二世帯住宅でストレスを溜めないための間取り・暮らしのコツとは?

二世帯住宅のイメージ

親子二世帯で暮らす「二世帯住宅」。家族が側にいられることや、経済的なメリットもあることから、二世帯住宅を考える人も多くいるでしょう。

一方で、「親子とはいえども気を遣いそう…」「嫁姑問題でストレスが溜まりそう」といったマイナスなイメージを抱かれがちなのが二世帯住宅。

今回は、二世帯住宅でストレスを感じるポイントや、ストレスを溜めないための間取りのポイントについて解説します。

「二世帯住宅で親子仲良く、快適な暮らしをしたい」という方は、ぜひ参考にお役立てください。

<コラムのポイント>

・二世帯住宅でストレスを感じるポイントを理解したうえで、二世帯で暮らしやすい間取りの考え方を学んでみましょう。
・マイナスなイメージを持たれがちな二世帯住宅ですが、実はメリットもたくさんあります。

二世帯住宅でストレスを感じるポイント

完全同居型の二世帯住宅

二世帯住宅でありがちな、ストレスを感じるポイントは以下の4つです。

 

・水回りの使い方が不満…

もっともトラブルが起こりやすいのが、水回りの使い方。キッチンを使ったあとの片付けの仕方や掃除の頻度、お風呂に入るタイミングが被ってしまったりと、何かと不満が溜まりやすいポイントです。

 

・子育てをめぐる嫁姑問題

親子世帯が同じ屋根の下に住んでいると、どうしても子世帯の子育てに口を出してしまいがち。実の親から言われるのはまだ良いですが、「義理の親からあれこれ言われると、何も言い返せずに不満が募るばかり…」という嫁姑問題で悩む人も。

 

・費用負担に納得がいかない

二世帯住宅では、通信費や光熱費、食費などの生活費を二世帯で払うことになります。そんな中、「費用負担の割合に納得がいかない」という悩みを抱えている世帯も。生活費の分担は、一緒に暮らす限り毎月かかってくるものなので、できる限り早急に解決したい問題の一つですね。

 

・遠慮してしまい間取りで後悔…

二世帯住宅の家づくりは、親子世帯が一緒に間取りや外観などを相談しながら進めていくものです。しかしながら、間取りを考えるうえで、両世帯の要望をすべて叶えるのはなかなか難しいところがあります。

そんな中で、遠慮してしまい間取りについての希望を伝えられずに、「本当は子供部屋をもっと広くしたかったのに…」などと、後から後悔する声も聞かれます。

 

 

ストレスを溜めないための間取りの考え方・暮らしのコツ

二世帯住宅のリビング

ストレスになりやすいポイントについてお話ししたうえで、ここからは、快適に生活するための間取りの考え方や、暮らしのコツについて解説していきます。

 

・生活スタイルから間取りを決める

不満を感じるポイントの中には、「お風呂が入りたい時間に入れない」「子世帯が夜遅くに帰宅するため、親世帯が快適に眠れない」といったように、生活スタイルの違いから生まれるものも多くあります。

そのため、二世帯住宅の間取りは、親子世帯の生活スタイルによって決めるのがポイントです。たとえば、「お風呂の時間が被ってしまうようなら、水回りは親子世帯で、それぞれ独立して設けるようにする」などが良いでしょう。

 

・プライベートスペースを確保する

「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、いくら親子であっても、お互いに気を遣いすぎてしまって気疲れしてしまうことも。義理の両親と暮らす旦那さん、あるいはお嫁さんは、なおさら気を張ってしまうことも多いでしょう。

二世帯住宅にするにしても、部屋のすべてを共有するのではなく、お互いにプライベートスペースを確保するのがおすすめです。親世帯、子世帯がお互いに適度な距離を保つことも、ストレスフリーな暮らしを実現するための大切なポイントです。

 

・生活上のルールを決めておく

トラブルを防ぐために、生活上のルールをあらかじめ決めておくようにしましょう。

各場所の掃除は誰が担当するのかなど、共有して使っている場所のルールは、最初に相談のうえ決めておくことをおすすめします。生活費の費用負担も、曖昧にしておくと後々の不満につながってしまうこともあるため、最初にお互いが納得するまで話し合っておくことが重要です。

 

・お互い程良い距離をおく

親子関係にあると、ついつい生活習慣や子育てに対してお互いに干渉し合ってしまう、という方もいるでしょう。ですが、二つの家族が一緒に暮らしていく中で、お互いに適度な距離をもって接することも、ストレスを溜めないようにするポイントです。

「プライベートな空間、時間を大切にしたい」という方は、リビングや玄関、キッチンなどの水回りをすべて分離するタイプの「完全分離型」の二世帯住宅にするのがおすすめです。

 

二世帯住宅はメリットもたくさん!

親子世帯が暮らす住宅

二世帯住宅には、デメリットが先に思い浮かべられがちですが、実はメリットもたくさんあります。

 

・経済的な負担が大幅減

もっとも大きなメリットは、経済的な負担が大幅に減ること。二世帯で一つの家を建てることになるため、それぞれで一軒家を建てるよりも、建築コストがかなり抑えられます

さらに、その後の光熱費や通信費、固定資産税などのランニングコストも、二世帯で負担することになるため、経済的なメリットはかなり大きいと言えるでしょう。

 

・共働きでも子育てしやすい

近年、共働きが当たり前となっている中で、保育園に子どもを預けられずに、待機児童の問題で悩んでいる家族も多くいます。

そんな中、二世帯住宅なら、共働きをしながらも親世帯に家事や子育てをサポートしてもらうことができます。仕事中に子どもの面倒を見てもらったり、残業などで帰宅が遅くなる場合は、家事を手伝ってもらうこともできるでしょう。

 

・家族が側にいる安心感

家族同士が側にいられる安心感は、何にも変えがたいメリットなのではないでしょうか。

親の介護が必要になったときもすぐにサポートすることができ、家族に何かあった場合でも、すぐに異変に気がついたり、家族のもとへ駆けつけることもできます。

また、離れて住んでいたらなかなか作ることのできない、二世帯で一緒に過ごすかけがえのない時間も、とても貴重なものでしょう。

 

 

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こちらのコラムでは、二世帯住宅でストレスに感じるポイント、ストレスフリーな生活を送るための間取りの考え方・暮らしのコツを解説しました。ネガティブな面もありながら、それ以上のメリットがあるのが二世帯住宅です。

二世帯住宅を検討中の方は、まずはお近くの工務店・ハウスメーカーに相談してみましょう。

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