「軒のある家」をモダンにデザインする方法|後悔しないための設計ポイントも解説
軒のある家は、「モダンでおしゃれな外観」を希望する場合に取り入れたい設計です。
昔ながらの日本家屋でも多く見られる軒ですが、見た目だけでなく、日よけや雨よけといった機能面でもメリットがあるためその魅力が見直されています。
そこでこの記事では、軒の役割やデザインポイント、平屋・二階建てとの組み合わせ方、後悔しないための注意点まで詳しくご紹介します。
していきます。
<コラムのポイント>
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・軒のある家は、日差し・雨から建物を守り、暮らしやすさとデザイン性を高められます。
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・「軒の出」や「軒天」の工夫で、モダンでおしゃれな外観が実現しやすいのが魅力です。
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・平屋・二階建てそれぞれに適した軒デザインのポイントをご紹介します。
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・後悔しないためには、敷地環境や日当たり、設計力も考慮しましょう。
目次
軒のある家とは|外観と暮らしやすさを考慮した設計
軒先の深さや軒天のデザインを活かした平屋や二階建て住宅は、上質で落ち着きのある佇まいが魅力です。
以下で、軒の役割を3つご紹介します。
軒の3つの役割
家の軒には、日よけや雨よけだけでなく、デザイン性の面でも役割があります。
- ・日差しを遮り、室内の温度上昇を防ぐ
- ・外壁や窓への雨だれ・紫外線のダメージを軽減する
- ・外観に奥行きを演出し、落ち着いた印象に仕上げる
軒のある家はなぜ人気なのか|モダンでおしゃれな外観を演出
軒のある家は、現代的な家を求める方にも人気のスタイルです。
理由の例として、以下のような点が挙げられます。
現代の「軒先デザイン」が人気の理由
現代的な家でも、「軒の出」など軒先デザインにこだわることでモダンな印象に仕上げられます。
「軒の出」とは、屋根が建物の壁から外側へどのくらい張り出しているかを指し、 雨や日差し、外壁の劣化を防ぐことが主な役割です。
- ・軒の出を長くとることで、重厚感あるモダン外観を実現する
- ・軒天に木目を取り入れることで、ナチュラルモダンな印象に仕上げる
- ・建築家や設計士がデザインする家では、より「軒のライン」が美しい
こちらの記事では、シンプルモダンな外観の施工事例とともに、屋根の形状について詳しく解説しています。
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平屋と軒を組み合わせる際のポイント
シンプルな平屋デザインを求める場合でも、軒にこだわることで、印象的な外観に仕上げられます。
モダンな平屋を目指す方は、ぜひ参考になさってください。
平屋と軒は相性がよく、以下のようなポイントを押さえればモダンに仕上がります。
平屋と軒|モダンな外観に仕上げるコツ |
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軒のある平屋は、機能性だけでなく、外観の美しさも特徴です。
特に南側に大きな軒を設けることで、夏の日差しを遮り、冬は太陽光を取り込んで快適な空間を作りやすくなります。
また、軒下空間にウッドデッキを設置すれば、室内と庭をゆるやかにつなぐアウトドアリビングとして活用でき、暮らしの夢も膨らみます。
こちらの記事では、アウトドアリビングを設置して後悔しないためのポイントについて詳しく解説しています。
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二階建てと軒を組み合わせる際のポイント
二階建てと軒を組み合わせる場合は、重心の低い安定感あるフォルムを意識するのが、モダンに仕上げるポイントです。
以下の点も考慮しましょう。
二階建てと軒|モダンな外観に仕上げるコツ |
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軒にこだわり設計することで、二階建ての圧迫感を和らげ、街並みにも自然に溶け込む外観が実現します。
また、軒があることで外壁の劣化を防ぎやすくなり、メンテナンス性の向上にもつながるのも魅力です。
軒と窓のバランスにもこだわることで、より洗練されたモダンデザインが実現します。
こちらの記事でも、片流れ屋根の家をおしゃれに見せるポイントや注意点を詳しく解説しています。
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ハウスメーカーと建築家の違い|軒を設計する際のポイント
ハウスメーカーは規格型の設計が多く、軒も標準仕様に沿う傾向があります。
一方で、建築家は敷地条件やデザインに合わせて軒の出や形状を自由に設計できる場合が多いことが特徴です。
以下で、主な違いをご紹介します。
- ・ハウスメーカーでは、軒の形状や深さに制約があるケースも
- ・建築家との家づくりでは、軒の出・素材・軒天まで自由に設計しやすい
- ・デザイン性と機能性を両立した、より自由度の高い軒に仕上げたい場合は、建築家への依頼がおすすめ
軒のある家の設計で後悔しないための注意点
軒のある家は、雨や日差しを防ぎ日々の暮らしに役立ちますが、設計次第では後悔するケースも考えられます。
最後にこの章では、軒のある家を設計する際の注意点を解説します。
軒の出を広くとる場合に注意
軒のある家で、特に「軒の出」を広くとる場合には、以下のような点に注意しましょう。
- ・周辺環境(隣家との距離)を考慮する
- ・冬場に部屋が寒くならないよう、日当たりにも注意する
- ・建築コストや構造強度に影響するため、信頼できる施工業者に依頼する
まとめ|軒のある家は、モダンさと機能性を両立できる
この記事では、軒の役割やデザインポイント、平屋・二階建てとの組み合わせ方、後悔しないための注意点まで詳しく解説してきました。
軒のある家は、モダンでおしゃれな外観だけでなく、暮らしやすさ・メンテナンス性・断熱性にもすぐれた設計が魅力です。
特に平屋や二階建ての注文住宅で、設計段階から軒の役割を考慮することで、長く快適に暮らせる住まいが実現します。
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