リビングはダウンライトの配置で雰囲気や使い勝手が大きく異なる|事例を元に解説​

リビングのダウンライト

 

リビングの照明はどのようなものをどこに採用したいですか。

スタイリッシュな雰囲気にしたいならダウンライト、ムーディにしたいなら間接照明など、照明の種類にこだわる方は多いですよね。

 

しかし、照明の配置にこだわる方はほとんどいないのではないでしょうか。

実は、照明の配置によってリビングの雰囲気や使い勝手は大きく異なります。

複数個の照明を配置するダウンライトは、特に配置の重要性が高いです。

 

今回はリビングにダウンライトを採用した家の、さまざまな配置例を紹介します。

自分の好みの配置を選んで、デザイン性や使い勝手を高めてくださいね。

 

<コラムのポイント>

・リビングのダウンライトの配置例を紹介しています。

・ダウンライトの配置による雰囲気や使い勝手の違いを解説しています。

・リビングにダウンライトを採用するときの注意点を説明しています。  

 

リビングのダウンライトの配置例​

リビングのダウンライトの配置例を実例を元に解説します。

 

リビング全体にバランスよく配置する

リビング全体に配置されたダウンライト

▶この建物の事例をもっと見る

 

ダウンライトがリビング全体に均等に配置されているため、リビングのどこにいても明るく感じるでしょう。

とにかく明るさを重視してダウンライトを配置したいという方におすすめです。

 

リビングの中央にまとめて配置する

ダウンライトをまとめて配置したリビング

▶この建物の事例をもっと見る

 

リビングの中央にダウンライトが3灯配置されています。

まとめて配置することにより、デザイン性を高めてよりスタイリッシュに見せることが可能です。

個性的な配置は天井に視線が行きやすくなるため、木目天井の存在がより際立つでしょう。

 

テーブルとソファ上に配置する

テーブルとソファ上に配置されたダウンライト

▶この建物の事例をもっと見る

 

リビングで書き物や読書する場合は、テーブルとソファ上にダウンライトを配置することもおすすめです。

ダウンライトの配置をテーブルとソファ幅に合わせることで、デザイン性も使い勝手も良くなるでしょう。

 

テレビとテーブル上に配置する

テーブルとテレビの上に配置されたダウンライト

▶この建物の事例をもっと見る

 

ソファではリラックスしたい場合は、あえてソファ上にダウンライトをつけないという配置をおすすめします。

なぜなら、ソファでは寝ころぶこともあるため、真上にダウンライトがあると眩しく感じることがあるからです。

 

テーブル上にダウンライトを4灯まとめて配置しているため、リビングが暗いという不快感を感じることはありません。

 

座る場所付近に配置する

座る場所の上に配置されたダウンライト

▶この建物の事例をもっと見る

 

リビング内のさまざまな場所に腰を掛けられる空間があるなら、そこに合わせてダウンライトを配置しても良いでしょう。

上の写真のリビングは、ソファの他に窓際にも座ることができるスペースがあります。

また、反対の壁際にも家具を置き、インテリアを飾れるようにしました。

 

座る場所の近くに照明があると読書などがしやすいですし、家具の上に照明があればインテリアを照らしてくれます。

間取りだけでなく、空間の使い方に合わせてダウンライトの配置を考えるようにしましょう。

 

壁を照らすように配置する

壁を照らすダウンライト

▶この建物の事例をもっと見る

 

壁を照らすようにダウンライトを配置してもおしゃれでしょう。

壁際に採用された「集光型・ユニバーサルタイプ」のダウンライトは、光の向きを変えて一点に光を集めることができます。

 

壁に凹凸感のあるタイルなどを採用すれば、陰影を楽しむことができるためおすすめです。

 

LDKに統一感が出るような配置にする

LDKに均等に配置されたダウンライト

▶この建物の事例をもっと見る

 

LDKに統一感を持たせたいなら、それぞれの空間に同じ配置のダウンライトを採用しましょう。

上の画像はLDKそれぞれに対して、3灯ずつダウンライトを並べています。

LDKに等間隔で配置されたダウンライトは、一直線LDKを縦長に見せたいときにも効果的です。

 

メイン照明の周りに補助として配置する

リビングの端に配置されたダウンライト

▶この建物の事例をもっと見る

 

ダウンライトはシンプルなので、他の照明との相性も良いです。

上の画像は、メインにシャンデリアを採用し、ダウンライトを補助照明として使っています。

メインの照明を邪魔することなく、明るさをプラスすることが可能です。

 

他にも間接照明やペンダントライトと組み合わせることも多いため、ダウンライトを採用すれば多様な照明計画が楽しめるでしょう。

 

 

​リビングにダウンライトを配置する際の注意点​

リビングにダウンライトを配置する際の注意点を紹介します。

 

明るさが十分かチェックする​

ダウンライトは配置する場所や数によって暗いと感じることがあります。

リビングはくつろぐ空間なので、一般的にそこまで明るさを求められる空間ではありません。

しかし、リビングで書いたり読んだりする機会が多い方は、灯数を増やすなどして明るさにもこだわりましょう。

 

ただし、ダウンライトは様々な大きさや明るさがあるため、工夫すれば少ない灯数で十分な明るさを確保することが可能です。

リビングの中心に集められたダウンライト

こちらの画像は、リビングの中央にダウンライトが4灯しかありません。

しかし、一般的な60W相当のダウンライトよりも明るさがとれる、100W相当のダウンライトを採用しています。

そのため、約8畳の空間を照らすのに十分な明るさを確保できています。

 

