平屋の間取りは「南玄関」「4LDK」が人気|理想的な35~40坪プラン実例
これから平屋を建てるなら、トレンドにも目を向けたモダンでおしゃれな間取りを手に入れたいですよね。
明るい「南玄関」や家族のプライバシーを守る「4LDK」は、平屋35~40坪でできる注目の間取りです。
今回は、平屋で人気の間取りポイントをはじめ、平屋のデメリット改善にも役立つ「南玄関」や「4LDK」のつくり方を実例と合わせて解説します。
ぜひ、こだわり詰まった間取りづくりの参考にしてみてくださいね。
<コラムのポイント>
- ・平屋間取りの人気ポイントを押さえた「南玄関」「4LDK」プランの魅力を紹介します。
- ・実例と合わせて、平屋の「南玄関」「4LDK」間取りのつくり方を詳しく解説します。
- ・平屋の「南玄関」や「4LDK」にちょうどいい35~40坪プランの広さも確認しておきましょう。
平屋間取りの人気ポイント
自然と調和する暮らしや、バリアフリーな動線を希望する方に人気の平屋間取り。
平屋でおしゃれな間取りを手に入れるためには、平屋のメリットを活かすのはもちろん、デメリットを解消するアイデアや工夫が必要です。
ここでは、平屋を建てる際に気になる「日当たり」と「プライバシー性」を確保するのにおすすめな「南玄関」と「4LDK」間取りの人気ポイントを紹介していきます。
「南玄関」でどこに居ても明るい平屋
平屋は、立地環境によって二階建てよりも日当たりや風通しが悪くなる傾向にあります。
また、平屋の構造上、間取りの中心に位置する部屋は特に暗くなりやすいのが特徴です。
そのため、季節問わず1日を通して日照時間の長い「南向き」の玄関を設けることで、室内を広く照らし朝から夜まで明るい平屋の間取りが手に入りやすくなります。
平屋の広がりを活かした「4LDK」
フラットなつながりが魅力の平屋ですが、お子様の人数が多い場合やご家族それぞれの個室を持ちたい場合は、部屋数の多い間取りやプライバシー性のあるレイアウトを考える必要があります。
広い土地が確保できる場合、平屋のゆったりとした広がりを活かして家族構成やライフステージに合わせてフレキシブルに対応できる「4LDK」間取りをつくるのがおすすめです。
お子様の成長に合わせて部屋を入れ替えるなど、4部屋それぞれの使い方を自由に選べるのが便利です。
平屋なら、部屋数が多くても二階建てのような階段移動が不要なので、将来親の介助や介護の際にも、また自分たちが高齢になった時も安心ですよね。
広過ぎず狭過ぎない35~40坪プラン
住宅金融支援機構「フラット35利用者調査(2022年度)」によると、注文住宅の全国平均住宅面積は約37坪(122.8㎡)です。
35~40坪プランの平屋は、全国でも平均的な住まいなので、無理なく理想の間取りを取り入れるにも、無駄な空間ができないよう工夫するのにも、ちょうどいい広さだと言えるでしょう。
- ・35坪(約75畳・約115.7㎡)
- ・40坪(約85畳・約132.2㎡)
そのため、ある程度広い間取りが必要な「南玄関」や「4LDK」をご希望の方にもおすすめのプランです。
参考:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査(2022年度)」注文住宅融資利用者の主要指標
35~40坪の平屋に必要な土地の広さは?
