愛知で平屋の注文住宅を新築したい!平屋の魅力と4つのポイント

小さな平屋のシンプルな暮らしを実現した家(平屋の外観)

最近、愛知におしゃれな平屋を新築したいという方から相談いただく機会が増えています。2階建て住宅が主流の中で、「注文住宅で平屋を建てたいけど、予算や間取りはどんな風に考えたらいい?」と思うことでしょう。平屋の落ち着いた佇まいは、おしゃれなデザイン、高い機能性を兼ね備えた平屋ならではの魅力が詰まっています。子育世代、共働きの方、年配のご夫婦、都市と郊外の家を使い分けるデュアルライフ(二拠点生活)にも最適です。そこで今回は、愛知でおしゃれな平屋の注文住宅を新築する際のポイントについて、平屋にお住まいの方の意見を参考に解説します。

 

目次

 

1. 愛知で平屋の注文住宅を建てるには

名古屋近郊や豊橋エリアは豊かな自然に恵まれた田園風景が広がります。交通の利便性も良いため通勤や通学にも便利な住みやすい街。大都市にも近い割にはある程度の敷地面積も確保しやすいため平屋が建てやすい環境にあります。

街と自然のほどよい距離感、平屋を建てやすい愛知

愛知の名古屋近郊、豊田・豊橋などの主要都市近郊は、街と自然の距離感が通勤もしやすいちょうどよい距離感。今後の新しいライフスタイルが実現できる恵まれた環境です。愛知は全国平均よりも戸建てが建てやすく、一戸建て平均敷地面積は260㎡(78坪)、平均延べ床面積94.36㎡(28坪)です。さらに、年間着工件数34,307棟のうち、平屋は1,809棟(全体の5.2%)ですので、2011年と比べ、平屋は1.67倍に増加しています(出典:愛知県「住宅・世帯の概況」、国土交通省「住宅着工統計」)。

幅広い世代から支持される人気の平屋スタイル

家族といつも一緒にいたい子育て世代、ゆったり老後の暮らしを楽しみたいシニア世代などの幅広い世代。都市と自然の中のデュアルライフ(二拠点生活)やミニマリストを志向する価値観の方々まで、幅広い層から支持されています。住宅雑誌やテレビ番組でも鉄板の特集テーマの平屋。「できるだけシンプルに暮らしたい」という方の想いを実現する平屋暮らしは、新しい時代のライフスタイルの潮流になっています。

  

2. 住んでみてわかる平屋の魅力、新築のポイント

愛知の街並みに佇む美しいデザインの平屋。スタイリッシュで洗練されたデザインから、ナチュラルな自然素材の家まで、幅広い世代から支持される平屋の住まい、自然と共に暮らすシンプルな暮らしは、平屋に住んで、はじめて実感できる魅力があります。そんな平屋ならではの魅力を施主の方の意見を伺いながらみていきましょう。

 

2-1. コミュニケーションがとりやすい

建築家とつくる憧れの暮らし

 

平屋にお住いの方から伺う感想で一番多いのは、家族やペットとのコミュニケーションのとりやすさです。

家事をしながらでも家族に目が届きやすい

リビング、キッチン、洗面所などで家事などの仕事をしながらでも、いつも子供や家族が目を配らせることができます。子供が小さいうちは、いつも目が届く場所にいることができますし、見える場所にいれば庭で子供を遊ばせることもできます。家族の帰宅時も、様子を気に掛けることができます。

別の部屋にいても家族の存在を感じやすい

別の部屋にいても、ひとつながりの空間でお互いを意識しながら時間を過ごすことできますので、やっぱり安心感があります。マンション暮らしともまた少し趣が違う、平屋ならではの心地よさもあって、ある施主の方から伺った「お互いを意識しながら暮らせるので自然と仲良く暮らせてるんじゃないかな。それが、やっぱりいちばんかもしれません」。やっぱり家族が仲良く暮らせるのが一番ですね。

ペットとの暮らしも平屋はちょうどいい

ペットは大切な家族。愛犬との暮らしは、「いつでも愛犬たちと外に出られる平屋の暮らしが一番!」という施主の方も多いです。散歩から帰ってきても、玄関からではなく、ガレージや庭にリードをつないだまま足を拭いたり、水道が使える動線も魅力です。

  

