名古屋で快適な平屋を建てるポイントと2階建てとの違いを徹底解説

建築家とつくる憧れの暮らし 平屋

 

最近、街中で見かけるモデルハウスに「平屋」が多いな、と感じます。今、多くの住宅会社が、平屋のプランに力を入れています。

実際、新築住宅の着工棟数における平屋の割合は年々上昇傾向にあります。賃貸や中古住宅でも平屋を希望する人が増えていると言われています。日本ならではの四季や自然を感じながらフラットに、シンプルに暮らせる点が人気を集める理由のようです。

今回は、最近の平屋住宅の需要を統計から分析し、平屋が選ばれる理由や魅力について解説します。生活のしやすさの他にも、構造的に見て2階建てや3階建てと比べて有利な点も多くあります。どんな家を建てたいか、自分だけのマイホームでどんな暮らしをしたいか考えている人に役立つ内容となっています。

目次

 

平屋住宅の着工棟数が増えている

下記の表を見ても分かるように、居住専用住宅の着工棟数のうち平屋住宅の占める割合は年々上昇しています。最新全国データの2018年統計では2011年の1.8倍の着工棟数になっています。

表1:全国の住宅着工棟数と平屋の占める割合

年度 2011年 2013年 2015年 2017年 2018年
居住専用住宅着工棟数(棟) 434,974 506,252 437,846 455,665 524,663
うち平屋(1階建て)の棟数(棟) 28,357 36,551 34,600 41,505 51,547
平屋の割合(%) 6.5 7.2 7.9 9.1 9.8

 

表2:愛知県の住宅着工棟数と平屋の占める割合

年度 2011年 2013年 2015年 2017年 2018年
居住専用住宅着工棟数(棟) 32,858 37,502 30,919 34,197 34,307
うち平屋(1階建て)の棟数(棟) 1,083 1,437 1,210 1,597 1,809
平屋の割合(%) 3.2 3.8 3.9 4.6 5.2

 

表3:名古屋市の住宅着工棟数と平屋の占める割合

年度 2011年 2013年 2015年 2017年 2018年
居住専用住宅着工棟数(棟) 7,907 9,316 8,176 9,112 9,019
うち平屋(1階建て)の棟数(棟) 142 183 158 169 173
平屋の割合(%) 1.7 1.9 1.9 1.8 1.9

出典:政府統計e-Statおよび国土交通省「建築着工統計」より弊社で作成

さらに、住宅系ポータルサイトのアクセスランキングなどで、平屋に関するトピックへのアクセスが上位にランクインするなど、ここ数年で住宅のスタンダードとして「平屋」が再び選ばれるという時代の動きを感じます。

戦後から高度経済成長期にかけては今よりも1世帯の人数が多く、部屋数が多い方が良いという考えが当たり前でした。新築される家は2階建てが圧倒的に多く、今もそれは変わりませんが、じわじわと「今の時代の暮らしに似合うおしゃれな平屋住宅」の人気が高まっています。

 

コンパクトで共有部の多い間取りが好まれる理由

今までの平屋のイメージは、「広い敷地に建てる昔ながらの日本住宅」というものでした。

建築家とつくる憧れの暮らし

 

しかし、現代の平屋の注文住宅の市場を見渡すと、和の要素とシンプルモダンなデザインを組み合わせた「和モダン」と呼ばれるデザイン性の高い住宅が多く建てられています。デザイナーズ住宅、建築家と建てる家などの人気が高まっていることから、建て主が建築家に直接設計を依頼することも今では珍しくなくなりました。

建築家と工務店が連携した注文住宅メーカーも増え、規格にとらわれない、コストもデザインも自分仕様で「おしゃれな平屋」を手に入れられる環境が整っています。

今の日本は、セカンドライフを夫婦2人だけで暮らす期間が長くなっている時代です。そんな夫婦にもコンパクトな平屋はちょうどよく、またファミリー層にも、夫婦+子ども1~2人の暮らしが主流になりつつあるため、2階のない平屋でも十分ゆったりと暮らせる家が建てられます。

さらに、ここ数年のトレンドである「ミニマリスト」と言われる最小限の持ち物でシンプルに、丁寧に暮らすライフスタイルを好む人が増えています。そんなシンプルな暮らしを望む人にとっても、平屋は最適です。

 

平屋の魅力とメリット

動線が良くストレスなく暮らせる

 

平屋の特徴としてワンフロアで壁が少なく、階段がないためバリアフリー化を実現しやすいことがあげられます。高齢化の進む日本に適した住宅として選ばれやすい理由と言えます。家の中での移動の負担が少なく、暮らしの上でストレスが少ないのも平屋のメリットです。

勾配屋根を活かした開放的な間取りができる

平屋は勾配屋根を活かして1.5階がつくれる

1階建てならではの間取りとして、屋根の勾配を活かして天井をつくり、高さを活かした吹き抜けリビングなどの間取りができることです。

また、1.5階やロフトなどもよくつくられます。階段は2階よりも少ない10段程度になるので、移動の負担を最小限にしながら居住スペースを増やせます。

家族間のコミュニケーションが取りやすい

対面キッチンからリビングの家族の様子が見える

2階建て以上の場合、家族が階ごとにバラバラになるとコミュニケーションが取りづらいというデメリットがあります。気軽に声をかけにくく、年齢が上がり筋力などが衰えると、上階に足を運ぶのも一苦労です。

