アウトドアリビングで後悔する理由とは?注意点すべきポイントも解説
家にいながらも屋外の生活空間を楽しめる、おしゃれなアウトドアリビングのある家。在宅ワークの普及などで家で過ごす時間が増えたこの時代、アウトドアリビングの人気も高まっています。
そんな中、「アウトドアリビングにしたいけれど、あとで後悔したらどうしよう…」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。
そこでこちらのコラムでは、後悔されがちなポイントやアウトドアリビングにする上で気をつけておきたい注意点などをまとめてご紹介します。
この記事を通して、理想のアウトドアリビングの家にするためのポイントを学んでみましょう。
<コラムのポイント>
・アウトドアリビングは屋外で過ごせる生活空間が手に入る一方で、屋外にあるためメンテナンスの手間がかかるのが後悔する点のひとつ。そのほかにも、屋外にあるからこそのデメリットを知っておき、後悔のない選択ができるようにしましょう。
・理想のアウトドアリビングにするには、家をつくる前段階からの環境選びも大切です。アウトドアリビングにする前に注意しておきたいポイントも、合わせて学んでおきましょう。
目次
アウトドアリビングで後悔する理由
まずは、アウトドアリビングで後悔する理由として、代表的な6つのポイントを解説します。
・思っていたより使わなかった
「アウトドアリビングにしたら、屋外で食事を楽しみたい」「休日は外でゆっくり読書を楽しみたい」などと、理想の生活が頭に浮かびます。
しかしながら、実際に家を建ててみたら「お金も手間もかかったのに、思ったより使わなくてもったいない…」なんてことも。アウトドアリビングが必要な明確な理由がなく、何となく設けてしまったり、使いやすい間取りにしないと日常的に使う機会も自然と減ってしまうでしょう。
・メンテナンスの手間がかかる
アウトドアリビングは屋外に設置されているため、時間が経って汚れてきたり雨で濡れてしまったりした場合には、メンテナンスが必要です。
リビングとして過ごすためのテーブルや椅子といったインテリアがあるため、定期的に汚れをきれいにしたり、雨風が激しいときは濡れないようにカバーをかけるなどの手間がかかります。
・周囲の目が気になってくつろげない
せっかくのプライベートスペースのはずが、周囲の建物からの目線が気になってしまったり、子どもの声が響いて近所迷惑になるのでは?と不安になってしまう人も中にはいます。
心からくつろげる空間にするためには、周囲の環境を考えた土地選びや、視線を遮る配置にしたり目隠し対策をするのがポイント。
・使用できる期間が短い
アウトドアリビングは屋外空間のため、一年中使用できるわけではありません。冬の寒い時期は使用できないほか、真夏の暑い日中なども外で過ごすのは難しいでしょう。
「アウトドアリビングを設けても、利用できる時期がある程度限られてしまう」ということを事前に覚悟しておきましょう。
・虫が気になる
住宅の環境によっては虫が気になってしまい、リラックスしてアウトドア空間を楽しむことができないということも。
その場合は虫除け効果のあるハーブを植えてみたり、虫除けグッズを上手く利用するなどの対策をしてみましょう。
・リビングが狭くなった
屋内のリビングのほかに、もう一つ屋外にリビングを設けることになるため、床面積が十分に確保できていないと間取りに制限が出てしまうことも。
そのため、「アウトドアリビングを無理やり設けてしまったことで、屋内のリビングが狭くて過ごしづらくなってしまった」という声も聞かれます。
アウトドアリビングを設ける場合は、余裕をもった間取りを考えるようにすることが大切です。
アウトドアリビングのメリット
続いては、アウトドアリビングを設けるメリットを紹介してきます。
・開放的な屋外空間が手に入る
最大のメリットは、なんといっても屋外で過ごせる開放的な空間が手に入ること。
ベランダや庭のある家は数多くありますが、アウトドアリビングのように屋外でも生活できる空間をもつ家は数少ないでしょう。気軽に外で在宅ワークをしたり、家族で夜ご飯を食べたり、趣味を楽しみながら過ごせるのがアウトドアリビングの醍醐味です。
・アウトドアが楽しめる
BBQをしたり、ちょっとしたDIYをしたりなど、アウトドアが楽しめることもメリットのひとつ。
忙しくて外出する時間がなくても、ふと思いついたときに気軽にアウトドアを楽しめる家なら、家族と楽しく過ごすための選択肢も広がるでしょう。屋外リビングは、アウトドアが大好きなご家族にはぴったりです。
・子どもやペットの遊び場に
アウトドアリビングは、子どもやペットの遊び場としても利用することができます。
屋内のリビングとつながるように屋外リビングを設ければ、屋内からでも子どもやペットの様子を見守ることができるほか、完全プライベートスペースのため安心して外で遊ばせることもできます。
・おしゃれな非日常空間が楽しめる
アウトドアリビングをおしゃれなインテリアで仕上げれば、そこには現実世界とはかけ離れた非日常空間が広がります。
仕事で疲れて帰宅したときや育児や家事で疲れたときに、日常のストレスを忘れさせてくれるような、そんな癒しのスペースをつくり出すことができるのがアウトドアリビングの魅力。
アウトドアリビングのデメリット
反対に、アウトドアリビングのデメリットはどのようなところにあるのかを見てみましょう。
・初期費用が高くなる
まずは、通常の家よりも初期費用が高くなってしまう点があげられます。
LDKに加えてアウトドアリビングのスペースが必要になるため、その分、土地の面積も広くなるほか建築費用もかかります。また、アウトドアリビングのインテリアや照明を揃えるのにもコストがかかってきます。
・メンテナンス費用がかかる
初期費用だけではなく、家を建てたあとのメンテナンス費用がかかるのも知っておきたいポイント。
おもに照明器具などにかかる電気代や、きれいな外観を維持するためのメンテナンス費用がかかります。
アウトドアリビングで後悔しないための注意点
最後に、実際にアウトドアリビングの家を建てるとなった場合に、事前に気をつけておきたいポイントを3つお伝えします。
・土地選びから慎重に
土地選びでは、利便性と価格で決める場合も多くありますが、アウトドアリビングを設ける場合は「周囲の環境」も重視すべきポイント。
閑静な住宅街で隣家が隣接している土地だと、周囲の目が気になったり、外で過ごす際の話し声が迷惑になっていないか不安になってしまいます。
また、環境以外にも理想の間取りが叶えられる「土地の広さ」も必要です。利便性・土地の広さ・周囲の環境・価格といった点を総合的に考えたうえで土地選びをしましょう。
・気軽に利用できるようにする
せっかくアウトドアを設けるなら、利用する機会がより多くなるように工夫をするのが、後悔しないためのポイントのひとつ。
ポイントとしては、屋内のリビングから自然とつながるようにアウトドアリビングを設けると、気軽に利用しやすい間取りになります。その際には、屋内と屋外の境目は段差をなくしてフラットにするのがおすすめです。
・メンテナンスへの理解が必要
後悔する理由のひとつにもありますが、3つ目はメンテナンスへの理解を事前にしておくこと。
屋外は常に外気にさらされているため、防水・排水の対策をしておくことが大切です。とくに床材にウッドデッキなど木材を使用する場合は、防水塗装や防腐処理を施しておかないと、劣化により建物の耐久性が弱まってしまうことも。
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いかがでしたか?今回は、アウトドアリビングで後悔する理由や事前に注意しておきたいポイントをまとめて紹介しました。
アウトドアリビングで後悔しないためには、周囲の環境選びや気軽に利用しやすいように工夫すること、そしてメンテナンスの手間を理解しておくことが大切です。
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