2-2. 利便性:家事が楽になる

建築家とつくる憧れの暮らし

平屋の利便性の魅力のうち、特に、毎日の家事が楽になるのは、何よりもうれしいことですね。

毎日の洗濯が楽になる

日々の家事の中で洗濯は重労働な家事の1つです。2階建ての場合、1階にある洗面所の洗濯機でまず洗濯をして、2階に濡れた洗濯物を持っていってからベランダなどに洗濯物を干すというケースが多くなります。平屋の場合は、洗面所で洗濯をして、洗濯物を干してから乾いたら畳んでクローゼットに収納するまでの一連の動作が、ほかの家事の合間でもキッチンやリビングからすぐに移動できてスムーズです。特に洗ったばかりの洗濯物は水を含んでいて重いので、洗濯籠を持って何度も階段の上り下りをするのは大変ですよね。洗濯は毎日のこと。子供が独立してからは、階段の上り下りにも足腰に負担がかかります。日々の洗濯や布団干しの重労働は、歳を重ねてからも、実感できる平屋の魅力です。

掃除がしやすくなる

平屋に暮らし始めると、みなさん家事のしやすさを実感されます。平屋の場合は「家事のしやすい動線」を重視して工事することが多いのですが、じつは掃除のしやすさも重要なポイントです。掃除機をかける場合、そもそも階段は掃除機がかけにくいですよね。コードレス掃除機でも階段の隅を1段1段掃除していくのはちょっと手間がかかります。2階専用の掃除機やルンバを購入する必要もありません。

また、水回りが2階にもある場合、2階部分のトイレや洗面台の掃除も必要になります。そのため以前2階建てに住んでいた方の多くは、「平屋になるとこんなに掃除が楽になるんですね」といった感想をよくお聞きします。

 

2-3. 快適性:平屋の快適な暮らし

建築家とつくる憧れの暮らし

 

名古屋や豊橋の自然が豊富な近郊エリアは、都心部よりも自然と共に暮らす知恵が取り入れやすく比較的採光や通風も確保しやすいため快適な暮らしがしやすいのも魅力です。

自然と調和した暮らしがしやすい

シンプルな外観は、平屋の美しい佇まいの魅力が引き立ち、流行に左右されずに、街並みとの調和も図れます。自然に近い目線での暮らしは、リビングから、土間、テラス、デッキ、風景へとつながる奥行きのある開放的な空間づくりがしやすいため、より自然とつながりを感じる暮らし方が実現できます

室内の気温差が少ない

2階建てで断熱性などの性能が十分でない古い住宅の場合は光熱費がかかりやすいのですが、平屋は、温度差が少なく空調もしやすくなります。平屋は広めの掃出し窓の設置もしやすく、注文住宅であれば採光や通風を考えて窓の位置も自由度がききますので、冬は暖かな自然光を取り入れるなど、夏は風通しが良い快適な空間がつくりやすいといえます。

 

2-4. 安心感:平屋で落ち着きのある安心な暮らし

建築家とつくる憧れの暮らし 平屋

平屋の安心感は、その構造的な強さや拡張性にも起因します。

平屋は地震や強風にも強く耐震性がある

構造上、平屋は安定感があります。平屋を新築する場合は現在の建築基準法で定められた耐震基準で建てればより倒壊の可能性も低いといえます。とくに壁、床、天井の6面体で家を支えるモノコック構造であれば、地震や強風などの外からの力に強く、横揺れに強い工法を採用すればより安心できます。

メンテナンスがしやすい

屋根や雨どいのメンテナンス、外壁などの点検や補修には、2階建ての場合は足場が必要です。平屋は点検も足場なしでもできますし、梯子を使えば自分で雨樋や軒下の蜘蛛の巣払いどの掃除もでき、自分でメンテナンスがしやすいので、家全体に目を配ることができます。

バリアフリーにしやすい

終の棲家としても平屋は最適です。新築時に多少の段差を付けた空間をつくっても、足腰が弱くなってからも安心して暮らせるようなフラットなバリアフリーの家にリフォームもしやすいので、老後の体調の変化にも柔軟に対応できます。

増改築もしやすい

平屋は敷地面積に対して余裕を持った建て方をすれば、2階建てより構造に手を加えやすいので将来的に増改築もしやすいという面もあります。家族構成にあわせて二世帯住宅居する、少しだけ軒を伸ばして部屋を広くしたい、作業場や工房を併設したい、など、平屋は将来的な家族構成変化や老後の暮らしに応じて拡張性が高いとも言えます。

家の維持がしやすい

今、昭和の時代に建てた家で空き家が増えています。老後に大きな家を維持するのは容易ではありません。メンテナンスやバリアフリーのしやすさに加え、老後の暮らしにあわせて、大きすぎず、暮らしやすいサイズで平屋を建てることが長く住み続けるには重要です。

  