平屋の場合は、家族で共有する面積が多く、ワンフロアで生活が完結する間取りが特徴なので、自然と家族と顔を合わせる機会が増え、コミュニケーションが取りやすいです。仕切られた部屋を作る場合も、2階に上がるよりは圧倒的に「近さ」を感じ、声をかけやすいのではないでしょうか。

お子さんが学校に上がって、「いつの間にか会話が少なくなって、話しかけづらくなった」という悪循環に陥っている親御さんの悩みもしばしば聞きます。そうなる前に、日頃からいつでもお子さんの話や悩みが聞ける環境づくりは大切ですね。

地震・台風などの災害に強い

住宅の堅牢性、耐震性には「重量(重さ)に耐える力」と「水平力(横方向への力)に耐える力」の2つが必要です。

平屋住宅は、2階建て以上の家に比べて軽いため、基礎部分にかかる重量が少なくなります。また、重心が低くなるので構造的に安定しやすいという利点もあります。これらの点から、台風や地震による力に耐えやすくなり、揺れにくくなるため柱や基礎が傷つき建物が損傷、しにくくなります。

しかし、平屋住宅が絶対に2階、3階建てよりも安全と言い切れるものではありません。大切なのは、平屋住宅であっても構造計算をしっかりと行い、地震に強い構法や補強を行っているかということなのです。

これから平屋を新築したいと考えている人は、建物の耐震性、安全性をさらに高める構法を選び、基礎や耐震金物、制震・免震装置などを設置できるというメリットがあります。

現在の建築基準法では、新築住宅は「耐震等級1~3」のいずれかに該当する家を建てることになります。耐震等級1というのは現行の建築基準法の規定を最低限満たしている家のことで、等級が上がるほど耐震性能が上がります。

安心できる平屋を建てるなら、耐震等級2以上、できれば等級3を満たす家にするのが望ましいでしょう。

 

平屋を新築で建てる方法

いざ、平屋を建てようと決めたら、建て方を検討しましょう。

建売ではなく、自分で好きなデザイン、間取りの平屋を建てるなら、注文住宅という方法を選択することになります。

フルオーダーメイド注文住宅メーカーや工務店に依頼して建てる

1.5階のある平屋

階数や構法、外観や内装デザイン、間取りなどあらゆる部分を自分の好みに建てられるのが、フルオーダーの注文住宅をつくっている住宅メーカーや工務店です。

当然、平屋にも対応できますし、例えばインナーガレージを入れて1.5階のある平屋風住宅にする、住宅をコの字型に設計して中庭をつくるなど様々なアイデアを形にできる対応力が魅力です。

フルオーダーだから高額になるというわけではなく、オーダーメイドのプランだからこそ、予算や好むライフスタイルに応じて材料や設備を選択し、シンプルでミニマムな設計にすることもできます。

それぞれの建築家や工務店の得意とするデザインテイストや構法があるので、好みのデザインの施工例を見つけたら、建築家の名前や会社名をチェックして、問い合わせや家づくり相談を打診してみましょう。

セミオーダー、企画型の注文住宅で建てる

0からつくるフルオーダーの注文住宅以外にも、住宅の基本仕様や間取りパターンが決まっていて、そこから好みのパターンを選択して建てるセミオーダー型の注文住宅もあります。主に大手住宅メーカーが提供しています。

フルオーダーの注文住宅よりも自由度は下がりますが、コストを抑えやすいのが特徴です。

また、最近の家づくりで人気が高まっているのが、「ライフスタイルなどに合わせた“企画型”の注文住宅」です。

特に平屋住宅の市場では、シンプルな暮らし、無垢材など天然素材を使用した自然を感じる暮らしをテーマにした企画型注文住宅が増えています。

具体的には、基本的にワンフロアでキッチン、ダイニング、リビングがつながり、寝室以外の子どもの勉強や遊びスペース、大人の趣味や作業スペースなどは共用部で行う間取りスタイルが多くなっています。

リビングには掃き出し窓、勾配天井を利用した天窓をつけて採光量を多くし、掃き出し窓からつながるウッドデッキやカバードポーチで家の中と外をつなぐなど、開放感のある設計も多いです。

このように、今の時代の需要に合わせた高品質な企画型住宅が増えています。仕様を決めていることで、コストを抑えても満足度の高い平屋住宅を手に入れることができます。

 

まとめ

シンプルでコンパクトな平屋住宅は、現代の家族の姿に適した暮らしやすい家のカタチであると言えるでしょう。

住宅デザインはモダンに進化し洗練されつつも、昔ながらの平屋の良さである家族を近くに感じる設計や間取りが落ち着けるというのが、平屋住宅が好まれる理由なのではないでしょうか。

建て方の選択肢も広がり、施工側の得意な住宅デザインでお任せするのではなく、施主側が主体となって、デザインで建築家を選んで依頼し、自分だけのこだわりを叶えるという方法が今の時代の家づくりの主流になってきています。

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