愛知県で高気密・高断熱の家を建てるなら!工務店・施工業者選びのポイント

断熱性能の高い快適な家

皆さまは、「家の寿命」について考えたことがありますか?

これまで日本の木造住宅の寿命は約30年~50年と言われていました。

この年数は、実は欧米の1/3~1/2の数値なんです。

戦後の日本はスクラップ&ビルド、フロー消費型の社会でした。しかし2020年は、日本の大半の都道府県で世帯数の増加のピークを迎えたと言われ、今後は作っては壊す住宅から、長持ちして資産となる住宅を作る「ストック型社会」へ以降していくと言われています。

今の住宅には、自分の世代だけではなく、その後何世代に渡っても安心して住めるような「長寿命」という性能が求められています。

具体的には、一定の耐震性や耐久性、省エネルギー性能を満たした「長期優良住宅」を建てる、またはリフォームすることで国から補助金などの支援を受けられます。

今回は、住宅の省エネルギー性、耐久性に大きく関わる「気密性・断熱性」を高める方法と、高気密・高断熱の家を愛知で建てるためのポイントについてお話したいと思います。

目次

高気密の家の意味とメリットは?

気密性の高い家とは、室内と屋外の間の隙間が少ない家という意味です。隙間があると風通しがよくなって良い?と思う人もいるかもしれませんが、いわゆる「すきま風」が室内に入りやすいことで、暖房をつけていても場所によって寒さを感じたり、夏場のエアコンが効きにくかったりなどの不快を感じる家になってしまいます。

せっかく良い断熱材を使っていても、隙間があるとそこから室内の空気が外に流れ、逆に屋外の空気が室内に入ってきてしまうので、その性能を十分に発揮できません。

建物の気密性を見る値としてC値(隙間相当面積)があり、建物の床1㎡あたりの隙間の面積を表しています。この値が少ないほど気密性が高い家ということになります。

具体的に建物の気密性を高めるためには、寸法の狂いの少ない部材を適切に施工し、建材と建材の接合部分をシートやテープなどで隙間なくつなぎ合わせるなどの方法で行います。

丁寧で正確な作業が必要で、高品質な建材を使用するという手間やコストはかかりますが、快適な住環境、そして将来的な住宅のメンテナンスコストやランニングコストに与える影響を考えると、何倍もの恩恵が得られると思います。 

住宅の気密性を高めるメリット

省エネルギー性を高める

先程もお話した通り、住宅の気密性を高めると冷暖房効率がUPするので、電気代などのエネルギーを節約できます。夏の暑さ、冬の寒さを軽減し、最低限の設備で快適な住環境を実現することができます。

住宅の断熱性能を支え、内部結露を防止して家を守る

高気密・高断熱で長持ちする家

住宅の気密性と断熱性はセットで考えるべきです。言い換えれば、断熱性能を十分に発揮させるためには、気密性を高めることが必須と言えるでしょう。

その理由は、断熱材だけでは住宅の内部結露を防ぐことができないからです。住宅の老朽化は、柱や土台が傷むことで進んでいきます。普段は床材や天井材、壁材に隠れて見えない部分で結露が起きて構造部分が傷むと、最悪の場合ある時突然床が抜けるなどの深刻な問題が起きることがあります。

内部結露を防ぐためには、室内に屋外からの水蒸気を入れないことが大切です。断熱材の中でもグラスウール、ロックウール、セルロースファイバーなどの繊維系断熱材は水蒸気を通しやすいため、隙間なく施工しないと内部結露が発生しやすくなります。さらに、断熱材を結露から守る「防湿」のために、断熱材のつなぎ目をシートやテープで補強する、外装材と断熱材の間の内装パネルを吸放湿性の高いものにするなど「断熱材を守るために気密性を高める」工夫が必要なのです。

換気効率を高めて臭いや汚染物質がこもらないようにする

高気密の家は効率的な換気を行える

気密性の高い家は、意図しない隙間がないので、換気計画を確実に立てて実現することができます。換気効率は開口部や換気扇の位置(バランス)と大きさによって決まります。

気密性の低い、隙間の多い家では、隙間の存在によって空気の流れを上手く操ることが難しくなります。

その結果、換気効率が下がり、窓を開けて換気扇を回しているのに臭いや汚染物質が屋外にスムーズに流れていかない(空気の入れ替えが上手くいかない)ことで、快適性が損なわれ、健康被害に及ぶこともあります。

