白い家にして後悔することはあるのか|外観・内装のポイント、施工事例など紹介
外壁や内装の色を「白」で統一した白い家は、「清潔感」「開放感」などたくさんの魅力があります。
しかし、白い家には「汚れが目立ちやすい」「デザインが単調になりがち」などいくつかのデメリットもあり、後悔することもあるので注意が必要です。
マイホームを建てる前に後悔する理由を確認し、対策を講じることで理想的な白い家を実現しましょう。
今回は、以下のポイントを中心に白い家で後悔する理由や外観・内装のポイント、施工事例などをくわしく紹介します。
<コラムのポイント>
・白い家にして後悔する理由と対策を紹介します。
・「明るくて開放的な雰囲気」を演出できることが白い家の大きなメリットです。
・おしゃれな白い家の施工事例を紹介します。
目次
白い家にして後悔する理由と対策
白い家にして「こんなはずじゃなかった」と後悔することがありますが、事前に対策を講じることで後悔するリスクを軽減できます。
ここでは、白い家にして後悔する理由と対策を紹介します。
汚れが目立ちやすい
白い色の外壁は、コケ、泥、砂ぼこりなどの汚れが目立ちやすい特徴があり、放置しておくと、10年後には白い外壁に雨だれの汚れが付着し、目立つことで後悔することがあります。
同様に、お部屋の白い壁、天井なども黒・茶系の汚れが目立ちやすいため、以下のような対策を講じましょう。
- ・防カビ塗料、低汚染塗料などを採用する
- ・定期的な掃除・メンテナンスを実施する
- ・窓サッシの下に水切りを設置する
「まぶしい」と感じることがある
白い色は、太陽光を反射するため、「まぶしい」と感じることがあり、近隣が近い場合には迷惑になることもあるので注意しましょう。
まぶしさが気になる方は、以下のような対策を検討する必要があります。
- ・明度の低い白を選ぶ
- ・植栽を活用する
外壁の「白」を少しグレーが入った明度の低い色にするとまぶしさを軽減できます。
デザインが単調になりがち
外壁・内装ともに、白色は多くの色と相性がよい色ですが、全体を白のみで統一すると単調な印象を与えることがあります。
以下のような工夫により、デザインにアクセントを加えるとおしゃれな雰囲気に仕上がります。
【外観】
- ・窓のデザインや配置を工夫する
- ・外構までトータルコーディネートする
- ・屋根の形状を工夫する
特に、外構までトータルコーディネートすることで単調になりがちな白い家にアクセントを加えられます。
(例)
- ・「モダンテイストにしたい」:外構の門柱やフェンスなどをブラック・グレーにする
- ・「ナチュラルテイストにしたい」:グリーンのシンボルツリーを配置する
【内装】
- ・アクセントクロスを取り入れる
- ・フローリングに無垢材を採用する
- ・見せ梁を取り入れる
特に、一部の壁面に違うカラーのクロスを配置する「アクセントクロス」を取り入れると、おしゃれな雰囲気に仕上がります。
以下の記事では、アクセントクロスの取り入れ方を紹介していますのでぜひごらんください。
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虫が集まりやすい
白い色の外壁は、「光を反射しやすい」ことから虫が集まりやすくて後悔することがあります。
特に、虫が苦手な方は、以下のような対策を講じましょう。
- ・窓に虫よけネットを取り付ける
- ・防虫塗料を採用する
白い家のメリット
ここまで、白い家にして後悔する理由と対策について紹介してきましたが、白い家にはたくさんのメリットがあります。
ここでは、白い家のメリットについて紹介します。
外壁を白い色にするメリット
外壁を白い色にするメリットは、以下のとおりです。
- ・シンプルで清潔感がある雰囲気を実現できる
- ・夏場に熱の吸収を防ぐ
- ・夜でも目立つ
特に、モダン、ナチュラルなどのテイストをお好みの方は、白い色の外壁がおすすめです。
以下の記事では、和モダンのおしゃれな平屋の実例を紹介していますので、ぜひごらんください。
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内装を白い色にするメリット
内装を白い色にするデメリットは、以下のとおりです。
- ・部屋全体が明るくなる
- ・圧迫感のない広い空間を演出できる
- ・様々なテイストのインテリアと調和する
特に、白い色は光の反射率が高いため、お部屋全体を明るく見せる効果があります。
また、家具、カーテンなどの様々なテイストのインテリアと調和するので、カラーコーディネートしやすいことも魅力の1つです。
以下の記事ではおしゃれな内装デザインの実例を紹介していますので、ぜひごらんください。
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おしゃれな白い家の施工事例を紹介
ブルーハウスが施行したおしゃれな白い家の実例を紹介します。
