平屋外観デザインの失敗事例3選解説|おしゃれに見せる解決策や重要な部位も紹介
- ▶︎平屋の外観デザインを失敗してしまった
- ▶︎平屋の外観は改善できるのだろうか
- ▶︎平屋の外観デザインの改善方法を知りたい
このような悩みをお抱えではありませんか。
平屋のデザインは失敗するとプライバシーや防犯上で問題が生じてしまいます。
そこで、この記事では平屋の外観で失敗しないための解決策を紹介します。
ほかにも、デザイン失敗に大きく影響する部位なども紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<コラムのポイント>
- ・平屋の外観デザインの主な失敗事例3選を紹介します。
- ・平屋の外観デザインで失敗しないための解決策を見てみましょう。
- ・平屋の外観デザインに大きく影響する部位4選も解説します。
平屋の外観デザインの主な失敗事例3選
平屋の外観デザインの主な失敗事例は以下の3選です。
- ・外観とパーツのズレ
- ・テラスの実用性の不足
- ・屋根の大きさの不一致
それぞれについて詳細に解説します。
①外観とパーツのズレ
外観をパーツだけで決めるのは避けたほうがいいです。
全体のイメージができていない状態でパーツだけで選ぶと、外観とパーツのズレが生じやすいからです。
例えば、窓やエアコン・換気口などの室内空間に寄せすぎて、外観と合わなくて失敗してしまう例があります。
そのため、全体のイメージを明確にしズレが生じないようにするのがおすすめです。
②テラスの実用性の不足
テラスを建築したら、小さな屋根にあたる庇(ひさし)をしっかり取り付けることを心がけてみましょう。
平屋は2階が無いため洗濯物を1階に干すことになりますが、庇が無いと雨を防ぐことができないからです。
そのため、テラスを設置するときは、庇で雨を防げるように取り付けることも重要です。
テラスは、デザインだけでなく効果的に使えるかの実用性も意識してみてください。
③屋根の大きさの不一致
平屋の外観デザインでは屋根の大きさにも注意が必要です。
平屋は1階の面積が大きいため、それに比例して屋根も大きくなり、屋根が大きすぎると雨漏りしやすくなるからです。
しかし、屋根が大きければソーラーパネルを有効活用できるといった特徴もあります。
こういった理由があるため、屋根の大きさも慎重に検討するのがおすすめです。
ご自身にあった屋根を設計するには、専門の業者に相談するのもいいかもしれません。
平屋の外観デザイン失敗に大きく影響する部位4選
平屋の外観デザイン失敗に大きく影響する部位は以下の4選です。
- ・外構
- ・外壁
- ・窓
- ・建物や屋根の形状
この4つが外観デザインの失敗に大きく影響する部位ですので、注意するためにぜひごらんください。
①外構
平屋は建物全体が視界に入るため、外構部分に注力する必要があります。
具体的には、モダン外構ならシンプルなアルミフェンス・ナチュラル外構なら木目調のフェンスなどが合いやすいです。
また、照明を設置すれば夜の景観も美しくなります。
このように、外観デザインは外構の工夫次第で大きく左右されるため注意したほうがいいでしょう。
外構は平屋の外観を大きく決める要素なのです。
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②外壁
外壁のデザイン選択を誤ると、建物全体の外観の失敗につながりやすいです。
外観は外壁に選ぶ素材やテイストで決まるといっても過言ではないからです。
建物と外壁のズレを無くすために、始めに建物のテイストを決めて、次にテイストに合わせた外壁のデザインを決めるといいでしょう。
建物と外壁のズレを無くすことは非常に大切です。
③窓
取り付けた窓の種類や大きさによって外観の印象が変わります。
実際に、FIX窓や小窓を取り付けるとスタイリッシュなイメージになりますが、大きな引き違い窓は開放感のあるイメージを与えます。
このように、窓も平屋の外観に大きく影響する部位です。
④建物や屋根の形状
建物の形状にはさまざまな種類がありますが、コの字型やロの字型を選ぶ方が多いです。
それらの型は、風通しや防犯面などで優れているからです。
しかし、建物の形状は間取りにも影響を及ぼすため、間取りのこともしっかり考えて形状を考える必要があります。
また、屋根も視界に入りやすいため平屋の印象に大きく影響します。
平屋の屋根には主に以下の4種類があります。
- ・切妻屋根
- ・寄棟屋根
- ・片流れ屋根
- ・陸屋根
