収納上手で無駄のない間取りを作るには?参考にしたい収納アイディアをたっぷりと解説

収納棚のあるすっきりとしたリビング

収納スペースをどれくらい確保するか、どのように設けるかは、家づくりにおいて悩みがちなポイントの一つです。

とはいえ、ベストな収納量や収納場所をどこに配置するべきかは、各家庭によって異なってくるものです。

そこで今回は、収納上手な間取りにするとどんなメリットがあるのか、そして、各間取りにおいて参考にしたい収納アイディアをたっぷりとご紹介します。

さまざまな収納アイディアを知り、自身に合う収納スペースの設け方を見つけてみましょう。

後半には、収納スペースで後悔しがちなポイントと対策についても解説していますので、家づくりの収納でお悩みの方は、ぜひ最後までご一読いただければと思います。

<コラムのポイント>

・収納上手な間取りにすることは、コスト削減や生活空間の拡大につながるなど、メリットがたくさん。さまざまな収納アイディアに触れて、あなたに最適な収納スペースを設けてみましょう。

・収納スペースで後悔されがちなポイントと対策を知っておき、収納での失敗をできる限り避けましょう。

 

収納上手な間取りにするメリット

収納上手なリビング

無駄なく、使いやすい収納の間取りにすることで生まれる、二つのメリットについてお話しします。

 

・費用が抑えられる

適切な広さの収納スペースを設けて、無駄のない間取りにすること、そしてデッドスペースを上手く活用することで、建築費用が抑えられるというメリットが。

収納量を考えずに無駄に広く設けてしまったり、デッドスペースを上手く活用しないと、その分収納に使う空間が広くなり、建築費用も増してしまいます。

 

・生活スペースが広がる

収納上手な間取りにすることで、住宅内の生活スペースを最大限に広げることができます。

そのためには、階段下や屋根裏などのデッドスペースを上手く利用した収納を意識してみましょう。「もっと広々とした家になるはずだったのに、収納のスペースを取られてしまったせいで、思ったより窮屈に…」なんてことは避けたいですよね。

 

【間取り別】収納アイディア集

さてここからは、実例写真とともに、間取り別に収納アイディアを紹介していきます。

 

・リビング

リビングの収納で抑えておきたいポイントは、開放感を保ちながら、いかに圧迫感を感じさせずに収納スペースを確保するかどうか。

そのためには、階段下や勾配天井でできた空間などのデッドスペースを、最大限に活用することがポイントです。

凹凸感の少ない収納付きリビング

奥行きの空間を上手く利用し、壁に埋め込まれているタイプの収納棚を設けたリビング。収納スペースが壁の手前に設置されているわけではないため、すっきりと圧迫感を感じさせません。

階段下の収納スペース

こちらは、中二階の階段下を子どものおもちゃ置き場として活用しているリビングです。階段上のスペースは、子どものちょっとした遊び場に。空間を一切無駄にしない間取りです。

 

・キッチン

キッチンは、基本の収納場所はシンク下のスペースになることが多い一方、その他の場所にどう収納を確保するかが悩むポイント

収納量が多くなりがちなキッチンですが、収納をたっぷりと、かつ見た目はすきっりと見せるためには、調理シンクの背面に冷蔵庫やその他の家電、収納棚を設けるのがオススメです。

たっぷり背面収納のキッチン

こちらは、II型キッチンと呼ばれ、調理台・コンロと収納棚が平行に並んでいるタイプのキッチン。シンク下と背面収納棚のデザインが統一されていて、まとまりのある印象に。

食器棚兼パントリー

「収納量がどうしても足りない!」という場合には、思い切ってパントリー兼食器棚を設置してみるのも良いでしょう。食器集めが好きな方や、食料品のストックが多い方にはオススメです。

 

・脱衣所/洗面所

脱衣所/洗面所は、洗剤やシャンプーの詰め替え、タオル類など、意外と収納量が必要になる場所です。限られたスペースであるため、無駄のない収納を設けることがポイントです。

