注文住宅を建てるなら何から始める?まずやることや入居までの流れ、注意点を徹底解説

29坪で実現した究極の平屋

「注文住宅を建てたいけど、何から始めるべきか分からない…」と不安を抱える方へ。

やることが曖昧なまま、なんとなくで家づくりを進めてしまうと、失敗や後悔につながります。

理想の注文住宅を実現するには、正しい手順を知り、必要な作業を明確にすることが大切です。

この記事では、注文住宅を建てる際にまず何から始めるべきか、入居までの流れや注意点について詳しく解説します。

<コラムのポイント>

・注文住宅を建てる時に何から始めるべきなのか、「まずやるべきこと3選」を紹介します。

・注文住宅を建てる際の入居までの流れについて解説します。

・注文住宅を建てる前に知っておくべき3つの注意点を解説します。

これから注文住宅を建てようと考えている方、家づくりを正しい流れで進めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

注文住宅を建てる時に何から始めるべきか|まずやること3選

床延29坪!4LDKとヌックのある平屋

「注文住宅を建てたい。」と思い立った時に、まず何から始めるべきか悩む方は多くいらっしゃいます。

結論から言うと、まずやるべきなのは「予算」「価値観」「土地」という3つの要素を明確にする作業です。

これら3つの要素をどのように明確化するのかを、詳しく解説します。

家づくりの予算を決める

家づくりでまずやるべきなのは、建物と土地を合わせた総予算を決めることです。

予算という明確な指針がなければ、理想ばかりが先行し、実現不可能な計画になるケースがあります。

また、住宅ローンは何十年も支払いが続くため、将来の経済状況やリスクも加味した長期的な視点が重要です。

無理なく返済できる借入額を把握するために、資金計画を入念に検討しましょう。

ブルーハウスでは、お客様一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添うFP無料相談(60分)を実施しています。

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家づくりの価値観を話し合う

注文住宅を建てる際には、家づくりの価値観を家族で話し合い、理想を共有しておくことも大切です。

注文住宅は自由度が高く、間取りやデザインの打ち合わせで意見の衝突が起こりやすいです。

設計段階でもめてしまうと、計画が滞るリスクがあります。

価値観のすり合わせができていれば、設計の打ち合わせがスムーズに行えるので、ストレスなく家づくりを進められます。

実際の暮らしを具体的にイメージし、言葉で伝えたり・ノートに書き出したりして、価値観を共有しましょう。

住みたい土地の条件を決める

家づくりでまずやること3つ目は、「どのような土地に住みたいか」という具体的な条件の整理です。

土地は建物と同様に、日々の暮らしの質を左右する重要な要素です。

住宅の場合、完成後もリフォームによって間取りや設備を変更できますが、土地は一度購入すると立地条件を変えることはできません。

また、土地取得にかかる費用は非常に大きく、家づくり総予算に大きく影響します。

家づくりの価値観と照らし合わせながら、「交通の便」、「治安」、「土地の広さ」など、条件に優先順位を付けておきましょう。

注文住宅を建てる際の入居までの流れ

なだらかに奏でる家

注文住宅を建てる際には、入居までの全体スケジュールを理解しておくことが大切です。

自分が今どの段階にいて、次に何をすべきかが明確になるので、スムーズに家づくりを進められます。

入居までの具体的な流れについて、詳しく見ていきましょう。

価値観をすり合わせ情報収集する

まずは、家族で家づくりの価値観を共有し、理想を具体化するために必要な情報を集めます。

具体的なイメージや基礎知識がないまま計画を進めてしまうと、判断基準が曖昧で失敗につながります。

主な情報収集の方法は、以下のとおりです。

  • ・住宅情報サイト
  • ・InstagramやYouTubeなどのSNS
  • ・住宅展示場やモデルハウス

画面越しの情報収集だけでなく、実物を体感するのも重要です。

情報収集で正しい判断基準を身に付けて、満足度の高い家づくりを実現しましょう。

資金計画を立てる

住宅ローンを無理なく支払うためには、適切な資金計画が重要です。

資金計画を立てる際に注意すべきなのが、「金融機関から借りられる額」と「無理なく返済できる額」は異なる点です。

この違いを理解せずに借入額を決めてしまうと、毎月の返済が家計を圧迫し、将来的に支払いが困難になる恐れがあります。

理想のマイホームで安心して暮らし続けるためにも、現実的な資金計画を立てましょう。

資金計画の正しい立て方や失敗しないポイントを知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

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資金計画の立て方について詳しく紹介しています。

住宅ローンの資金計画の立て方を手順で紹介|失敗しないポイントも解説

土地・建築会社を決める

資金計画の目処が立ったら、次は「土地探し」と「建築会社の選定」を行います。

土地の形状や広さ・立地条件は、建てられる住宅の規格や暮らしの質に大きく影響します。

また、注文住宅を建てる建築会社は、理想の家づくりを共に叶えるパートナーです。

土地・建築会社の選択が、今後の家づくりと暮らしの大部分を方向づけるため、時間をかけて慎重に判断しましょう。

土地探しの方法や決め方のポイントを知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

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土地探しの具体的な方法や期間について詳しく紹介しています。

