ツートンカラーがおしゃれな外観特集|建築家がデザインした平屋・二階建て
外壁を2色に貼り分けるツートンカラーの外観。
さまざまな色や種類の外壁材の中からお気に入りの2種類を組み合わせるので、オリジナル性の高い外観に仕上げることができる点が魅力的です。
ただし、ツートンのバランスや貼り分けの場所によってイメージが大きく変わるため、センスが問われるポイントでもあります。
あなたならどのようなツートーンカラーの外観に仕上げますか?
今回は、建築家が工事したツートーンカラーのおしゃれな外観実例を紹介します。
<コラムのポイント>
・ツートーンカラーの外観を採用した二階建てと平屋の建築実例を紹介します。
・お気に入りの色や外壁材の組み合わせを見つけてみましょう。
・外周りの装飾などによってツートーンカラー風の外観を作る方法もあります。
ツートンカラーがおしゃれな「二階建て」の外観実例
ツートンカラーを採用した二階建ての建築実例を紹介します。
【白×木目】凹凸を活かしてツートンカラーにした家
白の外壁をメインにして、建物の凹みをつけた部分に木目のアクセントを入れた外観。
ツートンカラーを採用するときは、色が薄くて柄の主張が強くない外壁をメインにすると、全体がまとまりやすいです。
塗り壁は光を当てると素材感がよく映し出されるため、夜も見栄えする美しい建物になります。
温かみのある電球色の照明で、建物をライトアップしましょう。
【白×木目】玄関からウエスタンレッドシダーが覗く家
ほぼワントーンカラーの白い外観ですが、玄関ポーチの壁を切り取って内側に木製外壁を施工しました。
濃淡のあるウエスタンレッドシダーの木目がアクセントになった、美術館のような外観です。
アクセントを目立たせたいときは、ベースの外壁はシンプルな色味と凹凸感のない素材を選びましょう。
【ベージュ×茶】同系色でまとめた高級感のある二階建て
ベージュとダークブラウンの同系色でまとめた外観です。
茶系のツートンカラーを採用することで、落ち着きのある雰囲気に仕上がりました。
同系色で外観を作るときは、色のトーンが近すぎるとぼやけてしまうことがあるため注意が必要です。
今回の事例のように、色の濃淡をはっきりさせてメリハリをつけましょう。
色のトーンが近いときは外壁の種類や柄を変えて、どちらかをアクセントにすることをおすすめします。
【白×グレー】1階と2階をツートンカラーで分けた家
色違いの2つの箱を乗せたような外観。
階ごとに色を分けるときは、こちらの画像のように凹凸をつけることで、きれいに外壁を貼り分けられます。
2階の小さな箱が重い印象にならないように、柄のない白の塗り壁を採用。
1階の大きな箱は柄のあるグレーの外壁を選ぶことで、安定感のあるバランスの良い外観に仕上がりました。
【白×黒】個性的な建物形状を引き立てるツートンカラー
ボリュームのある2階部分に黒の外壁を採用した外観。
建物周りに背の低い植栽が多くあるため、1階は植物になじむようなクリーム色を取り入れました。
外構と建物のバランスを意識した、個性的な形状の二階建ての外観です。
【白×黒】建物の内側を黒くしたモダンな外観
真っ白な箱をくり抜いたら、中の黒が見える。
そのようなイメージの遊び心あるモダンテイストな外観です。
無機質な外壁材や玄関ドアを組み合わせることで、生活感を感じさせないデザイン住宅に仕上がりました。
【黒×木目】玄関周りに色を取り入れたツートンカラーの家
シンプルなツートンカラーの外観に仕上げたいなら、玄関周りだけ外壁を貼り分ける方法もおすすめです。
色の濃い木目を選ぶことで、黒の外壁のかっこよさを際立たせてくれます。
サッシや玄関ドアの色をメインの外壁に合わせるとまとまりが出るため、よりシンプルなツートンカラーの外観にしたい場合は取り入れてみてくださいね。
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ツートンカラーがかっこいい「平屋」の外観実例
ツートンカラーを採用した平屋の建築実例を紹介します。
【黒×木目】高級感と温かみを感じられる平屋
黒の塗り壁と無垢のヒノキを組み合わせたモダンテイストの外観。
ヒノキの柔らかな色合いがアクセントになっています。
正面から見たときのカラーバランスが同じくらいなので、黒の外観でも重さや暗さを感じない上品な雰囲気に仕上がりました。
【グレー×木目】変形の壁が目を引くツートンカラーの平屋
グレーと木目を組み合わせた外観です。
建物の輪郭がぼやけやすい淡い色味の組み合わせですが、個性的な形状の壁を取り入れてアクセントにし、存在感のある外観に仕上げました。
外壁の色が周りの風景に馴染みやすいときは、建物や屋根の形状を工夫すると良いでしょう。
こちらの事例のように、サッシの色を黒などの締め色にする方法もおすすめです。
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【白×木目】グレーの木目がおしゃれなナチュラルテイストの平屋
ベージュっぽいホワイトと、グレーの木目を組み合わせた外観です。
外壁と全く異なる色の玄関ドアを採用し、外観のアクセントにしています。
建物の形状は凹凸のない長方形ですが、袖壁と軒を施工して外壁を貼り分けています。
凹凸が無くても外壁によっては貼り分けが可能ですが、接合部の見栄えが悪くなったり、のっぺりとした外観に仕上がることが多いです。
こちらの建物のように、あえて壁や屋根をつけて凹凸を作ることで見栄えするツートンカラーの外観になります。
四角形の建物を建てる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
【白×ネイビー】3つの箱を組み合わせたガレージハウス
3つの箱を組み合わせたようなキューブ型の外観の家です。
ツートーンカラーを目立たせたいときは、このように箱型の外観にすると、貼り分けがしやすくなります。
平屋は、二階建てのように階ごとに貼り分けができないため、左右との色の違いを楽しめるツートンカラーの外観に仕上げましょう。
【番外編】技ありツートンカラー風の外観実例
他にも様々な工夫によって、ツートンカラー風の外観に仕上げることができます。
①異素材を組み合わせてツートン風に
近いトーンの外壁でも、外壁材の種類を変えることでツートンカラーのように見せることができます。
シンプルモダンな外観にしたい方は、同系色まとめつつ外壁材の違いを楽しんでみてくださいね。
②軒天や袖壁の内側だけ色を変える
ベースの外壁は1色で、袖壁の内側や軒天の色を変える方法もおしゃれです。
上の画像のように、奥行きの深い袖壁や軒天があるとツートンカラーの外観のように見えます。
軒天だけ木目にしただけでも存在感があるため、貼り分けが上手くできない建物形状の場合は検討してみましょう。
③外構のフェンスで色を取り入れる
外構を工夫して、ツートーンカラー風の外観に仕上げることも可能です。
こちらの事例では、建物前に幅の広いウッドフェンスを採用しました。
シンプルな建物に鮮やかな木目が重なって、良いアクセントになっています。
フェンスの他にもガレージなどを使って、ツートーンカラー風の建物にデザインしてもいいでしょう。
まとめ
ツートーンカラーの建物は、外壁材の種類や貼り分け方によって、さまざまな表情の外観に仕上げることができます。
2色のバランスによって建物の雰囲気やテイストが異なるため、全体像を見ながら配色を考えましょう。
また、外壁材はワントーンでも周りの外装や外構を工夫することで、ツートーンカラー風の外観に仕上げることも可能です。
建物に合わせた外観を選択し、おしゃれなツートーンカラーの建物に仕上げてくださいね。
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