おしゃれな造作の本棚がある家|サイズや位置にこだわった作り方を解説

 

大工さんに作ってもらう造作家具の中でも、本棚を造作はとても人気です。

お気に入り本のサイズや量にぴったり合った造作棚は、既製品では購入することができませんからね。

また、地震などの揺れがあっても造作の棚なら倒れる心配がなく安心です。

 

造作の本棚を採用した方は、どの空間にどのようなサイズの棚を作ってもらったのでしょうか。

おしゃれな事例を紹介し、作るときのポイントや注意点を解説します。

 

<コラムのポイント>

  • ・造作の本棚の事例を見て採用場所や大きさを考えましょう。
  • ・おしゃれで使いやすい造作の本棚を作るために大切なポイントをお伝えします。
  • ・本棚を造作にする際の注意点を確認して家づくりに役立てましょう。

おしゃれな造作の本棚がある家の実例​

造作が本棚がおしゃれな家の実例を紹介します。

 

実例① スキップフロアにある造作の本棚

スキップフロアの造作本棚

スキップフロアの空間に、家族共有で使える本棚を造作した事例です。

中段から上は大人が読む本、下段は子供用の本を収納しています。

本を選んだら、スキップフロアにあるハンモックチェアでゆったりと読書ができる空間です。

 

階段下は、ワークスペースとして活用されています。

階段下のワークスペース

幅広のカウンターを採用したため、作業しやすい空間です。

スキップフロアで好きな本を選び、カウンターに腰かけて親子で読書を楽しむこともできます。

 

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実例② 土間スペースに作られた大容量の本棚

土間の造作棚

床から天井までの造作の本棚を作った事例です。

趣味を楽しむ土間スペースに本棚があります。

 

本以外にもさまざまなものを収納したり、飾ったりできる実用性のある棚です。

奥行きは浅めにして、上の方に置いてあるものを取り出しやすいようにしました。

細かな寸法までこだわり、使う物に合わせて棚の幅や高さを変えた点がポイントです。

 

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実例③ テレビ台を活かした造作本棚

畳スペースのの本棚

ダイニングとリビングの間の空間に作られた造作の本棚です。

畳が敷いてあるためゴロゴロしながら読書を楽しんだり、子供と遊びながら本の読み聞かせなどができます。

 

本棚の反対側は、リビングのテレビボードとして使われています。

飾り棚付きのテレビ台

リビング側からみると、裏に本棚が隠れているとは思いませんよね。

ダークカラーの棚が落ち着いた雰囲気のリビングにマッチしています。

 

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造作の本棚を採用するときにこだわるべきポイント​

本棚を造作するときにこだわるべきポイントを解説します。

 

使用頻度によって施工場所を選ぶ​

本棚の使用頻度によって、施工場所や棚の高さを決めましょう。

 

使用頻度が高いなら、膝から頭くらいの高さにある棚が使いやすいです。

また、読書をする空間のすぐ近くに本棚を造作しましょう。

カウンターの背面にある本棚

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こちらはスタディスペースのすぐ後ろに本棚を造作した事例です。

後ろを向けばすぐに本を取り出すことができて便利です。

 

本をコレクションしていて読む頻度が少ないなら、高めの位置に置くようにしても良いでしょう。

高い位置にある本棚

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手の届く棚には使用頻度の高いものを置いておけば、使い勝手の良い空間になります。

上の方に本棚を作るなら奥行きを浅くして、見やすくて取り出しやすいようにしておくことがポイントです。

 

収納する本のサイズと量を考える​

今持っている本とこれから買う本の量を考えて、造作の本棚のサイズを決めましょう。

本の量が多いなら、壁一面に本棚をつけることも可能です。

壁一面の本棚

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こちらは壁一面に造作で本棚とカウンターを作った事例です。

すべて同じ材料で本棚を仕上げているため、大きな造作になっても見た目はすっきりします。

 

