ご夫婦二人で暮らす小さな平屋|平屋の価格・広さ・メリットなど知りたいポイントを紹介します

リビング

これからの暮らしを考える中で、住まいの形はさまざまです。

「老後、夫婦二人の暮らしになったら、小さな平屋で生活しようか・・・」

「子どもがいない二人だけの生活を、ずっと楽しみたい」

など、そんな風に思っている方もいらっしゃるでしょう。

現在は平屋に対する価値観も変化し、あえて2階建てなどではなく「平屋を選択」する方が多くなってきています。

安全で、そして機能的に暮らせる平屋の住まいは、どんな年代になっても居心地の良い空間をつくることが可能です。

今回は、ご夫婦二人で暮らす小さな平屋にクローズアップしてみましょう。

一見小さく見えても、工夫とアイデアを取り込むことにより、ゆとりたっぷりな空間をつくることも夢ではありません。

ぜひこれからの家づくりにお役立てくださいね。

 

<コラムのポイント>

  • ・ご夫婦二人が暮らせる平屋などの戸建てを建てる価格目安をご紹介します。
  • ・ご夫婦二人であれば、どのくらいのスペースが居住に必要なのかなど、知りたい情報を集めることができます。


 

ご夫婦二人で暮らすなら・・・居住スペースの参考目安

平屋外観

住宅の広さは、そこで暮らす家族構成やライフスタイルにより大きく異なります。

実際ご夫婦二人で暮らすなら、どのくらいの広さが必要なのでしょうか。

ファミリーサイズとのスペースの違いを、比較してみましょう。

 

快適に暮らすために必要な住宅の広さとは

国土交通省から公表されている「住生活基本計画」では、人が快適に暮らすために必要な住宅の広さを以下のように示しています。

[一般型] 郊外や都市部以外での戸建住宅居住を想定

・算定式:2人以上の世帯:25×世帯人数+25

・二人:75㎡(約23坪)

[都市居住型] 都心とその周辺での共同住宅居住を想定

・算定式:2人以上の世帯:20㎡×世帯人数+15㎡

・人数別の面積(例):二人:55㎡(約17坪)

※子どもに係る世帯人数の換算は子どもの年齢により、0.25~0.75人として算定する

引用:住生活基本計画における居住面積水準(資料)

上の数値から判断すると、ご夫婦二人(大人ふたり)の場合、1725坪程度の広さが必要となります。

一般的な間取りでいうと、24坪であれば「2LDK」の空間をつくることが可能です。

2LDKの間取りであれば、ひとつを寝室として使い、もう一部屋のスペースは客間や書斎、趣味のスペースなど、十分活用できますね。

例えば、「子どもはいつか巣立つものとあらかじめ考え、コンパクトな広さを・・・」という考えの方であれば、少し余裕を持たせてつくることも方法のひとつです。

 

3人家族・4人家族の場合の参考目安

3人家族(夫婦2人+子ども1人)であれば、100㎡(約30坪)が目安となります。

30坪であれば、3LDKの間取りにすることも可能でゆとりのある平屋をつくることもできます。

将来お子様が増えて・・・というケースでも、対応することも可能です。

4人家族(夫婦2人+子ども2人)の場合、125㎡(約38坪)程度が必要でしょう。

 

こんなご夫婦に向いている!二人で暮らす小さな平屋の魅力

平屋自体フラットな生活空間をつくりやすいため、どの年代であっても安全に暮らすことができる住まいです。

ではご夫婦二人のぴったりな小さな平屋には、どんな特徴があるのでしょうか。

ここではどんな方に向いているなど、小さな平屋ならではの魅力をご紹介します。

 

平屋のメリット

小さな平屋ならではの魅力

  • ・生活動線がシンプル
  • ・フラットな環境ゆえ、安全性が高い
  • ・コミュニケーションが取りやすい
  • ・家族でお互いの気配を感じられ、安心感が大きい
  • ・地震の揺れや風に強い
  • ・屋根の形状に合わせ、空間を最大限に活かせる
  • ・メンテナンスがし易く、費用負担も抑えられる