一般的な住宅地では「建ぺい率40%・容積率60%」あるいは「建ぺい率60%・容積率200%」が条件となっています。
この「建ぺい率」と「容積率」は、注文住宅を建てる地域によって異なりますが、建築基準法で定められた、敷地面積に対する「建物面積」と「延べ床面積」の割合を示したものです。
これらの割合に従って、延べ床面積35~40坪の平屋に必要な土地の広さを確認してみましょう。
延べ床面積35坪の平屋 | 必要な土地の坪数 | 土地の平米(㎡) |
建ぺい率40%・容積率60% | 約87坪 | 約287.6㎡ |
建ぺい率60%・容積率200% | 約58坪 | 約191.7㎡ |
延べ床面積40坪の平屋 | 必要な土地の坪数 | 土地の平米(㎡) |
建ぺい率40%・容積率60% | 約100坪 | 約330.6㎡ |
建ぺい率60%・容積率200% | 約67坪 | 約221.5㎡ |
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【実例】平屋間取りで人気の「南玄関」
平屋で人気の「南玄関」間取りの特徴やレイアウトについて、実例を見ながら解説していきましょう。
南玄関の特徴と効果
南向きの玄関は、太陽の光を効率的に室内へ取り込めるので、四季、1日を通して明るくあたたかい玄関に仕上げることが可能です。
南からの長い日照時間と間取りの奥まで届く光のおかげで、電気代の節約や来客時に快適な空間を提供できるのが魅力です。
南玄関におすすめのレイアウト
南玄関で、広さを確保したい場合には、建物の正面にレイアウトするといいでしょう。
出入りのしやすい玄関で、十分な日当たり・風通しを得るためには、玄関ドア位置や幅、高さにも注意を配る必要があります。
道路沿いに、南玄関を設ける場合は、外から家の中が丸見えにならないよう、実例のようなガレージの死角に玄関ドアを設置するのもおしゃれです。
南玄関からの動線と工夫
南玄関からの効率的な動線をつくるなら、帰宅動線につながる使い勝手のいい生活・家事動線を確認することが大切です。
例えば、玄関から直接キッチン・パントリーにつながる「収納動線」や洗面室・ランドリールームにつながる「衛生・洗濯動線」、ご家族の行き来と来客時の案内を分ける「回遊動線」など、南玄関の日当たり・風通しの良さも活かせる間取りをじっくりと検討してみましょう。
玄関収納やホール、廊下をつくる必要のない場合は「玄関すぐリビング」で明るく開放的なレイアウトを楽しむのもおすすめです。
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【実例】「4LDK」間取りの魅力とは?
続いて、「4LDK」間取りの特徴と魅力について詳しく解説していきます。
4LDK間取りでの暮らし
4LDK間取りの最大の魅力は、広々とした平屋の間取りをバランス良くパブリックエリアとプライベート空間に振り分けられるポイントです。
例えば35~40坪の平屋では、ご家族が集まるリビング・ダイニング・キッチンエリアのゆったりとした広さと、寝室や子ども部屋、書斎、和室など、ご家族がプライベート空間として使える個室が確保できます。
ご家族とのコミュニケーションも、自分だけの時間も大切にしたい方の暮らしにちょうどいい平屋プランです。
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4LDK間取りの多様な使い道
4LDK間取りがあれば、多様な使い道が楽しめるのもポイントです。
例えば、書斎や趣味室として確保しておいた部屋を、将来お子様が増えた時の子ども部屋にしたり、お子様が独立した後は介助・介護が必要な親との同居時に利用したり、ご家族のライフステージに合わせて自由に個室が使い分けられるのは便利ですよね。
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4LDK間取りでバリアフリーも安心
平屋の4LDKでは、希望の個室数を持ちながらフラットにつながるバリアフリー設計も実現可能です。
例えば、段差のない床や幅広い通路、大きく開くスライドドアなど、小さなお子様から高齢のご家族まで、安心して暮らせる間取りにも対応できます。
まとめ:憧れの間取りを取り入れた理想の平屋暮らし
平屋で人気の「南玄関」や「4LDK」の特徴と魅力を実例と合わせて、紹介してきました。
おしゃれな平屋の「南玄関」や「4LDK」の間取りを手に入れるなら、広さ35~40坪前後の注文住宅がおすすめです。
のびやかな平屋の広がりと、ご家族の将来設計や個々のプライベートにも配慮した、こだわりあふれる理想の平屋づくりを楽しみましょう。
ブルーハウスではさまざまな施工事例を紹介しています。
気になる間取りの動線やレイアウト、空間インテリアなど、ぜひチェックしてみてくださいね。
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