土間リビング・玄関でよくある後悔とは?理想の暮らしを実現するコツ
「新築には土間を取り入れて、趣味を楽しんだり、子どもやペットとゆったり過ごすスペースとして活用したい」
今、リビングや玄関に土間スペースを設けた家を建てる人が増えてきています。
一方で、土間を設けるデメリットや後悔するポイントについて、事前に知っておきたい方も多くいるでしょう。
そこで今回は、土間のあるリビング・玄関を取り入れるメリットやデメリット、後悔されがちな点をまとめて解説します。
<コラムのポイント>
・マイホームで土間を取り入れる場所として、よくあるのが「リビング」と「玄関」。それぞれのスペースに土間空間を取り入れるメリットは、どんなところにあるのでしょうか?
・反対に、土間スペースを取り入れることのデメリットや後悔ポイントを知り、良い点や悪い点、対策方法を知ったうえで、理想の家づくりを目指しましょう。
目次
土間のある家とは?
屋内に、床板を敷かずに剥き出しのままの地面を設けた空間のことを「土間」と言います。屋内でありながら、靴を履いて過ごす、屋外と屋内をつなぐような役割をしているのが特徴。
昔の日本家屋では、広い土間を炊事をする場所として利用しており、生活空間と調理空間をはっきり分けていました。また、日本では屋内で靴を脱ぐ習慣があるため、玄関を入って家に上がるまでに、靴を脱いだり収納したりするための空間である「土間」が必要なのです。
土間のある家で理想の暮らしを実現するコツ
土間のある家は、”昔ながらの家”といったイメージを持つ方も多いかもしれません。ですが、近年ではモダンでスタイリッシュな現代の家にも合う、おしゃれなデザインの土間を設ける人が増えています。
土間のある家で理想の暮らしを実現したい!という方は、まずは長期的な目線をもって、土間を取り入れる目的を明確にしてみましょう。これから長く住み続けるマイホームで、土間スペースをどのように活用したいでしょうか。
次のステップでは、土間の間取りやデザインを考えるうえで、ありがちな後悔ポイントやその対策方法を事前に知っておき、あなたのライフスタイルにぴったりの土間空間を作り上げていきましょう。
土間を取り入れるメリット
まずは、土間を取り入れるメリットについて、土間リビングと土間玄関別に見ていきましょう。
・土間リビング
テラスや中庭など、屋外とリビングをつなぐ空間として「土間リビング」を設けた間取り。
土間スペースは床が汚れるのを気にする必要がないため、ペットがくつろぐ場所として利用したり、子どもたちが庭と土間を行ったり来たりしながら、自由に遊べる空間として利用できるのがメリット。
リビングから屋外に気軽に移動できるので、外の開放的な雰囲気を感じたい方や、庭いじりやBBQなどのアウトドアが好きな方にもおすすめです。
・土間玄関
もう一つは、玄関から入ったところに広い土間スペースを設ける間取り。
ペットの散歩へ出かける際にも、土間玄関があれば、散歩の準備や散歩から帰ってきたときのお手入れがしやすくなるでしょう。
または、自転車やベビーカー、キャンプ用品といったアウトドアグッズなど、収納したい物が多い場合でも、土間スペースがあれば収納量をたっぷり確保することができます。
土間リビングでよくある後悔
一方で、ここからは土間スペースでよくある後悔、デメリットについて見てみましょう。まずは「土間リビング」から。
・床が冷たくて冬は寒い
リビングに土間スペースを設けると、床板が敷かれていない土間部分は冷たくなり、冬は寒さを感じやすいと後悔する人も。
土間を設ける際には、家全体を高断熱・高気密になるよう工夫したり、床暖房を設置するなどの対策をしておきましょう。特に足元が冷えやすくなるため、ヒーターなどで寒さをしのぐといった方法もあります。
