注文住宅をおしゃれに仕上げるための外壁の選び方|「ガルバリウム」「サイディング」などの種類、色など解説
「北欧風」「モダン」などおしゃれな注文住宅にするためには、外壁の選び方が重要です。
「ガルバリウム」「サイディング」など素材や色によって、外観の印象が大きく変わるため、イメージに合った素材や色を選びましょう。
今回は、以下のポイントを中心に注文住宅の外壁の選び方をくわしく紹介します
<コラムのポイント>
・注文住宅の外壁の種類と特徴を解説します。
・外壁の色は、「デザイン性」と「メンテナンス性」を重視しましょう。
・おしゃれな外壁が魅力的な注文住宅の施工事例を紹介します。
目次
注文住宅の外壁の種類と特徴
注文住宅の外壁は、さまざまな素材によって施工できますので、目標とするデザインに合った素材を選ぶことが重要です。
ここでは、注文住宅の外壁の種類と特徴を紹介します。
サイディング
サイディングとは、建物の外壁に張る仕上げ用の板材のことを指し、以下のようなメリット・デメリットがあります。
【メリット】
- ・コストを抑えられる
- ・デザイン性が高い
- ・工期が短い
- ・防火性が高い
サイディングはパネル形状になっているので、工期が短く済むことが魅力的です。
カラーやデザインのバリエーションも豊富で、さまざまなテイストの住宅に仕上げられます。
【デメリット】
- ・定期的なメンテナンスが必要
- ・防水性が低い
- ・つなぎ目がある
サイディングの表面の塗装は、概ね10年に一度塗り替える必要があることがデメリットです。
最後に、サイディングには以下のような種類がありそれぞれ特徴があるため、自分が目標とするデザインに合った素材を選ぶようにしましょう。
種類 | 特徴 |
---|---|
窯業系サイディング | ・デザインバリエーションが豊富 ・色あせ、ひび割れが少ない |
金属系サイディング | ・断熱性・遮音性が高い ・素材感を活かしたスタイリッシュなデザイン性 ・軽量で加工しやすい |
木質系サイディング | ・自然素材ならではの質感・雰囲気 ・断熱性が高い |
樹脂系サイディング | ・耐震性・施工性に優れている ・メンテナンス性に優れている ・コストがかかる |
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板とは、アメリカで開発された金属素材でアルミニウム、亜鉛などで構成された素材のことを指し、以下のようなメリット・デメリットがあります。
【メリット】
- ・見た目がすっきりとしている
- ・軽量なので耐震性が高い
- ・耐久性・対候性に優れている
- ・メンテナンス頻度は少なくてもよい
特に、外壁にガルバリウム鋼板を採用すると、シンプルですっきりとした印象になるため、モダンテイストの住宅と相性がよいです。
【デメリット】
- ・防音性が低い
- ・黒色は夏場に熱を吸収する
- ・傷や凹みがつきやすい
ガルバリウム鋼板は、薄いため傷や凹みがつきやすいことに注意しましょう。
ALCパネル
ALCパネルとは、コンクリートに空気を入れて軽量化した素材で、以下のようなメリット・デメリットがあります。
【メリット】
・耐久性・耐火性に優れている
・断熱性・遮音性が高い
・軽量である
ALCパネルの主原料は、コンクリートなので高い耐久性と耐火性があることが魅力です。
また、従来のコンクリートの1/4程度の重量なのでサイディングやタイルなどと比較しても、非常に軽く、建物への負担を抑えられます。
【デメリット】
- ・水を吸いやすい
- ・サイディングと比べ、コストがかかる
ALCパネル自体は、水を吸いやすく防水性がないため、外壁材として使用する際は防水仕上げが必要です。
塗り壁
塗り壁とは、自然素材の塗り壁材を使用して仕上げた壁のことを指し、以下のようなメリット・デメリットがあります。
【メリット】
- ・デザイン性が高い
- ・自然素材なので身体にやさしい
塗り壁は、シンプルですが独特の風合いを感じられる雰囲気に仕上がることが特徴的です。
【デメリット】
- ・他の外壁材と比較してコストがかかる
- ・職人の技術力により仕上がりに差が出やすい
- ・劣化が目立ちやすい
また、塗り壁に使用される壁材には以下のようなものがあります。
- ・漆喰
- ・モルタル
- ・土壁
- ・珪藻土壁
それぞれ、雰囲気が異なりますので、目標とする住宅のテイストに合ったものを選びましょう。
以下の記事では、塗り壁の外壁についてくわしく紹介しています。
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外壁タイル
外壁タイルは、石や粘土を高温で焼き固めることで形成した素材で、以下のようなメリット・デメリットがあります。
【メリット】
- ・独特なデザインに仕上がる
- ・傷や汚れに強い
タイルの素材を調整することも可能なので、バイカラー・ツートンカラーなどのデザインも実現可能です。
【デメリット】
- ・目地のメンテナンスが必要