このように、住宅の気密性を高めることは、家の断熱性能を正しく発揮させて快適な住環境をつくるだけでなく、光熱費などのランニングコストを抑え、家の劣化を防ぎメンテナンスコストを抑えるという「一石三鳥」とも言えるメリットが得られるのです。 

断熱材の種類と特徴

次に、高断熱の家を実現させる断熱材の種類についてまとめておきます。

素材による分類と、施工方法による分類でそれぞれ簡単に解説します。

素材による分類

無機繊維系

ガラスや鉱物などの無機素材が原料の断熱材です。

素材 材質 特徴
グラスウール リサイクルガラスなどが原料のガラス繊維系の断熱材 比較的低価格で耐久性、耐火性、吸音性に優れている。木造住宅では最も多く採用されている。
ロックウール 製鉄の過程で発生する高炉スラグや玄武岩などを原料にした人造鉱物繊維系の断熱材 グラスウールと同様、コストパフォーマンスに優れ扱いやすく、耐久性、耐火性、吸音性に優れる。

発泡プラスチック系

合成樹脂を発泡させてボード状にした断熱材です。細かい気泡があるため断熱性とともに結露しにくいのが特徴です。

素材 材質 特徴
硬質ウレタンフォーム ポリイソシアネートとポリオールを原料に、発泡剤などを混ぜて生成 高い断熱性能があり、薄くても高性能を発揮する。現場発泡タイプは隙間なく施工できる。
ポリスチレンフォーム ポリスチレンを発泡させたものに難燃剤を含ませたもの EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)が代表的で、軽くて緩衝性が高い。XPS(押出法ポリスチレンフォーム)は硬質で耐水性が高く、外張り断熱工法によく使用される。
高発泡ポリエチレン ポリエチレンを発泡させた断熱材 他の発泡プラスチック系と比べて柔軟で曲げやすく、柱間に充填しやすい。
フェノールフォーム フェノール樹脂を発泡させた断熱材 安定した性質で長期間高い断熱性能を発揮する。難燃性が高い。

自然系

羊毛や古紙、木材などの自然素材を原料とした断熱材です。素材自体が吸放湿性を持ち、結露しにくいという特徴があります。

素材 材質 特徴
セルロースファイバー パルプや新聞古紙を綿状に加工したリサイクル断熱材 現場で吹き込み、吹き付け施工ができるので隙間なく確実に断熱材を入れることができる。
羊毛(ウール) 羊毛を原料とした断熱材 断熱性、調湿性、難燃性に優れ自然系の中では比較的ローコスト。
木質繊維ボード 林地残材や間伐材を木質繊維化したものを原料とした断熱材 環境先進国のドイツで初めて開発され、資源の再利用などの面から環境にやさしいエコ建材として注目されている。
炭化コルク コルクチップを高温焼成形させたボード状の断熱材 保温性、防音性に富み自己吸放湿性能で結露の発生を防ぐ。

工法による分類

充填断熱工法(壁内断熱、床下断熱)

柱や垂木、根太間に断熱材を詰め込む工法です。最も一般的な工法で、グラスウールやロックウールなどの繊維系や発泡ウレタンフォームの吹付などが使われます。

繊維系の断熱材は隙間やたわみなく施工する技術や、断熱材の切れ目やコンセント周りなどの気密処理が重要になります。

外張り断熱工法

外張り断熱工法とは、基礎から壁、屋根までの躯体を外側から断熱材で包み込む工法です。柱や筋交いなどの構造材で断熱材が途切れないので気密性をとりやすいため、断熱効果が高く結露ができにくいのが特徴です。

ただし、断熱材は発泡プラスチック系を使うので繊維系よりもコストが高くなること、外壁仕上げが限定されることに注意が必要です。 

気密性・断熱性を高める開口部の仕様

サッシの仕様

窓はサッシ(窓枠)とガラスでできています。それぞれに気密性、断熱性を高める建材を使用することで省エネや結露防止などのメリットが得られます。

サッシ(窓枠)の種類と特徴

アルミサッシ 錆びにくく、軽量で安価なため最も普及している。断熱仕様のサッシを選ぶなど選択肢が豊富。
木製サッシ 素材の断熱性が高く、結露しにくい。着色したりとデザイン性にも優れ高級感がある。定期的な塗装などメンテナンスが必要。
樹脂サッシ PVC(塩化ビニル)製のサッシで断熱性が高く、メンテナンスも容易で人気が高まっている。
複合サッシ アルミと樹脂、または木製を組み合わせたサッシ。室外側に耐久性の高いアルミ、室内側に断熱性の高い樹脂や木製を使用する。

