軒のある家のメリット・デメリット|平屋・二階建てのおしゃれな実例と外観デザインのポイントを紹介

軒のある家 メリット・デメリット

軒とは、住宅の壁面よりも外側に突き出した屋根の部分のことを指します。

軒のある家に日本の伝統的な美しさを感じる方もいれば、「古くさい」と敬遠する方もいらっしゃるようです。

しかし、外観デザインを工夫することで、モダンでスタイリッシュな軒のある家をつくることができますし、軒はデザインだけではなく、いくつもの重要な役割を担っています。

そこで今回は、軒のある家のメリット・デメリットや平屋・二階建てのおしゃれな外観実例などを紹介します。

<コラムのポイント>

  • ・軒のある家についてメリット・デメリットを紹介します。
  • ・軒はデザイン性だけでなく、外壁を守る重要な役割を担っています。
  • ・軒のある家のおしゃれな外観実例を紹介しますので、参考にしてください。

 

軒のある家のデメリット

軒のある家 デメリット

まず最初に、軒のある家のデメリットを紹介します。

軒を設けることで材料費や施工費用がかかる

軒が深くなるほど建築面積が増え、材料費が増えますし、軒を支える柱などが必要になれば、その分の施工費用が発生します。

さらに、建築面積が増えれば当然ながら工期も長くなることも、軒のある家のデメリットです。

居住スペースが狭くなる

長さが1mを超えた軒は、建築面積に含まれ、建築面積は建ぺい率の制限に影響するため、設計の自由度が狭まるといったデメリットがあります。

したがって、狭い土地にできるだけ大きな家を建てたい場合には、軒を短くした方が広い居住スペースを確保できます。

採光をとりにくい(部屋が暗くなりがち)

軒が深くなるほど、居住部分の採光の確保が難しくなり、部屋が暗くなります。

ただし、夏は日陰になって涼しいというメリットもあります。

住宅の形状によっては相性が悪い

例えば、キューブ型の家に軒を取り入れようとしても、デザインのバランスが悪くなりますし、そもそも物理的に難しいです。

また、軒の深い家はモダンやスタイリッシュなテイストと相性が悪いので、どちらかを選ぶ必要があるでしょう。

このように、住宅の形状によっては軒のある家をつくるのが難しい場合もあります。

軒のある家のメリット

軒のある家 メリット

軒のある家には、外観デザインと住宅性能について多くのメリットがありますので、一つひとつ見ていきましょう。

住宅の耐久性を高める

雨水の侵入や紫外線による塗膜劣化は、外壁の経年劣化の進行を早めますが、軒があることで紫外線や雨水から外壁を守ってくれる効果があり、結果として住宅の耐久性を向上させます。

その他にも軒があることにより、下記のような住宅を守る効果があります。

  • ・外壁のシーリング材の劣化防止
  • ・効果軒天に通気層を設けやすい
  • ・雨漏り防止効果がある
  • ・サッシからの雨水の侵入などのリスクも軽減できる