また、土間にはコンクリートやタイルなどが使われますが、その中でも、より冷たさを感じにくいフロアタイルをチョイスするのも一つの手。
・活用せず無駄なスペースに
「せっかく土間スペースを設けたのに、結局あまり活用せずに無駄になってしまった」という人も。
一度土間を設けると、後からリフォームするにしてもお金も時間もかかってしまいます。後悔しないためにも、事前に土間を設ける目的をしっかりと明確にしておくとともに、将来のライフスタイルの変化も予想しておく必要があります。
たとえば、ペットのために土間リビングにする場合でも、「ペットが亡くなった後はどう活用するのか?」など、長期的な目線で計画を立てておくことが大切です。
・屋内での移動が面倒に
土間スペースでは、靴を履いて過ごすのが一般的なため、リビング内での移動が面倒に感じてしまうことも。
土間があってもスムーズに移動できるようにするためには、土間を屋外側の窓に沿うように設けて、土間を通らなくてもLDKを行ったり来たりできるようにプランニングするのがおすすめです。
土間玄関でよくある後悔
続いては、土間玄関でよくある後悔について見ていきましょう。
・玄関が汚れやすくなった
土間スペースに、アウトドア用品やペット用品を収納していると、「気づくと玄関が土や泥などで汚くなっている」ということも。
土間空間は、屋外スペースのように利用できるのがメリットですが、外で遊んできたモノの汚れを落とさずに収納してしまうと、だんだんと玄関が汚れてきます。収納する物は、きちんと外で汚れを洗い流し、綺麗に整理整頓しておくことが大切。
・湿気やカビが心配…
傘や子どもの遊び道具などを濡れたまま土間に置いておくと、湿気が原因となりカビが発生してしまうことも。
カビは、アレルギーや感染症を発症する原因にもなりうるため、濡れたものはきちんと乾かしてから収納したり、換気をこまめに行うようにしましょう。
・土間収納の使い勝手が悪い
せっかく収納スペースを確保したのに、「土間収納の使い勝手が悪い」と後悔する人も中にはいます。
使いやすい収納を設けるには、事前に何をどれくらい収納したいのかを整理しておくこと。そうすることで、使いやすい位置に的確な収納量を確保することができます。
おもに靴の収納が必要な場合は、玄関スペースを拡張するように土間を設けて、シューズクロークを設けるのがおすすめ。ベビーカーやアウトドア用品など、収納量が多い場合は、土間に収納専用の小部屋を設けるのも良いでしょう。
愛知・豊橋で心地良い土間のある家を建てるなら、ブルーハウスへ
こちらのコラムでは、土間リビングや土間玄関を取り入れるうえで、事前に知っておきたいメリットや後悔ポイントについて解説をしました。理想の土間スペースのイメージができたら、ぜひマイホームづくりをはじめてみましょう。
ブルーハウスでは愛知・豊橋エリアにおいて、おしゃれで住み心地の良い土間のある住宅を数多くお届けしております。家づくりのリサーチを始めたばかりの方や、まず何から始めたら良いか分からない方は、ブルーハウスのブルーハウスの家づくりセミナー・オープンハウスにぜひご参加ください。
お客様が理想のマイホームを実現することができるよう、最適なご提案・サポートをさせていただきます。
豊橋で暮らしを楽しむ!平屋コートハウスで体感ください
ブルーハウスは2021年、豊橋市に平屋コートハウスをオープンしました。ブルーハウスの家づくりをもっと知りたい方、住み心地を体感したい方、デザインを詳しく見てみたい方は、ぜひお気軽にご来場ください。
「建築家とつくる家」施工事例カタログプレゼント
「建築家とつくる家」施工事例コンセプトBOOKや、建築家の詳しいプロフィールを紹介したシートを無料でお送りします。豊橋でこだわりの家づくりをお考えの方はお気軽に「資料請求・問い合わせ」ボタンからご請求ください。
愛知で建築家と人生を最高に楽しむ家づくりをするなら