外壁を塗り壁にして後悔しないための対策方法|メリット、メンテナンス方法なども紹介
「マイホームにはかっこいい塗り壁を外壁に採用したい。後悔しないための対策を知りたい。」とお考えの方は多いのではないでしょうか。
さまざまなデザインテイストに調和する塗り壁は、人気の素材ですが、ネット上では「塗り壁にして後悔した」という意見も聞きますので注意が必要です。
後悔したケースとその理由を確認し、対策を施すことにより、塗り壁を外壁に用いたおしゃれでかっこいいマイホームを建てましょう。
今回は、以下のポイントを中心にマイホームの外壁に塗り壁を採用して後悔したケースとその理由を紹介すると同時に、対策方法も紹介します。
<コラムのポイント>
-
・外壁を塗り壁にして後悔したケースとその理由を紹介します。
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・「定期的なメンテナンス」「色選び」などにより、後悔するリスクを軽減できます。
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・外壁に塗り壁を採用したおしゃれな施工事例を紹介します。
目次
外壁を塗り壁にして後悔したケースとその理由
まずは、ブログや口コミなどで「外壁を塗り壁にして後悔した」ケースとその理由を紹介します。
事前に後悔につながるケースを確認し、対策を講じることにより理想的な外壁が塗り壁の家づくりを実現しましょう。
ひび割れ・色あせ・カビの発生
ブログや口コミによると、「時間が経過するにつれてひび割れや色あせが目立つようになった」と後悔したコメントが見受けられます。
塗り壁は、経年劣化により以下のような問題が生じることがあるため、注意しましょう。
- ・ひび割れ:乾燥収縮、地震の揺れなどによって亀裂が入る
- ・色あせ:紫外線や化学変化により色あせる
- ・カビの発生:カビやコケが発生する
特に、ひび割れから雨水が侵入して雨漏りにつながるケースもあるため、定期的なメンテナンスが必要です。
思ったよりも施工期間が長かった
一般的に、塗り壁は手作業で仕上げるため、他の外壁材を採用する場合よりも手間がかかります。
上記のような理由により、「思ったよりも施工期間が長かった」と後悔したケースがブログや口コミで見受けられました。
設計段階からしっかりと工程のスケジュールを組みましょう。
汚れが目立つ
一般的に、塗り壁の外壁は凹凸があるため、汚れがつきやすく、以下のような要因により汚れることがあります。
- ・排気ガス
- ・カビ
- ・砂ぼこり
- ・雨だれ など
上記のような理由から、ブログや口コミには、「汚れが目立つ」と後悔したケースが見受けられます。
職人の技術力により仕上がりが変わる
一般的に塗り壁は手作業により施工されるため、施工する職人の技術力に左右されます。
施工業者を選ぶ際は、塗り壁の外壁の施工実績をしっかりと確認しましょう。
ブルーハウスでは、美しさと耐久性に優れた塗壁材を使用しています。
塗り壁の外壁を検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
外壁を塗り壁にして後悔しないための対策方法
ここまで、外壁を塗り壁にして後悔したケースとその理由を紹介してきましたが、しっかりと対策を講じることで後悔するリスクを軽減できます。
ここでは、外壁を塗り壁にして後悔しないための対策方法やおしゃれに仕上げるポイントなどを紹介します。
定期的なメンテナンスを行う
塗り壁の寿命は、材料の種類、施工方法、メンテナンス頻度により異なりますが、概ね15~30年と言われています。
特に雨風が多いエリアでは、ひび割れのリスクが高まるため、目安としては5~10年ごとに定期的なメンテナンスを行うことにより、塗り壁を長持ちさせましょう。
日々のメンテナンスとして外壁洗浄を行い、概ね15年ごとに再塗装を行うのが一般的です。
また、クリアコーディングや撥水処理などにより、リスクを軽減することも可能です。
汚れが目立たない色を選ぶ
汚れが目立ちやすい塗り壁のデメリットを軽減するためには、色選びが重要です。
具体的には、以下のような色がおすすめです。
- ・濃いグレー
- ・アイボリー
- ・ベージュ
- ・ブラウン
異素材を組み合わせる