収納上手な洗面所・脱衣所

クローゼットタイプの収納棚など、わざわざ収納スペースを設けることができない場合は、洗面台下と洗濯機の上部を収納場所として上手く活用しましょう。

洗面台の下には、洗剤や詰め替え用品などを置いたり、洗濯前の衣服をカゴに入れたりなどすると良いでしょう。目立たないように収納したい方は、扉付きにするのもおすすめ。洗濯機の上はタオル置き場にすると、使いやすさも抜群です。

 

・玄関

玄関は、靴を外に出しておくと散らかっていて、気分良く過ごせなくなってしまいます。そのため、収納はできるだけたっぷりと確保すると良いでしょう。

すっきりとした見た目の玄関収納

玄関収納は、収納だけでスペースを取ってしまうと勿体ないので、厚くせず、高さを出した収納棚を設置するのがおすすめです。省スペースかつ、たっぷりと収納できます。

 

・子ども部屋

子ども部屋は、机を置いて、クローゼット、ベッドを置いて…となると、どうしてもスペースが足りなくなってしまいがち。2階に子ども部屋を設ける場合が多いため、天井スペースを最大限に活かしてロフト付きにするのもアイディアの一つ

子ども部屋

ロフト上で遊べる間取り

ロフトのちょっとしたスペースをおもちゃ置き場にしたり、寝室にしたりなど、さまざまな活用方法があります。

 

・寝室

寝室でのお悩みポイントは、クローゼットをどう設けるか。

一般的なクローゼット収納にする場合は、適度な奥行きを確保することがポイントです。衣類の量が多く、間取りに余裕がある場合は思い切ってウォークインクローゼットを設けるのも良いでしょう。

ウォークインクローゼット

 

・屋根裏部屋

普段使わない物をしまっておく場所として使えるのが、屋根裏部屋。

「開放感も欲しいし、屋根裏スペースも確保したい」といった場合は、勾配天井や吹き抜けにして、天井の中心部分は高さを存分に活かして、屋根のサイドに物置きスペースを設けると良いでしょう。

中二階のある吹き抜けのリビング

広々とした屋根裏スペース

 

収納スペースで後悔しがちなポイントと対策

最後に、収納スペースでありがちな、後悔するポイントを3つ紹介します。収納の失敗を防ぐために、対策をしっかりとしておきましょう。

 

・広さや奥行きで後悔‥

収納スペースが狭すぎる、奥行きがありすぎて物を出し入れするのに面倒…といった後悔の声がよく聞かれます。

ベストな広さ、使い勝手の良い奥行きにするためには、新居への引越し前と後でどれくらい物が減るのか、増えるのかを事前に予測しておくこと、そして各場所には何を収納しておくかをある程度決めておくことが大切です。

 

・収納場所で後悔‥

デッドスペースにとりあえず収納スペースを設けてみたものの、わざわざ物を取りに行くのに面倒な場所に設置してしまい、使い勝手の悪い収納に。

そんな後悔をしないためには、生活導線に配慮して収納を考えるのがポイント。一日の生活ルーティンをイメージしながら、移動が少なくて済むような場所に収納を設けるのが良いでしょう。

 

・予算オーバーに‥

収納場所を多く設けすぎて、予算オーバーになってしまうことも。

階段下や天井裏スペースなどを上手く活用しつつ、「それでも収納量が足りない、かつ予算も足りない」という場合には、一度荷物の整理をして、断捨離してみるのもオススメです。引っ越しを機に物を少なくしてスッキリと、新居での新たしい生活をスタートしてみるのも良いですよね。

 

収納上手な間取りの家づくりを目指すなら、ブルーハウスにお任せください

いかがでしたか?今回は、収納上手な家づくりを目指すためのさまざまなアイディアをご紹介しました。ぜひ、ご自身のライフスタイルに合うアイディアを参考に、素敵なマイホームづくりを始めてくださいね。

ブルーハウスでは、無駄なスペースを作らない、収納上手でおしゃれな住宅の施工実績が豊富にございます。家づくりのリサーチを始めたばかりの方や、まず何から始めたら良いか分からない方は、ブルーハウスのブルーハウスの家づくりセミナー・オープンハウスにぜひご参加ください。

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