コンパクトな生活環境がつくれる

・余計なものを省いた、シンプルな外観や間取り

・建物が小さいため、管理がしやすい

家の中心部でも日当たりや風通しを確保し易い

・コンパクトゆえ、光熱費がかかりにくい

 

上のように、平屋のメリットに加え、小さな平屋ならではの魅力がプラスされます。

  • ・モノの少ないコンパクトな生活がしたい
  • ・暮らしやすいシンプルな間取りが欲しい
  • ・どこの空間にいても快適な環境を整えたい

上のような方には、おすすめなのです。

 

 

ご夫婦二人で暮らす戸建てを建てる価格の目安

平屋のリビング

住宅の建築では、デザインや間取りなど気がかりはたくさんありますが、その中でも「いくら位で購入できるのか?」という価格の面は最も気になる部分でしょう。

「小さな平屋だから、普通の平屋よりも安くできるのでは・・・」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、一概にそうとはいいきれません。

それはどんな住宅を建てるのかひとつひとつ違いがあり、構造や設備、間取りなどにより価格も変化するため「○円」と明確にお知らせすることはできないのです。

ここでは住宅建築の目安となる坪単価を「フラット35利用者調査(2021年度版)」のデータをもとに、確認してみましょう。

※坪単価とは「1坪あたりの建築費」のことを指し、「建物の建築費用÷延床面積(坪)」で計算することが可能です。

 

2021年度フラット35注文住宅融資利用者の主要指標

出典:フラット35利用者調査(2021年度版)住宅金融支援機構

 

上のデータを参考に計算してみると、「3,569.7万円÷123.8㎡(37.5坪)=951,920円」となるので、「約95万円」が坪単価となります。

例えば、152025坪の住宅の場合)

    • ・延床面積15坪の住宅:15坪×95万円=1,425万円
    • ・延床面積20坪の住宅:20坪×95万円=1,900万円
    • ・延床面積25坪の住宅:25坪×95万円=2,375万円

上のように広さが変化することで、価格は変化します。

暮らしやすい間取りにはどのくらいの広さを必要とするのかを明確にすることにより、どのくらいの費用が必要なのかを目安ですが把握することができます。

ただし坪単価の表示には基準がなく、施工会社により坪単価も異なります。

ご夫婦二人の小さな平屋建築の目安に、お役立てください。

 

「平屋でのんびり暮らしたい。でも、広さが足りない」という方は、平屋のような暮らしを可能にする間取りも含めてご検討ください。

 

小さな平屋だからこそ取り入れたい!アイデア紹介

使いやすい収納

小さな平屋の場合、実際通常の平屋よりも居住スペースの制限がかかります。

そのため設計の段階から、「快適にする・過ごしやすくするアイデア」を取り込みことが必要です。

ぜひ下のようなアイデアを検討してみましょう。

  • ・多目的に使えるロフトを確保する
  • ・外(庭)と内を自然につなげる間取りにする
  • ・使いやすい場所に必要な量の収納を確保する
  • ・水回りスペースをまとめ、家事負担を軽減する間取りと動線を取り入れる
  • ・小上がりの畳スペースなど、収納として活かせるアイデアを取り入れる

快適な、そして過ごしやすい平屋をつくるためには、どの施工会社に依頼するのかも重要なポイントです。

そのエリアの気候風土を知り尽くしている、平屋の施工実績が多いなど、信頼できる施工会社を選びましょう。

 

 

 

豊橋平屋モデルハウス(中庭のある家)

 

まとめ

今回は、ご夫婦二人で暮らす小さな平屋にクローズアップしてきました。

平屋・2階建てなど住宅の種類はいろいろありますが、「これが成功!」と思う形にはいくつもの道があります。

自分たちの頭や心に中にある思いを形にすることは、住宅建築の醍醐味でもあり、一方では難しさともいえるでしょう。

そのためその思いを形にするための建築会社選びは、とても重要になります。

ブルーハウスでは、お客様小さな声も聞き逃さず形にするお手伝い&ご提案をさせていただいております。

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