注文住宅の間取りの決め方と失敗しやすいポイントを解説!
注文住宅を建てる際に、間取り決めはとても重要です。なぜなら間取りで失敗してしまうと、快適な暮らしができずに、せっかくのマイホームに不満をもってしまうからです。
このコラムでは、注文住宅の間取りを考えるときのチェック項目や間取りの決め方、失敗しやすいポイントについて詳しく紹介します。間取りについての理解を深めて、家づくりの参考にしてください。
目次
注文住宅の間取りを考えるときのチェック項目
注文住宅の具体的な間取りの決め方
注文住宅の間取りで失敗しやすいポイント
注文住宅は事前の計画が大切
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注文住宅の間取りを考えるときのチェック項目
家づくりの間取りを決めていくときは、最初に以下の3つをチェックしてください。
家族の住みやすさ
自分にとって快適な間取りだと思っていても、家族からしたら不便であることもあります。間取りは自分だけで考えないで、家族と相談して決めるようにしましょう。
ただ、家族全員の意見を取り入れようとすると、間取りが決まらない場合もあります。そのときは実際に生活したときのことをイメージし、優先事項を明確にすることで、家族1人1人の妥協点が見つけやすくなります。
もし家族だけで結論が出ない場合は、モデルハウスなどを見学して、プロに相談してみるとよいでしょう。
周辺の環境
家の中だけを考えて間取りを決めてしまうと、失敗の危険性が高まります。家の間取りは、周辺の環境によっても変える必要があるからです。
例えば、家が道路に面している場合は、外から家の中が見えにくいような間取りを考える必要があります。
また、近くに大きな建物がある場合は、日当たりを考えた間取りを決めなければなりません。
家を建てたあとに後悔しないために、家付近の環境もしっかり頭に入れておきましょう。
土地の形状
家を建てる土地の形状でも間取りは変わります。土地はできるだけ無駄な部分がないように、広く活用できるような間取りを考えましょう。
また土地の中に庭や駐車場のスペースも配置しなければなりません。そのため、家の中の間取りの工事と、土地全体の工事を考える必要があります。
生活動線
生活動線は、間取りを決めるときでも優先度の高い項目です。
以下の4つの導線を考えるようにしましょう。
家事動線
生活導線の中で1番重要な項目が家事動線です。
日常生活での行動がスムーズにできる間取りでないと、住みづらい家に感じてしまいます。
買い物をしたときの玄関からキッチンまでの導線、洗濯機からベランダまでの導線など、ストレスのない家事導線を考えましょう。
通勤・通学導線
朝は仕事や学校の準備があるため、家の中がなにかとバタバタします。
家族内で渋滞が起きないように、廊下や洗面所のスペースを広くしておきましょう。
衛生導線
キッチンとトイレが近すぎると、料理中に排泄音が聞こえたりして、あまり良い気持ちはしません。快適に過ごすために、キッチンとトイレは離しておくと良いでしょう。
来客導線
来客者が来たときに、プライベート空間は隠しておいたほうがお互い気を使わずに住みます。
玄関からリビングまでの間は、お風呂や洗面所が見えないような間取りにしておくと良いでしょう。
注文住宅の具体的な間取りの決め方
では、具体的な間取りの決め方についてそれぞれ紹介します。
水回り
水回りの場所がバラバラだと、家事動線が悪くなっていまいます。トイレ、お風呂、洗濯場は、なるべく近い位置に設置すると良いでしょう。
また水回りと寝室が近いと、排泄音や洗濯機の音で目を覚ましてしまう可能性があります。寝室は水回りから遠ざけるのがおすすめです。
窓の位置
窓の位置で光の入り方や風通しが変わってきます。窓は可能であれば1つの部屋に2つ、対面に設置すると風通しがよくなります。
対面に窓を設置するのが難しい場合は、天窓を設置すると光も入って風通しもよくなります。
玄関
玄関はなるべく広い道から入りやすい場所に設置しましょう。家には人が毎日出入りするため、狭い通路から入る玄関だと不便に感じてしまいます。
また玄関の中は縦長よりも横長にした方が使い勝手が良いです。横長だと靴を並べたときキにレイに見え、入ったときの雰囲気も良くなります。
家電や家具
家電や家具の配置する場所をあらかじめ考えておくと、間取りがスムーズに決まります。
また引っ越しをする場合は、今の家にある家具をそのまま使うこともあると思います。事前に家電や家具の寸法を測っておいて、引っ越したときスムーズに設置できるようにしておきましょう。
階段
2階建て以上の注文住宅であれば、階段が必要になります。
階段のよくある設置パターンとしては、「玄関の近くに設置」「リビングに設置」の2つです。
リビング階段は、部屋が広く見えておしゃれに見えるというメリットがありますが、暖房や冷房がききにくく、リビングの匂いが2階まで届きやすいというデメリットがあります。
玄関階段は、外からそのまま2階の部屋に上がれるというメリットがありますが、家族との顔合わせの回数が減ってしまうというデメリットがあります。
また階段の種類も「直線階段」「折れ線階段」「折り返し階段」の3パターンがあります。
直線階段は、階段の下にトイレなどの部屋を設置できますが、段差が急で安全性が低いです。
折線階段・折り返し階段は、階段下に部屋の設置はできないですが、勾配が緩やかで安全性が高いです。
家族の生活スタイルに合わせて、階段の位置と種類を決めてください。
注文住宅の間取りで失敗しやすいポイント
間取り決めで失敗しやすいポイントについて紹介します。同じ失敗をしないように、しっかり頭に入れておきましょう。
収納の位置・大きさ
収納は間取りの失敗事例の中でも多くあります。何も考えずに収納を広くするのではなく、あらかじめ何を収納するのかを決めて、収納スペースの大きさや位置を決めるようにしましょう。
また収納スペースに照明がなくて、夜は真っ暗で何も見えなくなってしまったという失敗事例もあります。収納の位置によって、照明の必要性を考えるようにしてください。
バルコニー
バルコニーは洗濯物を干したり、ティータイムを過ごしたりと用途はさまざまです。そのため広めのバルコニーを設置する人も多いですが、外でティータイムを過ごす習慣がない人は、バルコニーを設置したところで無駄なスペースになってしまう可能性が高いです。
本当に必要性があるのかを検討して、バルコニーの広さを考えましょう。
コンセントの位置
なかなか盲点になりがちなのが、コンセントの位置です。
家具や家電の設置場所付近にコンセントがないと、タコ足などの延長コードが必要になり、家がスッキリしません。
間取りを決めるときに、どこに何を置くかを決めて、コンセントの位置も最初に決めるようにしましょう。
西日
西側に窓を設置したことで、強い西日が差し込んできてしまったという失敗事例があります。
とくに夏の西日は日差しが強く、紫外線によって食材が傷んだり家具が変色したりと悪影響を与えてしまいます。
西側に建物などの障害物が全く無い場合は、西側に窓を設置したときの西日の影響を考えてください。
注文住宅は事前の計画が大切
注文住宅は自分で理想の家づくりができるメリットがありますが、間取りに失敗してしまうと、住みづらい家になってしまいます。
間取り選びに失敗しないためには、事前計画を入念にして、家の完成イメージを具体的にすることが大切です。
<住宅に関するコラム・実例>
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快適な家を作ること。
家族が笑顔で過ごせる家を作ること。
同じように見える建物であっても、建物に込められている想いは、ひとつひとつ違います。
形のないものを表現することは、とても難しいことです。
「こうなったらいいな」などの、大まかなイメージでも大丈夫です。
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