奥まった玄関アプローチの施工例|特徴・間取りのコツ・注意点を解説
奥まった玄関アプローチは、プライバシーを守りやすいだけでなく、多彩な演出ができる場所です。
しかし、限られたスペースによる施工の難しさや暗さ、動線の確保など、施工時にはいくつかの課題があります。
そこで今回は、奥まった玄関アプローチの施工事例や特徴、間取りのコツや注意点などを解説します。
旗竿地に家を建てたい方や、玄関アプローチにこだわりたい方に役立つ記事ですので、ぜひ最後までごらんください。
<コラムのポイント>
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・奥まった玄関アプローチの施工事例を3つご紹介します。
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・特徴を確認し、対策に役立てましょう。
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・奥まった玄関でも、間取りの工夫で暮らしやすくなります。
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・照明計画や動線設計など、施工時の注意点を解説します。
目次
奥まった玄関アプローチの施工例
はじめに、この章では奥まった玄関アプローチの施工例を3つご紹介します。
アプローチ床面の素材の組み合わせや形状、動線などの参考になさってください。
奥まった玄関アプローチの施工例1.|植栽・自然石のアプローチ
高級感のある自然石を敷いたアプローチの施工例です。
曲線を取り入れた、柔らかな印象のアプローチに植栽を組み合わせデザイン性を高めました。
奥まった玄関アプローチの施工例2.|砂利を敷いたアプローチ
砂利をアプローチに敷き詰めた施工例です。
奥まった玄関アプローチですが、開口部が開けているため開放感があります。
袖壁がほどよく目隠しになり、敷地をゾーニングする役割も果たしています。
奥まった玄関アプローチの施工例3.|シンプルな直線アプローチ
直線的なアプローチを設けた施工例です。
最短距離で玄関につながるよう、シンプルな動線に配慮しています。
防犯性を高めるため、ウッドフェンスを設置しました。
こちらの記事で、玄関アプローチとともに計画したいカーポート設置のコツをご紹介しています。
合わせてご確認ください。
奥まった玄関アプローチの特徴
奥まった玄関アプローチは、植栽や照明を取り入れることで、奥行きと温かみを演出できます。
外部からの視線を遮りながら、玄関までの道のりをお好みに合わせてアレンジできるのも魅力です。
この章では、奥まった玄関アプローチの特徴を解説します。
プライバシーを確保しやすい
通常の玄関よりも、奥まった玄関アプローチはプライバシーが守りやすいのが特徴です。
建物やエクステリアなどによって、通行人や隣家からの視線を遮ります。
好みのデザインを楽しめる
アプローチを美しく仕上げる床面の素材や、植栽などを工夫することで、好みのデザインを取り入れやすいのも魅力です。
おしゃれな玄関アプローチは、住まいの顏となり、住む人や来客の目を楽しませます。
自然光が届きにくいケースがある
奥まった玄関アプローチは、配置によっては自然光が隅々まで届きづらい可能性があります。
明るさを確保し防犯性を高めるため、照明計画を慎重に行いましょう。
アプローチが長くなる可能性がある
旗竿地のように入口が狭く奥に広い土地の場合は、細長いアプローチを抜けて、建物につながる形状が多くなります。
アプローチが長くても安全に使用できるよう、滑りづらく踏み心地のよい床材や、視界を遮らない植栽、明るさを確保する照明の選定を行いましょう。
奥まった玄関でも暮らしやすい間取りのコツ
奥まった玄関でも暮らしやすい間取りにするには、動線の工夫が鍵になります。
この章では、動線計画や収納、採光、防犯面に分けて4つのコツを解説します。
玄関から居室への動線を短くする
奥まった玄関の場合は、家の入口からリビングやダイニングなど居室への移動が長くなる可能性があります。
特にモノを持っての移動は負担になるため、各部屋へのへのアクセスがスムーズになるよう、短い動線を意識した間取りを検討しましょう。
動線を短くする工夫例 |
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玄関近くに収納スペースを設ける
玄関近くにシューズクロークやウォークインクローゼットなどの大型収納を設けると、外から持ち込んだモノの移動がラクになります。
収納スペースによって居室が狭まらないよう、ご家族構成やライフスタイルに合わせて、広さやタイプを慎重に検討し設置しましょう。
こちらの記事で、玄関ホールの内装や収納スペース作りのポイントをご紹介しています。
合わせてごらんください。
<あわせて読みたい>
採光通風に配慮する
明るい色合いの壁材を選び、適切に照明を設置すれば、暗くなりがちな奥まった玄関でも明るく快適になります。
また、奥まった玄関でも風通しがよいように、通風を考慮した窓配置や換気計画を慎重に行いましょう。
防犯面に配慮
人通りが少ない通りで奥まった場所は、防犯面で課題があります。
下記のような対策をしましょう。
- ・玄関扉や勝手口の扉は、ガラス不使用の頑丈なタイプを選ぶ。
- ・防犯性の高い鍵を、2重3重に設置する。
- ・センサーライトを設置する。
- ・足音が鳴りやすい砂利を敷く。 など
奥まった玄関アプローチを施工する際の注意点
奥まった玄関は、通常のスタイルよりもアプローチが長くなるため、さまざまな工夫によって快適性と安全性を高める必要があります。
最後にこの章では、奥まった玄関アプローチの施工時の注意点をご紹介します。
照明の配置を工夫する
奥まった玄関アプローチでは、光が届きにくく足元が暗くなる可能性があります。
安全性や経済面に配慮して、省エネタイプのLED照明を複数配置しましょう。
玄関アプローチに取り入れたい、照明の例は下記の通りです。
玄関アプローチに設置する照明の例 |
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アプローチの安全性に配慮する
長い玄関アプローチを歩く際に危険がないように、雨水にも配慮した舗装材を選びましょう。
下記が、奥まった玄関アプローチの安全性を高めるポイントです。
奥まったアプローチの安全性を高める例 |
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ストレスのない動線を設計する
ご家族や来客が快適に通行できるよう、ストレスのない動線設計をしましょう。
例として、動線設計のアイデアをご紹介します。
ストレスのない動線設計の例 |
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まとめ
この記事では、奥まった玄関アプローチの施工事例や特徴、間取りのコツなどを解説しました。
奥まった玄関でも、アプローチを整備すれば移動しやすく美観も整った住まいになります。
歩きやすさを優先した、安全性の高い素材選び、動線設計が重要です。
ブルーハウスには、おしゃれで使いやすい玄関アプローチの施工実績も多数ございます。
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