屋の価格相場
これまでご紹介してきた1~2人暮らし向けの1LDK平屋の場合、坪単価約60万円として、延べ床面積約20~30坪で建築本体価格約1,200~1,800万円が目安になります。
住宅の規模や仕様によってさらにコストを抑えることもできますが、この「建築本体価格」以外にも、外構工事などに必要な「別途工事費」や手数料・税金などの「諸費用」も別に発生しますので、見積もりの際はよく確認しておきましょう。
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「平屋」の坪単価に注意
平屋は、建築コストの中でも特に費用のかかる基礎や屋根の面積が大きくなる構造のため、同じ延べ床面積の2階建てを建てるより「坪単価」が高い傾向にあります。
ただし、シンプルでコンパクトな1LDK平屋の場合、暮らしはじめてからのランニングコストや将来のメンテナンス・修繕費用などが抑えられやすいため、坪単価や建築コストだけでなく、住まいの安全性や快適性も重視したトータルで考える必要があります。
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プライバシー性や防犯対策も大切
平屋は、2階建て以上の建物と比べて建物の高さが低くなる分、外からの視線や防犯に配慮した対策や外構づくりが大切です。
そのため、目隠しになる塀や柵、シャッターなどの防犯・外構にかかる費用の予算も忘れずに確保しておきましょう。
まとめ:コンパクトでおしゃれなオリジナル平屋
1~2人暮らしにちょうどいい1LDK平屋での暮らしについて、メリット・デメリットやおすすめ実例と共にご紹介してきました。
同じ平屋でも、住まう人の今や将来の希望によって、理想の広さや間取りはさまざまです。
また、ご紹介した価格相場はあくまで目安ですので、詳しい見積もりやオリジナル間取りの平屋づくりに関しては、ぜひ気になる実例のある住宅会社にご相談してみてくださいね。
ブルーハウスではさまざまな施工事例をご紹介しています。ぜひ、ご覧になってみてください。
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