憧れの二拠点生活(デュアルライフ) 愛知の小さな平屋 ちょうどいい暮らし
二拠点生活というと、休暇を軽井沢や八ヶ岳などの別荘地で過ごすという、いわゆるリタイヤ層のセカンドハウスのイメージがあるかもしれません。しかし、アフターコロナ時代は、若手起業家による地方を拠点とした創業ニーズの高まり、20~30代の地方移住、ワークライフバランスを考えた仕事と実家との新しい関係といった新たな二拠点生活「デュアルライフ」に注目が集まっています。そこで今回は、愛知で二拠点生活を現実的に考えるために、デュアルライフの魅力、二拠点生活者のタイプ別の土地や住まいの選び方のポイントや自治体の支援制度などをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
- なぜ二拠点生活(デュアルライフ)が注目されているのか?
- 二拠点生活者のプロフィール~年齢、年収、移動時間は?
- デュアルライフの目的やタイプは?
- 愛知で二拠点目の土地や住まいはどうする?
- 二拠点目の費用は?住宅ローンや住民票は?
- まとめ:愛知の自治体の支援制度も有効活用しよう
なぜ二拠点生活(デュアルライフ)が注目されているのか?
では、まず二拠点生活(デュアルライフ)とは、これまでのセカンドハウスとはどのように違うのか、確認しておきましょう。
二拠点生活(デュアルライフ)とは
これまで、二拠点生活というと、軽井沢や八ヶ岳などの別荘地でゆったり休暇を過ごすという、いわゆるリタイヤ層のセカンドハウスのイメージがあったかもしれません。しかし、地方移住、地方で起業を考えるニーズの高まり、第二の生活拠点を確保する「デュアルライフ」という新しい暮らし方に注目が集まっています。これまでマルチハビテーションとも言われてきたデュアルライフですが、これまでの二拠点生活やセカンドハウスのイメージをカジュアルにして、多様なライフスタイルに応じて実現する二拠点生活のことなのです。
デュアルライフの魅力
大都市に通勤するのではなく、住みたい場所や働きたい場所を自分たちで選ぶ。そんなライフスタイル、ワークスタイルへのシフトが加速しています。これまでは、ITベンチャーの社長と言えば六本木ヒルズや都心のマンションに住むのが定番でしたが、アフターコロナの時代は、ベンチャー企業の経営者と言えば都市と地方の二拠点生活(デュアルライフ)、というライフスタイルも当たり前になるのではないでしょうか。
実際に、ある大手IT企業の社長も東京から隣県に移住し移動に2時間ほどかかる広大な自然の中での暮らしを選択しています。また、東京や横浜に拠点を残しながら、湘南、長野、山梨、静岡、愛知などに移住する経営者も増えています。
また、あるITベンチャー企業は、拠点を東京から神奈川県の鎌倉市に移転し、社員とともに平日でもサーフィンと仕事を両立する独自のワークスタイルを実現しています。そんな新しい働き方、住む場所の選び方が始まっているのです。
デュアルライフが注目を集める背景
では、なぜこのようなライフスタイルが注目を集めているのでしょうか?リクルート住まいカンパニーの「デュアルライフ(2拠点生活)に関する意識・実態調査」(2019年2月20日発表)では、以下のような調査結果を公表しています。
デュアルライフ(二拠点生活)が注目される社会的背景には、これまでの大都市への一極集中の反動があります。これまでは郊外ベッドタウンに暮らし、満員電車で通勤。さらに共働き世帯が増加し、利便性の高い都心への回帰の流れがありました。しかし、大規模災害への備え、テレワーク(リモートワーク)の急速な普及など、私たちの新たなライフスタイルや多様なワークスタイルの選択が現実のものとなりました。企業の経営スタイルも多様化し、経営者自身やの志向性はもとより、経営者の志向性にフィットする優秀な人材を集めるリクルーティングや組織のエンゲージメントも重視した施策としてデュアルライフの流れに繋がっているのです。
二拠点生活者(デュアラー)のプロフィール~年齢、年収、移動時間は?
