ヌックのある家づくりのポイント!メリットや実例も紹介

「マイホームにおしゃれなヌックをつくりたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。
ヌックとは、「家の中にある2~3畳程度のこぢんまりとしたスペース」のことを指し、「休憩スペース」「お子さまの遊び場」など多用途に活用できます。
また、おしゃれなヌックを設けることで空間デザインのアクセントとなり、クオリティの高いお部屋を実現できることも魅力です。
今回は、以下のポイントを中心に、おしゃれなヌックのある家を建てる際のポイントを解説します。
デザイン性と機能性を兼ね備えたおしゃれ&使い勝手がよいヌックの実例も紹介します。ぜひ、最後までごらんください。
<コラムのポイント>
-
・ヌックの種類、設置場所、小上がりの違いなど基本情報を紹介します。
- ・ヌックのあるおしゃれな家の実例を確認し、イメージを膨らませましょう。
- ・おしゃれなヌックのある家のメリット・デメリットを紹介します。
目次
ヌックとは

ヌックとは、家の中にあるこじんまりとしたスペースのことを指し、スコットランド語の「ヌーク」が語源です。
一般的には、壁やドアで仕切らずに段差や素材などによりゾーニングした2~3畳ほどのスペースをリビングや階段下などに設置する傾向があります。
ヌックの種類
ヌックの種類は、以下のとおりです。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| リーディングヌック | ・静かに本を読むためのスペース ・本棚を設置すると便利 |
| キッズヌック | ・お子さまの遊び場やスタディースペースとして利用 ・収納ボックスを置くと整理整頓しやすい |
| リラックスヌック |
・リラックスするスペース |
| 階段下ヌック |
・階段下のデッドスペースを有効活用 |
| ベンチヌック |
・ベンチのように座れる |
| ペットヌック |
・ペット用のスペース |
ヌックを設置する目的により、適切なインテリアや設置場所が異なることに注意しましょう。
例えば、窓際にベンチヌックを配置することで縁側のような使い方も可能です。
ヌックを設置する場所
家の中にヌックを設置する際には、以下のような場所がおすすめです。
- ・リビング
- ・階段下
- ・窓際
- ・廊下
- ・子ども部屋
特に、ヌックをリビングに設けることで以下のようなメリットがあります。
- ・家族とのコミュニケーションを取りながらプライバシーを確保できる
- ・リビングのアクセントとなり、おしゃれに仕上がりやすい
ヌックと小上がり・DENの違い
ヌックと類似したスペースに「小上がり」や「DEN」があります。
明確な定義はありませんが、一般的には以下のような違いがあります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ヌック | ・狭くこじんまりとしたスペース ・こもり感がある |
| 小上がり | ・床の段差を高くしたスペース ・隣の部屋と続いている ・それなりに広さがあり開放的 |
| DEN | ・扉のある独立した小さな部屋 ・独立性が高い |
それぞれ、特徴があるため目的に応じて適切なスペースをつくりましょう。
ヌックのあるおしゃれな家の実例を紹介

実際にヌックを取り入れたおしゃれな家の実例を紹介します。
マイホームを建てる際の参考にしていただければ幸いです。
畳を取り入れたおしゃれなヌックのある家の実例
こちらは、LDKにヌックを取り入れた実例です。
アイランドキッチンを採用した開放的なLDKに省スペースのヌックを設けることで、ご家族とコミュニケーションをとりながらもプライバシーを確保できます。

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多目的に活用できるおしゃれなヌックのある家の実例
「中庭を眺めながらリラックスするスペース」「左右の収納棚に本を置いてリーディングスペースとして利用する」など多用途に活用できるヌックに仕上がりました。
上部の格子もおしゃれでLDK全体のアクセントとなり、素敵です。

スキップフロアの下におしゃれなヌックを設けた実例
こちらは、スキップフロアの下を有効活用しておしゃれなヌックを設けた実例です。
かわいらしい出入口はリビングのデザインにアクセントを与え、おしゃれなお子さまの遊び場に仕上がりました。

おしゃれな窓ヌックを設けた実例
こちらは、おしゃれな窓ヌックを設けた実例です。
窓際を有効活用してヌックを設けたことにより、外の景色を楽しみながら読書や日光浴を楽しめます。

