寝室の広さは何畳必要か|広さを決めるポイント、レイアウトなど紹介

寝室の広さは何畳必要か|広さを決めるポイント、レイアウトなど紹介

マイホームを建てる際に、「寝室の広さは何畳必要か」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

適切な寝室の広さは、家族構成やベッドのサイズ・利用目的などにより異なりますので、ライフスタイルを考慮して慎重に検討しましょう。

今回は、寝室が「広すぎた」「狭すぎた」など後悔しないためのポイントをくわしく紹介します。

<コラムのポイント>

・寝室の広さを決めるポイントを紹介します。

・寝室の広さを何畳にするかは、「家族構成」「ベッドのサイズ」「利用目的」などにより異なります。

・「広い寝室」と「狭い寝室」それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

 

寝室の広さを決めるポイント

寝室の広さを決めるポイント

理想的な寝室の広さは、「家族構成」「ベッドのサイズ」「利用目的」などにより異なります。

ここでは、上記の項目別に使い勝手のよい寝室の広さを解説します。

寝室の広さは家族構成により異なる

家族構成、寝室を利用する人数によって、適切な寝室の広さが異なります。

以下の広さを目安にしましょう。

人数 広さ
1人 4.5~6畳
2人 6~8畳
3人 8~10畳

 

寝室の広さはベッドのサイズにより異なる

寝室に配置するベッドのサイズによっても適切な寝室の広さが変わりますので注意しましょう。

種類別のベッドの大きさの目安は、以下のとおりです。

種類 大きさの目安
シングルベッド 横幅100cm×縦幅200cm
セミダブルベッド 横幅120cm×縦幅200cm
ダブルベッド 横幅140cm×縦幅200cm
クイーンベッド 横幅160cm×縦幅200cm
キングベッド 横幅180cm×縦幅200cm

 

このようなベッドの大きさを目安とすると、寝室に必要な広さは以下のようになります。

  • ・セミダブル・ダブル:4.5畳以上
  • ・クイーンベッド:6畳以上

例えば、夫婦2人が使う寝室の場合、6畳以上あれば、ダブルベッド1台もしくはシングルベッド2台置いても通路を確保できます。

その他に、和室を寝室として布団で寝たい場合、一般的に布団一枚の大きさは横幅100cm×縦幅210cmになるので、概ねシングルベッドと同じ大きさと考えましょう。

和室を寝室にして、布団を敷いて寝る場合に必要な広さの目安は、以下のとおりです。

「布団1枚」:4.5畳以上

「布団2枚」:6畳以上

寝室の広さは利用目的により異なる

寝室の利用目的により、適切な広さが異なることに注意しましょう。

寝室の利用目的が「寝るだけ」の場合は、広さは最低限で済みますが、「寝室にクローゼットを置きたい」「テレビを置きたい」など多用途に利用する際は、広さが必要になります。

例えば、寝室にクローゼットを置きたい時には、2~3畳ほどの広さが必要ですから、夫婦二人が使う寝室の広さは、ダブルベッドを配置することを考慮すると、8畳以上の広さが必要です。

間取りに余裕があれば、上記のように寝室にウォークインクローゼットを設けると、スマートな収納が可能です。

 

以下の記事では、ウォークインクローゼットの実例を紹介していますので、ぜひごらんください。

 

