注文住宅に快適な書斎を作る方法|間取りの工夫とリビング書斎のアイデア
注文住宅に書斎を検討される方は多いのではないでしょうか。
ですが、スペースが限られている中で書斎のために個室を用意することが難しいケースも少なくありません。
書斎作りで後悔しないためにも、設計の段階から間取りや造作家具等を慎重に計画することで、より快適な空間が実現します。
そこで今回は、注文住宅に快適な書斎を作るための方法・間取りの工夫やリビングの一角を活用した書斎づくりのアイデアをご紹介します。
小さくても機能的な書斎を持ちたい方に役立つ記事ですので、ぜひ最後までごらんください。
<コラムのポイント>
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・自由度の高い注文住宅なら、要望に合った書斎が実現します。
- ・生活の場と仕事場を分けられるなど、書斎を作るメリットは複数あります。
- ・間取りを工夫することで、より快適な空間になります。
- ・リビング書斎なら、コンパクトに仕事場を作れます。
目次
注文住宅なら書斎を持つことも可能
注文住宅なら、ライフスタイルに合わせた書斎スペースを自由に設計できます。
静かな環境や十分な収納、照明の配置など、下記のようにお客様の要望を反映し快適な仕事場を作れるのが魅力です。
間取りを自由に設計できる
先ほども触れたように、注文住宅では専用の書斎スペースを自由に設計できることが魅力です。
打ち合わせの段階から、どのような空間づくりをしたいのかを設計士や担当者に伝えることで、職種や使用頻度などに合わせて書斎をカスタマイズできます。
書斎をコンパクトに作りたい場合は、階段横、リビングの一角などのデッドスペースを活用するのがおすすめです。
個別の要望を取り入れやすい
書斎に求める静音性や集中力を重視した空間づくりなど、お客様の要望を取り入れやすいのも注文住宅ならではです。
本棚やデスクなどを造作することも可能で、お客様の用途に合わせたサイズや形状の収納スペースが叶います。
限られたスペースを有効活用できる
小さなスペースでも、階段下や収納の一部を活用して書斎を増やすなど、注文住宅ならではの柔軟な間取りづくりが可能です。
デッドスペースを有効活用し、コンパクトでデザイン性の高い書斎を実現します。
こちらの記事でも、リビングに書斎を作るアイデアを解説しています。
合わせてご確認ください。
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注文住宅で書斎を作るメリット
注文住宅で書斎を作るメリットは、ライフスタイルに合わせた仕事場を自由に設計できることです。
家族の生活スペースと仕事場を、緩やかに分離することで集中力を高められます。
注文住宅に書斎をご検討中の方は、下記のメリットを確認しておきましょう。
専用の仕事場ができ集中力が高まる
自宅で仕事をする際に、気になるのは音問題ではないでしょうか。
個室の書斎があれば静かな空間で、効率的かつ快適に作業を進められます。
専用の仕事場には、資料やパソコンなどを置いたままにできるため、片付けの手間が省けるのも魅力です。
生活と仕事の空間を分離できる
生活スペースと仕事場が緩やかに分離するため、オン・オフの切り替えがしやすく、リフレッシュしながら作業ができます。
特に、自宅で仕事をする自営業・フリーランスの方や、リモートワークの頻度が高い方は、デスクの設置だけでなく収納スペースや周辺機器を設置する場所も設計段階から検討しておきましょう。
仕事場以外にも多用途に使える
書斎は、仕事場としてだけでなく下記のような使い方も可能です。
- ・スタディスペース
- ・趣味スペース
- ・読書スペース
- ・家事スペース など
シンプルな構造にしておくと、ライフスタイルに合わせて多用途に使えます。
こちらの記事でも、スタディスペースやワークスペースなどフレキシブルに使える空間づくりのアイデアを解説しています。
合わせてご確認ください。
注文住宅で快適な書斎づくり|間取りの工夫
注文住宅の間取りの工夫によって、より理想的な書斎が実現します。
「書斎を設置したけれど、実際は使いづらかった」と後悔しないよう、下記の点を考慮しましょう。
静音性|リビングや子供部屋から離す
静かな環境で集中できるよう、書斎の間取りは静音性を重視しましょう。