- ・地震による剥落のリスクがある
地震により建物が揺れたときにタイルが剥落しないように、適切な施工が必須です。
また、定期的にコーキングの打ち替えを行わなければならないことにも注意しましょう。
注文住宅の外壁の色の選び方
外壁の色は、注文住宅の外観の印象を左右するポイントです。
目標とするデザインやメンテナンスのしやすさなどを考えて、外壁の色を決めましょう。
目標とするデザインに合った色を選ぶ
以下のように目標とするデザインに合った色を選びましょう。
(例)
- ・モダン:グレー、黒 など
- ・ナチュラル:白、グレー、ベージュ、グリーン など
- ・北欧風:白、グレー、ブルー、ベージュ など
- ・和風:白、ブラウン、ベージュ、グリーン など
細かな色の使い分けも重要です。
例えば、注文住宅の外壁にグレーを採用する場合、同じグレーでも「薄いグレー」「濃いグレー」「青みが強いグレー」など細かな色味を使い分けることでクオリティの高い外壁に仕上がります。
以下の記事では、グレーの外壁の家の施工事例を紹介していますので、ぜひごらんください。
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外壁の色は2色までにする
たくさんの色を使った外壁は、統一感がなく、散らかった雰囲気になりますので、注文住宅には不向きです。
外壁の色は2色までに抑えることで、クオリティの高い外壁に仕上がります。
メンテナンスしやすい色を選ぶ
メンテナンスしやすい色を選ぶことも、注文住宅の外壁の色選びの1つのポイントです。
(例)
- ・汚れが目立ちにくい色:グレー、ダークブルー、ライトグレー、ベージュなど
- ・色あせしにくい色:グレー、ベージュ、白、ブルー
おしゃれな外壁が魅力的な注文住宅の施工事例を紹介
外壁の素材や色を使い分けることによって、おしゃれな外壁に仕上がります。
ここでは、おしゃれな外壁が魅力的な注文住宅の施工事例を紹介します。
アクセントとしてガルバリウムを取り入れた施工事例
こちらは、屋根続きで一部ガルバリウムを取り入れた注文住宅の施工事例です。
淡いグレーの塗り壁にアクセントとしてガルバリウムを取り入れることで、おしゃれな外壁に仕上がりました。
<施工事例>距離感を考えた暮らしやすさ
ツートンカラーの外壁がおしゃれな施工事例
こちらは、ツートンカラーの外壁がおしゃれな注文住宅の施工事例です。
深みのあるグリーンの外壁とガルバリウムのコンビネーションが特徴的です。
<施工事例>green for reborn
以下の記事では、ツートンカラーがおしゃれな外観の施工事例を紹介しています。
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モダン×ナチュラルな外壁がおしゃれな施工事例
こちらはモダン×ナチュラルな外壁がおしゃれな注文住宅の施工事例です。
黒い塗り壁にアクセントとしてヒノキの無垢材を採り入れることで、モダン×ナチュラルな雰囲気の外壁に仕上がりました。
<施工事例>ライフリゾートを感じる中庭がある平屋
異素材を組み合わせた外壁がおしゃれな施工事例
こちらは異素材を組み合わせた外壁がおしゃれな注文住宅の施工事例です。
塗り壁にタイルを組み合わせることで、グレーで統一しても個性的な外壁になります。
<施工事例>29坪で実現した究極の平屋
ガルバリウムに無垢材を取り入れたおしゃれな外壁の施工事例
こちらは、ガルバリウムに無垢材を取り入れたおしゃれな外壁の施工事例です。
スタイリッシュなガルバリウムにウエスタンレッドシダーをアクセントとして取り入れることで、おしゃれな外壁に仕上がりました。
<施工事例>長い暮らしを考える
ブルーハウスには、ここでは紹介しきれなかったおしゃれな外壁の施工事例がたくさんあります。
ぜひ、ごらんください。
まとめ
今回は、注文住宅をおしゃれに仕上げるための外壁の選び方を紹介しました。
外壁材にはさまざまな種類があり、素材・色の組み合わせにより多彩なバリエーションの外壁に仕上がります。
今回紹介した情報が、注文住宅の外壁にお悩みの方の参考になれば幸いです。
豊橋市で注文住宅を手がけるブルーハウスからのメッセージ
ブルーハウスは、豊橋市でオーダーメイドのデザインと快適性、住みやすさを両立した家づくりをしています。
- ・デザインも性能も叶えて、長く快適に経済負担の少なく住める家をつくっています。
- ・ブルーハウスは、高気密高断熱住宅にこだわっています。(現在HEAT20G2グレードを中心に建築。全棟気密測定(C値測定)を実施)
- ・無垢材や塗り壁など、自然の素材を使った家づくりが得意です。
- ・土地探しからも始められて、建てたい家や住みたい地域、住みたい環境から適した土地をお探しします。
愛知に住む人、豊橋に住む人を家づくりで幸せにする。「人生を最高に楽しむ家」をつくることを目指して家づくりをしています。
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