この調査結果で注目されるのは、デュアラーの年齢構成、年収、移動時間です。
◆年齢層は、20代~60代まで幅広い
まず年代ですが、二拠点生活をしているデュアラーは、20代~60代のうち、20代~30代が58%、40代~60代が42%です。これまでのようなリタイヤ層だけでなく、若手経営者やビジネスマンなどの幅広い世代が二拠点生活を始めていることがわかります。
◆年収に関わらず、二拠点生活のニーズが高い
次に、年収です。年収1,000万円以上が34%、年収600~1,000万円未満が32%、年収500万円未満が34%、とほぼ同様の比率です。つまり、年収に関わらず二拠点生活の選択肢があることがわかります。
◆移動時間は、2時間未満の安近短傾向
さらに、二拠点目への移動時間です。これまで別荘地だと、移動に3時間~4時間以上かかるケースも多々ありました。しかし、二拠点生活は、ライフスタイル&ワークスタイルの最適化が目的ですので、移動時間は、日常生活の延長となる2時間未満の近場が6割を占めています。
愛知で2時間圏内なら、東京・大阪への移動も可能です。名古屋を拠点とするなら三河は1時間程度のちょうどいい距離感で、都市と自然、仕事と生活のバランスがとりやすい、シンプルでちょうどいい暮らしを実現することができるのです。
二拠点生活(デュアルライフ)の目的、タイプは?【愛知編】
そんな二拠点生活(デュアルライフ)を選択する場合でも1人ひとりの目的やタイプは様々。実際にはどのようなタイプがあるのでしょうか?
趣味満喫のアウトドアライフ派
サーフィンや農業など趣味を楽しむために、よく通うエリアに拠点を持つタイプです。東京を拠点としていたあるベンチャー企業は、湘南エリアの神奈川県の鎌倉市に移転して仕事とサーフィンが両立できる新しい働き方を実践しています。こういった時代の新しい働き方は、愛知なら名古屋を拠点に日本有数のサーフスポットが点在する田原~豊橋で実現できます。豊橋・東三河エリアはそんな新たなワークスタイルを実現できる絶好のロケーションと言えるのです。
自然の中でのびのび子育て派
都会の喧騒から離れ、自然の中でゆったりとした時間を過ごしたい二拠点生活を志向するタイプです。平日は東京・大阪・名古屋などの大都市でハードワークしながら、休日は地方の大自然に溶け込みリフレッシュするイメージです。愛知であれば奥三河、近隣の岐阜などの大自然も魅力的なエリアです。
実家とのダブルライフ派
都会に暮らし、週末に地方の実家に戻ったり、家族の介護や療養をサポートする暮らしをされるタイプです。実家もしくは実家近隣、あるいは実家への移動が便利な地域に二拠点目を持つパターンです。実家のサポートをするなら実家の敷地や親類縁者からの紹介などで土地を確保することも可能になるでしょう。
田舎暮らし、プレ移住派
都会育ちで故郷と呼べる場所がなかったり、配偶者の故郷を大切にしたい。あるいはいずれ地方で自分の暮らしを満喫したい、コミュニティに馴染めるかなどお試し暮らしをする場合です。愛知県では移住支援制度があります(下記参照)ので、行政に相談してみるのもよいでしょう。
仕事で二拠点に暮らす派
事業の拠点が複数ある場合など、これまでの二拠点ライフをしている経営者方も多くいらっしゃいます。中部国際空港から移動しやすい海外拠点も含め、3拠点の多地点生活者もいらっしゃいます。いわゆる新たな二拠点生活のデュアルライフというわけではないかもしれませんが、二拠点生活を主体的に選択して、ワークスタイルとライフスタイルの最適化を図っている先輩方の住まい方のノウハウは非常に参考になります。そうした先輩経営者などが身近にいれば、ぜひ相談してみてください。
愛知で二拠点目の土地や住宅はどうする?
