リビングのワークスペースの間取りアイデア【豊橋で工務店と建てる新築注文住宅実例】
これから家を建てるなら、リビングで仕事ができるワークスペースを確保したいという人も多いのではないでしょうか。
今回はブルーハウスの注文住宅施工事例の中から、特にリビングにワークスペースを設置した間取りの実例を紹介していきます。
造作の使いやすいテレワーク用机や収納棚など、リビングやLDKを効率良く使ってワークスペースを作るためのアイデアもたくさんご紹介します。
豊橋でテレワークが快適に行える家を建てたい方はぜひ参考にしてください。
<コラムのポイント>
・リビングにワークスペースを作るメリットが分かります。
・リビングのワークスペースの間取り・レイアウトのアイデアや造作机・収納棚などの実例が見られます。
リビングにワークスペースをつくるメリットは?
はじめに、リビングにワークスペースをつくるメリットをまとめてみます。新築でワークスペースや書斎コーナーをどこに作るか迷っている方はぜひ参考にしてください。
メリット①:家族を見守りながら仕事ができる
リビングにワークスペースを作る大きなメリットは、家族の気配を感じながら仕事ができるということです。LDKにいる家族の呼びかけにすぐに気づくことができるので、特に子育てや介護中の人に適しています。
ただし、リビングの話し声や物音が聞こえやすく、集中しにくいというデメリットもあります。作業している時は周囲が見えなくなるように壁際に机と椅子を配置する、間仕切りを設置するなど、集中しやすいレイアウトを意識しましょう。
リビングのワークスペースは、集中と周囲への目配りのメリハリができるような工夫が重要です。
メリット②:家事との両立に便利
リビング内にワークスペースがあると、キッチンとの動線が近くなるため、テレワークの途中でも家事にすぐに移りやすいのもメリットです。
キッチンと洗面脱衣所、物干し場など水回りとの動線を良くすれば、さらに便利に。
リビングのワークスペースは、スキマ時間を使ってテレワークをしている方や、家事とテレワークを上手く両立したいと考えている方におすすめです。
メリット③:リビングの明るさを利用して疲れにくい環境づくりができる
リビングの間取りは敷地の中で最も光や風が取り込め、明るい場所に配置することが多くなります。
その中にワークスペースを設置することで、日中はリビングの明るい空間で仕事をすることができるようになります。
テレワークをする際、机上に必要な明るさは300ルクス以上と言われています。
作業をするのに十分な手元の明るさの確保は照明器具で補えますが、机上と周辺の明るさの差が大きいほど目が疲れやすくなるため、お部屋自体の明るさを確保するのも大切です。
リビングのワークスペースは、自然な環境で仕事ができる明るさづくりがしやすいのがメリットです。
リビングのワークスペースの間取りアイデア【豊橋の注文住宅実例】
次に、新築でリビングにワークスペースを設ける際の間取りアイデアをご紹介します。ワークスペースをLDKの中でどの場所にレイアウトするかで使い勝手も変わってきますので、ぜひ参考にしてください。
間取りアイデア①:LDKと玄関の間のワークスペース
LDKと玄関ホールの間の動線上にワークスペースを設けた実例です。
LDKとの間には、間仕切りを兼ねた本棚を造作。ワークスペースの左右にはドアはなく、そのまま通り抜けできます。
ダイニングテーブルの真後ろがワークスペースです。間仕切りのおかげで家族の気配を感じながらも集中できるスペースになっています。
>>この事例を詳しく見る:アウトドアが楽しめる平屋コートハウス
間取りアイデア②:リビング階段の階段下のワークスペース
人気のリビング階段の間取りにワークスペースを組み合わせた事例です。階段下のワークスペースは、奥まった空間を利用して集中しやすい空間を作れます。造作の壁一面のオープンシェルフで仕事用の資料やPC用品などもたくさん収納できます。
こちらも、階段下を使ったワークスペースです。机を使うときだけリビングソファーの背もたれを変更して使える形式のため、スペースの節約にもなります。
同じくリビング階段下のワークスペースの実例です。スケルトン階段+吹き抜けの効果と、窓際の明かり取りの窓のおかげでとても明るいワークスペースになりました。作業中の気持ちの切り替えがしやすいデスクです。
上階とのコミュニケーションも取りやすいため、2階の子ども部屋にいるお子さんに対応しやすいのもメリットです。
間取りアイデア③:ダイニング後ろのワークスペース
LDKのワークスペースの場所として、ダイニングテーブルの後ろもおすすめです。
デスクからLDK全体が見渡せるので、家族の様子を見守りながら作業ができます。この事例のように机を壁側に向けない場合は、手元や視界が適度に隠れるように、間仕切りとして腰壁や衝立を設置すると集中しやすくなります。
この事例では造作で机周りと収納棚もつくっています。間取りでできたスペースを有効活用してジャストサイズの棚が作れるのは、注文住宅ならではです。