外壁のデザインや窓の配置など参考にしていただければ幸いです。
シンボルツリーと白い外壁がおしゃれな白い家の施工事例
こちらは、シンボルツリーと白い外壁がおしゃれな白い家の施工事例です。
2つのシンボルツリーのグリーンと白い外壁により、ナチュラルな雰囲気の平屋に仕上がりました。
<施工事例>絶景を楽しむ暮らし
内装も白い壁を採用し、アクセントとして天井を板張りにすることで開放的でおしゃれなリビングを実現しました。
<施工事例>絶景を楽しむ暮らし
窓の配置がおしゃれな白い家の施工事例
こちらは、窓の配置がおしゃれな白い家の施工事例です。
窓を規則的に配置していますが、土地と隣接する道との高さの差を利用して外からの視線から中に住まう人を守る工夫をすることで、安心して住める家を実現しました。
<施工事例>地に寄りそう平屋
連続した窓が並ぶLDKと白い壁は開放的で明るい雰囲気になります。
<施工事例>地に寄りそう平屋
斜め壁が特徴的なおしゃれな白い家の施工事例
こちらは、玄関ポーチ上の斜め壁がおしゃれな白い家の施工事例です。
夜になると、植栽の影が外壁に映って綺麗です。
<施工事例>楽・働を体現した家
白と木で統一したLDK空間は、開放的であたたかみのある印象を与えます。
<施工事例>楽・働を体現した家
斜めのスリットがおしゃれな白い家の施工事例
こちらは、斜めのスリットがおしゃれな白い家の施工事例です。
塗り壁、ガルバリウム、無垢材のウエスタンレッドシダーを組み合わせた外観デザインが素敵です。
<施工事例>美術館のような外観のお家
内装は、ホワイトとグレーで統一することですっきりとした印象を与える空間に仕上がりました。
<施工事例>美術館のような外観のお家
ブルーハウスには、今回紹介しきれなかった白い家の施工事例がほかにもたくさんあります。ぜひ、ごらんください。
白い家についてのQ&A
最後に、白い家についてのよくある質問と回答を紹介します。
なぜ白い家が多いのか
まず、白い家が多い理由には、以下のようなデザインと相性がよいことが挙げられます。
- ・ナチュラル×モダン
- ・シンプル×モダン
- ・南欧風
また、「開放感」「清潔感」などの印象を与えることも白い家が多い理由の1つです。
このようなデザイン性の高さのほかに、白は熱を吸収を防止する特徴があることも人気の理由として挙げられます。
特に、沖縄のような太陽熱による影響を受けやすい地域では、白い外壁を取り入れた家が多い傾向があります。
白い家をモダンテイストにするための工夫はありますか
モダンテイストは、余計な装飾がなく、シンプルで現代的なテイストのことを指します。
白い家は、モダンテイストと相性がよいですが、さらに、以下のような工夫をすることで、よりモダンな雰囲気になります。
- ・家の形状をスタイリッシュにする
- ・玄関ドア、軒裏などにグレー系のアクセント色を取り入れる
- ・内装・インテリアをモノトーンで統一する
特に、家の形状をキューブ型にすると、スタイリッシュでモダンな雰囲気になります。
白色系のカラーにはどのようなものがありますか
白色系のカラーは、以下の表のとおりです。
種類 | 特徴 |
---|---|
純白 | 混じり気のないホワイト |
スノーホワイト | 雪の色、やや青みがある |
ミルクホワイト | 不透明な白色、乳白色 |
スモーキーホワイト | 灰色っぽい白色 |
パールホワイト | 真珠のような白色 |
オフホワイト | クリーム色っぽい白色 |
このように、白色にはたくさんの種類がありますので、家のデザインにより、適切な白色を選びましょう。
まとめ
今回は、白い家にして後悔する理由と対策を紹介しました。
事前に後悔する理由を把握し、対策を講じることで白い家にして後悔するリスクを軽減できます。
今回紹介した情報が、「白い家を建てたい」と考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
豊橋市で注文住宅を手がけるブルーハウスからのメッセージ
ブルーハウスは、豊橋市でオーダーメイドのデザインと快適性、住みやすさを両立した家づくりをしています。
- ・デザインも性能も叶えて、長く快適に経済負担の少なく住める家をつくっています。
- ・ブルーハウスは、高気密高断熱住宅にこだわっています。(現在HEAT20G2グレードを中心に建築。全棟気密測定(C値測定)を実施)
- ・無垢材や塗り壁など、自然の素材を使った家づくりが得意です。
- ・土地探しからも始められて、建てたい家や住みたい地域、住みたい環境から適した土地をお探しします。
愛知に住む人、豊橋に住む人を家づくりで幸せにする。「人生を最高に楽しむ家」をつくることを目指して家づくりをしています。
豊橋で暮らしを楽しむ!平屋コートハウスで体感ください
ブルーハウスは2021年、豊橋市に平屋コートハウスをオープンしました。ブルーハウスの家づくりをもっと知りたい方、住み心地を体感したい方、デザインを詳しく見てみたい方は、ぜひお気軽にご来場ください。