「明るいリビングにする=ダウンライトの数を増やす」と考えがちですが、これだと空間のデザイン性が落ちることもあります。

1棟当たりの明るさがとれるダウンライトを採用して、おしゃれで明るいリビングを作りましょう。

 

家具との位置関係を意識する​

家具と照明がズレていると違和感を感じることがあります。

特に、ソファやテーブル上にまとめてダウンライトを配置した場合、模様替えをしたときなどに失敗したと感じる方もいるようです。

 

将来的に模様替えをする可能性があるなら、リビング全体に対して均等に配置することをおすすめします。

リビング全体を照らすダウンライト

この画像のリビングでは、ダウンライトを4箇所に等間隔で配置しています。

そのため、将来ソファやテーブルの位置を変えても全く違和感がありません。

 

リビング全体にダウンライトを配置するとスタイリッシュさが欠けてしまいがちですが、2灯ずつまとめているため個性的でおしゃれな空間に仕上がりました。

また、リビングの中央に照明がなくても、拡散タイプのダウンライトなので空間全体を明るく照らしてくれます。

 

模様替えができないような間取りなら、家具に合わせてダウンライトを配置しても問題ないです。

むしろ空間にまとまりが出ますので、ダウンライトの配置にこだわりたいならおすすめします。

 

将来的な家具の配置を考えながら、照明計画を立ててみてくださいね。

 

 

雰囲気を重視するなら配置だけでなく色も重要​

部屋の雰囲気は照明の配置だけでなく、色によっても大きく印象が変わります。

 

下の画像はリビングにオレンジっぽい色のダウンライト、キッチンには白っぽい色のダウンライトを採用しています。

2色のダウンライトが配置されたLDK

▶この建物の事例をもっと見る

 

オレンジのダウンライトは電球色という色で、空間を暖かく見せたり気持ちを落ち着かせたりする効果があります。

ゆっくりとくつろぐリビングにぴったりの色です。

 

白のダウンライトは昼白色という色で、もの本来の色を鮮明に見せてくれます。

鮮度をチェックしたり細かな作業が多いキッチンにふさわしい色です。

 

また、ダウンライトは調光・調色機能がついたものもあります。

使う時間や用途に合わせて、明るさや色を調節できる機能がついたダウンライトです。

とても便利な機能ですので、リビングのように用途の多い空間には採用しても良いでしょう。

 

 

​まとめ​

リビングの使い勝手を考えるときには間取りにこだわったり、デザイン性を高めるには内装にこだわったりする方が多いですよね。

しかし、照明計画は使い勝手・デザイン性のどちらにも密接に関わりがあります。

 

ダウンライトの配置を工夫すれば、リビングでの作業がしやすくなったり、オリジナリティあふれるデザイン性に仕上げることができるでしょう。

適切な明るさ・色のダウンライトを選び、間取りや採用したい雰囲気に合わせて配置してくださいね。

 

豊橋市で注文住宅を手がけるブルーハウスからのメッセージ

ブルーハウスは、豊橋市で100%オーダーメイド・完全自由工事の注文住宅の工事施工、建築家デザインと快適性、住みやすさを両立した家づくりをしています。

  • ・デザインも性能も叶えて、長く快適に経済負担の少なく住める家をつくっています。
  • ・ブルーハウスは、高気密高断熱住宅にこだわっています。(現在HEAT20G2グレードを中心に建築。全棟気密測定(C値測定)を実施)
  • ・無垢材や塗り壁など、自然の素材を使った家づくりが得意です。
  • ・土地探しからも始められて、建てたい家や住みたい地域、住みたい環境から適した土地をお探しします。

愛知に住む人、豊橋に住む人を家づくりで幸せにする。「人生を最高に楽しむ家」をつくることを目指して家づくりをしています。

<合わせて読みたい>

ブルーハウスの家の性能や標準仕様を詳しく紹介しています。

ブルーハウスの家づくり|住宅仕様・性能

豊橋で暮らしを楽しむ!平屋コートハウスで体感ください

ブルーハウスは2021年、豊橋市に平屋コートハウスをオープンしました。ブルーハウスの家づくりをもっと知りたい方、住み心地を体感したい方、デザインを詳しく見てみたい方は、ぜひお気軽にご来場ください。

豊橋平屋モデルハウス(中庭のある家)

「建築家とつくる家」施工事例カタログプレゼント

「建築家とつくる家」施工事例コンセプトBOOKや、建築家の詳しいプロフィールを紹介したシートを無料でお送りします。豊橋でこだわりの家づくりをお考えの方はお気軽に「資料請求・問い合わせ」ボタンからご請求ください。

建築家とつくる家カタログイメージ建築家紹介シートイメージ

愛知で建築家と人生を最高に楽しむ家づくりをするなら

ブルーハウス

カタログ請求・お問い合わせ

見学会・セミナー

著者情報

株式会社ブルーハウス 編集チーム

注文住宅の専門家集団が、単に情報をまとめただけの簡易的な記事ではなく、注文住宅を中部エリアで検討している読者に役立つ、中身の濃い情報をお届けしています。

【加盟】
TOTOリモデルクラブ正会員
YKK AP MADOショップ加盟店
日本木造住宅産業協会会員

【各種許認可】
建設業登録許可番号
愛知県知事 許可 ( 般 – 30 )第79115号

【完成保証】
住宅あんしん保証 登録番号03130
ハウスジーメン 事業者番号MB2009022514

【住宅瑕疵担保責任保険】
住宅あんしん保証 登録番号03130
JIO日本住宅保証検査機構 登録番号A4001132
ハウスジーメン 事業者番号MB2009022514

【地盤調査・保証制度】
ジャパンホームシールド 登録番号62093