3. 平屋の注文住宅を新築する際に注意したいこと

建築家とつくる憧れの暮らし

平屋には住んでみて初めて実感できる多くの魅力がありますが、以下のような点に留意する必要があります。

防犯や防災に備える

平屋は防犯対策や水害などへの備えが重要です。窓をペアガラスにする、防犯設備を設置するなど、外部からの侵入がしにくいように対策をしっかりと行なう必要があります。大雨や洪水の際には2階への避難ができないため、平屋を建てる際には立地が大変重要です。地域の防災マップなどを参考に災害リスクに対して備えておきましょう。場合によっては、ロフトを広めに確保したり、ほぼ平屋、少しだけ2階建てにするという方法もあります。 

坪単価ではなく総予算で考える

平屋にすると坪単価が高くなるといわれます。でも、それは2階建てと同じ部屋数で同程度の床面積を確保しようとした場合の話です。たしかに、部屋数や床面積を広くしようとすると平屋はより広い敷地面積を確保する必要があります。基礎や屋根の面積もその分増えるため、構造材などの費用がかかることになります。

しかし、実際の資金計画は、坪単価ではなく総予算でみますので、坪単価だで比較するのはあまり意味がありません。平屋の住みやすさを重視するなら、できるだけシンプルな間取り、効率的な生活動線、コンパクトな構造となり、つくりがシンプルになれば総費用も抑えられるのです。

できるだけ長く愛着をもって快適に住める家を建てるには、工事段階で将来のライフプランをイメージしておく必要があります。名古屋や豊橋近郊で豊富な経験を持つ建築士や工務店などの専門家の意見も参考にしながら慎重に検討することが重要です。 

平屋のデザインが得意な工務店を選ぶ

愛知で建てる平屋の外観 シンプルモダンな平屋のデザイン住宅の事例

平屋と2階建てでは、工事、施工、使用する構造材や部材など、様々な違いがでてきます。平屋を建てなれた建築実績がある工務店を選ぶとよいでしょう。

パッケージで組む注文住宅が中心の工務店、昔ながらの和風の平屋が自慢の工務店、自然素材を使ったおしゃれなデザインが得意な工務店、ローコスト優先の工務店など、それぞれ特徴がありますので、平屋の施工実績を参考に検討してみるとよいでしょう。

注文住宅は自由度の高い家づくりができます。そのため、施主と建築家、工務店のスタッフが、皆さんが考える理想の家について、じっくり話し合いながら家づくりをすることが重要です。今は考えがまとまっていなくても、信頼できる工事士や工務店などの家づくりの専門家に相談することで、自分たちが考える理想の家づくりについて理解を深めていくことができます。まずは興味を持った工務店があれば、今の自分たちの理想の家のイメージを相談してみるとよいでしょう。 

  

4. 参考になる平屋の施工事例(愛知編)

愛知の平屋の家づくりついては、ブルーハウスの施工事や以下のコラムも参考にしてください。

<参考コラム>
小さな平屋でちょうどいい暮らし~シンプルで心地よい平屋の間取り
30坪の平屋の家を建てる 気になる価格と間取りのポイント
愛知のデザイン注文住宅 平屋の建築実例 [ダイジェスト編]
建築家とつくるデザイン注文住宅の魅力【建築実例:愛知編】

  

5. まとめ

愛知の名古屋近郊や豊橋は自然に恵まれ平屋が建てやすい環境です。自然と調和した暮らし、おしゃれなデザイン、都市と郊外のデュアルライフなど、平屋の魅力は多々ありますが、実際に住んでみて実感できる平屋ならでは住み心地は何物にも代えがたいものがあります。シンプルな平屋であれば、家族との距離も近くなり、いつも同じ空間で暮らしているという安心感も得られます。洗濯、掃除など家事も楽になります。メンテナンスやリフォームもしやすいので終の棲家としても永く暮らすことができます。平屋の注文住宅を建てるには、工務店選びが重要です。理想のイメージに近い施工実績のある工務店や建築家に相談して、土地探しやプランニングから相談しながら具体的に検討していくことをお薦めします。

愛知・名古屋・豊橋で平屋の注文住宅を新築するなら

お客様にとって最高の家づくりを。私たちブルーハウスは、お客様の想いと真剣に向き合い、じっくりとお話をさせていただいた上で、お客様にとって「最高の家」と言える、お客様の「想像を超えたご提案」ができる注文住宅会社を目指しています。「愛知でおしゃれな平屋を建てたい!」という方は、平屋の豊富な施工実績があるブルーハウスにご相談ください。全力であなたにとって最高の家づくりをお手伝いします。お気軽に名古屋デザインラウンジ豊橋のショールームにご相談ください。

著者情報

株式会社ブルーハウス 編集チーム

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【各種許認可】
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住宅あんしん保証 登録番号03130
ハウスジーメン 事業者番号MB2009022514

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住宅あんしん保証 登録番号03130
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ハウスジーメン 事業者番号MB2009022514

【地盤調査・保証制度】
ジャパンホームシールド 登録番号62093