塗り壁とサイディングや木材を組み合わせることにより、さまざまなバリエーションのデザインにすることが可能です。
また、塗り壁はコストがかかる傾向があるため、外壁の一部を手間が少ないサイディングにすることにより費用を抑えられる可能性もあります。
以下の記事で注文住宅をおしゃれに仕上げるための外壁の選び方を確認できます。
外壁に塗り壁を採用したおしゃれな施工事例を紹介
外壁に塗り壁を取り入れることにより、さまざまなバリエーションのデザインを実現できます。
ここでは、外壁に塗り壁を採用したおしゃれな施工事例を紹介します。
シンプルな外観がおしゃれな施工事例
こちらは、シンプルな外観に仕上がった外壁が塗り壁の平屋の施工事例です。
濃いグレーと薄いグレーを2トーンで取り入れることで、シンプルな塗り壁の外壁にアクセントを加えました。
<施工事例>暗がりを楽しむ平屋
塗り壁×ガルバリウム鋼板のシックな施工事例
こちらは、塗り壁に異素材のガルバリウム鋼板を組み合わせた施工事例です。
窓周辺は濃いグレーを取り入れたツートンカラーの塗り壁の外壁に立平挽きのガルバリウム鋼板を組み合わせることにより、おしゃれな外観に仕上がりました。
<施工事例>敷地49坪で叶える平屋暮らし
ナチュラルでやさしい雰囲気がおしゃれな施工事例
こちらは、ナチュラルでやさしい雰囲気が魅力的な平屋の施工事例です。
ウェーブ仕上げの塗り壁と木風の窓枠がアクセントとなり可愛らしい雰囲気に仕上がりました。
<施工事例>ジャパンディな三角屋根の平屋
木材×塗り壁の和モダンな施工事例
こちらは、木材と塗り壁を組み合わせた和モダンな平屋の施工事例です。
シンプルな濃いグレーの塗り壁にスギの木材をアクセントとして加えたことにより、和モダンテイストの外観に仕上がりました。
<施工事例>楽しむを考えた家
ガルバリウム鋼板×ツートンカラーを採用した施工事例
こちらは、ガルバリウム鋼板と2種類の塗り壁を採用した平屋の施工事例です。
ベージュ系の外壁にホワイトのガルバリウム鋼板を組み合わせ、目隠しとして濃いグレーの塗り壁を採用することで、オリジナリティのある外観に仕上がりました。
<施工事例>コの字型の平屋
ブルーハウスには、ここでは紹介しきれなかった塗り壁の外壁の施工事例がたくさんあります。ぜひ、ごらんください。
塗り壁を外壁に取り入れるメリット
塗り壁を外壁に取り入れるメリットは、以下のとおりです。
- ・デザインのバリエーションが豊富
- ・形状が複雑な住宅でも対応できる
- ・種類が豊富
それぞれ、見ていきましょう。
デザインのバリエーションが豊富
塗り壁は、左官職人の手作業で施工されるため、唯一無二のデザインを実現できます。
例えば、仕上げ方も以下のようにさまざまなバリエーションがあります。
- ・コテ波仕上げ:コテで塗った跡を自然な形で残す
- ・ハケ引き仕上げ:ハケを使用して模様をつける
- ・扇仕上げ:半円を描くように模様をつける
- ・スパニッシュ仕上げ:コテでエッジを効かすような跡を残す
- ・スタッコ調仕上げ:ヨーロッパの壁をイメージしたコテ跡を残す
- ・マーブル仕上げ:壁の上で2色を混ぜながら塗りつける など
種類が豊富
一口に塗り壁と言っても、以下のようにさまざまな種類があり、それぞれ特徴的な雰囲気があります。
- ・土壁
- ・漆喰壁
- ・珪藻土 など
また、最近ではジョリパットという砂をベースにした塗料が、多く採用されています。
ジョリパットとは、アイカ工業の商品名であり、種類やカラーのバリエーションが豊富な素材です。
複雑な形状にも対応できる
塗り壁は複雑な形状の住宅の外壁にも対応できます。
また、継ぎ目がないシームレスな施工ができることも魅力です。
以下の記事で塗り壁のメリット・デメリットを確認できます。
<あわせて読みたい>
まとめ
今回は、外壁を塗り壁にして後悔したケースとその理由について紹介しました。
「定期的なメンテナンス」「汚れが目立たない色選び」などの対策により、後悔するリスクを軽減できます。
また、塗り壁は、左官職人の手作業により行われることが多いため、信頼できる施工業者を選択することも重要なポイントです。
今回紹介した情報が、塗り壁の外壁を検討中の方の参考になれば幸いです。
豊橋市で注文住宅を手がけるブルーハウスからのメッセージ
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