注文住宅はアフターサービス・フォロー体制も重要|豊橋で失敗しない工務店選びのコツ
家づくりにかかる費用は、建築コスト(イニシャルコスト)に目が行きがちですが、家が完成してからの「メンテナンスコスト」「ランニングコスト」も同じくらい重要です。
建築費用の安さだけで家づくりのパートナーを決めるのは危険です。住宅会社に適切なメンテナンスサービスや定期点検などのサービスがなかった場合、「数十年後まで家の重大な不具合に気づかず、多額の補修費用がかかった」ということも起こりえます。
こうした失敗を防ぐには、「アフターフォロー・サービスが充実している住宅会社」を選ぶことが大切になります。
今回は、新築住宅の保証制度の仕組みと、工務店やハウスメーカーのアフターサービス・アフターフォローの特徴や違いについて解説します。
注文住宅のパートナー選びの際の参考にしてくださいね。
<コラムのポイント>
・新築住宅のアフターサービス・保証制度の重要性が分かります。
・ハウスメーカーと、工務店・ビルダー・建築家の新築住宅のアフターフォローや保証制度の違いが分かります。
・注文住宅を建てる際、工務店のアフターサービスやメンテナンス・フォロー体制を比較するポイントが分かります。
目次
新築住宅のアフターサービスの重要性「家は住んでからが本番」
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家を建てる計画を立てるとき、家が完成するまでにかかるお金だけを重視していませんか?家にかかるコストは、建ててからも必ず発生します。
以下は、メンテナンスの周期や費用の目安の参考になる、住宅産業協議会が公開している「住まいのメンテナンススケジュール」です。
>>住宅産業協議会「長期使用(60年)版メンテナンススケジュール」
家の基礎となる構造体・屋根や外壁・バルコニーなど、劣化が目に付きやすい部分はもちろん、室内の壁や床材、給排水管などの設備は定期的なお手入れや点検を実施し、必要があれば防蟻処理や塗装、張替え、補修などのメンテナンスが必要です。
住宅の高寿命化が進み、耐久性、耐震性も向上し、家のメンテナンスも昔と比較すれば格段に楽になりました。
それでも、長く住み続けるためには、日頃から家の状態をよくチェックして早めに対策を取ることが大切なのは変わりません。
家は住まい続ければ必ず劣化は起きます。そこで、どの部分がいつ頃メンテナンスの必要があり、どれくらいの費用が必要なのかということも考えて、長期的なメンテナンス計画を立てておくことが必要になってきます。
住まいの急なトラブルにも慌てず適切に対処できる「建てた後の安心」のために、家を建てた住宅会社(工務店・ハウスメーカー)や設備のメーカーのアフターサービスやメンテナンス体制がとても重要です。
新築住宅の基本的な保証制度
一般に新築で家を建てた後、住宅会社は、基本構造部分(柱、梁など住宅の構造耐力上重要な部分など)や、雨水の侵入を防止する部分(屋根、外壁、付随する建具など)に対して、最低でも引渡しから10年間保証することが法律で義務付けられています。これは、ハウスメーカーでも、地域工務店やビルダーでも同じです。
具体的には、国土交通省が定める「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品格法)」に則る「最低10年の瑕疵担保責任」という部分が根拠となっています。
ただし、瑕疵担保責任は売主側が契約の内容に適合しない(重大な欠陥などがある)土地や建物を売った事実が発覚した場合など、最低限の賠償責任や契約解除の権利を示すもので、自然に起きる経年劣化などに対する補修や洗浄、交換が保証内でできるという意味ではありません。
そこで、各住宅会社はプラスαで独自の保証・点検などのアフターサービスを設けています。
独自の保証内容は、
- 3ヶ月、半年、1年、3年、5年と定期的な住まいの点検サービス
- 最低10年の構造躯体、屋根・外壁の保証を10年目以降も延長できるサービス
などが一般的です。
地域工務店やビルダー(注文住宅)のアフターサービスの傾向
ブルーハウスのような、施工エリアを絞って注文住宅を工事施工する地域工務店やビルダーのアフターサービスの特徴をまとめてみます。
施工者とメンテナンス者が同一で安心、素早い対応
工務店のアフターサービスの良いところは、建物を施工する会社とメンテナンスする会社が同じということです。
メンテナンスの際は、建てた時の詳細情報が分かるため、適切な対応を素早く行えます。
また、地域の工務店はその土地の気候や風土、地域事情など地元情報に強いので、適切な時期に住まいの各部位のメンテナンスや点検の提案ができます。
地元企業ならではのきめ細かなアフターサービスを受けられるのが工務店の特徴ですね。
ハウスメーカーとのアフターサービスの比較
