新築で住みやすくておしゃれな平屋を建てたい|メリット・デメリット、施工事例など紹介
「新築で住みやすくておしゃれな平屋を建てたい」と考えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
ワンフロアで生活を完結できる平屋は「将来的にバリアフリー対応にしやすい」「耐震性に優れている」などさまざまなメリットがあります。
ただし、人気の平屋にも「防犯性が低い」「プライバシーを確保しにくい」いくつかのデメリットがあることに注意しましょう。
今回は、平屋を建てたいと考えていらっしゃる方に平屋のメリット・デメリットや費用を抑えるためのポイント、施工事例などをくわしく紹介します。
事前に平屋のメリット・デメリットを把握することでご家族が安心して暮らせる平屋を建てられます。ぜひ、最後までごらんください。
<コラムのポイント>
・新築で平屋を建てる5つのメリットを紹介します。
・新築で平屋を建てる際は、「防犯対策」「外からの目線対策」などデメリットを解消するための対策を検討しましょう。
・住みやすくておしゃれな平屋の施工事例を見てイメージを膨らませましょう。
目次
新築で平屋を建てる5つのメリット
日本古来から馴染みのある平屋ですが、近年では平屋人気が高まっています。
新築で平屋を建てるメリットは、以下のとおりです。
- ・生活動線がよい
- ・耐震性に優れている
- ・老後も暮らしやすい間取りを実現できる
- ・開放的な空間を実現可能
- ・家族とのコミュニケーションがとりやすい
それぞれ、見ていきましょう。
生活動線が良い
2階がない平屋は、掃除、洗濯、帰宅時の動線を短くすることができるため、暮らしやすい間取りを実現しやすい傾向があります。
特に、共働きの世帯は「玄関から洗面所へ一直線に行ける間取りを取り入れる」「脱衣所に勝手口を採用する」など効率的な家事動線をつくることで、日々の暮らしを楽にできます。
以下の記事で家事動線が良い「平屋」の実例を確認できます。
<あわせて読みたい>
耐震性に優れている
以下の理由から平屋は耐震性に優れた構造であると言えます。
- ・シンプルな構造であるため
- ・建物高さが低いため
- ・重量が軽いため
さらに、「耐震等級3を取得する」「制震ダンパーを採用する」などにより耐震性を高められます。
以下の記事で制震ダンパーについて確認できます。
<あわせて読みたい>
老後も暮らしやすい間取りを実現できる
以下の理由から平屋は老後も暮らしやすい間取りを実現できます。
- ・階段がないため移動が楽
- ・バリアフリー対応しやすい
- ・家事動線がよい
年齢を重ねてバリアフリー工事が必要になった場合でも、平屋であればコストを抑えらることも魅力です。
以下のように、できる限り室内の段差を減らすユニバーサルデザインを取り入れることも検討しましょう。
開放的な空間を実現可能
平屋は2階がないため、コンパクトな造りでも開放的な空間を実現可能です。
以下の施工事例のようにリビングに大開口の窓や高天井を取り入れると、開放感がアップします。
家族とのコミュニケーションがとりやすい
ワンフロアで生活を完結できる平屋は、物理的に家族とのコミュニケーションをとりやすい間取りになります。
「LDKを中心としたレイアウト」を意識して自然とご家族がリビングに集まる平屋を実現しましょう。
新築で平屋を建てる5つのデメリットと対策方法
新築で平屋を建てるデメリットや注意点は、以下のとおりです。
- ・防犯対策が必要
- ・採光性・通気性を確保しにくいことがある
- ・外からの目線が気になることがある
- ・コストがかかる傾向がある
- ・水害のリスクがある
1つひとつ、見ていきましょう。
防犯対策が必要
平屋は構造的に「外部から侵入されやすい」特徴があるため、以下のような防犯対策を検討しましょう。
- ・窓を小さくする、侵入しにくい形状にする
- ・面格子を取り入れる
- ・防犯ガラスを採用する
平屋の防犯対策は、侵入窃盗の侵入口として最も多い窓の対策が重要です。