窓ガラスは複層ガラスが主流

かつての住宅は単層ガラスと呼ばれる1枚ガラスが主流でしたが、最近では長期優良住宅の省エネルギー対策基準に適合するために複層ガラス(ペアガラス、トリプルガラス)を使用する住宅が多くなっています。

複層ガラスは、複数のガラスの間の中空層によって断熱性能が高まり、結露の発生を抑えることができます。

さらに、複層ガラスの室内側に特殊な金属膜を張ってより遮熱性能や断熱性能を高めた「Low-Eガラス」を使用する例も増えています。省エネルギー住宅の一助となるほか、西日対策や紫外線をカットして室内の窓枠、カーテンやカーペットなどの色あせを防ぐ効果もあります。

玄関ドアの仕様

窓とともに、玄関ドアも家の断熱性能に影響を与えます。

「断熱ドア」を採用することで冬の屋外の冷たい空気や夏の日射熱が室内に伝わりにくくできます。

特に冬場は玄関や裏口に近い廊下や脱衣所が寒く、リビングなどの居室だけが暖かいという家の中での温度差が、「ヒートショック」などの事故につながる恐れがあるので、できるだけ家全体の温度差を無くす工夫が必要です。 

高気密、高断熱の家のための工務店選びのポイント

それでは、これらの高気密・高断熱の家を実現するためには、どの程度の断熱性能を、家のどの部分まで求めるかという希望をはじめに建築家や住宅会社の営業マンにしっかりと伝えて共通認識を作っておくことが大切です。

また、注文住宅ではそれぞれのメーカーやビルダーごとに、断熱材の種類や工法、窓の基本仕様が決まっていることが多いので、提案された建材をしっかりとチェックして、希望があれば変更ができるかということも確認しましょう。

また、気密性に関しては家の施工を実際に行う工務店や施工会社がどのように考えているかを確認することが大切です。

ハウスメーカーなどのカタログには高断熱についての考え方や仕様が記載されていることは多いですが、家の気密性を高めるには断熱材を含めた壁、床、屋根と玄関ドアや窓の施工方法や技術が重要になってきます。 

ブルーハウスの「ダブル断熱」とは

ブルーハウスでは、高気密・高断熱の家を実現するために最適な建材や施工方法の使用を標準としています。

断熱については内断熱と外断熱のメリットを持ち合わせた「ダブル断熱」を採用しています。内断熱で使う発泡ウレタン断熱材「アイシネン」は現場で発泡させて吹き付けるタイプで、柱間なども隙間なく施工できるため気密性も高めることができます。

さらに、アイシネンの特性である調湿機能で水蒸気を中にとどまらせず、内部結露を大きく防ぎ、長持ちする家を実現しています。

アイシネンの特徴はこちらでも詳しく解説しています。

アイシネンの家|デザインにこだわるから断熱にもこだわる

 

まとめ

住宅を高気密・高断熱化することは、家の寿命を伸ばし長く快適に住めること、将来的なメンテナンスコストやランニングコストを抑えられることなど様々なメリットがあります。

断熱材やサッシは様々な選択肢がありますが、いくら高性能の建材を使っていても、施工が上手くできていなければその性能が無駄になってしまいます。

注文住宅のハウスメーカーや工務店が採用している断熱材や窓、ドアなどは、自社や依頼する施工業者の技術力と、材料費や施工時間などのコストのバランスをとって選び抜かれています。

おすすめするのは、「この断熱材を使いたい」などの考えに代表される「建材自体の性能」も大切ですが、それ以上に「なぜその建材を使っているのか、建材の性能を発揮させるため正しく施工する技術があるかを説明できる」工務店や施工業者を選ぶということだと思います。

高気密・高断熱の家はブルーハウスへお任せください

ブルーハウスは、名古屋市、豊橋市を中心とした愛知県全域と、岐阜県、三重県、静岡県の一部を対象エリアとした「建築家と建てる家」をメインラインナップとしている住宅会社です。

家のデザインは1つ1つオーダーメイドですが、性能については、家族を守り、強くて長持ちする「高機能住宅」を標準として材料や工法を選び、すべての家をつくっています。

省エネルギー性・耐久性・耐震性に優れた快適な注文住宅を愛知で建てたい方は、ぜひ一度ブルーハウスにご相談ください。

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