おしゃれ&使い勝手がよい平屋の玄関の間取り|位置ごとの注意点、施工事例なども紹介
平屋の玄関はおしゃれなだけでなく使い勝手がよいものにしたいですよね。
また、南玄関、北玄関など位置によって間取りの注意点が異なることに注意が必要です。
今回は、以下のポイントを中心に利便性と機能性を兼ね備えた平屋の玄関づくりのポイントをくわしく紹介します。
「家の顔」とも呼ばれる玄関の間取りやデザインにこだわることで、平屋のクオリティが高まります。ぜひ、最後までごらんください。
<コラムのポイント>
・「南玄関」「北玄関」など玄関の位置ごとの特徴や注意点を解説します。
・「収納スペース」「玄関アプローチ」などを取り入れておしゃれ&使い勝手がよい平屋の玄関をつくりましょう。
・利便性とデザイン性を兼ね備えた平屋の玄関の施工事例を紹介します。
目次
平屋の玄関位置の特徴と注意点
平屋の玄関位置により、適切な間取りが異なります。
ここでは、人気の南玄関をはじめ、北玄関、東玄関、西玄関などそれぞれの特徴と注意点を解説します。
南玄関の特徴と注意点
平屋の玄関位置として最も人気がある南玄関の特徴は、以下のとおりです。
- ・日当たりがよい
- ・冬場でも暖かい
- ・植栽を育てやすい
南玄関は日当たりがよいため、「冬場でも暖かい」「植栽を育てやすい」などのメリットがあります。
一方で、「夏場は暑い」「ドアや外壁が劣化しやすい」などのデメリットもあるため、以下のような間取りの工夫を検討しましょう。
- ・窓の配置を工夫して風通しのよい間取りにする
- ・玄関ドアは色あせしにくい色を選ぶ
- ・耐久性が高い素材を使用する など
北玄関の特徴と注意点
北玄関は一般的に敬遠されがちですが、デメリットだけではなく、メリットもあります。
北玄関の特徴は、以下のとおりです。
- ・日当たりがわるい
- ・冬場寒い
- ・南側の居住スペースを広くしやすい
一般的に、日当たりがわるい北玄関は「冬場寒い」「暗くなりがち」などのデメリットが印象的ですが、「南側の居住スペースを広くしやすい」メリットもあります。
また、以下のような間取りの工夫により、デメリットを回避できる可能性もあります。
- ・あかり取りの窓を配置する
- ・壁の色を明るくする
- ・玄関の断熱性を高める など
東玄関の特徴と注意点
東玄関の特徴は、以下のとおりです。
- ・朝日を浴びることができる
- ・南側にまとまったスペースを確保できる
朝日を取り入れやすい東玄関は、気持ちの良い朝の光を浴びながら出かけられるのが特徴的です。
ただし、南玄関同様、紫外線によるドアや外壁の劣化や色あせに注意しましょう。
西玄関の特徴と注意点
西玄関の特徴は、以下のとおりです。
- ・冬場でも室内の温度をキープしやすい
- ・南側、東側に居住スペースを確保しやすい
- ・西日がまぶしく感じることがある
西玄関は、特に午前中に暗く感じることがありますが、玄関照明の照度を高めることで時間帯を問わず明るい玄関に仕上がります。
おしゃれ&使い勝手がよい平屋の玄関をつくるためのポイント
「家の顔」とも呼ばれる平屋の玄関をおしゃれで使い勝手がよいものにするためのポイントを紹介します。
「吹き抜け」「収納力を高める」などの間取りアイデアを取り入れて、利便性と機能性を兼ね備えた玄関に仕上げましょう。
吹き抜けを取り入れる
玄関に吹き抜けを設けることで、開放的でオリジナリティのある空間を実現できます。
玄関に吹き抜けを設けるメリットは、以下のとおりです。
- ・風通しがよくなる
- ・採光性を高められる
- ・開放感が高まる
平屋には2階がないため、勾配天井と組み合わせることで吹き抜けを取り入れることができます。
以下の記事で注文住宅の吹き抜けのメリット・デメリットを確認できます。
<あわせて読みたい>
収納スペースを確保する
平屋の玄関はいつもすっきりとさせておきたいですよね。
玄関に土間収納を取り入れることで、以下のようなメリットがあるため、おすすめです。
- ・アウトドア用品、DIYの道具などを収納できる
- ・帰宅動線がよくなる
ただし、土間収納に何でも入れてしまうと、物置化することもあるため、定期的に整理整頓しましょう。
