平屋のビルトインガレージ|間取りはどうする?メリット・デメリットも

平屋のビルトインガレージ

「車やバイクが趣味」という人は一度はあこがれる、”ビルトインガレージ ”。

ビルトインガレージとは、「車やバイクを格納するスペースを建物の一部に組み込んで、シャッターやドアを設置したガレージ」のことを言います。

さまざまなビルトインガレージがある中で、今回は、平屋にビルトインガレージを作る際の”間取りのポイント”や”メリット・デメリット”を解説します。

「平屋にビルトインガレージを作りたい」とお考えの方は、ぜひ参考にお役立てください。

<コラムのポイント>

・ビルトインガレージは、車やバイクの趣味が満喫できるだけではなく、他にもメリットがたくさん。一方で、事前に知っておきたいデメリットも合わせてチェックしておきましょう。

・平屋にビルトインガレージを取り入れる際の間取りのポイントを知っておくことで、後悔しない理想の家づくりを目指しましょう。

 

ビルトインガレージのメリット

収納スペースのあるガレージ

【事例】建築家が描く憧れのガレージハウス

まずは、ビルトインガレージのある家を建てるメリットをご紹介します。

・趣味を思う存分満喫できる

車が趣味の方にとっては、「屋内の専用スペースで車のお手入れや、車の鑑賞ができる」という点が、ビルトインガレージの醍醐味なのではないでしょうか。

屋内に車を保管することができるため、人目を気にせずに、思う存分趣味を満喫することができるでしょう。さらに、雨風や盗難から大切な愛車を守ることができるのも嬉しいポイントです。

 

・家の中でもアウトドアが楽しめる

ビルトインガレージは、車を格納するだけの場所ではありません。広いスペースを確保することができれば、屋内でプール遊びやちょっとしたBBQなどのアウトドアも楽しめるでしょう

コロナ時代の中でなかなか外出ができない時期でも、家族みんなで週末を楽しめる空間として、ビルトインガレージはおすすめです。

 

・収納スペースが増える

ガレージ内の一部を収納スペースとして使用できるのも、ビルトインガレージのメリットです。

ガレージ内に収納庫を設置すれば、庭のお手入れ道具の置き場所として使用したり、普段あまり使わないものを保管しておくこともできます。

 

・屋内から車に乗れて移動が楽チン

ガレージと屋内を直接行き来できるようにドアを設置すれば、外に出ることなく家の中から車に乗れるため、移動がとても楽になります。

屋内とガレージがつながっていることで、雨の日でも濡れずに移動ができたり、買い物帰りでも荷物の運び込みが楽になるでしょう。また、毎日子どもの送り迎えが必要な家族にも、移動が楽チンなビルトインガレージはおすすめです。

 

 

ビルトインガレージのデメリット

屋内からも楽しめるガレージ

魅力がたくさんあるビルトインガレージですが、デメリットもいくつかあるので、確認しておきましょう

・建設コストが高くなる

ビルトインガレージは建物の中にガレージを組み込むことになり、複雑な構造となるため、一般的な住宅よりも建設コストが高くなります

具体的なコストに関しては、業者と相談をして予算内に収まるのかなどを確認してみましょう。

 

・間取りの自由度が下がる

ビルトインガレージを設けると、住居スペースがどうしても狭くなってしまいます。その場合、希望していた間取りが実現できなかったりと、間取りの自由度が下がってしまう可能性もあります。

特に平屋の場合は、2階建てと異なり縦に空間を広げることが難しいため、敷地面積にある程度広さがないと住居スペースを十分に確保できなくなってしまいます。

 

・固定資産税が高くなる

住宅にかかる固定資産税は、建物の延床面積の大きさで決まります。ビルトインガレージは建物内にあるため、その分の床面積も固定資産税の対象となり、支払う税額が高くなってしまいます

ただし、「ガレージの面積が、建築物の延床面積の5分の1以内であれば延べ面積には算入されない」という規定があるため、固定資産税を抑えたい場合はガレージの大きさをこの規定内にすると良いでしょう。

 

・作り直しができない

「ビルトインガレージに憧れて建ててみたものの、実際はあまり活用しなかった」という声も聞かれます。ビルトインガレージの家は、一旦建ててしまったら作り直しができません

一度建ててしまうと後戻りはできないため、憧れだけで決めるのではなく「建築コストをかけてまで、ビルトインガレージの家を建てる価値があるのか」をじっくりと考えてみることが大切です。

 

 

間取りの注意点3つ

最後に、平屋にビルトインガレージを作るうえで、気をつけておきたい間取りのポイントを3つお伝えします。

・ガレージスペースを考慮して間取りを考える

平屋にビルトインガレージを作る場合は、縦に空間を広げてスペースを確保することができないことが難点です。そのため、「ガレージスペース」と「住居スペース」のバランスをどうするかが、間取りを決めるにあたって重要なポイントとなります。

まずは、ガレージに置く車の台数や大きさ、収納量はどれくらい必要なのかを考えて、ガレージスペースの大きさを決めましょう。そのうえで、残されたスペースを使って理想とする間取りを考えていくのが良いでしょう。

 

・将来を見据えて間取りを決める

ビルトインガレージの家だけに限りませんが、将来を見据えたうえで間取りを決めるようにするのも大切なポイントです。

たとえば、「将来、車の台数が増える予定はあるか」や「ガレージは屋内のどの部屋とつなげるか」などは、将来の生活スタイルの変化も考慮したうえで決めると後悔のない選択ができるでしょう。

 

・音と排気ガス対策の工夫を

車のエンジン音や排気ガスが、住まいに影響を与えることもあるので注意しましょう。たとえば、ガレージのすぐ隣の部屋に排気ガスの臭いが伝わってしまったり、エンジン音がうるさいといった問題が起こる可能性も。

間取りの工夫としては、家族で長い時間を過ごすリビングや寝室などは、ガレージに隣接する場所を避けるようにしましょう。

 

 

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いかがでしたか?ビルトインガレージのある平屋は、車の趣味を満喫するだけではなく、家族でアウトドアを楽しんだり、収納スペースとして活用したりと、便利さと贅沢さが叶う空間を作り上げることができます。「土地にある程度広さがある」という方は、ぜひビルトインガレージを取り入れた平屋を建てて、理想のお家づくりを叶えましょう。

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