ナチュラルな家はどうつくる?デザインのポイントと建築実例3選|名古屋に建てる注文住宅
天然の素材や質感を活かした、優しい雰囲気が特徴のナチュラルな家。レトロな雰囲気やカフェのようなほっこりとした空間など、これから家づくりをする人にとっては魅力的な要素がたっぷり詰まっています。せっかく家づくりを始めるなら、家族みんながくつろぐことができるような、温かみのあるナチュラルな家にしたいですよね。
今回のコラムでは、ナチュラルな家を建てる前に知っておきたいデザインのポイントと合わせて、名古屋に建てられたナチュラルな家の建築実例をご紹介します。これからの家づくりに、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・ナチュラルなづくりをする時は、素材やトーンの統一、自然素材を使ったトータルバランス、シンプルな色使いなどの工夫がポイントです。
・一生に一度の家づくりだからこそ、建築実例や相談会などをうまく活用し、温かさあふれるナチュラルな家づくりを進めていきましょう。
目次
◼ ナチュラルな家づくり4つのポイント
◼ ナチュラルな家の建築実例3選
◼ 温かさあふれるナチュラルな家づくりを始めよう
ナチュラルな家づくり4つのポイント
無垢材や漆喰、珪藻土、タイルなど自然の素材が映えるナチュラルな家。より自然で温かみのある雰囲気を出すためにも、間取りやデザインを決めていく時に大切なポイントを4つご紹介します。
ポイント① 木の素材とトーンを統一する
無垢材といっても、ダークカラーやライトカラー、ゴツゴツしたイメージやつるりとした触感など様々な色とトーンがあります。ナチュラルな家を建てる時は、比較的明るい木肌のものを選び、統一感を意識すると良いでしょう。ダークカラーも落ち着いていてもちろん素敵ですが、明るい色味の方がよりナチュラル感を引き出すことができます。
各部屋の床材や壁などトータルコーディネートすることで、家全体にまとまりが生まれナチュラル感を演出することができます。
ポイント② 自然素材をたっぷりと使用する
『ナチュラル』には、自然、天然の、といった意味が元々あります。そのため、コンクリートや鉄板のような硬く重厚な雰囲気はナチュラルな家には合いません。金属の素材を使うことは極力控え、メリハリをつけたい部分、ナチュラルな素材感をより引き立てたい場所には極力、無垢材や漆喰、珪藻土、タイルのような自然素材を使って内装デザインを決めていくようにしましょう。
玄関のドアやテラス、床板、壁などに天然素材をたっぷりと用いることで、よりナチュラルな空間にすることができます。
参考記事:デザイン住宅に取り入れたいポイントと注意点|愛知県豊川市に建てるおしゃれな注文住宅
ポイント③ 造作家具でトータルバランスをとる
床材や壁板、天井などこだわり抜いてナチュラルな雰囲気に仕上げた場所なのに、既製品で売られているナチュラル感の少ない家具を置いてしまうとせっかくのデザインが台無しになってしまいます。予算を検討した上で、可能であれば造作家具をつくるのがおすすめです。
造作家具とは、部屋に合わせてつくられた造り付けの家具のことです。雰囲気を損なわない造作家具なら、よりナチュラルな雰囲気にすることができます。
参考記事:子育てしやすいリビングに!間取りを決める8つのポイント|ママに人気の建築実例集
ポイント④ シンプルな色使いにする
原色や派手な色ではなく、シンプルな色で内装をつくりあげましょう。ベージュやブラウン、ライトグリーン、ライトグレー、ホワイトといったシンプルな色は主張することなく空間に溶け込みます。ナチュラルでリラックスできる落ち着いた空間に仕上げるためには、シンプルな色選びは欠かせません。
少し物足りない…という時は、目立つ色のクッションや小物などを選んでみましょう。ナチュラルな雰囲気を損なうことなく、シンプルな中にもメリハリをつけることができます。
