【ファミリークローゼット】家事動線のいい間取りアイディア|愛知の家づくり
新しい生活様式も定着してきた中で、ファミリークローゼットを活用した家事動線がよい家が注目されています。これから家づくりを始めるなら、家事効率の良い暮らしやすい家を建てたいですよね。
今回は、ファミリークローゼットのある家事動線のいい間取りについてご紹介します。愛知でデザイン性も家事動線も重視したファミリークローゼットのある家が体験・見学できるモデルハウス情報も合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
<コラムのポイント>
・ファミリークローゼットとは、家族の衣類などをまとめて収納するクローゼットのことです。
・片付けやすさと使いやすさを兼ね備えたファミリークローゼットなら、毎日の家事が楽になるだけでなく、暮らしそのものも便利になります。プロのアドバイスももらいながら、使い勝手の良いファミリークローゼットのある家づくりを進めていきましょう。
ファミリークローゼットって何?
ファミリークローゼットとは、家族の衣類などをまとめて収納するクローゼットのことです。
左右の部屋や廊下に通り抜けができるウォークスルークローゼット、中に人が入ることができるウォークインクローゼットなどのタイプがあります。ランドリールームに併設したり、シューズクローゼットなどにコートやアウターなどを収納できるようにして使用することができます。回遊性の高い間取りにすることで、家事動線や生活動線を良くすることができます。
ファミリークローゼットがあると便利な5つの理由
ファミリークローゼットをおすすめするのには、もちろん理由があります。
① 家事動線が良くなり家事が楽になる
例えば、これまでの洗濯動線といえば、1階の洗濯機で洗い、2階のベランダに干して寝室や和室でたたみ、最後は各部屋のクローゼットに片付ける、という流れで全てを終えるまでにかなり労力がかかっていました。しかしファミリークローゼットに主な衣類が集約されれば、衣類を片付ける場所が一か所になるため、家事効率がぐんと高まります。ランドリールームに併設することで、洗濯物を洗って片付けるまでの動線がコンパクトになるのです。
② 整理整頓がしやすくなる
ファミリークローゼットは、衣服だけでなく、バッグ、帽子、小物類、タオル、布団といったかさばるものをまとめて収納することができます。そのため、衣類はここ!バッグはここ!という物の定位置が決まります。家族構成や生活パターンによって広さや間取りは変わりますが、モノがあちこちに散らかることなく、使ったら戻す物の定位置が決まるので、片付けがしやすくなるのです。
③ 掃除がしやすくなる
片付けがしやすくなれば、都度、散らかった衣類やバッグなどをどかすことなくスムーズに掃除機をかけることができます。特に小さなお子さんがいるご家庭では、片付けのしやすさは生活動線すべてに関わってきますので、じわじわとメリットを実感することができるでしょう。
④ 居住スペースが広めに確保しやすい
寝室、子供部屋、客間など、部屋ごとにフルサイズのクローゼットを配置すると、その分、各部屋の居住空間が狭くなってしまいます。しかし、ファミリークローゼットを設置して衣類を集約することができれば、それぞれの部屋にクローゼットを設置する必要がなく、広々とした空間として使うことができます。
⑤ お出かけ前の準備がスムーズ
時間がかかるお出かけ前ですが、洗面所→玄関前クローゼットでコートやバッグを持って鏡で身なりをチェック→玄関、という動線でスムーズになります。もちろん、帰宅後も手洗い→脱衣→洗濯→着替え→リビングという動線が整っているので、行ったり来たりすることなくスムーズに動くことができます。
参考記事:子育てしやすいリビングに!間取りを決める8つのポイント|ママに人気の建築実例集
ファミリークローゼットに必要な広さは?
ファミリークローゼットの広さは、家族4人の場合、全員の衣類を収納するなら3畳以上は確保したいところです。タオル類やパジャマなど室内着を中心に収納する場合は2畳程度で、ウォークインクローゼットのように着替えがしやすい広めの納戸を確保するなら4畳以上確保したいところです。
もちろん広い方が使い勝手が良くなりますが、リビングやダイニングの他のスペースを圧迫しないようにバランスを考慮して、適度な大きさを確保することが大切です。
また、ファミリークローゼットがあれば、他の部屋にクローゼットが必要なくなるかというと必ずしもそうではありません。ファミリークローゼットに何を収納するかによって、各部屋のクローゼットの用途が変わります。趣味やプライバシーを大切にしたい、と考えているのであれば各部屋に小さめのクローゼットを設置するのもおすすめです。
ファミリークローゼットの間取りはここに注意
便利なファミリークローゼットですが、間取りを考える際に注意したい点がいくつかあります。
家事動線を優先しつつもプライバシーには配慮する
ファミリークローゼットを和室やリビング繋げる場合、来客時に利用しにくくなることがあるので注意が必要です。来客時でも使いやすいような動線を考えておくことで、どの時間帯も安心して使用することができます。
家族がサポートしやすい間取りにする
ファミリークローゼットは、家族がサポートしやすい間取りを考えることが大切です。どこに何が片付いているのかをみんなが把握しやすいように工事し、物の定位置も決めることでグッと使いやすくなりますし、子どもたちもお手伝いをしやすくなります。
どんな使い方をするのか計画しておく
どんな使い方をするのかあらかじめ決めておくことで、ファミリークローゼットはかなり使いやすくなります。家族で相談するのはもちろんのこと、工事士にもしっかりと相談しながら、どんな間取りにするのかを決めていくのがおすすめです。
参考記事:おしゃれな新築のウォークインクローゼット実例集|収納レイアウトや広さ・間取りのポイントも
家事動線のいいファミリークローゼット事例
それでは、家事動線のいいファミリークローゼットの事例をご紹介します。
洗濯干しにつなげる
2階の物干しとファミリークローゼットを繋げることで、洗濯周りの家事が楽になります。寝室とのつながりでウォークスルーにしたり、2階に洗濯機を配置する場合は、洗う→干す→たたむ→しまうが非常にシンプルになります。なお、平屋や1階にする場合は、洗う→干す→しまう、が横一列のシンプルな動線にしやすいメリットもあります。
脱衣所・洗面所などのランドリールームにつなげる
家事動線のいいファミリークローゼットにする間取りは、脱衣所・洗面所などのランドリールームと併設する方法があります。洗濯物の収納や着替えを準備するには、脱衣をする浴室横、洗面所脇などがスムーズな動線になりやすくなります。ランドリールームや浴室乾燥を干す場所もすれば、よりシンプルな動線にすることができます。
玄関・シューズクローゼットにつなげる
玄関横にファミリークローゼットを設けることで、コート、上着、バッグ、帽子などの身支度がスムーズになります。鏡も設置しておけば身なりの最終チェックもできますし、忘れ物も気づきやすくなります。お出かけに必要な小物や傘などを収納しておくことで、利便性が高まります。
リビング・和室につなげる
リビングは家族が長時間過ごす場所です。だからこそ、リビング横にファミリークローゼットを設けることでちょっとした利便性も高まります。また、和室は客間として使用するケースが多く、洗濯物をたたむ場所としても使用されるケースが多くあります。和室のつながりに配置すれば、たたむ動線がシンプルになります。
参考記事:ランドリールーム・サンルームのある間取り|新築注文住宅実例|家事動線の良い家で快適に室内干し
ファミリークローゼットのある家を建てるなら…
片付けやすさと使いやすさを兼ね備えたファミリークローゼットなら、毎日の家事が楽になるだけでなく、暮らしそのものも便利になります。プロのアドバイスももらいながら、使い勝手の良いファミリークローゼットのある家づくりを進めていきましょう。
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