ブルーハウスには、ここでは紹介しきれなかったおしゃれなヌックのある家の実例が他にもあります。ぜひ、ごらんください!
おしゃれなヌックのある家のメリット

ヌックのある家のメリットは以下のとおりです。
- ・デッドスペースを有効活用できる
- ・家族の存在を感じながらプライバシーを確保可能
- ・居心地のよい空間を実現できる
- ・内装デザインのアクセントになる
- ・多用途に利用できる
- ・メリハリのある暮らしをつくりやすい
それぞれ、見ていきましょう。
デッドスペースを有効活用できる
ヌックを設けることで設計上やむを得なくできてしまったデッドスペースを有効活用できます。
例えば、階段下やスキップフロア下などのスペースにヌックを設けることで、「お子さまの遊び場」「ワークスペース」などさまざまな用途に利用できるのが魅力です。
家族の存在を感じながらプライバシーを確保可能
ヌックを設けることでご家族の存在を感じながらプライバシーを確保できます。
例えば、ご家族が集まりやすいリビングにヌックを設けることで、ご家族の気配を感じながら「読書」や「趣味」などの一人の時間を楽しめます。
居心地のよい空間を実現できる
狭いヌックは、一人の時間を過ごしやすい居心地のよい空間を実現できます。
個室ではないので家族で共有できることも魅力です。
内装デザインのアクセントになる
ヌックを設けることで単調なデザインに立体的なアクセントを加えられるため、おしゃれな雰囲気に仕上がります。
さらに、ヌックの色づかいや素材を工夫することで内装デザインのクオリティを高められます。
以下の記事でおしゃれな注文住宅の内装デザインを確認できます。
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多用途に利用できる
ヌックは以下のように多用途に利用できるのがメリットです。
- ・お子さまの遊び場
- ・スタディースペース
- ・読書や趣味のスペース
- ・休憩場所 など
ただし、目的はできるだけ明確にしておくことが重要です。
例えば、お子さまの遊び場として活用するのが目的であれば、リビングや階段下など目が届きやすい場所に設置することで安心して利用できます。
メリハリのある暮らしをつくりやすい
ヌックを設けることで、同じ空間の中でも過ごし方に区切りが生まれ、暮らしにメリハリができます。
リビングの一角にあっても、少し囲われた場所に座るだけで、気持ちを切り替えられるでしょう。
家族と同じ空間にいながら、作業や読書に集中できるのも特徴です。
部屋を増やさなくても生活シーンを分けられるため、限られた広さの中でも無理なく暮らしのリズムを整えることができます。
ヌックのある家のデメリット

ヌックのある家のデメリットは以下のとおりです。
- ・費用がかかる
- ・他の居住スペースを圧迫することがある
- ・使わなくなることがある
- ・使い方によっては動線が悪くなることがある
1つひとつ見ていきましょう。
費用がかかる
形状や設計により異なりますが、ヌックをつくるために追加のコストがかかる傾向があります。
また、居心地がよいヌックにするためには、換気設備、照明などの設備も追加で必要になるケースもあることに注意しましょう。
他の居住スペースを圧迫することがある
ヌックを設けるには、面積が必要になるため、他の居住スペースを圧迫することがあります。
間取りを検討する際は、ヌックと他の居住スペースのバランスも考えることが重要です。
使わなくなることがある
ブログや口コミなどを見ると、「ヌックを設けたけれど、結局使わなかった」と後悔する声も見受けられます。
間取り、設備などさまざまな点を工夫して使いやすいヌックをつくるようにしましょう。
使い方によっては動線が悪くなることがある
ヌックの配置によっては、日常の動きを妨げてしまうことがあります。
通路として使われる場所や、家族が頻繁に行き来する動線上に設けると、出入りのたびに遠回りが必要になる場合もあるため注意が必要です。
また、椅子やクッションを置くことで通路が狭くなり、使いづらくなる可能性もあります。
あらかじめ家族の生活動線を整理し、どの時間帯にどのように使うかを想定して計画することが大切です。
ヌックのあるおしゃれ家をつくるためのポイント

