リビングと庭が一体の家の良い点とは｜開放的にするコツや気を付けたい点も

家を建てたいと考えた際にみなさんは、リビングはどのような点にこだわりたいでしょうか。

家族の会話が弾むようなコミュニケーションの取りやすいリビングにしたい、季節の変化を感じられるリビングが良い、いつも家族がゆったりリラックスできるリビングなどこだわりは人によってさまざまかと思います。

この記事では、リビングと庭が一体の家の良い点や開放的なリビングにするコツ、リビングと庭が一体の家を考えた際に気を付けたいことなどを詳しくご紹介していきます。

家やリビングの間取りについてお悩みの方やリビングと庭が一体になった家に興味のある方など、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

リビングと庭が一体の家の良い点とは

では、リビングと庭が一体化した家にはどのような良い点があるのでしょうか。リビングと庭が一体の良い点についていくつかご紹介していきます。

自然を感じられる

リビングと庭が一体の家の良い点として挙げられるひとつに「自然を感じられる」という点があります。

暑い夏や寒い冬でも、リビングと庭が一体になっていることで家にいながら自然のうつろいを感じられるという良い点があります。

春夏秋冬と一年を通して、季節感を感じ自然の風景をリビングから見られるというのはとても贅沢なことです。

すぐに庭に出られる

リビングと庭が一体になっていると、庭にすぐに出られるという良い点もあります。

庭に洗濯物を干したい時やガーデニングや運動をしたい時、子供やペットを遊ばせたい時もリビングから庭に続いていることですぐに外に出ることが可能です。

また、友人や家族と庭で食事をしたりキャンプをしたりと食材やキャンプ道具もリビングからすぐに持ち運びできるため便利に使うことができます。

広々とした空間になる

リビングと庭が一体になっていることで、大きな広々としたひとつの部屋のような空間を作ることができます。

また、リビングと庭の境目をフラットにすることでより、隔たりのない開放的な空間に仕上がります。

家族のつながりを感じられる

家族が集まりリラックスできるリビングと庭を一体化すると、リビングだけでなく庭も家族のプライベート空間となります。家族でリビングを通じて庭へ出て、アウトドアや季節ごとの風景や行事を楽しむことが可能です。家族のコミュニケーションも取りやすくなりより、家族同士のつながりを感じられることでしょう。

家の中の風通りが良くなる

庭から入ってくる風がリビングを通して、家全体に入り家の中の風通しが良くなるという点もリビングと庭を一体した家の良い点です。

リビングと庭に設置している窓の開口部分を大きく取れば、さらにたくさんの風を取り入れやすくなります。

 

リビングと庭が一体化する家にするコツ

つぎに、リビングと庭が一体化する家にするコツについていくつかご紹介していきます。

光の取り入れ方

リビングと庭が一体化する家では、光の取り入れ方もたいへん重要になってきます。

できるだけ庭からたくさんの自然の光を取り入れられるようにして、リビングを明るく開放的にすると良いでしょう。

日中、外から自然の光がたっぷりと降り注ぐことで外とリビングの明るさに大差がなくなり、よりリビングと庭が一体化した家が実現できます。

窓の大きさ・数

リビングと庭が一体化した家にするには、設置する窓の大きさや数も大切になってきます。

明るく庭と一体化した開放的なリビング空間にするためには、窓の大きさはたくさんの光を取り入れられる大きさを選ぶと良いでしょう。開口部分が大きいものなら大きいぶんたくさんの光を取り入れられます。

また、小さな窓でも外が良く見えるように窓を複数取り付けて庭とのつながりを持たせたり、庭の見える高い位置に窓を配置し外との一体化を意識することで庭とつながる開放的なリビング空間を演出できます。

 

リビングと庭が一体の家を考える際に気を付けたいこと

ではリビングと庭が一体の家を考える際に、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。気を付けておきたいことについて、お伝えしていきます。

周囲の視線

リビングと庭の一体化を考えた際に気を付けたいのが周囲からの視線です。

近隣の家との距離が近かったり、庭が道路に面していたりすると庭を介してリビングの様子まで外から見えてしまう可能性があります。

そのような外からの視線があるとせっかくリビングと庭を一体にしても、家族がリラックスしてゆったりと過ごすことができなくなってしまいます。

周囲の視線が気になるという場合には、庭の周りに外からの視線をそらすことができる塀や壁、フェンスなどを設けたり背の高い木などで自然に目隠しをしたりと自分の家に合った方法を考えておくと良いでしょう。

虫が侵入しやすい

庭とつながりのあるリビングだからこそ自然をより近くに感じることができる反面、庭から家の中に虫が侵入しやすいという難点も出てきます。

また庭とリビングの堺目をフラットにすることでより一体化が実現できますが、そのぶん虫などの侵入も容易にしてしまうかもしれません。

夏場など虫が多く発生しやすい季節には、特に注意して虫よけグッズや虫の嫌がるハーブや草木などを庭で育てるなどの工夫をして虫の侵入を防ぐと良いでしょう。

費用が高くなる

庭の風景や自然を楽しむために窓を大きくしたり、日差しや雨除けに屋根を設けたり、さらに便利に庭を活用するためにウッドデッキを設置するなどリビングと庭がつながる空間作りには通常のリビングを設ける際よりも費用が高くなることがあります。

そのため、希望のリビングにするにはどのくらいの費用がかかってくるのかということを事前にリサーチして確認しておくことが大事です。

生活スタイル

家族が庭とリビングの一体の家をどのような使い方をしたいのか希望するのかという点もたいへん重要です。たとえば、趣味を楽しんだり、家事導線を優先したり、家族のプライベート空間を満喫するためなど、家族構成や家族の生活スタイルによってもどのような雰囲気や間取りにするのかは変わってきます。

そのような家族の希望する使い方や生活スタイルを考慮したうえで庭とリビングが一体化した家を考えていくと良いでしょう。

 

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