以下の記事で注文住宅の玄関に作る「土間収納」の成功のポイントを確認できます。
<コラムのポイント>
玄関アプローチを設ける
建物だけでなく玄関アプローチにもこだわることで、おしゃれな外観に仕上がります。
床面の素材や、植栽、照明などを工夫することで平屋の玄関のクオリティが高まります。
以下の施工事例のように、曲線的な石貼りの玄関アプローチの回りに南国風の植栽を配置することで、リゾート感を演出できます。
プライバシーを確保する
平屋の中でも特に、南玄関や東玄関のように人気の方角は車や人通りが多い傾向があります。
外からの視線が気になる方は、玄関前に塀や植栽などの目隠しを配置することでプライバシーを確保することが可能です。
以下の施工事例のように目隠しの塗り壁を設置することで、ご家族のプライバシーを守れます。
動線を考えた間取りにする
以下のように、ご家族のライフスタイルに合わせて玄関の間取りや設備を工夫することで使い勝手がよい玄関になります。
(例)
- ・小さなお子さまがいらっしゃる、ペットを飼っている:玄関に水回りを配置する
- ・ご家族が多い:大きめのシューズクロークを設ける など
土地探しの段階から玄関の位置を考える
日当たりや人通りなど近隣の状況を事前に把握することで、玄関の位置を判断する材料になります。
例えば、南側に道路がある土地であればリビングを広くとって採光性を確保し、玄関を横に配置することで開放的なリビングになります。
おしゃれ&使い勝手がよい平屋の玄関の施工事例
デザイン性と利便性を兼ね備えた平屋の玄関の実例を紹介します。
ブルーハウスが手掛けた平屋の玄関の実例を見て、イメージを膨らませましょう。
スッキリとした平屋の玄関
こちらは、シンプルでスッキリとした平屋の玄関実例です。
壁面にシューズクロークを配置することで、生活感を隠し、スタイリッシュな玄関に仕上がりました。
広々とした平屋の玄関
こちらは、広々とした玄関ホールが特徴的な平屋の玄関実例です。
自転車を壁に掛けて収納することで、見せる収納を実現しました。
収納スペースが豊富な平屋の玄関
こちらは、たっぷりと収納スペースを確保した平屋の玄関です。
玄関と収納スペースの間に扉をつけてスッキリとした玄関に仕上がりました。
動線がよい平屋の玄関
こちらは、玄関土間から直接LDKに向かえる平屋の玄関の施工事例です。
このように玄関からリビングへ直行できる廊下なしの間取りを選択することで、家事動線がよくなります。
帰宅してすぐに手洗いができる平屋の玄関
こちらは玄関近くに洗面台を設けたことで、帰宅時に手洗いができる間取りになりました。
ご家族のライフスタイルによっては水回りと玄関の位置を工夫することで、便利な間取りになります。
まとめ
今回は、おしゃれ&使い勝手がよい平屋の玄関の間取りや施工事例などを紹介しました。
一般的に、南玄関、東玄関が人気ですが、「夏場、暑い」「ドアや外壁が劣化しやすい」などデメリットもあります。
「玄関ドアを色あせしにくい色にする」「耐久性の高い素材を採用する」などさまざまな工夫によりデメリットを回避しましょう。
今回紹介した情報が、玄関ドアの位置にお悩みの方の参考になれば幸いです。
ブルーハウスは、豊橋市でオーダーメイドのデザインと快適性、住みやすさを両立した家づくりをしています。
- ・デザインも性能も叶えて、長く快適に経済負担の少なく住める家をつくっています。
- ・ブルーハウスは、高気密高断熱住宅にこだわっています。(現在HEAT20G2グレードを中心に建築。全棟気密測定(C値測定)を実施)
- ・無垢材や塗り壁など、自然の素材を使った家づくりが得意です。
- ・土地探しからも始められて、建てたい家や住みたい地域、住みたい環境から適した土地をお探しします。
愛知に住む人、豊橋に住む人を家づくりで幸せにする。「人生を最高に楽しむ家」をつくることを目指して家づくりをしています。
豊川で暮らしを楽しむ!豊川モデルハウスで体感ください
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