平屋2LDKの建築費と間取りプラン|費用を抑えるポイントと注意点
平屋2LDKはワンフロアの広々とした空間を大いに活かした優雅な間取りです。
平屋の建築費が高額になることを不安視する方にもおすすめの20~25坪で実現するコンパクトな間取りなので、無理なく憧れの平屋生活が始められます。
今回はそんな2LDK平屋の建築費や間取りの特徴、理想のプランを考える方法を解説していきます。
賢く費用を抑えるコツや建築前の注意ポイントもご紹介しますので、ぜひ家づくりの参考にしてみてくださいね。
<コラムのポイント>
- ・平屋2LDKのメリット・デメリットを参考に建築費や間取りの特徴を掴んでみましょう。
- ・平屋2LDKの建築費とおすすめの間取りプランを分かりやすく解説します。
- ・建築費を抑える方法と建築前に知っておくべき注意点も紹介します。
平屋2LDKの特徴を知ろう
まずは、平屋2LDKのメリットとデメリットについて確認しておきましょう。
平屋2LDKのメリット
平屋2LDKは、コンパクトでシンプルな間取りが特徴なので生活・家事動線が短く、家族同士の距離が近いのがメリットです。
また、上下階移動のないフラットな動線と安定した構造で、老後も安心して暮らせるのがいいですよね。
- ・生活・家事動線が短く移動が楽
- ・家族との距離が近いのでコミュニケーションがスムーズ
- ・上下階移動が不要なので老後も安心
- ・部屋数が少ないので掃除が楽
- ・階段フロアの床面積が節約できる
- ・構造上安定しているので自由な間取りづくりや将来のメンテナンスに有利
平屋2LDKのデメリット
平屋2LDKは、家族が集まるリビングから近い距離また同じ階に個室が配置されるので、お互いの生活音やプライバシーが気になる場合はデメリットに感じるでしょう。
また、立地環境によっては外からの視線やセキュリティに注意して、あらかじめ対策しておくことが大切です。
他にも、二階建てほどの高さがない分、日当たりや風通しの良さはもちろん浸水被害など災害リスクの有無も確認しておきましょう。
- ・家族間のプライバシー確保が難しい場合がある
- ・日当たりや風通しの悪い部屋ができる場合もある
- ・外からのプライバシー性や防犯性を高める必要がある
- ・水害リスクのある地域には不向き
平屋2LDKの建築費と概要
平屋2LDKの特徴を押さえたら、コンパクト平屋の建築費相場と内訳、また平屋でコストのかかりやすい部分についても把握しておきましょう。
平屋2LDKの建築費の目安
平屋は、基礎面積や屋根面積が二階建てよりも広いため、同じ延べ床面積で二階建てを建てるよりも建築費が割高になります。
依頼するハウスメーカーや工務店、間取り、設備・内装のグレードによってトータルコストが変わるので、一概にどちらの方が高いとは言い切れませんが、今回紹介する平屋2LDKの場合、延べ床面積20~30坪の坪単価約60万円想定で建築本体価格は約1,200~1,800円となります。
平屋2LDKで費用のかかる部分は?
平屋の建築費を知る上で気になるのが、よりコストのかかりやすい部分をどう考えるかではないでしょうか。
先ほど紹介したように、平屋は同じ延べ床面積の二階建てよりも「基礎の面積」「屋根の面積」が広くなります。
基礎や屋根の費用は、建築費の中でも大きな割合を占める部分なので、一般的に平屋は二階建てよりも割高になると言われています。
また「延べ床面積=1階面積」なので、同じ二階建てを建てる場合よりも広い土地が必要です。
地盤調査・改良工事を行う場合はその費用もかかります。
平屋の構造を活かした大きな開口を設ける場合、それに伴い耐震性や気密・断熱性の確保にコストがかかる場合もあります。
これらの要素に適切な予算を分配して、品質と予算のバランスがいいプランを立てることが大切です。
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平屋2LDKのおすすめ間取りプラン
続いて、平屋2LDKの間取りについて詳しく解説していきましょう。
平屋2LDKはどんな間取り?
平屋2LDKは、「夫婦二人暮らし」や「夫婦+子供1人の子育て世帯」にちょうどいい間取りです。
例として、広々としたLDKに主寝室と子供部屋、玄関、トイレ、浴室洗面脱衣所、収納を設ける間取りスタイルです。
独立した主寝室や子供部屋のプライバシーに考慮しながら、家族が集まるリビングとのつながりがいいレイアウトにすることで、居心地のいい平屋間取りに仕上がります。
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ライフスタイルや予算に合ったプランの選び方
2LDKの限られた間取りをつくる場合、家族構成やライフスタイルに合わせたレイアウトや部屋の広さがポイントになります。
また、水回り動線や廊下の無駄をなくすことで移動が楽になるだけでなく、その分節約された有効な床面積で、ちょっとしたワークスペースや収納が確保できるのもポイントです。
個室の数が少ない分、将来お子様が独立した時に使わなくなった部屋の使い勝手や間取り変更を考える場合にも無駄が出ないのは安心ですよね。
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平屋2LDKで建築費用を抑える方法
建築費用を安全に抑えるためには、家族でよく話し合いこだわりの優先順位を立てて、費用対効果のある空間や設備、建材を選ぶことが大切です。
- ・作業や収納に必要な空間は、ちょっとしたデッドスペースを工夫して利用する。
- ・効率的な動線を活かした間取り配置で、床面積の無駄な消費を抑える。
- ・エネルギー効率の高い設備の導入で、ランニングコストを抑える。
- ・高品質な建材選びで、耐久性やメンテナンス性を高めて将来的にかかるコストを抑える。
以上のポイントをふまえて、予算に合う最適なプランを考えていきましょう。
建築前に知っておくべき注意ポイント
平屋の建築前に知っておくべきポイントも確認しておきましょう。
建築許可や土地条件を知っておく
建築前に、その地域の建築基準法や自治体の条例に基づく「建築許可」を取得する必要があります。
また、土地によって地盤の状態や建築制限、近隣建物との距離など、事前にチェックしておくべき「土地条件」が異なるため、後から問題や不具合がでないよう、その土地の情報をよく把握した上で建築計画を進めていくことが大切です。
建築中の追加工事にかかる費用と影響
前にも述べたように「建築工事中に地盤の問題が見付かる」「建築制限によって構造や間取りの変更が必要になる」場合、予期せぬ追加工事費が発生することがあります。
また、追加工事は工期にも影響が出る可能性があるため、見積もりや建築契約書を受け取る際に、追加工事に関する条件や費用について十分に施工会社と相談・共有しておくことをおすすめします。
まとめ:納得価格と間取りで理想の平屋暮らし
平屋2LDKの建築費や間取りの特徴をはじめ、賢く建築費を抑える方法やおすすめの間取りプランについて解説してきました。
暮らしに優しく、シンプルでも優雅な平屋を実現させるには、コンパクト平屋のメリットやデメリットをよく知り、ご家族のライフスタイルや要望に合ったプランをじっくりと考えることが大切です。
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