広い寝室を取り入れるメリット・デメリット

広い寝室を取り入れるメリット・デメリット

一般的に8畳以上の広さがあれば、スペースに余裕がある広い寝室と言えます。

寝室の間取りを広くすることで、以下のようにたくさんのメリットががありますが、デメリットもあることに注意しましょう。

【メリット】

  • ・セカンドリビングとして利用できる
  • ・クローゼット、収納などを設置可能

上記のように、寝室の間取りが広いと、「寝るだけ」の場所ではなく、多用途に活用できることが大きなメリットです。

【デメリット】

  • ・他の部屋の間取りを圧迫することがある
  • ・冷暖房効率が悪い
  • ・掃除が大変

家の間取りは限られていますから、寝室を広くすることで他の部屋が狭くなることがあります。

「無理に寝室を広くしたけれど、不要だった」と後悔することがあるので、寝室の間取りはライフスタイルを考慮して慎重に検討しましょう。

狭い寝室のメリット・デメリット

狭い寝室のメリット・デメリット

一般的に、6畳以下の寝室は、狭いと感じる可能性があります。

ただし、以下のように、デメリットばかりではなく、メリットもありますので、ご自身のライフスタイルに合わせた適切な広さを選択しましょう。

【メリット】

  • ・落ち着きを感じられる
  • ・他の部屋の間取りを広くすることができる

例えば、寝室を「寝るだけ」のスペースとすることで、他の部屋の間取りを広くできます。

【デメリット】

  • ・収納や家具などを置くスペースがない
  • ・圧迫感がある

狭い寝室は、収納棚や家具を置くスペースがなくて困ることがありますが、以下のようなレイアウトの工夫で狭い寝室でも快適に過ごせます。

  • ・コンパクトな家具を組み合わせる
  • ・ベッドの下に収納スペースを設ける
  • ・壁掛け収納を取り入れる

 

以下の記事では、収納で後悔しない家づくりのポイントを紹介していますので、ぜひごらんください。

おしゃれで使い勝手の良い寝室にするためのレイアウトのポイント

寝室の広さを決める際に注意すべきポイント

寝室のレイアウトを決める際には、「デザイン性」「使い勝手」「安眠できる環境」を意識しましょう。

ここでは、おしゃれで使い勝手のよい寝室にするためのレイアウトのポイントを紹介します。

ベッドは壁沿いに配置する

寝室のレイアウトを考える際には、まず最も大きいベッドの配置を考えましょう。

ベッドを壁沿いに置くと、スペースの有効活用ができるのでおすすめです。

特に、窓際にベッドを置くのが定番ですが、「朝、太陽の光を浴びて目覚められる」メリットがある一方で「外気の影響を受けやすい」ため、断熱性の高い窓やガラスなどを取り入れることを検討しましょう。

ベッドまわりの通路幅を確保する

ベッドのまわりには、移動する通路、着替えのためのスペースなどが必要です。

通路幅は、最低でも40~50cm前後を確保しましょう。

また、寝室にクローゼットを設置する場合には、扉の開閉のためのスペースが必要になるため、ベッドとクローゼットを90cm以上離すように配置する必要があります。

寝室の照明にこだわる

日々の疲れを癒すスペースである寝室は、リラックスできる雰囲気にしたいところです。

以下のようなアイデアで、落ち着いた雰囲気の寝室を実現できます。

  • ・調光・調色機能が備わった照明を選ぶ
  • ・暖色系の電球色にする

また、リモコン付きの照明を選ぶと、ベッドの上からスイッチのオン、オフを行なえるので便利です。

色合いにこだわる

リラックスできる寝室にするには、寝具、家具、クロスなどの色合いにもこだわりましょう。

例えば、以下のような色が寝室におすすめです。

  • ブルー:鎮静効果がある
  • グリーン:リラックス効果がある
  • ホワイト:狭い寝室でも開放感を演出できる
  • グレー:ストレスを和らげる
  • ベージュ:あたたかみがある

寝具、家具、クロスの色などに統一感をもたせ、部屋全体をトータルコーディネートすることが重要です。

デザインにアクセントを入れたいのであれば、アクセントクロスもおすすめです。

 

以下の記事では、アクセントクロスの取り入れ方を紹介していますので、ぜひごらんください。

まとめ

今回は「理想的な寝室の広さは何畳が適切なのか」について解説しました。

寝室の広さは、6~8畳程度が人気ですが、利用目的や寝室を利用する人数によって適切な寝室の広さは異なることに注意しましょう。

寝室を「セカンドリビング」として、ご家族の集まる場所としたいのであれば、少なくとも8畳以上のスペースが必要ですし、単純に「寝るだけ」の場所として利用するのであれば、狭いスペースでも十分だからです。

今回紹介した情報が、マイホームの寝室の広さにお悩みの方の参考になれば幸いです。

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