注文住宅と建売住宅はどっちがいいのか|それぞれのメリット・デメリットを解説
「注文住宅と建売住宅はどっちがいいのか」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
ブログや口コミなどには、「建売住宅はやめておけばよかった」というようなネガティブな意見もありますが、逆に「建売にすればよかった」と注文住宅にして後悔する声もあります。
それぞれのメリット・デメリットを比較して自分に合った選択をすることが重要です。
今回は、以下のポイントを中心に「注文住宅と建売住宅はどっちがいいのか」というテーマを解説します。
<コラムのポイント>
・「建物が低い」平屋は日当たりが悪くなる傾向があります。
・日当たりがよい平屋づくりのポイントを紹介します。
・「窓の配置」「中庭を設ける」などの間取りの工夫により平屋の採光性を確保できます。
目次
注文住宅と建売住宅の5つの違い
注文住宅とは、自由な設計で希望通りに家を建てることを指します。
一方で、建売住宅とは土地と建物がセットになって販売される住宅のことを指します。
ここでは、「注文住宅と建売住宅どっちがいいのか」とお悩みの方に向けて項目別に注文住宅と建売住宅の違いを解説します。
コスト
一般的に建売住宅の方が注文住宅よりもコストを抑えられる傾向があります。
建売住宅は複数の建物を同時期に施工することで、材料費や人件費などを抑えられるからです。
住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査」によると、土地付き注文住宅の平均は約4,902万円であるのに対し、建売住宅は約3,603万円となっています。
引用;住宅金融支援機構ホームページ「2023年度フラット35利用者調査」
以下の記事で注文住宅を建てる際の諸費用を確認できます。
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入居までの期間
注文住宅を建てる際には、土地探しから始まります。
土地探しには平均でも3ヶ月以上かかることが多いですし、その後建物の設計期間や工事期間などを含めると土地探しから1年以上かかることも珍しくありません。
一方で、建売住宅は既に建てられている住宅を購入するため、早ければ1~2ヶ月程度で引き渡しを受けられるケースもあります。
デザインや間取りの自由度
建売住宅よりも注文住宅の方がデザインや間取りの自由度が高いです。
販売時に設計内容が決まっていることが多い建売住宅と比べて、注文住宅は施主の要望を聞きながらデザインや間取りを設計するからです。
仕上がりのイメージしやすさ
一般的に注文住宅は完成時のイメージがわかりにくい傾向がありますが、建売住宅は実物を見てから購入を決められるため「イメージと違った」と後悔するリスクを軽減できます。
設備の使い勝手や動線などを事前に確認することができるため、実際に住んだ時のイメージが湧きやすいことが建売住宅のメリットです。
予算内の購入のしやすさ
注文住宅は「地盤改良が必要になった」「設備や間取りにこだわりすぎた」などの理由で、予算オーバーになるケースがあります。
一方で建売住宅は土地と建物をセットで購入するため予算計画を立てやすく、追加費用を抑えやすい傾向があります。
注文住宅のメリット・デメリット
ここまで紹介してきたとおり、注文住宅と建売住宅にはいくつかの違いがあります。
それぞれのメリット・デメリットを事前に把握することで、自分に合ったマイホームを検討しましょう。
まずは、注文住宅のメリット・デメリットを見ていきます。
メリット
注文住宅には、以下のようなメリットがあります。
- ・オリジナリティのある住宅を建てられる
- ・建築する過程を確認できる
- ・土地からこだわることができる
注文住宅は、ライフスタイルに合わせた間取りや自分好みのデザインなど自由に決められることが大きなメリットです。
また、「断熱仕様」「基礎工事」など建築中の住宅の現場を確認できるので安心です。
デメリット
注文住宅のデメリットは、以下のとおりです。
- ・コストが高額になりがち
- ・建物の完成までの期間が長い
- ・土地選びで失敗することがある
- ・打ち合わせが多い
一般的に建売住宅と比べ注文住宅はコストがかかる傾向があります。
ただし、以下のような工夫をすることでコストを抑えることも可能です。
- ・シンプルな構造にする
- ・水回り設備を集約する
- ・延床面積を減らす
- ・郊外の土地に建てる など
以下の記事で平屋の注文住宅を建てる費用相場を確認できます。
ブルーハウスの家づくりは建築家によって創られています。
愛知県でオリジナリティに溢れる注文住宅を検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
建売住宅のメリット・デメリット
建売住宅のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
建売住宅のメリットは、以下のとおりです。
- ・比較的コストを抑えやすい
- ・実物を確認してから購入できる
- ・入居までの期間が短い
- ・土地探しをしなくてもよい など
建売住宅は入居までの期間が短い傾向があり、引越しやお子さまの転校手続きなどの計画が立てやすいことがメリットです。
また、土地と建物をセットで購入することで、住宅ローンを使って一括で支払うことができます。
デメリット
建売住宅のデメリットは、以下のとおりです。
・デザインや間取りの自由度が低い
・個性を発揮できない
・郊外に立地するケースが多い
建売住宅は、デザインや間取りが決められているため、自分好みのオリジナリティのある外観や内装を実現しにくいことがデメリットです。
また、建売住宅は価格を抑えるため郊外に立地されるケースが多いです。
注文住宅が向いている人、建売住宅が向いている人の特徴
ここまで紹介してきたとおり、注文住宅と建売住宅にはそれぞれにメリット・デメリットがあるため、一概に「どちらがいい」とは言えません。
ここでは注文住宅が向いている人、建売住宅が向いている人の特徴を紹介します。
注文住宅が向いている人の特徴
注文住宅が向いている人の特徴は、以下のとおりです。
- ・土地にこだわりたい人
- ・デザインや間取りにこだわりがある人
例えば、「ペットを飼っている」「趣味を楽しむための空間がほしい」など間取りやデザインにこだわりがある方は注文住宅がおすすめです。
注文住宅はデザインや間取りだけでなく、素材や土地選びも選択できるため、「ペットが暮らしやすい素材を採用する」「広い土地を選んでガーデニングを楽しむ」なども可能であるからです。
建売住宅が向いている人の特徴
建売住宅が向いている人の特徴は、以下のとおりです。
- ・限られた予算で効率的にマイホームを購入したい人
- ・家づくりに時間や手間をかけたくない人
- ・早めに入居したい人
ここまで紹介してきたとおり、一般的に建売住宅は住宅購入時にかかる費用を抑えやすい傾向があるため、限られた予算内で効率的にマイホームを購入したい人におすすめです。
また、早くマイホームに入居したい人は、建売住宅の方が向いていると言えます。
まとめ
今回は「注文住宅と建売住宅はどっちがいいのか」というテーマを解説しました。
注文住宅と建売住宅にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、一概に「どちらがいいのか」とは言えません。
今回紹介した注文住宅と建売住宅のそれぞれの特徴を確認し、ご自身のライフスタイルに合わせて選択することが重要です。
今回紹介した情報が、「注文住宅と建売住宅のどっちがいいのか」とお悩みの方の参考になれば幸いです。
ブルーハウスは、豊橋市でオーダーメイドのデザインと快適性、住みやすさを両立した家づくりをしています。
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- ・土地探しからも始められて、建てたい家や住みたい地域、住みたい環境から適した土地をお探しします。
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