多様な二拠点生活、ちょうどいい暮らしの選択
これまでみてきたように、それぞれ二拠点生活(デュアルライフ)のタイプは様々です。住まいの選び方、家づくりの考え方も多様化しています。これまでなじみのないエリアであれば、まずは週末のみ一時的にホテルなどの宿泊施設に泊まったり、賃貸物件を借りながら一時的に滞在する方法が手軽です。
二拠点目は、小さな平屋でシンプルな暮らし
しかし、実際に滞在時間が増えてきて、やっぱり拠点を置いて暮らしてみようとなったら、土地や戸建て物件を親や親族から譲り受けたり、シンプルライフができる小さな平屋や、将来的に手を加えながら暮らせる注文住宅での暮らしが楽しめるセカンドハウスを建てるのもおすすめです。場合によっては、居住しない期間は、賃貸や民泊として貸し出すなど、キャッシュを生み出しながらの二拠点生活も可能になるのです。
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二拠点目の費用は?住宅ローンや住民票は?
二拠点目(セカンドハウス)の費用はどうする?
セカンドハウスを購入する場合は、セカンドハウスローンなどもありますが、手元資金がある場合は現金で購入する方も多くいらっしゃいます。現金で購入する場合は住宅ローン控除は適用になりませんが、「すまいの給付金」などの減税制度があります。
また、最近は、都市でのマンション暮らしと、地方での小さな平屋、別荘のようなリゾートハウスの暮らしを選択される方も多く、現金での購入に加え、セカンドハウスローンを活用するケースも増えてきました。
セカンドハウスローンなら、現在お住いの家の住宅ローンを返済しながら新たな住宅のローンを組むことも可能です。これまでセカンドハウスは、ローン金利が比較的高めだったこともありセカンドハウスをキャッシュで購入される方も多かったのですが、最近は、低金利のセカンドハウスローンも利用できるようになりました。地方で二拠点目を購入する場合も、ネット銀行、地方銀行、大手銀行などの選択肢があります。審査基準は、金融機関等により異なりますが、借入可能額は自宅のローン残高も合算した限度額になります。フラット35も利用できますので、これまで以上にセカンドハウスが購入しやすい環境になってきたと言えるでしょう。
住民票はどうなるの?
二拠点生活やセカンドハウスを持つ場合、基本的には住民票を移す必要はありません。地方で家を購入しても、住民票は都心の賃貸住宅に残している方も多くいらしゃいます。なお、住宅ローンを組む場合は、金融機関やローンの種類によってはその住宅に居住することが条件になる場合も多いため、それぞれの金融機関に契約条件などの確認が必要です。
愛知・三河の自治体の支援制度を利用しよう
愛知への移住支援制度や事業者のテレワーク拠点化を推進している自治体もあります。自治体によっては、企業誘致の一環で制度を柔軟に運用するケースもあるので、一度、最寄りの自治体に問い合わせてみるのも良いでしょう。
<事業活動支援制度>
<移住支援制度>
愛知県東三河移住支援~東三河で暮らすということ~
豊橋市の移住支援制度
蒲郡市の移住支援制度
豊川市の移住支援制度
新城市の移住支援制度
田原市の移住支援制度
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まとめ
愛知は都市と自然の距離感が絶妙のバランスで二拠点生活(デュアルライフ)がしやすい人気のエリア。東京・大阪・横浜にも2時間以内。関東からも関西からも第二の拠点にすることがでできます。
また、名古屋を拠点にするなら人気の三河は1時間圏内。特に東三河は、豊橋を中心にほどよく都会~ほどよく田舎で、日本有数のサーフスポットもあり、愛知県民が選ぶ住みたい街ランキングが名古屋に次いで第2位で若者にも人気です。
そんな絶好のロケーション「愛知」を拠点に起業、本社機能の移転、地方移住、ワークライフバランスを考えた生活拠点の確保といった、多様な二拠点生活の新しい暮らし方を考えてみませんか?
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