軒下のスペースを活用できる

例えば、軒下にウッドデッキを設けることで、縁側のように外とのつながりを持てる空間をつくれます。

実用性だけでなく、おしゃれなインテリアとしても外観デザインにアクセントを与えることも軒下空間を設けるメリットです。

夏は涼しい

軒の出によって、部屋が暗くなりがちになるデメリットがある一方で、軒があることで夏の強い日差しを和らげることができます。

また、冷房の効率も良くなるので電気代削減効果もあります。

高級感・重厚感のあるデザインに仕上がる

軒のある家の日本古来の伝統的なデザインは重厚感がありますし、さらに軒の出を深くすると、高級感のある外観になります。

このような意匠性は、軒のある家ならではのメリットです。

また、日本の伝統的な雰囲気と現代的なスタイリッシュなデザインを融合させた和モダンなテイストに仕上げることで、「古くさい」イメージを払拭できるでしょう。

下記の記事では、和モダンのおしゃれな平屋の実例などを紹介していますので、ぜひごらんください。

おしゃれな軒のある家の外観実例を紹介 

おしゃれな軒のある家の外観実例

それでは、実際におしゃれな軒のある家の外観実例を見ていきましょう。

軒のある平屋の外観実例

こちらは、軒のある平屋の外観実例です。

古くから日本の伝統的屋根として取り入れられている切妻屋根に、軒がある家ですが、スタイリッシュでモダンな雰囲気もあります。

平屋の外観実例 軒のある家

<施工事例>籠れる平屋

軒のある平屋の外観実例

こちらも軒のある平屋の外観実例です。

軒のある家と言うと、切妻屋根を思い浮かべますが、こちらは平屋で片流れ屋根で軒のある家を実現しました。

軒下にウッドデッキを設けることで、実用性もある外観となっています。

軒のある平屋の外観実例 片流れ屋根

<施工事例>自分らしく暮らす家

軒のある2階建ての外観実例

こちらは、軒のある2階建ての外観実例です。

切妻屋根に軒のある家は、日本の伝統的な外観デザインですが、アーチ型の玄関ポーチがアクセントとなり、どこか可愛らしいプロヴァンス風のデザインとなっています。

<施工事例>建築家をつくる憧れの暮らし

軒のある2階建ての外観実例

こちらも軒のある2階建ての外観実例です。

片流れ屋根のシャープな印象と、ナチュラルなアクセントウォールと外構のシンボルツリーが融合し、ナチュラルモダンなデザイン性の高い外観です。

このように、軒のある家でもスタイリッシュな雰囲気を出すことができます。

軒のある家の外観実例 2階建て

<施工事例>『常識』の外側へ

ブルーハウスには、今回紹介しきれなかったおしゃれな軒のある家の外観実例が他にもありますので、ぜひごらんください。

<あわせて読みたい>

ブルーハウスの家づくりを詳しく紹介しています。

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軒のある家で失敗しないための外観デザインのポイント

軒のある家の外観デザイン ポイント

軒のある家は、外観デザインのテイストが限られてきますので、単調になりがちな傾向があります。

屋根や外壁のデザインにちょっとしたアクセントを加えることで、おしゃれな軒のある家に仕上がります。

ここでは、軒のある家で失敗しないための外観デザインのポイントについて紹介します。

軒裏のデザインにアクセントを加える

軒裏とは、その名の通り軒の裏側の部分のことです。

実は、軒裏は外からよく見える部分ですから、デザインにこだわり、下記のようなアイデアで、アクセントを加えることでおしゃれな外観に仕上がります。

  • ・軒裏を木目調にする
  • ・軒裏の色を外壁と違う色に塗装する

例えば、モダンテイストの住宅の軒裏を木目調にすることで、ナチュラルな雰囲気が加わり、ナチュラルモダンなテイストになります。

このように、軒裏のデザインにこだわることで軒のある家の外観デザインの印象を大きく変えることができます。

軒の出の長さを住宅のテイストに合わせる

軒の出の長さには制限はなく、基本的には自由に決めることができます。

そして、軒の出は短いほど見た目がすっきりとしてスタイリッシュな印象になることで、軒ゼロ住宅もトレンドで人気がありますが、軒のメリットを受けることができなくなることに注意しましょう。

また、軒の出が長いと重厚感のある雰囲気になります。

このように、軒の出の長さによって相性が良いテイストが違うので、好みのテイストに合った軒の長さにすることで全体として統一感のある外観デザインになります。

軒のある家についてのよくある質問

QAのボックス

Q軒の長さの目安はどれくらいですか?

下記の通り、軒の出の長さは「60~80cm」が平均的ですが、首都圏においては軒の出が短い傾向があります。

全国的には「60cm以上80cm未満」の軒の出が32.8%と最も多い。

首都圏においては、0cm~60cm未満の軒の出の割合が78.2%となっている。

特に、東京都及び神奈川県では軒の出が小さく、軒の出の平均は30cm台である。

出典;住宅金融支援機構ホームページ「フラット35住宅使用実態調査報告(平成29年度)」

Q軒のある家をモダンテイストにすることはできますか?

結論から言えば、軒のある家をモダンテイストにすることはできます。

そして、軒のある家をモダンテイストにするには、下記のようなアイデアを取り入れましょう。

  • ・軒天のデザインを木目調にする
  • ・軒を短くする
  • ・白や黒などの無彩色をベースカラーにする
  • ・片流れ屋根を採用する

片流れ屋根については、下記の記事でも紹介していますので、ぜひごらんください。

 

Q軒が深い家のメリット・デメリットを教えてほしい

軒が深い家には、下記のようなメリットがあります。

  • ・夏の日差しを遮断してくれる
  • ・外壁を保護できる
  • ・雨が降っても洗濯物が濡れない
  • ・さらに高級感が増す

基本的には、軒が深くなるほど、軒のある家のメリットがより大きくなります。

同様に、下記のように軒が深くなるほど、下記のデメリットも大きくなることに注意しましょう。

  • ・室内が暗くなる
  • ・コストが上がる
  • ・建物のバランスが悪くなる

特に、軒を必要以上に長くしてしまうと、建物全体のバランスが崩れることもありますので、建築会社と相談しながら慎重に検討しましょう。

まとめ

今回は、軒のある家のメリット・デメリットについて解説しました。

軒のある家は、高級感・重厚感などのデザイン性の他に、住宅の外壁などを紫外線や雨から守ってくれる役割を担っています。

ただし、デザインの自由度が少ないことやコストがかかるなどデメリットもあります。

今回紹介したメリット・デメリットを参考にしていただき、軒のある家を検討する材料にしていただければ幸いです。

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