ロフトや屋根裏収納をつくりたい場合は、切妻屋根や寄棟屋根・片流れ屋根が適しており、屋上が欲しいときは陸屋根がおすすめです。
このように、用途によって屋根の種類を決めるのも推奨します。
建物と屋根のデザインがズレないようにすることも大切ですので、心がけてみてください。
平屋の外観で失敗しないための解決策
平屋の外観で失敗しないための解決策は以下の5選です。
- ・シンプルモダンや和モダンなど外観の雰囲気を事前に決める
- ・プライバシーを確保する
- ・防犯対策をする
- ・日当たりを意識する
- ・外観に凹凸をつける
この5つを事前に意識しておけば、外観で失敗しにくくなりますので、ぜひ参考にしてみてください。
シンプルモダンや和モダンなど外観の雰囲気を事前に決める
シンプルモダンや和モダンなどの外観の雰囲気を事前に決めておけば、周辺の環境と相性が合いやすくなるため、失敗しにくくなります。
そのため、外観の雰囲気を事前に決めるように努めてみてください。
また、業者によって得意とするデザインが異なります。
外観の雰囲気を事前に決めておけば、ご自身の希望を伝えやすくなり、スムーズに設計もできるため、そういった意味でも外観の雰囲気を決めることは重要です。
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プライバシーを確保する
平屋の外観で失敗しないためにはプライバシー面の対策も重要です。
平屋は1階で遮るものが何も無いと周りから見えやすくなり、プライバシーを隠しにくいからです。
具体的には、平屋のプライバシー対策として以下の3つがあります。
- ・外構を目隠し対策として利用する
- ・窓ガラスを透明から中が見えにくい型ガラスに変える
- ・建物をL字型やコの字型にして中庭を設ける
これらの工夫を取り入れれば、プライバシーを確保できますので選考にしてみてください。
防犯対策をする
平屋の防犯対策を事前に施すことも大切です。
平屋の防犯対策はあとからできなかったり、できたとしても見栄えが悪くなったりしてしまう可能性があるからです。
具体的な対策には以下の手段があります。
- ・窓をできるだけ小さくして高い位置であるハイサイドに設置する
- ・窓にシャッターを取り付ける
- ・防犯センサーや防犯ベルを取り付けて警戒する
あとから、窓をハイサイドに設置したり、シャッターを取り付けたりすると外観のデザインを損ねてしまう可能性があります。
デザインに失敗し「こうすればよかった」と悩む前に、事前に防犯対策も意識してみてください。
日当たりを意識する
平屋は全ての部屋が1階になるため、部屋ごとの日当たりを意識する必要があります。
リビングなどご家族で楽しい時間を過ごす空間は南向きに、寝室などの日光が重要ではない空間は北向きに設計するといいかもしれません。
日当たりが悪い部屋は、ハイサイドに窓を設置するなどの対策をすると日光を確保できます。
ご家族の価値観によって日当たりのいい部屋の優先順位は異なると思いますので、事前に家族間で相談するのがおすすめです。
外観に凹凸をつける
平屋の外観に物足りなさを感じる方は、凹凸をつけるのもいいでしょう。
凹凸は奥行きとアクセントを生み出し、平屋を魅力的に見せるからです。
実際に凹凸によって生まれる影や光は、デザインに深みを与えたり、建物の個性を強調できたりします。
「外観が物足りなくて少し失敗したな」と思う方は凹凸を検討してみてください。
平屋の外観を失敗しないために実績豊富な会社に依頼する
平屋の外観で失敗しないためには、実績豊富な会社に依頼することが重要です。
実績豊富な会社であれば失敗のリスクが小さく、高品質な施工も期待できるからです。
さらに、手慣れているため設計からスムーズに進み、ご家族のご希望の物件を建築士や牛です。
平屋建築を依頼するときは実績がある会社を選ぶことを心がけてみてください。
平屋の外観に不安がある方は、ぜひ一度、お問い合わせください。
まとめ
今回は平屋の外観の失敗事例や解決策について紹介しました。
平屋は1階建てで周囲から見えやすいからこそ、防犯やプライバシー面に注意しなければなりません。
それらの対策として外構を設置したり、窓を小さくしたりといった手段があります。
この記事を何度も見て、平屋の外観に失敗したときの参考にしてみてください。
愛知・名古屋付近で注文住宅を手がけるブルーハウスからのメッセージ
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