以下の記事で平屋の防犯対策を確認できます。
<あわせて読みたい>
採光性・通気性を確保しにくいことがある
平屋は、周囲の状況によっては採光性や通気性を確保しにくいことがあります。
平屋に大きな窓を採用しにくい場合は、以下の施工事例のように中庭を設けると日あたりや風通しがよい快適な空間を実現できます。
外からの目線が気になることがある
平屋の周辺に「2階建てがある」「道路がある」など立地状況によっては外からの目線が気になることがあります。
「広い土地を確保する」「高い位置に窓を配置する」などの対策を講じることで、リスクを軽減できます。
2階建てよりもコストがかかる傾向がある
平屋を建てる場合、一般的に2階建てと比べて「屋根面積」「基礎面積」が大きくなります。
また、広い土地が必要になるため、2階建てよりもコストがかかる傾向があります。
ただし、メンテナンス費用に関しては2階建てよりも費用を抑えられる傾向があるため、長期的な視野でコストを計算しましょう。
水害のリスクがある
平屋は構造上、水害による浸水被害を受けやすい傾向があります。
平屋を建てる際は、ハザードマップを確認し、水害リスクを事前に確認しましょう。
住みやすくておしゃれな平屋の施工事例を紹介
「デザイン性」と「機能性」を兼ね備えた平屋の施工事例を紹介します。
ブルーハウスが手掛けた住みやすくておしゃれな平屋の施工事例を見て、イメージを膨らませましょう。
建築面積29.3坪/敷地面積60.5坪の平屋の施工事例
こちらは、60.5坪の敷地に建てられた29.3坪の平屋の施工事例です。
外観は、グレーの塗り壁にうろこのようなタイルをアクセントと取り入れることで、おしゃれなデザインに仕上がりました。
中庭を取り入れることでコンパクトでありながら、十分な通気性・採光性を確保できる間取りに仕上がりました。
延床面積28坪/敷地面積49坪の平屋の施工事例
こちらは、延床面積28坪/敷地面積49坪の平屋の施工事例です。
グレーに統一されたコーディネートに一部ガルバリウムの立平葺きを採用することでスタイリッシュなデザインに仕上がりました。
高さ約4.5mの勾配天井を採用するこで、開放的な雰囲気に仕上がりました。
建築面積28坪/敷地面積96.82坪の平屋の施工事例
こちらは、建築面積28坪/敷地面積96.82坪の平屋の施工事例です。
正面に窓を設けないことでプライバシーを確保することができる間取りを実現しました。
美術館のようなおしゃれな外観が特徴的です。
勾配天井を採用したことで開放的な玄関を実現しました。
帰宅してすぐに洗面台に行ける間取りは、日々の生活を楽にしてくれます。
まとめ
今回は、「新築で平屋を建てたい」と考えていらっしゃる方に平屋のメリット・デメリットやおしゃれで住みやすい平屋の施工事例などを紹介しました。
ワンフロアで生活を完結できる平屋にはたくさんのメリットがあり、人気がありますが、いくつかのデメリットもあるため、しかっかりと対策を講じましょう。
今回紹介した情報が、平屋の新築を検討中の方の参考になれば幸いです。
ブルーハウスは、豊橋市でオーダーメイドのデザインと快適性、住みやすさを両立した家づくりをしています。
- ・デザインも性能も叶えて、長く快適に経済負担の少なく住める家をつくっています。
- ・ブルーハウスは、高気密高断熱住宅にこだわっています。(現在HEAT20G2グレードを中心に建築。全棟気密測定(C値測定)を実施)
- ・無垢材や塗り壁など、自然の素材を使った家づくりが得意です。
- ・土地探しからも始められて、建てたい家や住みたい地域、住みたい環境から適した土地をお探しします。
愛知に住む人、豊橋に住む人を家づくりで幸せにする。「人生を最高に楽しむ家」をつくることを目指して家づくりをしています。
豊川で暮らしを楽しむ!豊川モデルハウスで体感ください
ブルーハウスは2024年、豊川市に豊川モデルハウスをオープンしました。ブルーハウスの家づくりをもっと知りたい方、住み心地を体感したい方、デザインを詳しく見てみたい方は、ぜひお気軽にご来場ください。