注文住宅を建てるための土地探しの方法を紹介|決め方のポイント・必要な期間などを解説

住宅プランの打ち合わせ・仮見積りを取る

候補となる建築会社が見つかったら、具体的な住宅プランの打ち合わせを行い、仮見積りを取ります。

この段階で大まかな仕様や間取り、金額を把握し、複数社の提案を比較検討するのがおすすめです。

図面や見積りを見ながら比較することで、選ぶべき建築会社が見えてきます。

金額や条件だけでなく、営業担当者の人柄や提案力にも目を向けて検討を行いましょう。

土地を購入する

建築を依頼する会社が決定し、その土地で希望の建物が建てられるのを確認したうえで、土地を購入します。

土地購入の際には、売主と売買契約を締結し、その土地に家を建てる法的な権利を確保します。

土地の売買契約は内容が複雑でわかりづらいですが、施主自身が十分に理解しておくことが大切です。

契約時は建築会社の担当者にも同席してもらい、内容に問題がないかをプロの視点で確認してもらうと安心です。

住宅ローンの事前審査に申し込む

土地の売買契約と建築会社が決定したら、金融機関に住宅ローンの事前審査を申し込みます。

この事前審査は仮審査とも呼ばれ、借入額を把握するうえで重要なステップです。

特にこだわりがない場合は、複数の金融機関へ審査を申し込み、金利や団信の条件を比較検討するのも効果的です。

住宅プランや間取りの詳細打ち合わせ・正式見積りを取る

建築会社と間取りや仕様に関する詳細な打ち合わせを重ね、最終的な見積りを作成してもらいます。

このステップは、建物の細かな仕様と総額を確定させる重要なポイントです。

外壁や床材、キッチン、浴室、トイレ、壁紙の色、コンセントの位置に至るまで、家の隅々の仕様を決めます。

打ち合わせで決めた内容が図面に反映されていくため、家づくりの実感を得られます。

注文住宅の間取りアイデアや実例を見たい方は、以下の記事も参考にしてください。

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注文住宅の間取りアイデアやポイントを実例付きで紹介しています。

注文住宅のこだわり・間取りのアイデアや空間作りのポイント|真似したい実例も

工事請負契約を締結する

細かな仕様と見積り金額に合意したら、建築会社と工事請負契約を締結します。

工事請負契約とは、「どんな家を、いくらで、いつまでに建てる」といった内容を約束する契約のことです。

この契約によって、施工内容や金額、工期などが法的に約束されます。

後のトラブルを防ぐためにも、不安な点がある場合は、必ず質問して解消しておきましょう。

住宅ローンの本審査に申し込む

土地の売買契約・工事請負契約の締結後、金融機関へ住宅ローンの本審査を申し込みます。

事前審査は個人の返済能力を承認するものであったのに対し、本審査は最終的な融資の可否と金額を決定します。

本審査には、数週間程度の時間を要するのが一般的です。

審査が承認されると、家を建てるための資金が法的に確保され、着工への準備が整います。

着工

住宅ローンが承認されると、いよいよ建築工事が始まります。

着工前には、工事の安全を祈願する「地鎮祭」や「近隣住民へのあいさつ周り」を行うのが一般的です。

地鎮祭やあいさつ周りのタイミングについては、事前に建築会社へ確認しておきましょう。

イメージしていた理想のマイホームが少しずつ形になっていく過程は、施主にとって一生の思い出となります。

完成・竣工検査

建築工事が完了すると、建物が契約書通りに建てられているかを確認する「竣工検査」が行われます。

竣工検査は、建築会社の担当者と施主が立ち会い、図面との相違点や不具合がないかを確認します。

第三者の専門家の視点で確認したい場合は、ホームインスペクターに同行してもらうのも効果的です。

万が一不具合が見つかった場合は、この時点で指摘し、補修を依頼しましょう。

引き渡し・入居

竣工検査が無事に終わると、ようやく新居の鍵が渡され、引き渡しとなります。

住宅ローンは、引き渡し日に実行されるのが一般的です。

鍵を受け取ったその日から入居でき、理想のマイホームで新しい暮らしが始まります。

ここまでが、注文住宅を建てる際の全体的な流れです。

注文住宅を建てる前に知っておくべき注意点

楽しむを考えた家

家づくりをスムーズに進め、満足度の高い住まいを実現するには、いくつか注意すべき点があります。

これから紹介する3つの注意点を押さえて、後悔のない家づくりを進めましょう。

入居日から逆算してスケジュールを立てる

家づくりのスケジュールを考える際は、希望の入居日を決め、逆算して計画を立てていくのが効果的です。

家づくりは開始から入居まで、1年以上の期間を要する長期的なプロジェクトです。

最終的なゴールを決めておくことで、段階ごとに細かくスケジュールを立てられます。

家づくりを計画的に進めたい方は、必ず入居日を決めるところから始めてみましょう。

打ち合わせ段階で不安要素を解消しておく

建築会社との打ち合わせでは、不安や疑問を残さないように意識しましょう。

「言わなくても伝わるだろう」、「後で聞こう」といった遠慮や先延ばしは、完成後の後悔につながる恐れがあります。

どんなに些細なことでも必ずその場で確認し、解消しておくことが大切です。

着工前に近隣住民へあいさつ周りする

着工前には、施主自身で近隣住民へのあいさつ周りをするのが望ましいです。

工事中は、騒音や振動、工事車両の出入りなどで、近隣住民へ迷惑がかかる可能性があります。

事前に施主からひと言あるだけで、相手への配慮が伝わり、入居後の近所付き合いにも良い影響を期待できます。

まとめ

今回の記事では、注文住宅で何から始めるべきか、家づくりの流れや注意点について解説しました。

注文住宅を建てる際には、「予算」、「価値観」、「土地」の3要素を考えることから始めましょう。

資金計画の立て方や土地の探し方について、より具体的に知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

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