大手ハウスメーカーなどのアフターサービスは、10年目までは定期的な無料点検サービスがあることがほとんどです。(すべての点検が有償の場合もあり、メーカーごとに異なるので注意が必要です。)
さらに、保証期間を30年~最長で60年位まで延長可能というものが主流です。保証期間を延長することで無料点検ができる期間が長くなる、長期間、構造躯体および防水部分の不具合による修理費用を保証してもらえるなどのメリットがあります。
どのハウスメーカーを選んでも、一定の期間の長期保証のアフターフォローがあると思ってよいでしょう。
ただし、保証期間延長の条件として、
- ・定期的な有償点検
- ・有償の構造に対する防蟻処理や外壁、屋根のメンテナンス
などの一定条件があるため事前に必ずチェックしておきましょう。
結局、お金がかかるの?と思うかもしれません。しかし、これらは家を長持ちさせる、構造や外装の安全性を維持するためには不可欠なメンテナンスです。これらを自社で行ってもらうかわりに、万一の不具合にも対応してくれるのが、住宅会社の保証サービスです。
また、24時間コールセンターなど、住まいの緊急時に対応してくれるサービスもあります。
工務店のアフターサービスを比較するポイント
工務店や建築家に依頼する場合は、ハウスメーカーのような長期保証制度を設けている場合もありますが、通常は瑕疵担保保証の最低10年間と、キッチンやトイレ、建具などの各設備メーカーの製品保証数年間というパターンが多くなっています。
注文住宅を建てる工務店を選ぶ際、アフターサービスを比較する際のポイントについて解説します。
瑕疵担保責任保険への加入は絶対条件
先程もお話しした「新築住宅10年の瑕疵担保責任」は、全ての住宅事業者の義務ですが、万一そのハウスメーカーや工務店が倒産などで修繕や賠償の能力を失ってしまえば意味がなくなります。
そこで、全ての施工会社には、新築物件に対して「瑕疵担保責任保険」へ都度加入した上で引渡しするというルールが決められています。
瑕疵担保責任保険に加入する(または法務局へ保証金を供託する)ことで、万一メーカーや工務店が保証能力を失った時も、10年間は確実に主要構造部分や雨水の侵入防止に関する部分の保証を受けられます。
最低条件として、瑕疵担保責任保険への加入があるかどうかはチェックしましょう。
定期点検の年数と頻度をチェック
ハウスメーカーと異なり、定期点検の頻度や期間は、工務店によってそれぞれサービス内容にかなり違いがあります。
家を建てるパートナーを決める際は、建築時の費用だけでなく、独自のアフターサービスの内容を確認するようにしましょう。
瑕疵担保保証に加えて独自の点検やメンテナンスサービスを設けているところは、住んだ後のことも重視していると言えるでしょう。
メンテナンスコストも意識した住宅性能も重要
そもそも、頻繁に不具合が起こるような家では、いくらメンテナンスサービスが充実していても快適に住むことはできません。
家の構造強度、断熱性、気密性、耐震性、部材の耐久性などを高めて、いかにメンテナンスの頻度を減らし、またメンテナンス時のコストも少なく済むように考えられているかということも大切です。
まとめ
良い住宅、長く安心して住める住宅は、
- 「超寿命を実現する耐久性、耐震性などの住宅の高い基本性能」
- 「定期的な点検および最適な時期に最適な箇所を補修するアフターメンテナンス」
この2つが両輪となって実現します。
わたしたちブルーハウスは、お客様に本当に安心できる家を届けるために、家を建てるまでのサポートはもちろん、建てた後のアフターフォロー、メンテナンスを重視しています。
超寿命な性能をもつ住宅だからこそ、家の履歴や情報をしっかりと記録し、建てたあとも安心して長くお付き合いできる工務店を選ぶことがとても重要です。
住んでからも安心なアフターフォローの注文住宅はブルーハウスにお任せください
ブルーハウスは、大手ハウスメーカーと同様に、独自の最長60年間の長期保証制度で安心して永く住める住まいを提供しています。最長60年間の長期保証は、高い耐久性、耐震性をはじめとする基本性能と、定期的な点検、メンテナンス、補修によって実現しています。
また、24時間365日いつでも対応するコールサービスとOB様専用公式LINEで、緊急の困りごとが起きた際にもすぐに駆けつけられる体制を整えています。
さらに、「住宅履歴情報」を作成し、工事から施工、完成引き渡し後のメンテナンスの詳細をデータベース化。各設備や部品の交換時期、品番などの詳細情報をすぐに分かるようにし、急な不具合にも迅速に対応します。
過去の補修、メンテナンス記録があるため、将来の修繕、リフォームの必要性、時期などを早い段階から想定することが可能になります。余裕を持ってメンテナンスやリフォームのための資金計画や準備ができるようになります。
ブルーハウスの家の保証とアフターサービスの内容は関連ページで詳しく紹介しています。
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