マイホームにヌックを取り入れる際は、おしゃれなだけでなく、使い勝手がよいものにしたいですよね。
ここでは、「デザイン性」「機能性」を兼ね備えたヌックをつくるためのポイントを紹介します。
目的を明確にする
おしゃれで使い勝手がよいヌックをつくる際は、「どのように使いたいのか」を明確にしましょう。
居心地のよいヌックスペースをつくるためには、以下のように使用目的により必要な設備や間取り、設置場所が異なるからです。
(例)
- ・「休憩スペースとして使いたい」:ソファを配置する
- ・「読書や趣味のスペースとして使いたい」:造作棚を取り入れる
- ・「子どもの遊び場として活用したい」:収納スペースを設ける など
事前に過ごし方を具体化する
ヌックを取り入れる際は、完成後の過ごし方を事前に具体的にイメージしておくことが大切です。
読書をするのか、子どもの遊び場にするのか、作業スペースとして使うのかによって、必要な広さや明るさ、コンセントの位置は変わります。
使い方が曖昧なままだと、次第に使われなくなることも少なくありません。生活の中のどの時間帯に、誰が使うのかを整理しておくことで、居心地のよい空間がかなうヌックができます。
落ち着くスペースに仕上げる
ヌックは、個が落ち着いた場所として過ごせるよう計画することがポイントです。
周囲とゆるやかに区切られた位置に設けることで、家族の気配を感じながらも、視線や音が気にならなくなるでしょう。
照明は明るすぎない光を選び、素材や色味も空間全体と調和させると、居心地が高まります。
くつろぐ・集中するなど、過ごし方を意識した設えにすることで日常に自然と馴染むヌックに仕上がります。
風通しを良くする
ヌックを心地よい場所にするためには、風の通り道を意識した配置も大切です。
窓の位置や開口の向きを工夫することで、こもりがちな空間でも空気が入れ替わりやすくなります。
隣接する部屋との間に開口部を設けたり、上部を抜いたりすると、風が流れやすくなるでしょう。
小さな空間だからこそ、空気の動きを考えて計画することで、ヌックが季節を問わず快適に過ごせる存在になるはずです。
ヌックをおしゃれに見せるコーディネートのコツ
ヌックをおしゃれに見せるコーディネートのコツは、以下の3つです。
- ・照明計画を立てる
- ・適切な色や素材を選ぶ
- ・居心地のよさを重視する
それぞれのポイントを押さえていきましょう。
照明計画を立てる
「間接照明」「ペンダントライト」などヌックのデザインに合わせた照明器具を取り入れることで、デザイン性を高められます。
また、明るさや光色などにもこだわることで使いやすいものになります。
適切な色や素材を選ぶ
壁紙や配置するインテリアの色や素材の選択によってヌックの雰囲気が変わります。
以下のように、目標とするテイストに調和する色や素材を選びましょう。
- ・「ナチュラルな雰囲気にしたい」:ホワイト、ライトベージュを採用
- ・「高級感を出したい」:ダークカラーを採用
ヌックだけ壁や床材の色を変えると他の部屋とゆるやかにゾーニングすることができます。
さらに、ソファやクッションなどのインテリアもおしゃれなものを配置することで、クオリティが高まります。
居心地のよさを重視する
ヌックでは、おしゃれさだけでなく居心地のよさも意識することが欠かせません。
長く座って過ごすことを想定し、クッション性のあるベンチや座面の高さに配慮すると、家族それぞれが無理なく使いやすくなります。
周囲を囲う壁の高さや奥行きも、落ち着きを感じるポイントです。
照明や素材の選び方によって、くつろぎや集中のしやすさも変わるため、過ごし方に合った設えを考えることが、心地よいヌックづくりにつながります。
以下の記事で平屋のおしゃれな内装・インテリア写真を確認できます。
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まとめ
今回は、おしゃれ&使い勝手がよいヌックのある家の実例やメリット・デメリットを紹介しました。
マイホームにヌックを設けることで、家族の存在を感じながらも一人時間を楽しめるスペースをフレキシブルに家族と共有できます。
ヌックを設ける際は、目的により適切な設置場所や色・素材などを選び、デザイン性と機能性を兼ね備えた空間に仕上げましょう。
今回紹介した情報が「マイホームにヌックを取り入れたい」と考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
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