将来、お子様のリビング学習にも使える汎用性のある造作のワークスペースです。シンプルなつくりのカウンターは、仕事、趣味の作業、ディスプレイなど様々な用途に使えるので、リビングに1箇所あるととても重宝します。
ダイニングテーブルの後ろにあるとても明るいワークスペース。リビングの家具との配置関係や視界を遮る間仕切り壁のおかげで、適度なプライベート感があります。料理や洗濯など家事の合間にすぐに作業に移れるちょうどよい配置です。
ダイニングの後ろにワークスペースを設けた事例です。ダイニングキッチンとリビングで横位置をずらした間取りのため、ダイニングでは作業に集中、リビングではリラックスとオンオフの切り替えができて効率よく仕事が出来る間取りになっています。
間取りアイデア④:キッチンと横並びのワークスペース
家事とテレワークを両立するのにおすすめなのが、キッチンとワークスペースを横並びにする間取りです。
テレワークが終わったらすぐにキッチンに行けるのでとても効率的。家事スペースとしても使えます。水回りや勝手口、物干し場との動線を良くすることでさらに使い勝手が良くなります。
間取りアイデア⑤:2階の吹き抜けセカンドリビングにワークスペースをプラス
2階の吹き抜け空間に、机とともにリラックスできるテレビやハンモックを置いたセカンドリビング兼用のワークスペースです。この場所1つで仕事+リラックスのお部屋としての機能が完結しているため、開放感がありつつ個室のように使うことができます。
注文住宅でワークスペースの机を造作するときのポイント
自由度の高い注文住宅では、机や収納などの家具を間取りや体型、使い方に合わせて造作することができる会社もあります。ワークスペースも自分に合った造作にすれば、その分ストレスの少ない仕事環境をつくることができますよね。市販のワークデスクによくある組立後のガタつきのストレスからも解放されます。
ワークスペースの机を造作する場合は、机と椅子の高さ、奥行き、収納、素材にこだわりましょう。
机と収納棚は造作で、椅子は長時間座っても疲れにくい市販のチェアを組み合わせるのがおすすめです。使いたい椅子のサイズや高さから、最も疲れにくい机の高さや幅、形、奥行きなどを決めると、自分仕様にカスタマイズされた使いやすいワークスペースができあがります。
机の天板も、素材によって凹凸があることもあるので、どんな天板が使いやすいかじっくり検討して決めましょう。
天板は手前側の角が落としてあると、腕が当たった時のストレスが少ないのでおすすめです。また、モニターアームを使う人は、天板の厚みもしっかりチェックしましょう。
・造作なら複数の作業場所も簡単に実現
新しい生活様式で夫婦共々在宅勤務になったという人も多いと思います。
そんな時も、あらかじめ間取りにスペースが計算されている造作家具なら、場所を圧迫せずに複数の場所に好きな規模のワークスペースを作ることができます。
夫婦が同時にテレワークできる環境が必要、リビング以外に書斎も必要に応じて使いたいなどの希望があれば、事前に工事に組み込むこともできます。
<合わせて読みたい>夫婦でテレワークをする場合の間取りのポイントや、新築で書斎を作る際のコツは過去のコラムで詳しく解説しています。
・夫婦でテレワークができる間取りづくりのポイント【共働き・二人暮らし向け】ワークスペースのある家実例
・リビング学習やテレワークがしやすいLDKのスタディスペースのレイアウト・間取りのポイント
・2〜3畳の書斎レイアウト実例|個室・半個室・開放型のメリット・デメリットも
まとめ
リビングにワークスペースをつくる場合は、リビングがどんな明るさや音環境になるかをシミュレーションした上で、集中しやすい場所に配置することが重要です。
また、新しい生活を具体的に考えられるほど、より活用できるワークスペースをつくることができます。家族の気配をどの程度感じられるようにするか、ワークスペースを使う時間帯はいつか、テレワーク中は他の家族はどこで過ごすかなど、具体的な要望を持つことが間取り成功の秘訣です。
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ブルーハウスは豊橋市を中心として愛知県内で自由な間取りを実現する注文住宅を工事・施工しています。
愛知エリアに密着した工務店であることを活かして、土地選びや資金計画などから家づくりのあらゆる工程に関わることで、住む場所や予算、その後の人生にとって最適な、世界にひとつのお客様一人ひとりにベストな家を提供することを最も大切にしています。
また、家のデザイン、プランニングには暮らし方への高い提案力を持ち、地域風土や敷地の条件に合わせた柔軟な工事ができる建築家による意匠工事を提供しています。
デザインと性能、そして暮らしやすい間取りを両立した家を求めやすい価格で提供することで、地域の皆様の幸せに貢献します。
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