参考記事:【浦郡市・自然素材の住宅】漆喰と珪藻土の違い・良い点や注意点
ナチュラルな家の建築実例3選
ナチュラルな家ってどんな雰囲気になる?どこにこだわればいい?そんな時は、建築実例を参考にしながらナチュラルな家のイメージを固めていきましょう。
実例① 無垢とタイルを使ったナチュラルな家
男女問わず人気のナチュラルな家は、優しさのある曲線を活かしたデザインが特徴です。優しい雰囲気に包まれながら、家族と過ごす休日をのんびりと過ごせそうですね。
色もサイズも豊富にあるタイルは、自分たちらしさをつくるには格好の素材です。タイルは汚れが目立ちにくく、変色や変質する恐れもほとんどありません。さっと拭き取るだけで汚れが落ちるほど、お手入れはとても簡単です。もちろん丈夫で劣化もしにくく、長く使い続けることができます。素材に有害な化学物質が使われていないため、家族の健康を考えても安心です。
色やサイズなどバリエーション豊富なので、自分たちで柄を考えたり、色のグラデーションをつくってみたりしても楽しそうですね。洗面台やキッチンの壁など、使用できる部分はたくさんあるため、らしさを活かした世界に一つだけのデザインにしたい!という方にはぴったりです。
実例② 真っ白な漆喰の壁がかわいい家
『無機質な真っ白』ではなく、『温かみのある真っ白』が印象的なこちらのおうち。壁には漆喰や珪藻土が使われています。消石灰に糊などを加えて水で練ってつくられた漆喰は、呼吸する壁といわれており、湿度が高い時期は湿気を吸収し、湿度が低い時期時期は湿気を吐き出し、快適な湿度を保ってくれます。また、ホルムアルデヒドを吸着するため、シックハウス症候群のや対策にも有効です。
フラットな壁だけでなく、あえて凹凸をつけた壁にすることで表情が生まれ、より温かみのある雰囲気にすることができます。
自然素材を使った小物をインテリアとして飾るのもおすすめです。雰囲気が統一され、よりおしゃれさが際立ちますね。
カフェのような落ち着く家
家にいるのに、カフェでくつろいでいるかのような気分で過ごせるこちらのお家。コーヒーの香りが漂い、音楽が今にも聞こえてきそうです。ナチュラルな家とカフェは相性抜群。素材の優しさを、そのままくつろぎに変えることができます。
カフェのような雰囲気のナチュラルな家にする場合、木材にこだわるのがポイントです。木目が美しく落ち着きのある色合いのもの、節の数、板目など木材にも様々なものがあります。傷がつきやすかったり変色しやすかったりするため、使用箇所に合わせてぴったりのものを選ぶと良いでしょう。
木材の魅力はなんといっても、時間をかけて育てていくことができる点です。自然と色が変色するのを楽しむだけでなく、蜜蝋ワックスやオイルを塗って好みの色にすることもできます。自分たちが建てたからこそできる、家との向き合い方、家との楽しみ方ではないでしょうか。
温かさあふれるナチュラルな家づくりを始めよう
ナチュラルな家をみていると、このデザイン真似したい!こんな間取りにしたい!と夢が広がりますよね。一生に一度の家づくりですから、希望はしっかりと詰め込んで、温かさあふれる世界に一つだけの家を建てていきましょう!
快適な家をつくること。家族が笑顔で過ごせる家をつくること。
同じように見える建物であっても、建物に込められている想いは、ひとつひとつ違います。形のないものを表現することは、とても難しいことです。ブルーハウスでは、どんな小さな声も住宅という形にするお手伝いをしています。こうなったらいいな!などの声をぜひお気軽にご相談ください。
耐震・断熱・気密・素材・耐久など住宅性能も業界最強クラス最長60年保証、24時間365日のコールサービスで家づくりのトラブルにも対応しています。オンライン相談やファイナンシャルプランナー(FP)による無料相談も実施中です。
家づくりのリサーチを始めたばかりの方、まず何から始めたら良いか分からない方は、ブルーハウスの家づくりセミナーにぜひご参加ください。