逆に、本の量が少ししかないなら、大きな本棚は必要ありません。

子供の本やレシピ本を数冊置きたいのなら、キッチン横のニッチでも十分でしょう。

マガジンラックのニッチ

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マガジンラックのようなニッチは、空間のアクセントになっておしゃれです。

低い位置なので子供が自分で本を出したりしまったりできます。

 

内装デザインに馴染む本棚の色を選ぶ​

せっかく造作の本棚を採用するなら、内装デザインに合ったものを取り入れましょう。

こちらはカップボードと棚を一体化させた事例です。

カップボードと一体の造作棚

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キッチンのカップボードから収納棚まで同じ素材で作りました。

収納されているのは本ではなくCDですが、同様な作り方で本棚を造作しても良いでしょう。

 

既製品だと色や素材が内装と微妙に違うため、デザイン性を下げてしまうことも少なくありません。

造作家具なら、建具や床などと同色にして空間に馴染む本棚を作ることが可能です。

 

見せるのか隠すのかを決めることが大切​

本は見せて収納してもおしゃれですし、隠して収納すれば空間がすっきりします。

見せる収納なら、人が長く過ごす場所や目立ちやすい位置に本棚を造作しましょう。

 

こちらはホールにオープンタイプの棚を作った事例です。

平置きスタイルの本棚

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写真のように本を平置きすれば、おしゃれなカフェにディスプレイされているかのようです。

大きな吹き抜けがあるため、上の階からも本棚を見下ろすことができます。

 

こちらは壁面に本棚を作った事例です。

壁一面に施工したカウンター

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インテリアと一緒に本を飾れば、おしゃれにレイアウトすることができます。

オープンな空間なので、どこの空間にいても目に入りやすいです。

 

隠す収納にしたいなら壁や扉で空間を隠しましょう。

コンパクトなワークスペース

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こちらはLDKから死角になる位置にカウンターと本棚を採用した事例です。

壁で囲まれている奥まった空間なので、集中して読書ができそうですね。

本や棚にホコリを溜めたくないという方は、扉も造作してもらうことをおすすめします。

 

造作の本棚にして後悔しないために知っておくべき注意点​

大容量の造作本棚

造作の本棚にして後悔しないために、知っておくべき注意点を紹介します。

 

造作の本棚は簡単に取り外せないため細かな計画が大切​

造作の本棚は、既製品のように簡単に買い替えることができません。

そのため、施工場所や大きさなどを細かく計画しましょう。

 

施工場所については次のようなポイントを考えてみてください。

  • ・大きな本棚をつけて圧迫感を感じないか
  • ・動線の邪魔にならない場所か
  • ・本棚と読書をする空間が近いか
  • ・使う人に合った場所を選べているか
  • ・本が焼けやすい場所ではないか
  • ・本が落ちても安全な場所か

本棚の使用頻度や生活のしやすさを考えながら、ベストな施工場所を考えることが大切です。

 

また、ひとまとめに本と言っても、さまざまなサイズがありますよね。

文庫本と雑誌では全然大きさが異なります。

自分が持っている本がしっかりと収まるサイズの本棚なのかを必ず確認してください。

 

今後も本を買い足す予定があるなら、高さが変えられる可動棚を選ぶことをおすすめします。

そして、容量に余裕がある大きさの本棚を造作してくださいね。

 

既製品の本棚に比べて費用がかかる​

一般的に、造作の本棚は既製品よりも費用が高いです。

ただ可動棚をつけただけでは安く済むケースもありますが、こだわった分だけ金額は高くなります。

カップボードやテレビボードと一体の本棚や、壁1面の本棚はかなり高額です。

あらかじめ予算取りをしっかりしてから打合せに臨みましょう。

 

まとめ​

​統一感のある内装にしたいなら、収納家具は造作がおすすめです。

床や建具と合った素材で作ることで、おしゃれな「魅せる本棚」が完成します。

自分が持っている本に合わせてサイズや棚の数を決められるため、使い勝手もとても良いです。

本の置き場に困っているなら、注文ならではの造作本棚をぜひ検討してみてくださいね。

 

 

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