平屋5LDKの価格と広さはどれくらい?|満足な暮らしの間取りポイント
注文住宅の間取りを考える時、部屋数や広さ、レイアウトなど、検討すべきポイントが多くて自分たちらしい暮らしを叶えるプラン決めに時間がかかってしまいがちですよね。
特に、家族の人数が多いほど家族構成やライフスタイルを反映させた間取りづくりは難しいものです。
そこで今回は、人気の平屋で5LDKの間取りをつくる場合の広さや価格、メリット・デメリットを解説していきます。
ファミリー世帯が満足な暮らしを実現させるための間取りポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<コラムのポイント>
- ・平屋5LDKの広さと価格の目安をイメージしやすく解説します。
- ・大きな平屋のメリット・デメリットを押さえておきましょう。
- ・満足な暮らしを実現させるための間取りポイントを紹介します。
平屋5LDKの広さはどれくらい?
まずは、平屋5LDKの特徴を見ていきましょう。
「平屋5LDK」の広さ目安
平屋5LDKをつくるには、各部屋の広さやレイアウトにもよりますが、目安として延べ床面積約35~40坪(約115.7~132.2㎡)以上は必要になるでしょう。
「平屋5LDK」向きの家族構成
平屋5LDKは、1階フロアにLDKと5つの個室をつくるため、家族の人数が多いファミリー層向けの間取りプランです。
5つの部屋割りはさまざまで、完全同居型の二世帯住宅やお子様が多いご家庭、書斎・趣味室が欲しい方などに向いています。
必要な土地の広さは?
5LDKの平屋は、同じ5LDKの二階建てをつくるよりも広い土地が必要です。
注文住宅を建てる地域によっても異なりますが、一般的な住宅地で定められている「建ぺい率60%・容積率200%」や「建ぺい率40%・容積率60%」を参考に、延べ床面積35坪と40坪の平屋プランで必要な土地の広さを見てみましょう。
ぜひ、平屋5LDKを建てるための「土地探し」の目安にしてみてください。
【平屋35坪】
延べ床面積35坪の平屋 | 必要な坪数・(㎡) |
建ぺい率60%・容積率200% | 58坪・191.7㎡ |
建ぺい率40%・容積率60% | 87坪・287.6㎡ |
【平屋40坪】
延べ床面積40坪の平屋 | 必要な坪数・(㎡) |
建ぺい率60%・容積率200% | 67坪・221.5㎡ |
建ぺい率40%・容積率60% | 100坪・330.6㎡ |
平屋5LDKの価格相場は?
親子4~5人家族や完全同居型二世帯住宅の5~6人家族向け「平屋5LDK」の価格相場をチェックしておきましょう。
平屋5LDKの建築本体価格相場
平屋は、建築コストのかかる基礎や屋根の面積が広くなるので、同じ規模の二階建てよりも割高になる傾向があります。
これは、間取りや設備、仕様によってもトータル費用は大きく変化するため一概には言えませんが、仮に坪単価60万円で延べ床面積35坪の平屋を建てる場合の建築本体価格は、約2,100万円が相場になります。
また、延べ床面積40坪の平屋の場合は、建築本体価格約2,400万円となります。
建築本体価格以外の費用
注文住宅のトータル建築費用は、前に紹介した「建築本体価格」の他、解体工事・地盤補強工事・住宅設備・外構などにかかる「別途付帯工事費」や登記・住宅ローンの手数料・各種税金などの「諸経費」も含みます。
割合で見ると、
「建築本体価格」約70%+「別途付帯工事費」約20%+「諸経費」約10%=トータル建築費用
が目安で、土地を所有していない場合は、これに土地購入費がかかります。
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平屋5LDKのメリット・デメリット
平屋5LDKの広さや建築価格相場が見えてきたところで、実際の暮らしがイメージできる、メリットとデメリットも押さえておきましょう。
平屋5LDKのメリット
上下階移動がないので快適
5LDKの平屋なら、人数の多いご家族でも快適に暮らせるだけの十分な部屋数を確保しつつ、フラットで安全な動線も手に入るのが魅力です。
毎日の生活や家事で、階段を使う手間や負担がないのは嬉しいですよね。
バリアフリー設計で安心
LDKから各部屋への移動もバリアフリーなので、小さなお子様やご高齢の両親がおられるご家庭でも、安全に暮らせるのも大切なポイントです。
また、自分たちが将来年を取った時の暮らしを考えても、ワンフロアで生活や家事が完結する平屋は理想的です。
家族構成やライフスタイルの変化にも対応
構造の安定性が高い平屋は、間取りの自由度も高いので、人数の多いご家庭や個々がさまざまなライフスタイルを持つご家族にとっても有利です。
できるだけ壁の少ない間取りにしておくことで、将来の間取り変更にも対応しやすい住まいをつくることができます。
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平屋5LDKのデメリット
広い敷地が必要
5LDK平屋を建てるのに必要な「土地の広さ」の項目でご紹介した「建ぺい率」や「容積率」にもよりますが、割と広い敷地を探す必要性が高くなります。
土地探しは、タイミングやコツもあるため、注文住宅を依頼する住宅会社からサポートやアドバイスをもらうのもおすすめです。
建築費が高い
建築本体価格の項目でもご紹介したように、平屋は同規模の二階建てより割高になる傾向がある上、部屋数の多い広い間取りをつくるとなると、思っていたよりも建築費が高くなる可能性があります。
後に紹介する、間取りづくりのポイントも参考にしながら、内装や仕様で予算がオーバーしてしまわないよう注意が必要です。
動線が長くなる
5LDK平屋は、一般的な平屋より部屋数が多く広い間取りなので、端から端までの動線がどうしても長くなってしまいます。
建物の中央に玄関を設けて、左右でパブリックエリアとプライベートエリアに分ける配置がおすすめです。
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理想の暮らしを叶える5LDK平屋の間取りポイント
最後に、おしゃれな実例と5LDK平屋の間取りポイントをご紹介します。
家族構成とライフスタイルを想定
部屋数の多い5LDK平屋を建てるなら、まずしっかりと家族構成やライフスタイルを見直しておくことが大切です。
ご家族1人1人の希望や条件をまとめて、間取りづくりの際にすぐ内容が確認できるようにしておきましょう。
ライフステージの変化に対応
ライフステージの変化に伴い、お子様の成長や独立で使わない部屋が出てきてしまうケースも事前に想定しておきましょう。
将来、子ども部屋を書斎や趣味室として活用するプランや個室をつくらずリビングの一角にワークスペースを設けるプランも視野に入れておくといいでしょう。
日当たりや風通しに配慮
大きな平屋であれば、特に建物の中心エリアが日当たりや風通しが悪くなりやすい場所です。
間取りの向きや窓の位置を工夫したり、中庭を設けたり、防犯性やプライバシー性に配慮しながら、理想的な採光・通風の得られる住まいを考えてみましょう。
まとめ:納得価格&広さの平屋間取りを実現
人数が多いご家庭におすすめの5LDK平屋の広さ目安や建築価格相場、メリット・デメリットについて解説してきました。
ご家族にちょうどいい間取りを手に入れるには、家族構成やライフスタイルをよく見直して、新築に自分たちらしさを反映させることが大切です。
依頼する住宅会社のアドバイスやサポートを受けながら、ぜひご家族にぴったりの間取りを検討してみてくださいね。
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