静音性に配慮した間取りの工夫は、下記の通りです。
- ・防音ドアや壁材を使用する。
- ・外部音を遮断して集中力を維持できるよう、収納スペースなどを挟む。
- ・リビングや子供部屋など、音が気になる部屋と離す。 など
採光と換気|快適な明るさと通風を考慮
自然光を取り入れる窓を設けながら、日光が直接作業スペースに当たらないように配置を調整しましょう。
カーテンやブラインドで光を調整すれば、快適に過ごせます。
また、換気しやすい窓の配置やタイプを考慮し、快適な空気環境を整えましょう。
コンパクトで効率的な収納計画|物の出し入れがしやすいレイアウト
デスク周りに必要な収納をまとめて配置し、物をスムーズに出し入れしやすいレイアウトを検討しましょう。
作業用のデスクの脇や背面に、造作棚を設置すると空間を無駄なく収納スペースとして活用できます。
棚の設置が難しい場合は、壁の一部をニッチ棚にするのもおすすめのアイデアです。
電源や照明の配置|配線が目立たない工夫
パソコンや周辺機器が使いやすいよう、コンセントの配置や数を確認しましょう。
また、配線が目立たない工夫も設計段階から検討しておくと、配線隠しをご自身で準備する必要がないため便利です。
造作デスクを取り入れる場合も、配線孔を作っておくことですっきりとした見た目を保てます。
用途に応じた広さの確保|3~5畳が理想的
書斎は、デスクの設置や収納スペースを合わせて3~5畳程度の広さを確保するのが理想的です。
作業内容や、資料の量などを含めて広さを検討しましょう。
3~5畳の広さは書斎としても広すぎないため、用途が変わってもフレキシブルに使えます。
注文住宅で快適な書斎づくり|リビング書斎のアイデア
最後にこの章では、注文住宅でコンパクトに快適な書斎をつくる、「リビング書斎」のアイデアをご紹介します。
書斎は個室タイプのほか、リビングなどの一角にコンパクトに作ることも可能です。
注文住宅なら、限られたリビングスペースを活用して、快適な仕事場を実現できます。
カウンターデスクを造作する
リビングの一角に、カウンターデスクを造作すると、省スペースでPCデスクを設置できます。
奥行きが浅いタイプなら、限られた空間でも圧迫感を与えず部屋を狭めません。
ただし、ノートパソコンを置く場合は奥行き40cm以上、デスクトップタイプでは奥行き50cm以上が必要です。
使用する周辺機器も含めて、カウンターデスクの幅や奥行きを決めましょう。
大型壁面収納を設置する
リビングに、大型の壁面収納を設けると、デッドスペースを有効活用しながら収納スペースを作れます。
可能であれば、カウンターデスクの背面や脇、近くに設置するのが理想的です。
扉のないオープン棚タイプなら、資料の出し入れもしやすく快適ですが、雑然と見えてしまう可能性があるため常に整理整頓を心がけましょう。
間仕切りを設置する
リビング書斎の場合、ご家族の様子が目に入るため集中できない場合もあります。
壁や窓向きにデスクを設置レイアウトは、視界に家の中の様子が入りづらく集中力が高まるためおすすめです。
さらに間仕切り棚などを造作すれば、収納の機能を果たしながら、ほどよくプライベート感も演出します。
用途や状況に合わせて間仕切りできるよう、スライドドアを設置するのもおすすめです。
こちらの記事でも、リビングに仕事場を作るための間取りアイデアをご紹介しています。
合わせてご確認ください。
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まとめ
この記事では、注文住宅に快適な書斎を作るための方法・間取りの工夫やリビングの一角を活用した書斎づくりのアイデアをご紹介してきました。
ご自宅で書斎をコンパクトに作りたい、集中できる仕事場が欲しい方にとって、注文住宅は自由度の高い設計で理想を叶えやすいと言えます。
ブルーハウスは一流の建築家がお客様のライフスタイルやご要望をお伺いし、おしゃれで快適な書斎のある家をご提案しております。
リモートワークを快適に行える住まいも多数実績がございますので、ぜひお気軽にご相談ください。
豊橋市で注文住宅を手がけるブルーハウスからのメッセージ
ブルーハウスは、豊橋市でオーダーメイドのデザインと快適性、住みやすさを両立した家づくりをしています。
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